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コンビニ

登録日:2010/12/31 Fri 13:58:30
更新日:2026/08/18 Tue 21:55:19NEW!
所要時間:約 17 分で読めます






今度は確実なんだろうなあ?

ああ、ビンビン感じる!

お前の能力、すごいのはわかってるが……
時々ハズれるからな。

ハズレじゃない!ハバがあるだけだ。
ま、精度という意味じゃ兄貴の予知能力に及ばないのは認めるがな。

あ~あ、腹減ってきたぁ……。

おっ!

ん?

コンビニみっけ!!

アニメ『ゲッターロボアーク』第1話「天の鬼」より

コンビニ。
それは、人々の生活に潜むオアシス。
そのオアシスを守る為に、名も無き彼らは戦い続ける。














知 ら な い なんて言わせない。





コンビニとは、コンビニエンス・ストア(Convenience Store)の略。
「便利なお店」というそのものズバリな名前の通り、年中無休、24時間営業(後述)といった非常に便利な特徴を持ち、
現代人にとて無くてはならないパートナーである。

地方はさすがに厳しいが、都市圏やオフィスビル街に関しては徒歩圏内に必ず一件は存在するといっても過言ではない。
我々とコンビに!なろうと目論む店舗も。

昨今のひらがなブームに則ってこんびに!とかこん★びにとかでメディア化図ればウケが宜しいんじゃなかろうか。


【概要】

コンビニとは、年中無休、長時間で営業される小売店の事。
取り扱う商品は食料品から日用雑貨まで多岐に渡る。
小売店と侮る事なかれ、種類がやたら豊富で、夜中でも空いてる事から下手なスーパーより物が揃ったりする。

コンビニ=24時間かと思いきやの大まかな定義は以下三つ。

  • 『売場面積30平方メートル以上250平方メートル未満で』
  • 『飲食物を取り扱う』
  • 『営業時間が1日14時間以上のセルフサービス販売店。』

…あれ、結構溢れてね?近年日本では利便性=コンビニという図式のようだ。
ちなみにセブンイレブンの由来は「AM7~PM11時間での営業」というもの。

コンビニと言えば、利便性の反面量販店より少々値が張る原則定価販売が一般的だった。
しかし、スーパーの夜間営業や(shop99とかね)MOTTAINAI思想を背景に、偉い人達との間で色々頑張った結果、値下げに踏み切った商品も少なくない。

【営業形態】

定義はともかく治安や現代人のニーズから24時間営業は事実上原則化しているが、地下街や病院など出店場所により時間の制約はある。
入り口付近でたむろしておられるこんな話し方をするお兄さんとか何者かにより出産された芳ばしさ溢れる素敵なものとか見る辺り、治安(笑)ではある。
こないだフンだし。

娯楽施設が増えた分、昔よりこんな話し方をするお兄さんは減ったらしいが、フンは残った。ふざけんな。

【主な店舗】

セブンイレブン


なにがあるかな、セブンイレブン。

コンビニという概念を生み出した、米国発祥の老舗。
元は1927年にダラスの氷販売店の一店舗で卵、牛乳、パンを売り始めたのがコンビニの始まりである。
その後、親会社を買収してダラス各地の店舗を運営する様になり、トーテムポールを店の目印に据えた「トーテム・ストア」として、同一のユニフォームを着たスタッフによる均質なサービスを展開していく。
1946年には「午前7時から午後11時まで」という当時としては前例のない営業時間を掲げ、「セブンイレブン」と改名。
なお1991年にはイトーヨーカドー傘下となったが、現在はイトーヨーカドーともどもセブン&アイ・ホールディングス傘下となっている。

業界では店舗数も平均日販も頭一つ飛び出ているコンビニチェーンなだけあって、都会ではコンビニといえばこれ。サービスも多い。
しかし地方では2010年代初頭まで四国には一店もなかったなど消極的。
これは、以前はセブン-イレブンのブランドが圧倒的であったため、独占を防ぐために他社と協定を結んだことによる。
ただ、最近ではその四国に店舗ができるなど地方進出に積極的になりつつある。
鳥取県島根県に店がなかった頃も、なぜかテレビCMはがっつり流していた。ナンデ?
2019年に沖縄県に進出したことで全ての都道府県での進出を完了した。

