超・電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル

登録日:2011/11/19(土) 16:59:40
更新日:2024/04/09 Tue 09:43:17
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一度無くさないと
どれほど大切なのか気付けない


仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー
超電王トリロジーシリーズの第2弾。
上映当時、劇場来場者特典としてこのガンバライドカードが配布された。


今回は『無くさないと分からない大事さ』がテーマに幸太郎と少女・美来が中心のストーリー。



【ストーリー】

時の列車が集うターミナルで突然チケットの盗難事件が発生。犯人は警備員を倒し逃走した。
偶然ターミナルにいた良太郎は電王になり犯人と交戦する。が、その犯人・マンティスイマジンに反撃され、良太郎とモモタロスは重傷を負ってしまった。
そのピンチにオーナーが助っ人にジーク仮面ライダーNEW電王こと野上幸太郎と、その相棒テディを呼ぶ。

一方、街では美来という少女がもう一人の自分を見たと言う事件が発生していた。
それを調査をしようとした幸太郎だが、突然テディとの契約終了の報を聞かされる。実はテディはあらゆる人間と契約し、人間の補佐をして渡り歩く派遣イマジンだったのだ。
流石にショックを隠せないでいた幸太郎だったが、あっさりと契約終了と共にテディとのコンビは解消した……。

幸太郎は新たにキンタロスやウラタロスとコンビを組むも、慣れない戦闘スタイルに四苦八苦。やはりテディでないと……。
そして新たにオーナーと契約したテディも幸太郎のことが心配でならない。

美来の前に現れたもう一人の美来の真意とは? そして幸太郎とテディの運命は?

大切だったものを失ったとき、人は失ったものの大切さを知る――。



【主要人物】

野上幸太郎/仮面ライダーNEW電王
今作の主人公で、良太郎の実の孫。
良太郎に引けを取らない不運体質で、今回は腹筋&涙腺崩壊担当。
突然のテディとの契約終了にショックを隠せないまま、敵イマジンと戦う事になる。

テディと終了してからは不運の連続。どっかで見たことあるような光景も出て来る。
新たにキンタオノとウラタザオという武器を使い戦うが、どちらもいまいち使いこなせない。
テディがいなくなり初めて大事な存在だったと痛感させられた。


◆上原美来(演:高山侑子)
今作のヒロイン。両親とは離れて祖母と暮らす少女。現在は祖母や彼氏友達とは円満にしているリア充。
偶然、誕生日の日にもう一人の自分を見てしまう。
祖母とは誕生日を祝う約束をしていたが、彼氏と祝う約束を優先した矢先、もう一人の自分と出会ってしまう。この出来事が彼女を精神的に成長させることとなる。
後に平成14作目で刑事となり指輪の魔法使いと出会う。


◆もう一人の美来(演:高山侑子)
美来の前に現れたもう一人の美来。
実は彼女がマンティスイマジンと契約している張本人。どちらが本物か明らかにするために、テニスや料理で美来と対決する。
その真意とは……。


野上良太郎仮面ライダー電王
今作では冒頭でチケットを盗んだマンティスイマジンと対決して重傷を負う。
それ以降は中盤のリベンジ戦まではほぼ空気。
残念ながら今回はやられ役。


◆オーナー
幸太郎との契約を終了したテディと契約し、「アレクサンドルビッチ」と命名した。
今回も再び不信な行動を取り、テディと共に巨大スプーンを買いに行った。
今回はかなり重要な言葉を次々と言う物語の要となる。


◆ナオミ
今回はいつも以上よりかは落ち着いてる?
バケツパフェを作って落としそうになるなどドジッ子も健在だがテディに本当の意思を聞いたりと何気に気は利いてる模様。


コハナ
今回は中盤当たりはもう1人の美来に時間の事を話したりかなり出番があり、前半と終盤はほぼ空気に近い。


◆野上愛理
今回は中盤ちょっと前に登場しただけ。
何気に幸太郎を良太郎に雰囲気が似てると言ってたが、良太郎の孫だと認知してかどうかは不明。


◆尾崎正義&三浦イッセー
愛理と同シーンに登場しただけ。
何気にイマジンを見つけるためのヒントを言うなどソコソコは出来る男たち。


◆上原早苗(演:草村礼子)
美来の祖母。最初は美来が2人いることに驚いてたが、偽物を分かってる筈なのにワザと対決させたりする等どこか不思議な所がある。
実は未来では……。


