登録日:2014/07/16 Wed 20:54:55
更新日:2026/10/28 Wed 15:30:11NEW!
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目次
概要
かつては
滋賀県から
福井県、
石川県、
富山県、
新潟県の合計5県・全長353.8kmを結ぶ、日本海側の大動脈路線だった。
しかし、
北陸新幹線開業に伴い2015年3月に金沢~直江津間が、2024年3月16日に敦賀~金沢間が第3セクターに移管され、JR西日本管轄の正式な「北陸本線」としての区間は全長わずか45.9kmという、短距離の本線となってしまった。
なんとか残った福井県区間も約9kmしかなく、何が「
北陸」なのかわからない状態に。
ただ、官設鉄道として最初に開業した区間は長浜~金ヶ崎(後の敦賀港駅)間のため、ある意味ほぼ最初の形態に戻ったとも言える。
田村~敦賀間は、日本の鉄道において2番目に交流電化された路線(日本初は
仙山線)で、周波数60Hzかつ長距離路線の交流電化はこれが初めて。本路線の電化ノウハウは1960~70年代の国鉄幹線の電化に生かされた。
JR発足後は京阪神地区・
山陽新幹線に次いで大金を投じて直流化工事、新車両投入、高速化とありとあらゆる手段を講じたことからも、この路線の持っていた重要性が窺えるだろう。
新快速も運行されるため、京阪神地区と同様に路線記号が設定されており、琵琶湖線の
A とラインカラーの
■青のほか、近江塩津~敦賀間には
湖西線の
B とラインカラーの
■水色も重複して設定されている。
☆使用車両
上記2枚の画像がこれ。
特急「サンダーバード」「しらさぎ」で使用。
かつては特急「はくたか」「ダイナスター」「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」でも使用されていた。
新快速・
快速・
普通列車に使われる。
なお、新快速・快速といっても北陸本線内に通過駅はなく、各駅停車を行う。
日中は基本的に新快速のみ運転され、普通列車は朝晩限定。
413系・419系・475系置き換え用に導入された、交直流両対応の普通列車用車両。基本的に2両編成でワンマン運転を行う。
3セク移管区間でも新造・譲渡の同型車が使用されており、糸魚川~直江津間を除いた全区間で見ることが出来る北陸の顔。
貨物列車で使用。
思い出の車両
交流60Hz対応の急行形電車で、50年以上に渡って活躍し、多くの人が様々な場面でお世話になった、北陸の真の主役と言うべき車両。
急行運用から退いた後も快速・普通列車として全区間で活躍したが、富山~直江津間での運用は各駅停車しか見られなかった。
北陸地区の都市輸送サービスの改善のため、1986年から455系の車体を更新して導入された2ドア・セミクロスシート車。
基本構造は仙台地区に導入された新造車の417系に準じており、当初の導入計画が転じて北陸にも登場した。
かつては利用者が多い福井〜富山間を中心に運用され、北陸新幹線開業後も小松〜金沢間で運用されたが、521系の増備に伴い2021年3月までで定期運行を終了した。
1984年に登場した
食パン列車。詳細はリンク先を参照。
JR西日本発足後の近畿エリアを支えた車両。ただし、北陸本線へは米原~長浜間にだけ入っていた。
末期は米原発・長浜行きの最終列車1本に使われていたが、2024年春ダイヤ改正で完全撤退した。
北陸の顔ともいえる特急電車。同線を走るありとあらゆる特急列車に使用されていたが、2011年のダイヤ改正の「雷鳥」廃止と共に撤退。
寝台急行「きたぐに」や一部の「雷鳥」「しらさぎ」などで使用されていた。
JR貨物とJR西日本が保有しており、前者は貨物列車、後者は寝台特急の牽引に使用されていた。
◎駅一覧
東海道新幹線・
東海道線・
琵琶湖線、近江鉄道本線乗り換え。米原市の中心かつ起点駅。
駅近くにJR総研の風洞技術センターがあり、新幹線の試作車(WIN350、STAR21、300X)が展示されている。
近江母の郷コミュニティハウスが駅舎として使われている。
ここから長浜市の駅。「ICOCA」が使用できるようになってから急に乗客が増えた不思議な駅。
かつては交流電化の起点駅で、機関車の付け替えが行われたため構内は広い。
長浜市の代表駅である。因みに初代駅舎は 現存する日本最古の駅舎「旧長浜駅舎」 として長浜鉄道スクエアに移築されてる。
そして長浜城の最寄駅でもある。
半数の普通・新快速列車は当駅で米原方面に折り返す他、近江塩津方面にも一部折り返す。
浅井長政の居城である小谷城跡の最寄り駅。
乗降客数700人ほどのよくある地方のローカル駅だが、
大阪府の高槻駅と同音異字駅として知られ、長浜ー敦賀間が直流化したことで、おおよそ1時間に1本、高槻駅と高月駅の両方に停車するという迷列車が誕生した。
知名度としてはあちらの方が圧倒的と思われるので、ここまでの切符を買うときは注意が必要……かもしれない。
北陸本線の連続山越え入り口の駅。北陸本線旧線……もとい柳ヶ瀬線が分岐していた。
余呉湖の最寄駅であると同時に、
豊臣秀吉と
柴田勝家が天下をかけて戦った賤ヶ岳古戦場の最寄駅である。
湖西線乗り換え。長浜市かつ滋賀県最北端の駅。色々ハブられっぷりが凄かった駅。詳しくは湖西線の項目参照。
ここから福井県の駅。上りのみ通過線がある。
駅があった場所がかつて愛発(あらち)村という自治体だったこともあり、地元では愛の出発駅としてアピールしている他、駅名も「愛発」に変えようという要望もある。
ちなみに「新」のない疋田駅はどこにあったかというと旧線(柳ヶ瀬線)上にあった。当駅から1kmほど離れた愛発公民館の付近が疋田駅跡である。
駅構内やループ線が撮影地として知られ、構内には鉄道写真ギャラリーも設置されている。
北陸新幹線・
小浜線・
ハピラインふくい線乗り換え。福井県有数の港町である敦賀市の中心駅で終着駅。
かつては敦賀港まで支線が通っており、旅客運転こそ1940年に休止したが(廃止は1987年)、貨物線として2009年まで使用されていた(こちらは2019年に廃止)。
2006年に長浜駅からこの駅までの直流工事化が行われ、新快速もこの駅まで延伸した。
南側を栃ノ木峠、東側を木ノ芽峠に挟まれており、当駅には入るも出るも山越えを強いられ、北陸本線随一の難所として知られていた。
そのため当駅と隣の新疋田駅は標高差が大きく、米原方面へ向かう列車はループ線を通過して山を一周しながら勾配を上る。
逆に新疋田から来る列車は下り坂を一気に下って来る。
北陸新幹線敦賀延伸によりここが終着駅となり、ハピラインふくい線との境界駅となった。
水曜どうでしょうでは駅前を見て寂しいと表現されていたが、新幹線開業でどう変わるか……
追記・修正宜しくお願い致します。
最終更新:2026年10月28日 15:30