因みに主要なコンビニの中では仕事が一番厳しいチェーンだと経験者から異口同音に証言されており、ここでやっていける労働者は基本的にどのコンビニでも通用するとされる。

ローソン


街のホッとステーション

こちらを参照。
別業態の健康志向店舗ナチュラルローソンに加え、
吸収合併や業務提携による店舗として100円ショップ+生鮮コンビニのローソンストア100
スリーエフの転換店舗ローソン・スリーエフ、ポプラの転換店舗ローソン・ポプラ
など、多彩なグループ店舗を抱えているのが特徴。
やたらに制服がネタにされることでもおなじみ

ファミリーマート


あなたと、コンビに、ファミリーマート♪

ぴろりろりろ~ぴろぴろぴ~
純粋な日本発のコンビニ。2006年に全都道府県に進出。
元々はセゾングループで西友の派生店舗という扱いだったが、1998年以降は伊藤忠商事の傘下となった。

印象的な音が鳴るメロディチャイムは元々パナソニック製のドアホン用チャイムとして作られた音源なので、実は個人でも同社製のインターホンやセンサーチャイムとしてこの音源が入ったものを購入できる。ファミマ以外の個人商店などでの採用例も多いので、必ずしもファミマ専用チャイムというわけではないが、全国的にほぼ共通で採用されてる事例がファミマ店舗ぐらいなのでファミマのチャイムとして印象付けられていると言うのが現状。2010年代頃からこのメロディーをCM等でも積極的に使い出したが、実はこれに関してもパナソニックとの間で弁護士を介した取り決めを行った上で使用している模様。
ユニーの子会社だった"サークルKサンクス"を吸収したうえ、ブランドを消滅させてしまった張本人。これ以外にも、ココストアなど数々のコンビニチェーンを買収してファミリーマートに転換してきた過去がある為、地域によっては「路地を挟んだ隣接ビルのテナント同士がファミマ」、「幹線道路を挟んで向かい合わせにファミマ」みたいな具合に、普通ならありえないだろレベルの至近距離にファミリーマート同士の競合店があるなんて事も*1
店内放送に本格的に力を入れたコンビニで、吉本芸人をパーソナリティに迎えた番組を多数放送している。
余談だが1990年代初頭まで使用されていた太陽と星のマークは今も現役。気になったら店の中を探してみよう。
なお沖縄ファミリーマートについては沖縄地元の企業リウボウとファミマの合同出資子会社であるため独自色がかなり強い。
なにせ店内の機械で豆を挽いて入れるコーヒーを初めて売り出したコンビニは沖縄ファミマで、ここでは 客が自分でコーヒーを淹れた後にレジに持ち込んで会計する ルールである。
それが元祖なのだが全国のコンビニで「会計してから淹れる」ルールで広まったため沖縄に行く旅行者は注意しよう。

勤務経験者からは「シフトさえ出ればそんなに厳しくは言われない」という評価がある一方で「万年人手不足の夜勤主義」という意見もある。

ミニストップ


街角のあなたの憩いの場 ミニストップ

ファストフードや冷菓の加工販売を行っている。
イオンの子会社であり、同社のPB商品マックスバリュも販売されている。
イートイン(店内で食事ができるスペース)を導入した先駆者であり、ツーリングなどではありがたい存在。
ローソンとエンタメ分野での提携を行っている関係で、店内MMS端末はLoppi。ローソンでしか使えない一部機能を削除したタイプが採用されている。

勤務経験者からは「調理さえマスターすれば仕事内容自体は比較的楽」という声がある一方で「フランチャイズでは店長クラスの記録に残らない勤務時間が、まさしく過酷」という厳しい意見もある。

デイリーヤマザキ/ヤマザキデイリーストア/ヤマザキショップ


毎日おいしい デイリーヤマザキ

パン屋のコンビニ。こちらもセブンイレブン同様、地方ではあまり見かけない。
ヤマザキの名がつく店舗ブランドが3つもあってややこしいところだが、違いとしてはデイリーヤマザキが一般的なコンビニ、ヤマザキショップが昔ながらの個人商店ベースの店舗、デイリーストアがその中間で若干コンビニ寄り…という認識で見てもらえれば何となくその違いがわかると思われる。特にヤマザキショップの場合は、24時間営業店舗はまず無いと思って良い。
もう少し詳しく書くと、「デイリーヤマザキ」「デイリーストア」は一般的なビジネスモデルで運営しているコンビニ「ヤマザキショップ」は個人・零細経営のヤマザキ商品販売店をコンビニ並の機能にするアップデートプログラムというのが実態である。そのためヤマザキショップはロイヤリティ制ではなく月額数万円の会費制と費用が格安である一方、店舗そのものはオーナーが自ら用意する必要がある。