【登場イマジンズ】

◆テディ
幸太郎のイマジン。今回、実はあらゆる人間と契約し、人間の補佐をして渡り歩く派遣イマジンだった事が判明した。
そして幸太郎との契約が終了したのを機にオーナーと契約する。その際に「アレクサンドルビッチ」と改名させられていた。
契約終了した後も幸太郎のことを心配していたが、終盤ついに……。


モモタロス
直行型で喧嘩早い性格のイマジン。
今回も前回同様かなり不運で冒頭の戦闘で足を負傷してデンライナーのシーン以外では登場せず空気かと思われたが、何気にテディに本音を聞こうとしたりする。
新武器は披露されず。


ウラタロス
三度の飯より女好きなキザ亀。
今回はピンチの良太郎の為に幸太郎に憑いて新武器ウラタザオになり戦うが勿論役に立たなかった……。
それでもキンタロスに比べたら善戦した方であるが、相手が女性型イマジンであるのと攻撃の度に喘ぎ声を上げるせいでイマイチ本気を出せなかった。


キンタロス
涙もろい人情型怪力無双。
今回はテディがいなくなった幸太郎の為に率先して協力した。
新武器キンタオノになり戦うが勿論重い為、完璧足手まといに。


リュウタロス
気分屋のお子様。
今回はガンフォームになりマンティスイマジンと戦うがボロ負けの始末。
新武器は披露されず。


ジーク
特に何の用もなく、デンライナーに現れた手羽先イマジン。
デンライナーに居座るだけ居座っておいて何もしようとしなかった。
本人曰く、「自分がいることでデンライナーに癒やしの空気が流れた」「空気清浄機かお前は!」


◆マンティスイマジン(声:富沢美智恵)
もう1人の美来と「お婆ちゃんと過ごす」と言う契約をし、ターミナルのチケットを盗んだ本人。
イメージは月とカマキリらしい。
吐く息には毒が含まれていて、その毒には人を苦しめ植物を枯らす力がある。
武器は2本の鎌型の剣。
妙にセクシーな口調で話す。Mなのか、攻撃を受けた際には悦んでいた。
何気に、まともに契約内容を実行した上に仮面ライダーを次々と退けた強敵。
最後の戦いでは周囲を夜にした。



以下、中盤~終盤のネタバレ















実はもう1人の美来とは、誕生日の日より2ヶ月後から来た美来だった。
美来があの誕生日以降、「また今度、また今度」と言ってる内に、早苗はその年の夏に突然倒れて亡くなってしまう。

当たり前のようにいた早苗がいなくなって後悔したことが、美来がマンティスイマジンと契約した理由だったのだ。
その気持ちは、ずっと助けてくれていたテディがいなくなった幸太郎も痛感していた。


一方、このままでいいのかと不満に思うモモタロスは、幸太郎のことが心配なのに契約が終わったことを理由に何もしようとしないテディを叱咤する。

そんな中、幸太郎たちはマンティスイマジンを倒すために奔走するが、いつもと勝手の違う戦闘スタイルに苦戦を強いられる。
大ピンチの幸太郎の前に、なんとテディが現れる。テディにとっても、幸太郎はかけがえのない存在だったからだ。
お互い気持ちが通じ、再び1つになった2人は共にマンティスイマジンと戦い、勝利した。


だが、テディはオーナーと契約したにもかかわらず、無理矢理幸太郎の元へ来てしまったせいで、契約破棄と見なされ消滅してしまった。幸太郎は砂になったテディと、テディが託したお守りを見て1人悲しむのだった……。


――事件は解決し、未来の美来は早苗と無事に誕生日を祝うことが出来、本来の時代で亡くなった早苗のメッセージ「ずっと楽しかった」を見て涙するのだった。


一方、デンライナーで幸太郎が1人意気消沈しているところに、オーナーは幸太郎と新しく契約するイマジンを連れてきた。
そこに現れたのは、消滅したはずのテディだった。2人の強い絆が、テディを幸太郎の正式契約したイマジンとして蘇らせたのだ。
テディの残したお守りは「縁結び」…

2人は抱き合い、再会を喜び合う。今度こそ、ずっと一緒にいることを約束して。
こうして幸太郎とテディは、前より強い絆で結ばれて再び未来に帰っていった。





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最終更新:2024年04月09日 09:43