公式ファンブック

登録日:2014/06/08 Sun 13:30:50
更新日:2024/12/05 Thu 19:49:37
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今までに建てられた項目全てから管理人の特別インタビューまで、当wikiの秘密をどーんと大公開!
これであなたも当wikiマニア!!

出版社:@wiki
価格:時価
発売日:2014/6/8
在庫あり




とまぁ、茶番はおいといて。
アニメなどの作品に出てくるキャラクター設定や舞台美術、ストーリーなどをまとめたもの。
本としてはぶっちゃけ高い。
漫画の場合連載途中で出ることが多く、○○.5巻などと称しそれまでのおさらいと今後の予習を兼ねている。

設定資料集、公式ガイドブックなどの呼び方が存在する。殆ど絵の説明になる場合はビジュアルブックとも。
設定資料集の場合は本当に制作用の設定資料だけをまとめて本にしたものをそう呼ぶことが多い。


◆主な掲載内容

・キャラクター紹介
簡単なプロフィールと立ち絵、表情バリエーション辺りが基本。
身長体重など身体的プロフィールが暴露されることも多い。巻き尺なんかで好きなキャラの身長を体感しようとする猛者もいるとかいないとか。

漫画だといくつかの場面を切り抜いて性格面を記すパターンが一般的だろう。

制作者のこだわりが詰まっているキャラはラフ案でも見応えがある。
ただモブになるに従って説明が適当になったり、明らかにフザケていたり、最悪線画だけで済まされるのはご愛嬌。


・没ネタ
キャラクターのデザイン案が殆どか。


・ストーリー
ある程度の区切りをつけて説明される。
どこまで詳しく触れるかは作者とページ数次第だが、作品自体に全く触れていない状態で読む人はネタバレに気をつけよう。


・舞台美術
主にアニメでよく見られる。
建物の外見から内装、町並みなど実に様々。
だいたいスケール比較用に主人公のシルエットが一緒に描かれる。


・インタビュー
制作者に様々な観点から見た質問をし、その回答をまとめたもの。
その作品を作るきっかけとか作り方とか裏話とか。
時折身も蓋もない本音が暴露されることも……!?


・公式イラスト
これまでのグッズ展開で使用されたイラストを集めたもの。
ファングッズの中にはカレンダーなど一定の時期を逃すと入手困難なものも少なくないので、逃した人は嬉しいだろう。
難点は小さめサイズに収まってしまうことか。


・お遊びページ
『○○(キャラ名)の××講座』
『教えて! ○○先生』
『今日の○○』
といったバカバカしいポップの踊るおまけコーナー。作中の重箱の隅をつつくようなネタや、意外と忘れがちな基本設定のおさらいを行う。


・ゲーム・クイズ
ページ数稼ぎ。
ラスト頁に『卒業(入学)試験』と称してカルトクイズが掲載され、
「0点 お前は何を読んできたんだこのバカちん」
「10点~40点 本当にファンかお前は もう一回この本を読み直せ」
「50点~70点 なかなか頑張ったな 書店に行って全巻勝って再チャレンジだ」
「80点~90点 キミは凄い 理想のファンだ」
「100点 おめでとう キミは最高だ」
といった大雑把な評価が書かれていることも多い。


・キャラクター占い
大概、心理チャートや生年月日の数字の合計などで出すパターンが多い。


・読み切り作品
漫画の連載前のやつだったり普段とは別の雑誌等で掲載された作品だったり。
前者なら最新刊と比較してみるのもまた一興。


◆使用方法

こういった種類の本の使用法としては、まず大半が清く正しく読んで楽しむというものがあるだろう。

しかし他にも使用法はある。勘のいいアニヲタ諸兄はだいたい察しがつくと思うが、こうしたファンブックは薄い本を描くにあたって大事な資料となるのである。
キャラデザを把握したり、没ネタや制作スタッフの発言から想像を膨らませてみたりと二次創作にあたっては
薄い本の内容を厚くするために重要な位置を占めているのだ。

またコミケなどの場で、制作スタッフによる公式(だが限りなく公式に近い)ファンブックが出ることもある。
この類の書物は希少価値からプレミアがつくことも多く、得てして転売のターゲットになりやすいのが実情である。



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最終更新:2024年12月05日 19:49