ポプラ


やっぱ九州のコンビニはポプラやね

西日本および関東・北陸で展開するコンビニチェーン。本社は広島県広島市にある。
広島発祥なのに「九州のコンビニは」と謳っている上記のキャッチフレーズは九州進出・展開時に九州エリアのCMで使われたもので、このCMでは福岡県久留米市出身でロックバンド『シーナ&ザ・ロケッツ』のギタリスト鮎川誠を起用していた。
赤地に緑の木のシルエットがロゴマークで、スキーなどで田舎に行くと高確率で目にする。
弁当を買うと、レジでジャーから暖かいご飯をよそってくれる「ポプ弁」が特徴。
2000年にはテレビ朝日系列でかつて放送されていた『年中夢中!コンビニ宴ス』でこことコラボし、実際に『ドンチッチ』とかいうコンビニを開店、ドンチッチで扱う新製品を開発していった。なお番組は僅か半年でおわったが、ドンチッチそのものは2021年1月まで営業していた。
2014年からローソンと業務提携。2021年にはグループの140店舗がローソン・ポプラまたはローソンへ転換された。
フィクション作品でいうと、広島県をモデルにした稲穂県を舞台とする『ズッコケ三人組』とのタイアップ商品を販売したことがあるほか、シリーズ続編である『ズッコケ中年三人組』シリーズでは、シリーズ開始時点で主人公の1人であるハチベエが大人になって継いだ家業の八百屋を昨今の不況からコンビニに事業転換しており、そのコンビニが実在するコンビニであるポプラとなっており、作中で明示されている。

セイコーマート


ここにあるおいしさを、お手ごろに

北海道のローカルコンビニ。
だが、侮るなかれ。北海道の僻地故に大手があまり手を出さないので、地元の商店代わり(生命線)になっている面もあって地元での支持率が高い。
なお、現存するコンビニチェーンでは最古参である。

NewDays


駅から始まる新しい毎日

JR東日本グループの「JR東日本クロスステーション」が運営するコンビニ。
運営会社が示す通り展開エリアはJR東日本管内、駅構内を主戦場としており店舗数は500程度だが、一日の平均売上高は57万とセブンイレブンに次ぐ2位につけ、東京駅のとある店舗は1日の売上高1000万という日本記録を叩きだしたこともある隠れた怪物。
JR東日本自体、早くから飲食事業に力を入れていたことからオリジナル商品の開発にも積極的で、最近ではのり弁をひとまとめにした「スゴおに」シリーズが大ヒットを遂げた。
某局で土曜の朝に放送されている「ひたすら試してランキング」でも同社製品が上位にランクすることが少なくない。
全国放送なのにローカルコンビニを出すんじゃないというツッコミもあったりするが
鉄道会社故鉄コレなどの鉄道グッズ、果てはお土産を取り扱う店も多く、JR東日本のスタンプラリーでは「スタンプを集めたら指定のNewDaysで一定の額を購入」が景品引き換えの条件となる場合もある。
鉄道系のコンビニはJR・私鉄各社に存在したが、2010年代以降はそのほとんどが大手のフランチャイズとなり、2026年現在独立ブランドで残るのはこことJR東海傘下の「ベルマート」のみ*2

さくらみくら便利店


みくら食堂 お店で手作り

群馬県に突如として現れたコンビニ界の新星。
実は「すき家」などを運営するゼンショーの系列。
飲食業が小売店…?と思うかもしれないが、さくらみくらの前には埼玉のスーパーマーケットチェーン「マルヤ」を傘下に収めていたため、それなりのノウハウはあったと言える。
セイコーマートと同じく店内で手作りの弁当類を売りとする。
長らく群馬県内のみの展開だったが、2024年4月に横浜の戸塚にも開業。

TRIAL GO


あなたの「生活必需店」

ディスカウントストアチェーン「TRIAL」のコンビニ版。
安売りと最先端ITを売りとするトライアルらしく、「ディスカウントストアの方法論と最新ITを駆使したコンビニ」という異色のチェーン。
地元である九州、特に福岡においては一定の勢力を保っていたが、近年東京進出を開始。
東京地区の店舗はグループ企業となった西友との連携を前提としており、近隣の西友で製造した弁当を販売するなどの特異なスタイルを取っている。


