どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー

登録日:2015/08/03 Mon 10:18:00
更新日:2024/04/13 Sat 21:53:09
所要時間:約 4 分で読めます









任天堂から発売された『どうぶつの森』シリーズのスピンオフ作品。
対応ハードはニンテンドー3DSNewニンテンドー3DS
愛称は『ハピ森』『ハピデザ』など。
生産開始日 2015年7月30日
生産終了日 2020年9月11日
サービス開始日 2015年7月30日
サービス終了日 不明

■概要


従来のように、村でほのぼのスローライフを楽しむゲームではなく、
プレイヤーが「たぬきハウジング」の新入社員として活動し、どうぶつ達に住まいを提供するゲームである。


ニュータウンにやってきたどうぶつたちの依頼に合わせて家の中にさまざまな家具を置き、
住まいをデザインしたり、庭づくりを行うのがおもなゲーム内容。
シナリオを進めると、開発途中のニュータウンに学校などの施設を建てることも可能。
これまでの『どうぶつの森』シリーズのように村の散策や虫取り等はできず、
『どうぶつの森』シリーズの家づくりの要素に特化したゲームとなっている。
ちなみに、プレイヤー自身の家づくりはできない。


2015年9月16日より配信された更新データで「ツクッター」と「コンテスト」機能が追加。
インターネットに接続することで、自分がつくった作品(家や施設)を公開したり、
ほかのプレイヤーが公開している作品の見学や、月に一度開催される「おうちコンテスト」に参加することができる。
※なおコンテストは第20回まで続いた。
※2018年5月「にんき」検索の集計を終了。


■キャラクター


  • プレイヤー
「たぬきハウジング」に入社した主人公(男の子/女の子)。
本作のプレイヤーの髪型や顔は、下画面に表示されるアイコンをタッチして自由に選択することができる。
新人でありながら最短プレイで一ヶ月足らずのうちに開発途中だった全公共施設をデザインし尽くす程の力量を見せる。

  • タクミ
本作からの新キャラクター。カワウソ。
「たぬきハウジング」の社員で、プレイヤーにとっては先輩にあたる。
プレイヤーにいきなり実情を伏せて自分ちの内装を考えさせたり、一人で営業をさせたりとなかなかスパルタな教育をする。
特徴的なキラキラの目は化粧によるものらしい。

「たぬきハウジング」の社長。
オープニングイベントでプレイヤーの履歴書を無くした挙句、名前や性別すら忘れかけるオーキド博士並の失態を犯す。
ゴルフが趣味という新たな設定が追加された。

  • ホンマさん
「たぬきハウジング」のベテラン社員。上記の「タクミ」は彼の姪にあたる。
ベテランすぎて、社長すら彼の仕事をまともに把握していない。
シナリオ内では、営業の才能を持つプレイヤーのために徹夜で「amiiboフォン」を作った。超いい人。
昔、詐欺まがいの商売やっていたから第一印象で誤解されやすいらしく、裏方の仕事が得意。

  • ケント
熱意だけは誰にも負けない、外回り担当の若手社員。
シナリオが進むと公共施設のリフォームで関わることになる。
タクミに惚れられている。

役所の職員。
公共施設を新しく建てる際は、彼女から建設許可のおりた施設を聞くことになる。
プライベートでは眼鏡っ娘であることが発覚。


■ゲームシステム


  • 時間の流れについて
本作での時間経過は従来のようにリアルタイムではなく、「たぬきハウジング」のデスクで日報を書くことで日付が変わる。
日付を変えると新たな顧客が現れたり、特定の条件でイベントが発生する。
また、1日に複数人のどうぶつが現れるが、作れる家は1日に1件まで。
一応、ニュータウンの景色や一部家具に従来シリーズのリアルタイム制の名残が見られる。

  • 家作り
どうぶつの希望イメージを確認し、自分が作れそうだったら営業&作業開始。
家の中に、希望イメージに合った家具を配置していく。
本作での家具の配置の操作は下画面をタッチしておこなう。半マス単位で家具を置いたり、音楽や自然音をかけたりも可能。
初めから全ての家具を使えるわけではなく、新しい顧客を作る度に使用できる家具が少しずつ解禁される。
顧客の希望イメージに合わせた家具が解禁するため、それ目当てで営業するのもいいだろう。

最初は決められた広さの部屋のみでしか作れないが、シナリオ進行や通信講座で間取りを決めたり土地選びも可能に。
土地は同じ場所を複数回タッチすると季節を変更できる。
シナリオ進行で庭作りを解禁すると、外に家具を置けるようになる。

希望イメージと持ち込んだ家具を元に部屋をデザインするのが基本……なのだが、
実は、持ち込んだ家具さえ置いてあれば、あとは何をしようが完全に自由。
1マスでも空いてさえいれば、文字通り足の踏み場を無くしても構わない。
リフォーム提案で部屋を作り直すときは、家具の制約すら無くなる。
また、下画面のプレイヤーやどうぶつのアイコンをスライドさせることで自由に移動できるため、家具で囲んで閉じ込めてもOK。

本作では天井に吊るす家具、床の上に敷くラグ(一部過去作の絨毯がこちらにカテゴライズされている)、
壁にかけるハンガー付きの服が追加された。

家具は下画面のカタログ内にカテゴリ分けされてる他、検索機能である程度絞り込みができる。
例:『キッチン』で検索→台所関連の家具がヒット

  • 通信講座
シナリオ進行で解禁。
一部の要素は「ゲームコイン」を支払い、一日一回受講できる通信講座で該当する講座を勉強することで使えるようになる。

  • 公共施設
シナリオ内で何回か家作りをすると解禁。
しずえを通して学校や病院といった大きな施設をデザインすることになる。
基本的に家作りと同じだが庭が存在せず、
必要なアイテムの幅も机だの椅子だの若干アバウト(下画面のバインダーをタッチして該当家具を確認可能)。
後にケントを通して作り直しも可能。

  • amiibo関連
本作と同時期に発売したカード型or従来のフィギュア型amiiboを使ってどうぶつに営業をかけたり、
顧客の家に招くことが可能。
旧ニンテンドー3DS・3DSLLの場合は、amiiboを読み込むための専用リーダー(周辺機器)が必要になる。
SPキャラと呼ばれる、一言で言えば自分の店や職業を持つどうぶつ(たぬきちなど)は、amiiboを通してしか家作りができない。
また、顧客の家でamiiboを使うと最大四人までどうぶつを家に招くことができる。

  • ツクッター
2015年9月の更新データで搭載された、ホームデザイナーの交流サービス。
インターネットに接続して他のプレイヤーに自作の家や施設を見せたり、他のプレイヤーの家や施設を見学することができる。
プレイヤー同士で評価しあう「コンテスト」も月に一度開催される。
※なお、コンテストは第20回まで続いた。
※2018年5月は「にんき」検索の集計を終了。


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最終更新:2024年04月13日 21:53