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武士沢レシーブ

登録日:2011/12/10(土) 20:25:19
更新日:2026/06/12 Fri 14:14:31
所要時間:約 4 分で読めます





平和だなぁ…


平和ってステキだよホントに…!


オレ絶対守ってみせるよ!この平和!


だからもう…


早く乱れろよ 平和…!



1999年に週刊少年ジャンプで連載されていた作品及び主人公の武士沢光沢が使用する技。
作者はうすた京介。
コミックスは全2巻。文庫版は全1巻。

後半からはうすた作品では珍しくシリアスな路線に変わっているが編集部の指示ではなく、元々そんなイメージで連載する感じだった。

最終回は同作者のセクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさんとは別の意味で衝撃的。


◆あらすじ

牛乳学園の新入生の武士沢光沢がおかゆくらぶを退部しスーパーヒーロー部Aを設立する。
その後はさわやか戦隊☆ヒザ サポーターズに改名し世界征服を企む不死の生物「ゼリー」と数年間も戦う壮大な話になっていく。


◆用語

  • 武士沢レシーブ
武士沢がバレー部の練習に参加していた時に使用した普通のレシーブ。
派生技で武士沢レシーブパンチがあるがどちらも第2話でしか使わなかった。

  • 武士沢ブレード
武士沢が使う自称ハイテクな誘導棒。
壊れやすいために武器として不向きなので武士沢は柄を掴んだ拳で殴りかかっている。

  • はだか戦隊ギリギリ★セーフ
武士沢が好きなヒーローで越えるべき目標。
名台詞は「オレを詮索するな!」

  • ゼリー
10年前にコーティングしたパックに封印されたはずが復活した、人間を見下し世界征服を企む生物。
人に似た姿をした者もいれば怪物にしか見えない者もおり、多くは特殊能力を持っている。
大ダメージを与えるとゼリー状に崩れて行動不能となるが、時間が経てばまた動き出す。
倒しても復活してしまうため、その前に掃除機で吸い特殊コーティングした紙パックに閉じ込めるしかない。
不死ではあるが復活した際には生まれ変わるため、記憶は消えて別人になる。
種族で王国を作りあげたが個体差が大きく、人間に対しての思想はバラバラ。


  • スーパーヒーロー部A
武士沢が設立した部。Aは油の略。
ゼリーとの接触後は「さわやか戦隊☆ヒザ サポーターズ」に改名し、どこから見ても青空なパワーおしゃれスーツを着て戦う。
更に後にパワー腕リングによってパワーアップし、素手の攻撃で巨大ゼリー怪獣を返り討ちにできるようになる。


◆主要登場人物

  • 武士沢光沢
牛乳学園に通う主人公。はだか戦隊ギリギリ★セーフのファンで異常に強い。
武士沢ローラーことグラウンド整地ローラーを軽々持ち上げるほどの腕力を持つ。
常にヘルメットを被っており中には見られたら泣く程の秘密が隠されている。
ちはるからヒーロー部存続のために入部を求められるが断り、おかゆくらぶに入って部室を乗っ取り廃部に追い込んだ。
飽き性でおかゆくらぶを早々退部した後に女子バレー部に入り、必殺技を会得(二度と使わない)して退部。
その後スーパーヒーロー部Aを設立し、廃部したヒーロー部にいた国本兄妹を入部させる。
必殺技は武士沢ブレード(交通整理で使う光る棒)を握った手で殴りつける武士沢アタック。

  • 国本ちはる
はだか戦隊ギリギリ★セーフのファンの少女。
武士沢をスカウトしたが裏切られた。武士沢のことは光沢と名前で呼ぶ。
なんだかんだでスーパーヒーロー部Aのリーダー(部長)になる。
部屋の時計はメソ

  • 国本ウミハル
廃部したヒーロー部の部長でちはるの兄。犬耳っぽい帽子とゴーグルが特徴的。
戦隊ヒーローおたくであり、はだか戦隊ギリギリ★セーフの大ファン。
今時こなくそと言うほど活躍はするが弱い。

  • 鬼嶋しげる
不良グループのリーダーでビジュアル系。自転車登校。
大きな古時計を歌っている途中でドナドナになるちはるに対しラブ期が到来する。

  • コマンダー矢吹
牛乳学園のヒーロー部を指揮していた伝説の男であり、ギリギリ★セーフの司令官のコマンダーさんのモデル。
見た目は犬人間で初登場時はレンタヒーローに変装していた。
犬のような謎の人工生命体イヌーピーちゃん達を飼っている。初登場時はレンタヒーローに変装していた。

  • ピーター・ワッチメン
通称ナマ足。
6歳で大学を卒業し、牛乳学園にハワイから留学してきた半袖半ズボンの天才少年。10年前からコマンダー矢吹の下で働いていた。
面倒臭くウザい性格で他人の一言に対してすぐ不愉快になる。

  • トリップ王子
ゼリーの王子。半分鳥っぽい。武士沢からはトリ男と呼ばれている。
牛乳学園の多くの生徒を洗脳し学園中をストーブで暑苦しくしていたが、変装を武士沢にバレてしまう。
武士沢を圧倒する程の力を持っているが実は父のトリートメント王から与えられた力だった。
母は人間でありそのせいで差別され人間を毛嫌いしており、武士沢を庇ったゼリーを殺処分した。



以下最終回に関するネタバレ注意






最終回、何とかゼリーの本拠地に侵入したヒザ サポ一行。
ページ数とかメタな台詞を吐きながらも一行は前に進む。(この時点で全17ページの内11ページ目)
そして残り6ページで彼等の戦いをどう表したのかというと




ダ イ ジ ェ ス ト




まさかのダイジェストによって僅か2ページでゼリー最高幹部四天王との戦い、ゼリーの内乱、トリ男が父を暗殺し恐怖政治でゼリーを支配する等の出来事を一気に説明した。
だがそれでも語り尽くせなかったため、次にとった手段は




年 表




こちらも2ページで2001年から2009年までのヒザ サポとトリ男の戦い、鬼嶋の将来、ゼリーが人間と共存する等の作中の重要な出来事を説明した。

そして残された2ページ、ヒーロー部同窓会に向かう武士沢が、道中のコンビニでトリ男と再会。互いに憎しみはなく感慨に浸るところで幕を閉じる。


あたためますか…?


ああ…たのむ!

ボンッ



マサルさんでも登場からたった1話で終わらせた最後の敵のジゴック戦があったが本作もそれに負けない斬新な最終回となった。



余談

ゼリー編、正確にはトリ男の登場からシリアスな部分もあり、そこが「マサル的な作品」を求めていた読者との剥離となってしまい一時期は「編集の口出しのせい」という噂となっていた。
しかし作者によると「ギャグからシリアスの転換」は当初からの想定であり、「編集の口出し」というのはデマと断言している。
なお、最終回については「自分の限界以上の出来」と自虐混じりに称賛している。


追記・修正しますか…?


ああ…たのむ!


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最終更新:2026年06月12日 14:14