【消えたコンビニ】

全国各地に様々なコンビニが存在するが当然競争に敗れ、また提携・合併で消えていったコンビニもある。

サンチェーン

1976年から都市圏を中心に全国展開していたコンビニ。
1980年に後発のローソンと業務提携し流通システムの統合、両ブランド合同のCMやキャンペーンを行う一方、独自性を保ったまま共存していた。
1989年ローソンと対等合併。既存店はローソンに転換した。
北海道から九州まで手広く1000店舗ほど営業しており、今日におけるローソンの店舗数と展開地域の広さはサンチェーンの存在あってこそと言える。

ⓀサークルK

アメリカ発祥のコンビニエンスストアで、欧米ではガソリンスタンドの併設店など、運営形態が多岐に及ぶ。因みに中国語圏の発音では「Circle K」は発音し難いらしく、中国・台湾では○とKを分離して「OK(おーけー)」と読み換えたブランド名がそれぞれにつけられて展開している。
日本では、東海地方・静岡県に総合スーパーを展開するユニーによって日本法人が設立され、親会社の本拠である愛知県を中心とした東海地方で圧倒的な店舗網を構築。後述のココストアと合わせて愛知県を代表する2大コンビニエンスストアチェーンとなっていた。後に次項のサンクスと経営統合した事で、実質的に全国展開に成功するが、親会社のユニーがライバル企業であるファミリーマートに買収された事でファミマ側にブランド統合されて消滅した。
コンビニエンスストアの中でもカフェスイーツに力を入れている傾向があり、「K's Cafe」のブランドで商品展開するだけでなく、それをそのまま店舗ブランドとしたカフェ型店舗も展開していた。
また、おでんシーズンには赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」の登場キャラクターチビ太が持つおでんを再現した『チビ太のおでん』が販売されるのが恒例で、サンクスとの統合後もファミリーマートに転換される前まで継続していた。

余談にはなるが、セブン&アイホールディングスが経営難に陥った2024年に、カナダでサークルKを運営している企業が同社の買収提案を行った事があり、運営母体が日本展開当時と異なるものの「セブン-イレブンがサークルKに買収…?」と憶された事があった。流石に実現せず絵空事に終わったが。

サンクス

全国で幅広く展開し大都市圏でも比較的多く存在したコンビニ。
末期にはガールズ&パンツァーとコラボし劇中にも登場しているため実物は知らなくても見たことあるという人も多いと思われる。
元は衣料スーパーの長崎屋のコンビニエンスストアとして誕生したが、後に前述のサークルKと経営統合してサークルKサンクスと言う2ブランド並列の社名となり、運営がユニー側に統合されたが、2ブランドが併存する形で店舗展開は継続。ユニー運営によって店舗網を拡大したがそのユニーがファミリーマートに買収されたため、サークルK共々ファミリーマートへと転換され消滅した。
レジ前のスナックが評判がよく、ファミリーマートになっても残してほしいとの声もあったがかなわなかった。

ホットスパー

地方ではかなり強かったコンビニ。
欧州を中心にする小売りチェーン「スパー」の国際スパー本部との提携により日本に進出してきた。
特に高知県ではこれ以外のコンビニが進出してなかったのもありホットスパー一強であった。
しかし、3大都市圏では弱かった上にホットスパー自体多くの小売会社が纏まった烏合の衆だった。その為、九州エリアなど地方によっては「ホット」が付かない「スパー」名義での店舗が大半を占めるエリアも存在した。
その後運営会社が店舗をすべてをココストアへと転換したたため全てココストアになり消滅。

ココストア

セブンイレブンよりも先にコンビニをオープンさせたと言われる最古のコンビニ。
東海を中心に展開していたが徐々に他社に劣勢を強いられホットスパーを展開していた会社と提携、上記のようにココストアに一本化され生き残りを図った。
しかし最終的にはファミリーマートに買収され子会社となり採算の取れる店舗はファミマに、不採算店舗は閉店する形で姿を消した。

エブリワン

九州を中心に展開していたコンビニ。
店舗に厨房・パン焼き釜を備え出来立ての弁当・パンを提供することで他社との差別化を図っていた。
しかしこのコンビニもココストアと同時期にファミリーマートに買収され、ココストア同様転換or閉店という形で姿を消した。
ファミリーマート買収しすぎじゃね?

