レジェンド・アタッカー

登録日:2014/12/25 Thu 14:03:51
更新日:2023/02/25 Sat 22:36:08
所要時間:約 4 分で読めます







ダダダ! ダダダ! ダダダダダ!




概要

レジェンド・アタッカーとは、デュエル・マスターズの呪文。
DM-08「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」に収録。レアリティはレア。

ドラゴノイドの種族デッキや一部コンボデッキで使われる切り札的呪文。

スペック

レジェンド・アタッカー R 火文明 (4)
呪文
このターンが終わるまで、バトルゾーンにある自分のドラゴノイドはすべて、種族にアーマード・ドラゴンを追加し、パワーが+4000され、「W・ブレイカー」を得る。

唱えたターンのみ、ドラゴノイドの種族をアーマード・ドラゴンにし、パワーを大きく向上させる。

ちなみにDM-08収録時のテキストでは、追加種族が『ドラゴン』というカテゴリのような曖昧な表現になっている。
これは後に公式ホームページにてエラッタが出され、追加種族が『アーマード・ドラゴン』に訂正されたため注意。

ドラゴノイドは場に並べやすく、4ターン目までに3体以上を並べることもそう難しくは無い。
闘魂編当時の環境よりはゲームスピードは上がっているが、全く場に並べられないということは少ないはず。

W・ブレイクによって、相手がブロッカーやシノビを用意しなければ最低でも二枚は割れるはず。
二体の攻撃を通せただけでも、相手のシールドを序盤の時点で四枚も割れる。

パワーのパンプアップも心強く、パワーの向上によって相手の火力呪文に対する耐性が大きく上がる。
なので、よく多くのデッキに投入され、小型クリーチャーをストップさせてしまうクロスギアの《ノーブル・エンフォーサー》なども無意味にできるはず。

相手の場にブロッカーがいても、序盤に出されるブロッカー相手ならバトルで破壊できるだろう。

種族の追加も強力であり、《アルティメット・ドラゴン》などとのコンボを行えるほか、進化元としても一気に強力になる。
ドラゴンサポートのカードと組み合わせてみるのも面白いだろう。

ただこの呪文の欠点は、ドラゴノイドのサポート呪文であることか。

現在のところ、ドラゴノイドは過去の遺物として不遇を極めた状況。
要のドラゴノイドがなかなか種族の強化がされず、現在まで来てしまっている。

ドラゴノイドが苦しんでいる間に、DMでは次々と強力なフィニッシュ用の強化カードが登場している。
このため、レジェンド・アタッカーの立ち位置も微妙になっているとこ。
さらに言うなら、この呪文自体がDM-08以降再録されていない始末。

そのことから、今後ドラゴノイドがプッシュされることを期待したいのではあるが…。

組み合わせたいカード

アルティメット・ドラゴン SR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 5000+
このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある自分の他のドラゴン1体につき+5000される。
クルー・ブレイカー:ドラゴン

DM-10で登場したアーマード・ドラゴン。

レジェンド・アタッカーとの相性は抜群。
周りの小型ドラゴノイドがドラゴンになることで、アルティメット・ドラゴンも一気に大型化できる。

このコンボは漫画でも使用された。

愛護兵ブランカ C 火文明 (2)
クリーチャー:ドラゴノイド 1000
セイバー:アーマード・ドラゴン

セイバーでアーマード・ドラゴンを守れるドラゴノイド。

今でこそ上位互換が多く、使われないようなクリーチャー。
しかし、レジェンド・アタッカーがあれば話は違う。

レジェンド・アタッカーで一斉に攻撃を仕掛ける、アーマード・ドラゴンが追加されたドラゴノイドを守ることができるのだ。
ブランカもドラゴノイドなので、こちらも攻撃要因になれるというオマケもある。

下位互換でも専用デッキなら活躍できるという貴重な例。

超竜バハム P 火文明 (4)
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000
進化-自分のアーマード・ドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーは、バトルゾーンにある自分のドラゴノイド1体につき、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。

コロコロコミックのプロモーション・カードとして登場した進化アーマード・ドラゴンかつドラゴノイドの神。

コストの軽さが逆に仇となってしまっているバハム。
だがレジェンド・アタッカーを唱えれば、軽いドラゴノイドを進化元に出来るのだ。

……そんな手間かけるなら、最初からレジェンド・アタッカーでさっさとフィニッシュさせるとか思ってはいけない。

デュエル・マスターズ プレイス

レジェンド・アタッカー R 火文明 (3)
呪文
このターン、自分のクリーチャーはすべて「パワーアタッカー+4000」を得て、種族にドラゴンを追加する。

DMPP-04 第4弾「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」で収録。レアリティ面での変更はなし。

能力は調整が加えられ、コストも1下がったことで軽量呪文としての一面が強くなった。
種族追加に関してはエラッタ指定前のテキストがそのまま持ち込まれているが、プレイスでは本当に「ドラゴン」という種族を追加するという形で扱われている。

効果の対象範囲は、ドラゴノイドだけではなく自軍のクリーチャー全体に影響を及ぼせるようになった。
一方でパンプアップがパワーアタッカーへと変更されてしまっており、攻撃時ではない状況での火力除去などには弱くなっている。
また、コストが下がった影響なのか、W・ブレイカー追加効果も削除された。

W・ブレイカー付与能力やパンプアップ能力の消失によって、フィニッシュ用の呪文としての力は下がったと言える。
だが、効果の対象範囲が広がったことでドラゴノイドに縛られる必要性は薄れ、投入しやすいデッキは増えた。
また、《アルティメット・ドラゴン》や《無双竜機ドルザーク》などと組み合わせた際の効果も発揮しやすくなっている。
大量にドラゴンを確保できる点から《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》と組み合わせて見るのも面白い。

漫画での活躍

漫画「デュエル・マスターズ」では、対ヤカンマン戦で切札 勝舞が使用。

唱えた際の勝舞の場には、攻撃できない状態の《奇襲兵ブルレイザー》などで場が沈黙していた。
しかしこの呪文の効果により、アルティメット・ドラゴンをQ・ブレイカーにしてヤカンマンの4枚のシールドをすべて吹き飛ばした。

ちなみにこの時の試合はかの《無双竜機ボルバルザーク》の漫画デビュー戦。
…なのだがボルバルザークは《電脳聖者タージマル》にブロックされて撃破されるなど散々な扱いだった。
漫画掲載当時、一番販促が求められているであろうボルバルザークがこの扱いってどうなのだとは言われるが、同じ新規カードのアルティメット・ドラゴンが活躍できたからよいのか。
それにこの頃からボルバルザークのせいでDMの環境は焼け野原になったし、漫画で活躍できなくても多少はね?

一応フォローしておくと、このボルバルザークで得たエクストラターンが試合での勝利に繋がってはいる。



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最終更新:2023年02月25日 22:36