ディオレックス

登録日:2015/01/25 Sun 15:47:00
更新日:2025/03/16 Sun 14:36:46
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モンスターハンターフロンティアZZに登場する飛竜種のモンスター。通称「雷轟竜」。ハンター達にはディオと略されている。


HR5(G9.1以前の旧HR100)のギルド指定クエスト(要は本家のキークエ)で必ず戦う剛種、G級☆7に相当する烈種が確認されている。
この項目では主に烈種について記述する。

ティガレックスが捕食や防御の為に「発電板」という体内発電機関を発達させた姿であり、電磁力を用いて青い鉱石の鎧を身体に纏っている。攻撃を加えて鉱石のアーマーをはがすと灰色の皮膚が露わになる。 

攻撃の際には身体の各所の発電板に蓄電し、電磁力を加速に用いて猛スピードで獲物に襲い掛かる。
電気を帯びた部位はアーマーよりも明るい青色に輝くので、ある程度攻撃方法の予測を立てることが可能。

部位破壊は頭、腕、尻尾。レア素材は腕の部位破壊限定の剛腕、高電殻、延髄。

烈種のレア素材は頭部部位破壊の鋭牙。剥ぎ取りのみ1%の素材は「雷轟竜の藍玉」
部位破壊条件が特殊であり、アーマーを剥がしてから、その下にあるディオレックス本体の部位破壊をして初めて達成される。

麻痺やスタン中にアーマーを剥がすことはできないため、ごり押ししていると部位破壊が間に合わずに討伐してしまうことも。




戦闘能力

はっきり言って、剛種はHR5上がりたてのハンターではまず太刀打ちできない。

全身を覆うアーマーは紫ゲージの武器ですら「無駄無駄無駄ァ」とばかりに弾き返し、ガンナーの弾は全くと言っていいほど通らない。

アーマー纏い状態では斬打弾共に最も柔らかい部位で肉質15という超絶的な硬さ

火、雷、水属性は無効化どころか吸収され、氷も無効(龍属性のみ通る)、罠も閃光玉も通用しない。

必死に攻撃してアーマーを剥がしても、畳みかけ切れないと再度纏い直されて涙目になることも。
圧倒的な防御能力のせいで4Gの極限状態モンスター達と比較されたこともあるが、後述するように本体の部位破壊さえ済ませれば再びその部位に纏われることはない。
加えて攻撃系スキルによる対策も無意味にはならない。剣術+1を発動させるだけでも結構戦いやすくなる。
正直な話、あからさまにプレイヤーを苦しめる事だけしか考えていない極限状態よか大分マシといったところである。

PSVita版のβテストの際クエスト失敗率1位を叩きだしたのが剛種ディオレックスだった。

前述した通りギルド指定クエストに登場するモンスターの1体であり、G級を目指す上では避けて通れない相手である。
この敵を倒すには色々と入念な準備が必要となるだろう。


攻略ポイント

攻撃のチャンスはディオレックスが蓄電している間。電気が集中する部位は一時的に柔らかくなりダメージが通るようになる。
通常の蓄電時はアーマーが青く輝くが、蓄電時にダメージを受けると一部がオレンジ色に変色する。全ての部位(頭、四肢、尾)を変色させるとディオレックスは怯み、行動をキャンセルさせることができる。

変色した部位を攻撃し続けるとアーマーが剥がれ、肉質は一気に柔らかくなる。
そのまま攻撃を続け、部位破壊を達成することで、アーマーの再展開を防げるようになる。


武器選択は無効化される属性を避け、かつ空色ゲージの武器が望ましい。
空色ゲージ武器がない場合は剣術がほぼ必須。

穿龍棍は運営の公言通り相性が良い武器種で、リーチ短モードはアーマーを剥がす際に有効。
ただし、部位破壊の段階ではリーチ長で攻めないとダメージを与えづらくなってしまう。
更に主流戦法の一つである空中戦は体躯の低さ、ディオレックスの活発な動きもあっていまひとつ向かない印象が強い。
空中戦向きのスキルは切ってもいいだろう。



