デカマスター/ドギー・クルーガー

登録日:2009/08/08(土) 11:18:14
更新日:2022/05/06 Fri 18:30:47
所要時間:約 5 分で読めます


タグ一覧
100 100人斬り いおりょぎ ささきいさお もふもふ アヌビス星人 アリエナイザー終了のお知らせ ゴーカイジャーに登場したレジェンド戦士項目 スーパー戦隊シリーズ デカマスター ドゥギー ドギー・クルーガー ボス 上司の鑑 佐々木功 北米版どうしてああなった? 司令官ポジション 善玉怪人 地獄の番犬 地球署 地球署署長 宇宙人 宇宙警察 恐竜や 戦隊個別 抱かれたい犬No.1 日下秀昭 最強戦士候補 正義の前では息の根は止まる 特捜戦隊デカレンジャー 犬のおまわりさん 狛村隊長 理想の上司 男でも嫁に行きたい犬 番外戦士 稲田徹 署長 追加戦士 銀河一刀流 阿良々木火憐 隠れアイムファン 鼻はどこいったの? ←聞くなっ//





宇宙警察がある限り、悪がはびこることは無い!





デカマスタードギー・クルーガーとは、『特捜戦隊デカレンジャー』の登場人物である。

CV:稲田徹
スーツアクター:日下秀昭(ドギー、デカマスター兼役)


【人物】

宇宙警察地球署のボス。デカスーツに刻まれたナンバーは100
犬に似た姿のアヌビス星人で、地球署のデカレンジャーからは父親の様に尊敬されている存在。

「銀河一刀流」と呼ばれる剣術の免許皆伝の達人。第一線にいた頃は“地獄の番犬”と呼ばれ、犯罪者達から恐れられた。
エリート揃いの特キョウからも一目置かれる腕利き刑事。
自分の勘に絶対の自信が有るらしく、無難な策を取るより自分の勘を専行させることがあるが、その裏には経験から来る確かな考えが見え隠れする。実際にその勘は大当たりする。

常に冷静沈着だが、一方で仕事以外の面では、東映太秦映画村で白鳥スワンと共に江戸時代風の着流しで決めて楽しんだりテツに頼まれて焼き肉をおごるなど、けっこうノリや冗談が通じる。
何故か物語の大オチを担当することが多い。

スワンとは相棒と言える存在で、彼女からは「ドゥギー」と呼ばれている。
彼女が事件に絡むと妙に感情的になることがある。

猿顔のSPD教官、トート星人ブンターとは旧友同士。
文字通り犬猿の仲」と本人は言うが、実際はわりと仲が良く、普通に会話している。

修業時代ではボクデン星人 ビスケスと同門であったが、勝つために手段を選ばない彼には手を焼いていた。
結果、その実力と精神性から、ビスケスの父である師匠から銀河一刀流を託され、ビスケスの指導も任されたものの、当のビスケスがそんな彼らの気持ちなどお構いなしに宇宙で暴れ回った結果、師匠との約束を破ってでも引導を渡さなければいけなくなった。

普段はデカベースで司令に勤めるが、緊急時にはマスターライセンスで緊急変身。自ら現場に出動する。
しかし、部下達が自らに依存しない様に突き放したりすることもある。それだけ、部下を信じているということである。まさに上司の鑑である。

モチーフは「太陽にほえろ!」のボス+西部警察の大門。
出身星の由来はエジプト神話のアヌビス神、名前の由来はアメリカの推理作家「ウィリアム・K・クルーガー」と「ドギー」から。





「エマージェンシー・デカマスター!!」

コールを受けたデカベースから、形状記憶宇宙金属デカメタルが転送される。
そして、超微粒子状に変換されたデカメタルが、ボスの全身を包み、変身完了するのだ!

「フェイス・オン!!」


「百鬼夜行をぶった斬る!

地獄の番犬! デカマスター!!」




【デカマスター】


テーマソング:「デカマスター NEVER STOP」(歌:ささきいさお)

ドギーがメタリックブルーと黒のツートーンのデカスーツを装着した姿。
どうやって鼻がスーツに収まりきってるかは永遠の謎。
というか、明らかに変身前よりも変身後の方がスマートになってるが、気にしてはいけない。

この姿でデカベースロボのメインパイロットも務める。

事件解決の決め台詞は「これにて、一件コンプリート! 悪がいるから、俺は斬る!!」

彼のみの装備である長剣ディーソードベガでの太刀捌きはアリエナイザーやドロイドを一刀両断する。
劇中での初変身時には、100体のドロイドを相手に百人斬りを披露したこともある。
作中で1・2を争う強敵「ブリッツ・ヘルズ」戦、時折人質を取られる状況を除けば敗北したことはなく、圧倒的な強さと存在感を見せ付けた。