ローソンマート

2014年~2015年のごく短期間に39店舗のみ存在したローソンストア100系列の激レアなコンビニ。
100円の食品と雑貨の販売が主なローソンストア100に対し、スーパーのような脱100円の品ぞろえを特徴としていた。
さらに店舗内厨房にて調理された総菜、おにぎり、サンドイッチ、弁当も販売。
しかし100円ショップ・コンビニ・スーパーをごちゃ混ぜにした半端な価格帯や品ぞろえにより赤字は拡大。ローソンストア100不採算店と共に閉店または他ブランドへ転換された。

セーブオン

群馬発の流通コングロマリット・ベイシアグループのコンビニ事業。
群馬県を中心に関東甲信越地方に展開していた。
コンビニの中でもかなりアクの強いチェーンとして有名であり、
  • コンビニなのにその辺のスーパーより安価な自社商品
  • ベイシア、カインズといったグループ企業の商品の取り扱いあり
  • 磯辺餅や焼き饅頭などに代表される高齢者意識でクセ強のファストフード商品
など一癖も二癖もあるコンビニとして名が通っていた。スマブラで言うならパックンフラワーポジ
現在では店舗ブランドとしてのセーブオンは消滅し、ローソンのFC運営の会社となっている。

ampm

サークルK同様アメリカ発のコンビニ。
もともとはガソリンスタンドの併設店舗から始まったという異色の歴史を持ち、1990年代に日本に支社を設立。
全盛期はダウンタウンをCMに起用したり、Jリーグ・FC東京の胸スポンサーを務めるなどコンビニ業界では強豪だった。
オリジナルブランドやデリバリーサービスなどをいち早く導入する(特にマックやモスバーガーに先駆けてお米のサンドを発売している)など積極的にビジネスを広げていたが、00年代後半になると売上が伸び悩み、当初はローソンが買収しようとしたが条件が合わずファミリーマートに買収されて日本から姿を消した。

【商品】

店頭に並ぶ商品は大まかに分けると大体三種類。

飲食料品

弁当、ファーストフード、清涼飲料水等。
季節によりおでんや焼き芋まで並ぶ。
大量消費文明にある現代、廃棄によるロスが最も高い品目。
その額何と月あたり50~60万にも及ぶ。
おにぎりだと一日辺り180個前後が廃棄される計算になる。
MOTTAINAI…

基本的にコンビニにおいて『見切り販売』が行われていなかったのが拍車をかけるようだ。
廃棄狙いで余分に発注する聡明な方々のおかげで今日の飲食業界では『原則売れ残り廃棄』だが、ぶっちゃけ食っても死にません。
まあ、食中毒にでもなったら企業には死活問題だから仕方ないね!
ちなみに『こち亀』では両さんがこの食品ロスに目をつけ、賞味期限を偽装して安売り販売するという時代に先駆けた商売をやったことがあるが、賞味期限の偽装は立派な犯罪です。
かつては、売れる見込みが全くない恵方巻きを作っては大量廃棄ということをやっていたが、今ではコンビニでは受注予約制である。ただスーパーで買った方が安いのは変わらず。

近年…とくに特定のチェーンでは「容器の底上げ」が問題となっている。
例えば、
「中身の半分が包装の柄で見えなくなっており、その部分はほぼ空っぽ」
「丼を買ったのに、具とご飯が二段構造になって別れており、しかもご飯も具も薄く広げている」
「飲み物が半分以上底上げされており、パッケージの絵柄により、まるで濃ゆい飲み物が入っているかのように見せかけている」
といった詐欺商品がSNSで広く拡散されてしまったのだ。

ローソンとファミリーマートはこのイメージを払拭すべく、「他ブランドと比べて割高だが、その分量が多め」という独自のブランドを立ち上げた。
その甲斐あってか、物価高で各地のコンビニの売り上げが伸び悩む中でも、数%の売り上げ減少で済むことができたのである。
中でもファミリーマートに関しては、賞味期限切れ近くの商品を対象としたフードロス回避のための割引「エコ割」が導入された2021年以降、コストパフォーマンス路線に磨きがかかっている。