主な攻撃

超放電
クエスト開始と同時に猛烈な電撃を迸らせながらアーマーを纏い始め、超高威力かつ超広範囲に及ぶ咆哮と放電を行う。
剛種ランクでも根性スキルがなければ即昇天、烈種に至っては全身GX防具(防御力2000↑)でも余裕で瀕死に陥る。
開幕確定行動だが、クエスト中でも破壊されたアーマーを纏い直す際に超放電を行う。


突進
ティガレックス種といえば突進。後ろ脚で地面を掻くようにして蓄電し、高速で突っ込んでくる。
原種のように折り返して突っ込んでくることはなく、予備動作も長いので攻撃を欲張らない限り怖い攻撃ではない。


咆哮
ティガレックス種といえば(ry
通常の咆哮の他に、頭を振りながら2連続咆哮し3発目に広範囲放電を伴う大咆哮を行う3連続咆哮もある。


岩石飛ばし
お馴染みのジャガイモ岩石飛ばし。着弾地点で放電するため若干攻撃範囲が広い。
ディオの場合は左右のどちらかに飛び退きながら投石してくる。画面外から攻撃され不意を突かれやすい。
攻撃方向は左右どちらの手足に蓄電するかで判別できる。


噛み付き
口に蓄電するのが予備動作。一瞬でターゲットの死角に回り込み、そこから2連噛み付き。噛み付きには放電も付随する。
4人で固まっているとターゲットが分かりづらく、当たり判定ありの回り込み動作に被弾しやすくなる。


三角飛び
剛種の必殺技。蓄電した尻尾を地面に叩きつけ、後方の岩盤を隆起させる。
ダメージありの咆哮を放ちながら電磁力で岩盤に張り付き、そこからターゲットに向かって飛びかかってくる。
隆起する岩盤、咆哮、本体の全てに攻撃判定があるため、不用意に近づくと危険。


電磁ビーム
烈種で解禁される技。肉弾戦を本懐とするティガ一族の中で例外的にビーム攻撃を身につけている。
岩石飛ばしと同じような予備動作から(こちらは口にも蓄電する)、電磁ビームで前方270°ほどを一瞬で薙ぎ払う。
死角からの高速薙ぎ払いビームは脅威だが、射程がそこまで長くないのが救いか。


岩盤浮遊
電磁ビームと並ぶ烈種ディオレックスの必殺技。
蓄電した両前脚を叩きつけ、電磁力で浮かび上がらせた岩盤目がけて次々に飛びかかり攻撃を放つ。
この岩盤浮遊に巻き込まれると上空に打ち上げられてしまい、そこにディオが突っ込んでくるコンボ攻撃を受けてしまう。
本体に当たらなくても砕ける岩盤でダメージを受けるため、とにかく浮かび上がる岩盤だけは回避しておきたい。





武具

防具は「ディオレシリーズ」、武器は「ディルア~」という名称。

ディオレックスの素材から作られる武具はモンハンシリーズらしくないメタリックブルーに輝く頑強な鎧。一式装備すると特撮の怪人のような見た目になる。

そのため他防具と組み合わせた際の浮きっぷりは半端ではない。特に女の脚装備は、使用するテンプレが「前張りテンプレ」というやばい名称で定着するようになったほどのインパクト。
名前はアレだがこの前張り攻撃面では最高鋒。そして見た目の壊滅ぶりもまた最高峰。以外にも男verだとかなりかっこいい見た目になる。


ディオレシリーズの特徴的なスキルが絶対防御態勢ハンターの周囲に青いバリアが展開し、攻撃を無効化する。
『MHF-Z』以降仕様が変わったので、そこも含めた詳細は単独項目を参照のこと。


武器も防具と同様に金属質な見た目で、近接武器は雷属性を帯びている。

最終強化段階では武器自体に「逆鱗」(火事場力+1と真根性の複合スキル)が付与される。
G稼働初期なら神器だったはずだが、実装時には火事場力+2を内包する「ブチギレ」を防具のみで発動させることが一般的になっており、いまいち普及しなかった。


専用BGMは明るく軽快な旋律が前面に押し出されているが中盤~後半にかけては原種のBGMが色濃く残っている。
凄腕雪山の「凍てつく叫び」のフレーズも入っており、チケティガ経験者は感慨深いものがあった……かもしれない。


追記・修正はアーマーを剥いてからお願いします。

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最終更新:2025年03月16日 14:36