必殺技は炎を纏い横凪に斬り付ける「ベガスラッシュ」、そしてディーソードベガの刀身からエネルギーの刃を振り下ろしアリエナイザーを一刀両断する銀河一刀流秘奥義・「ベガインパルス」。

また、ディーソードベガはライフルとして使用することもあり、
劇場版『フルブラスト・アクション』では大門団長よろしくヘリコプターから狙撃を行いデカレッドの窮地を救った。
episode finalではジャスミンが使用するが、その威力と衝撃も半端なく、一発発射しただけで転倒してしまうほどだった。





スーパー戦隊シリーズ初となる、着ぐるみのキャラクターが変身するヒーロー
当時としても意外性のある展開であり、ドギーの変身や、デカマスターの登場は大いに話題となった。

後のシリーズにも少なからず影響を与えており、ビート・J・スタッグトリン
ショウ・ロンポーを始めとするキュウレンジャーの面々、ゼンカイジャーのキカイノイドの面々といった、変身する着ぐるみキャラクター達の走りとなっている。
勿論「どうやってスーツに身体が収まったんだよ」というツッコミが入るのも毎回お約束である。






【劇中の戦歴】

Episode13 カジメリ星人ベン・G  勝利

Episode16 ティタン星人メテウス  勝利

Episode19 ウージョン星人 ジンチェ(ニセデカブルー)  敗北

Episode20 バーツロイド 4体  勝利



Episode33 カラカズ星人サノーア&ボッツ星人ゾータク(マッスルギア装備)  敗北

Episode44 ボクデン星人 ビスケス  勝利

Episode49 アブレラ傭兵軍団  敗北

THE MOVIE イーガロイド 3体  勝利

VSマジレンジャー 魔導騎士ウルザード  引き分け

スペーススクワッド マッドギャラン  敗北

スーパー戦隊最強バトル!! カグラ(トッキュウ5号)  敗北(わざと負けた)



【その後のスーパー戦隊シリーズでの活躍】

顔出し役者を必要とせず、担当声優を呼べば簡単に客演できる」ので、デカレンジャーのメンバーの中では客演回数はトップクラス。
さらにドギー自身「凄腕の剣豪」で「組織の司令塔」という便利な立ち位置であることから、どの作品でも大抵美味しい活躍を貰える優遇っぷりである。

  • Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』
背骨のずれが原因で2000回に1回狙いを外している』という秘密が発覚。幸人さんに見抜かれて整体を受け、治療してもらった。その後、サウナギンナンの能力で復活したベン・Gをアバレキラーデカピンク、デカブレイクと共に地獄へ送り返した。
その後のカレーパーティーで、地球に来た頃は『恐竜や』の常連であり、店長の杉下竜ノ介とは『ドギちゃん』、『杉さん』と呼び合う仲であったと判明し、更に後述の次回作では同じ常連だった小津深雪と顔見知りという事実が発覚した。*1VS恒例の『恐竜やネタ』の始まりである。ちなみにアバレンもデカレンもメインライターの荒川稔久氏であり、氏が関わったシリーズにはよくそのネタが使われる

  • Vシネマ『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』
地底冥府インフェルシアの魔導騎士ウルザードと対決。
爆風をバックにほぼ互角の勝負を繰り広げる。
ベガスラッシュと暗黒魔導斬りがぶつかり合うが決着はつかず、ウルザードは退散するのだった。
デカマスターことドギーとウルザードのスーツアクターは同じ日下氏のため、ある意味では夢の対決といえる。

スーパー戦隊35作記念の当作では、第5話『ジャッジメント・パイレーツ』にてレジェンド戦隊地球署代表として登場。
逃走したゴーカイレッド/キャプテン・マーベラスを確保し、モバイレーツを没収した際、元アリエナイザーであるザンギャック行動隊長・トリガー星人ブラムドの地底ミサイル発射作戦に巻き込まれる。
変身能力は失ったものの、ディーソードベガを駆使した剣技に衰えはなかった。

『海賊を信じるんじゃない。お前の誇りを信じるんだ』

また、劇場版にも登場。デカスワンと共にレジェンド大戦の別動隊として戦った。
この際、今までは上司という立場故に基本的にタメ口会話がほとんどだったボスが、目上の存在であるアカレンジャービッグワンに対して敬語で接する*2というかなり珍しい会話を聞くことが出来る。