ただ、風評被害に対策を打たないばかりか、更なる容器の底上げを行ってしまったとあるコンビニチェーンの売り上げは…

『日用雑貨』

整髪剤、 洗髪料等の水回り品、下着、化粧品、食器類、果ては防寒具や電球までちょっとした百貨店並の品揃え。
他店と比べて少々値は張るが、緊急時は重宝する。最近だとセブンイレブンで100円ショップ大手のダイソー商品や、LightningケーブルといったApple製品の純正付属品を扱っていたり、無印良品の商品がかつてはファミリーマートで、現在ではローソンで取り扱われていたりと、棚の一角だけ別の店なのではないかと見間違うようなラインナップが並んでいるケースも見受けられる。
また近藤さんと呼ばれるオーパーツもしばしば見掛けられる。
オーパーツの割に安価だが、使用には何らかの条件が必要らしい。
条件を満たさずレジに向かうと店員から『お前が?』といった具合の視線をもろに向けられる注意して欲しい。

<●> <●> <お前が?

『新聞雑誌類』

各社新聞や、ファッション雑誌や少年誌等幅広いジャンルの読み物が揃えられている。
この時、立ち読みできるかは店舗による。紐やビニールで梱包する店舗もあるからだ。
でも確かに消費者側からすれば、黄ばんだ雑誌なんて買いたく無いので当然ではある。

ちなみに本のビニールや梱包、袋とじを破ったりすると器物破損です。買い取りで済めばいいですが最悪訴えられますよ!!

成人誌コーナーと隣接する棚の雑誌を立ち読みしつつ、境界線を行ったり来たりする厨房並びにおっさんはサバンナに住むハイエナのそれである。
見ていて非常に滑稽なので、暇なお友達は是非観察…と言いたいところだが、ミニストップが2017年末での取り扱い中止を皮切りに他社も追従、2019年には成人向け雑誌の取り扱いは無くなってしまった。

この他にもATMが設置されていたり、インターネットを使った通信販売の代理手続きや商品の受け取りや電子マネーでの支払いが出来る。
国民年金の納付や自動車税などの納税、マイナンバーカードを持ってマルチコピー機に行けば住民票の写しを取得する事までできるので、最早ちょっとした市役所である。
なお、トイレの貸し出しについては郊外店なら今でも実施しているが、都市部の店舗では防犯上の理由から取りやめたケースが少なくなく、ゴミ箱についても家庭ゴミの持ち込みが相次いだことから撤去したケースがある。

確実に客の求めるニーズや要望に答えるコンビニは、もはや我々にとって無視出来ない要素なのだ。
できればフンもどうにかして欲しかった。

【他企業間の連動企画】

ローソンけいおん!FamilyMartハルヒと連動した企画は記憶に新しい。
他にもローソン×ゲオ間のクーポンやポイントカード一元化(Ponta)など、他企業間との協力しての営業は多い。

実際、ローソンに関して言えばけいおん!企画の際は多大な利益を上げただろう。
これは、企画対象商品を規定数購入すれば、それに応じた好きな景品が手に入るという物だった。

この企画で午後ティーや、普段売れ行きの好ましくなかった商品の売上はかなり上昇したという。
そうでもしなければ普段綿菓子イチゴジャムトースト何て誰が買うのだろうか。
俺は買わされた。

何故彼等がこのような戦法をとるのか。
答えは単純。経営が厳しいからだ。

想像して欲しい。
年中無休24時間営業と言うことは、常に開店していなければならない。
それだけ、それに伴う光熱費や、夜間の賃金上乗せなどによる経費の増加が馬鹿にならないのだ。

どの企業もそうだが店員は社員採用を減らし、学生等による非正規労働者で賄われる。
結果、教育が十分な物とは言えず評判を落とし客足を減らす要因になってしまう。

それだけではない。
前述した飲食料品のロスは、トータルで見ると確実に赤字なのだ。
勿論人件費や必要経費は現状から削れない。
MOTTAINAI思想や、過剰な店舗増加も経営難に拍車をかけている。
高経費と引き換えの利便性は、確実に彼等コンビニの首を閉めているのだ。
事実近年では元々過疎化によって人手不足な田舎ほどそれが顕著に出ており、閉店するコンビニも後を絶たない。

また出店場所が儲かると判断された場合、ドミナント戦略で近郊に大量出店することがある。
コンビニの向かいに同じチェーンのコンビニがあるというのがそれである。
この場合損するのは店長だ。近郊の同チェーンに売り上げを奪われてしまう上に店員の確保も難しくなる。
しかもギチギチの契約で反論も契約の破棄をすることもできないようにされていたりするため、子供も含め家族総出で手伝った末に子供が自殺…といった酷い事件が起きたりもしている。あまりにも惨い。

