登録日:2015/03/16 (月曜日) 10:00:00
更新日:2024/05/04 Sat 20:04:32
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妙高はねうまライン(みょうこうはねうまライン)は、妙高高原駅と直江津駅を結ぶえちごトキめき鉄道の鉄道路線である。
概要
元は
信越本線の一部で、2015年3月14日の北陸新幹線延伸に伴う信越本線の経営分離を受けて設立。
元信越本線の路線の内、新潟県内の部分を管理・運営する為、始発駅が妙高高原となった(元々経営分離前もJR支社の境界駅であったが)。
えちごトキめき鉄道の路線の為か、路線名も「はねうま」と
厨二病モロだしの独特な名前になっている。
北陸本線の並行在来線も引き継いだ為、複数の企業から複数の並行在来線を引き継いだ唯一の会社など新潟県独特の特色を出している。
☆使用車両
元
JR東日本E127系電車。全線で運用。当初はJR時代の塗装そのままだったが独自の塗装に変更され、2021年からは1編成が赤と黄色の初代新潟色ラッピングに変身。
塗装変更のみならず、旧型国電をイメージした意匠も施されている。
2024年からはスカ色を纏った編成も登場予定。
JR西日本から購入してきた車両。クハが455系、クモハとモハが413系という混成。2021年に運用終了となった所を引き取り、国鉄交直流急行色に塗り替えられた。
現在は「観光急行」として運用されている。
新社長?いすみから来たあの人です
トキ鉄には検査能力がないので、入線に当たっては同型式を保有しているあいの風とやま鉄道に協力をお願いしたとのこと。
JR西日本のキハ127系をベースに製造された。
普通列車用の0番台と1000番台が存在し、後者は「えちごトキメキリゾート雪月花」専用車両。
新井~直江津間で特急「しらゆき」として、新井駅発着2往復、上越妙高駅発着3往復の計5往復で運用。
毎週金曜~日曜日と祝日を中心に1日1往復運行。
ほくほく線経由で1日1往復、超快速「スノーラビット」として使用。
はねうまラインにおいては土休日の午前に1往復だけ快速として入線していた。
2023年3月改正で撤退。
新井~直江津間で使用。JR東日本の車両で新潟駅まで乗り入れていた。
2022年3月11日を最後に引退している。
◎駅一覧
妙高高原…しなの鉄道
北しなの線乗り換え。
新潟県最南端の駅にして始発駅。駅の管理はえちごトキめき鉄道が行う。
妙高山の最寄駅として夏は登山客、冬はスキー客で賑わう観光駅。
関山…妙高関係の観光施設が多い駅。
因みに非公式記録だがこの駅で1946年1月17日に日降雪量210cm(山岳を除けば世界1位)を記録している。
二本木…新潟県内で唯一のスイッチバック駅。ここだけ一旦上越市内の駅となる。
新井…妙高市の代表駅。この駅始発の列車も設定されている。
北新井…周辺には新井ショッピングセンターなどがあり、買い物に便利。
上越妙高…
北陸新幹線乗り換え。
因みに北陸新幹線はこの駅がJR東日本と西日本の境界駅。元の駅名は脇野田というごく普通の駅であった。
が、新幹線開通の際に旧駅舎周辺が手狭であった事から旧駅の西に120mほど移動して新たに建設される事になった。
南高田…県立高田商業高校最寄り駅。
高田…旧高田市の代表駅。
特急停車駅の直江津駅や新幹線停車駅の上越妙高駅とも微妙に離れている為、上越市の中心市街地の一つとして非常に賑わっている。
高田城の最寄駅でもある。
春日山…戦国時代の名将、上杉謙信の居城として有名な春日山城の最寄駅。
しかし、交通手段はない。
直江津…
日本海ひすいライン、JR
信越本線、北越急行ほくほく線乗り換え。終着駅。
旧直江津市の代表駅。信州・越後・北陸3方面の分岐駅で、かつては特急列車も多数止まる駅だった。
トキ鉄の本社が併設されており、窓口業務も一括で引き受けている。また、隣接する旧・直江津運輸区ではD51などを展示するテーマパークが開設されている。
いすみから来た新社長のテコ入れです
しかし、北陸新幹線開業後は上越妙高駅が出来てしまった為、こちらには新幹線が乗り入れないことに…。
その代わりと言っては何だが、2021年7月からの「観光急行」運転開始によって「JRの駅の窓口で急行券が買える」ようになった。
追記・修正宜しくお願い致します。
最終更新:2024年05月04日 20:04