アカレンジャー、、ここは我々に任せて先に行って下さい!!』

最終話にも登場し、シグナルマンと共にゴーカイジャーの旅立ちを見送った。

『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』の公開記念としてSpace.18に登場。
キュウレンジャーの活躍する『ジャークマターの存在する宇宙』とは平行宇宙に該当する世界で、センちゃんとウメコが地球に不法侵入したアリエナイザーとして逮捕したショウ・ロンポー、ガル、ハミィと遭遇。
ネオデカベースの取調室でガルからノリで「兄貴~!!」と間違われてしまう。片やアヌビス星人、片やオオカミ座星系の獣人。イヌ科なのは間違いないが…。
ラストでは元の宇宙に帰還するキュウレンジャーをセンちゃんとウメコと共に見送り、結婚式の準備に走る両者の背を見ながら、ひとり呟くのだった。

「『オッキュー』は論外だろ…」


【余談】

声を演じた稲田徹氏は、今でもドギーにかなりの思い入れがある。*3
その惚れ込みは尋常ではなく、
  • 携帯電話にはデカマスターとドギーのキーホルダーを付けている。
  • 「地獄の番犬」「碧牙(ベガ)のロゴ入り帽子を特注で作った
など。
また、声を役のイメージに合わせるため、録音前に車中で大声で歌いまくり、わざとかすれた感じの声を作ったともコメントしている。
他にも、デカマスターに初めて変身した回のアフレコの前日は、興奮のあまり眠れず、アフレコ当日は気合を入れすぎて喉を切って血を吐いたという逸話もある。
そして、最終回のアフレコではあまりの思い入れに号泣したという。ウメコ役の菊地美香を声優の道に誘ったのも稲田氏である。
今尚、後続のシリーズにドギーがよく客演するのは、ドギーを愛する稲田氏が快くオファーを引き受けてくれるということもあるためだろう。

『ゴーカイジャー』でも稲田氏は気合いの入った熱演を披露した。特に前述アカレンジャーとビッグワンゴセイジャーを先へ急がせたセリフを言ったときには凄く感激したという。

また、ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役の山田裕貴氏と仲が良く、「デカマスターへのゴーカイチェンジはジョーにしてほしい」と懇願していた。
稲田氏は、実際にジョーがデカマスターに変身する回のアフレコのときに、バレないようにこっそりスタジオに顔を出したそうだが、アフレコ直前に山田氏に見つかったそうな。

また、稲田氏はゴーカイピンクとして出演した小池唯氏の大ファンを公言している。
『ゴーカイジャー』第49話の放送後、小池氏からサインを貰った際には「これでもう次回、宇宙最大のお宝を使って消滅してもいい」とまで発言していた。
ドギー以外も消えることになるのでとんでもない発言ではある。

2021年に『学研の図鑑』シリーズにて『スーパー戦隊』が新たに販売されたのだが、なんとその表紙を飾るという快挙を果たした(カバー表紙はアカレンジャー)。



パワーレンジャー版

ドギー・アヌビス・クルーガー=シャドーレンジャーとして登場する。
が、なんか顔が爬虫類っぽくなっている。まぁアメリカンテイストだから仕方ないが……
製作総指揮の坂本氏は、原作のデザインが「宇宙人っぽくない」とディズニー側から難色を示されたとコメントしている。また、ファンの間では「ケモナー対策ではないか」という噂もチラホラ。

だが中身はイケメンのボスのまま。日本では没にされた「故郷の惑星を敵組織に滅ぼされている」という設定が使われている。あと既婚者。
故郷を滅ぼされた際に敵の司令官であるグラム皇帝と戦い、ボスがグラムの角を片方切り落とし、グラムがボスの故郷を滅ぼし妻を殺害したことで互いに因縁の敵と認識している。
その辺の設定もあってぶっちゃけデカレンジャーの時よりストーリー面で優遇されており、最終戦も彼とグラム皇帝の一騎討ちで〆られるなどレッドであるジャックより主人公っぽい気もする。
やたらと精巧に作られた顔のアニマトロニクスにも注目。



アニヲタ民のハートに燃える火は、項目荒らしどもには地獄の業火!
燃やし尽くすぜ、追記・修正の為に!!



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2022年05月06日 18:30

*1 この関係か、TCG『レンジャーストライク』の『恐竜やのカレー』というカードに、アバレンジャーを差し置いてカレーを食べるボスのイラストが掲載されている

*2 ただし、本編の劇中でもヌマ・O長官らには敬語を用いている。

*3 理由の一つとしては、声質的に悪役が回ってくる事の多い稲田氏にとって、希少な正統派ヒーローだからというもの。