この様に、コンビニとは我々現代人にとって無くてはならない要素である。
確かに便利だが、日常的に利用すると出費がかさむのもまた事実。

大量消費にある現代、我々にとって真の『利便性』とは何なのか。
必要性の是非も併せ、一考する事が求められる時代なのである。

【接客のいま】

かつて日本が接客全盛時代を迎えていた2010年代においては「日本の接客は世界一」と各国から称賛され、それこそその辺の20代のフリーターのコンビニアルバイトですら「外国なら絶対ホテルマンとして通用する」と割と本気で信じられていた。
しかしカスタマーハラスメントの概念が定着し、コロナ禍による接客業全般の「再編」と表現すべき変化などから、2026年時点では少なくともコンビニにおいては一概に「世界一の接客」とは言い切れなくなった。

まず「実務スキル最優先・接客スキル度外視」の風潮である。
コロナ禍や少子化の影響・余波による2020年代の空前の人手不足において、小売店においては「その日やるべき実務を明日以降に積み残さない事」が最優先されるようになった。
それが出来れば、少なくともアルバイトにおいては接客らしい接客は必要なくなっている。
それは、挨拶、アイコンタクト、敬語という、2010年代の接客全盛時代以前の、日本における普遍的な接客態度の難にすら目を瞑るということであり、接客全盛時代の2010年代に実際に接客業に従事して既に2020年代に接客業から離れている者達が「ある日コンビニに立ち寄ったら、その日は恐らく接客以前にまともなコミュニケーションの取れない若手バイトだけのシフトだったと思われる。我々の時代では考えられない」と困惑したという声もある。
もっとも、これは2020年代前半時点で既に接客に難のある外国人労働者に依存する傾向が見られたため、ある意味では必然である。言い換えれば、そこまで接客のハードルを下げないと日本人が寄り付かないほどコンビニ業界の印象が悪化してしまったことの表れであるが。

そして、何より変容したのは「お客様第一主義」の撤廃の傾向である。
かつて2010年代においては、どんな客であれ、それこそ本来ならば警察沙汰でもおかしくない問題行動や横暴な態度に及んだ来店者ですら、あくまでも客扱いして穏便に済ませるコンビニの責任者が少なくなかった。
それが現代では、警察レベルの迷惑客は論外として、かつてなら店の非で片付けられた基礎レベルの接客の欠如ですら、責任者側が「店員が怖がるのであんまり強く言わないでください」と論理的な説明もないまま多様性やハラスメント対策を盾に部下を擁護し、中には「嫌ならもう来なくていいです」と開き直る店まで。

コロナ禍を境に変貌したコンビニ業界だが、そこからわずか数年で従来のコンビニの接客の常識が全く通用しなくなっているのは確かである。

【余談】

日本で初めてのコンビニができたのは、東京都江東区の豊洲。セブンイレブンの1号店である…とされているが実際には諸説あり、上記のようにココストアは「日本のコンビニエンスストア発祥の地」の石碑を立てていたりとはっきりしない。
なおセブンイレブン1号店は当日は雨だったにもかかわらず、店内は大賑わいで、初めて売れた商品はサングラスだったという。
ちなみに、24時間営業のコンビニができたのは、福島県郡山市が初。こちらもやはりセブンイレブンだった。

青のりで有名なブリーフ&トランクスの楽曲のタイトルにもなっている。
深夜にコンビニへ出かけた女性の視点で描かれる素敵ソング。





今のご時世、ちょいと市街地を離れれば安全に寝る場所も食い物もない。

な、なんだよ……?

こんな世の中だからこそ、ちゃんと金は払おうぜ。
でないと……

で、でないと……?

でないと?

コンビニに握り飯が届かなくなる!

アニメ『ゲッターロボアーク』第1話「天の鬼」より





追記、修正はお金をしっかり払ってからお願いいたします。




この項目が面白かったなら……\ぴろりろりろ~ぴろぴろぴ~/

































































この項目が面白かったなら……\ぴろりろりろ~ぴろぴろぴ~/

最終更新:2026年08月18日 21:55

*1 言うまでも無いが、この場合片方の店舗が旧サークルKサンクス、旧ココストアなどの「ファミマに吸収された側のチェーンのブランド転換店」である。

*2 名称だけオリジナルの例では、ファミリーマート傘下の「TOMONY」(西武鉄道)がある。