機甲道(ACVD)

登録日:2014/12/18 Thu 02:17:16
更新日:2025/01/28 Tue 19:48:42
所要時間:約3分で読めます




ARMORED CORE VERDICT DAYに登場する組織。


旧世界の“武術”に感化された傭兵が作り上げた一種の武術流派。
閉鎖的組織であったため、その“極意”と呼ばれる戦闘術の詳細は不明であるが、多くの弟子たちの中には傭兵として名の売れた者もおり、開祖である大慈真人が長い修行の末に編み出したその戦術は、少なくとも単なる虚仮脅しやハッタリという訳ではない模様。
しかし前作のビーハイブファミリーほどまとまった集団ではなく、『同じような肩書を名乗る傭兵』程度の薄い繋がりであり、その理念や思想には食い違いがある。ついでに存在的にも地味

  • 道鬼斎 /白帝II
火力頼みの馬鹿が多すぎる
誇りある強さにこそ、価値があるというのに
兄弟子、ただ勝つだけでは意味がないこと 私が証を立てて見せよう

機甲道一番手。グループ内では最も若い23歳。
強者っぽい台詞を吐いてるが位階は入りたてを示す“虎殺”。
その関係か練(戦闘経験)が不足がちのようで、戦闘技術が伴っていない。
ただし、火力不足とはいってもスナイパーライフルの削り能力と軽量二脚の機動性は、操作に慣れてない、または装備が整ってない序盤では苦戦するかもしれない。
傭兵の皆さまはお好きな重火器を手に、戦場は道場でも試合会場でもないことを教えてやろう。
要らないわよねぇ心なんか。それで勝てるっていうんならさぁッ!(開幕五連砂砲
いいじゃん、盛り上がってきたねぇぇぇ!(開幕主任砲

なお、搭乗機の腕部と脚部が改造パーツとなっている。

名の由来は戦国時代の武将の一人、山本勘助の通り名である「道鬼斎」。
武田家の足軽大将として武勲を重ね、一説には武田二十四将の一人とされる事もあった。


  • 鬼武蔵/白帝Ⅰ
斬らせずして斬る!撃たせずして撃つぅ!
卑怯などとォ、所詮弱者の戯言ォ!
勝った者が強者、所詮それが全てよ!

異様に血圧の高い二番手。30歳。
その台詞からも分かる通り、様々な手練手管を用いてでも勝利をもぎ取ることを至上としており、組織内では“卑劣漢”扱いされているが本人はそんな評判はどこ吹く風らしい。
機体は軽量逆間接。行動を阻害するジャマーと、被弾すると一定時間ロックオン不可になるフラッシュロケットを装備しており、ペースに巻き込まれると面倒くさい。
が、火力は控えめなので冷静に対処しよう。

なお、搭乗機の腕部パーツが改造パーツとなっており、鬼武蔵を撃破することで獲得できる。

名の由来は戦国時代に色んな意味で名を轟かせた尾張の暴れん坊、森長可の通り名である「鬼武蔵」。
彼のように手段を選ばず、血河と死屍累々の山を築いた恐ろしい武将だったという。


  • 清姫/蒼帝Ⅱ
戦いは頭脳と技能。AC同士なら、なおさらのこと
師に授かった狙撃の技、そして私の策 破れるものかよ

機甲道では師範にあたる“倒龍”の位を持つ女性。30歳。
声は中々色っぽい。ババア胡散臭さも漂っているが。
前作で大したことなかったからと突っ込んでいった傭兵たちに今作のラージミサイルの強化具合を教えてくれる人。引き撃ち主体の狙撃四脚機のため、機動力が足りていないと文字通り彼女の策にハマることになる。
ガトリングやオートキャノンなどの弾幕を張れる武器か、ミサイル迎撃装置持っていくとかなり楽になる。

なお、頭部と脚部が改造パーツとなっており、清姫を撃破することで獲得できる。

名前の由来は「安珍・清姫伝説」に登場する「清姫」という女性。
恋をした安珍という男に裏切られ、怒りのあまり大蛇へと変じ燃える鐘の中に安珍を閉じ込めて焼き殺したとされるヤンデレ
アニヲタ的には某嘘つき絶対焼き殺すガールが馴染み深いか。


  • 龍厳/蒼帝Ⅰ
生はひとときの幻 我もそなたも、泡沫の夢に過ぎぬ
無漏路への道行き しばし連れ合いを楽しもうぞ

清姫と同じく“倒龍”の位を持つ男。48歳。
その実力はもちろんのこと、機甲道の理念にもっとも近い男であるらしく、開祖の右腕的存在であり、同組織の実質的指導者であったらしい。
機体はブレード持ちの剣豪前衛の逆脚機。おまけに戦場は半壊したビル群。機動力でかく乱されるとブレによる闇討ちでごっそりAPを持って行かれかねない。
面倒が嫌いであればタンクにパルスキャノン二挺積みし、開幕特攻からの乱射でケリをつけよう。ただし仕留めきれないと前述の通りブレで斬られるので注意。

コアと脚部が改造パーツであり、龍厳を撃破することで当該パーツを獲得できる。

なお、彼の台詞にある『無漏路』とは仏教用語で『煩悩のない清浄な世界、悟りの境地』のこと。


  • 大慈真人/炎帝
我が弟子たちを倒した傭兵、貴様か?
老骨を引きずりだした報い、その身で味わうがよかろう!

機甲道の開祖にして首領。最高位の“滅凰”。年齢不詳。詳細な経歴は不明*1
長年の修行の末に“極意”を編み出し傭兵として出世。現役を退いた後に彼の“極意”に感銘を受けたある男が彼に弟子入り。その男が傭兵として名声を得たことがキッカケとなり“機甲道”が広まった。

機甲道最後の相手。次々と撃破されていく弟子たちの仇打ちか、“傭兵”によって機甲道という流派が受けた屈辱を晴らすためか、その老体をおして出撃。
今にもぽっくり逝きそうな声音に撃破を躊躇した“傭兵”がいたとかいなかったとか。

清姫と同じく四脚の狙撃特化機。
清々しいまでの引き撃ちで、此方が接近しようとするとガンガン逃げていく。
ちなみにコアを除くフレームパーツがカスタム品の高性能おじいちゃん。当然、撃破することで当該パーツを獲得できる。

追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年01月28日 19:48

*1 声音と「老骨」と自称していることからかなりの高齢と思われる。