アルべド(オーバーロード)

登録日:2015/09/30 Wed 23:28:26
更新日:2024/12/15 Sun 16:19:15
所要時間:約 3 分で読めます




造物主たる至高の四十一人の御方々、アインズ・ウール・ゴウンの方々に恥じない働きを、誓います


アルべドはライトノベルオーバーロード』の登場人物。
書籍版において追加されたヒロイン…かも知れない…ヒロインなんじゃないかな…?
担当声優:原由実


【人物】


タブラ・スマラグディナによって生み出されたNPCの一人であり、
ナザリック地下大墳墓の守護者統括。
頭部からは2本の角、腰からは漆黒の翼を生やした妖艶なサキュバス
名前の通り白いドレスに身を包み、常に穏やかな微笑を浮かべている。
デミウルゴスに軍配が上がる軍事面を除けば、ナザリックの運営管理など内政面を一手に引き受ける正にNPCの頂点に相応しい存在。
ヒマな時は掃除や裁縫に勤しんでいる。
三人姉妹の次女(真ん中)で、姉としてニグレド、妹にルべドが存在する。

ギャップ萌えのタブラによって(長大な設定の果てに)『ちなみにビッチである』などと設定されていたが、サービス終了日にそれを見つけたモモンガが茶目っ気を出して『モモンガを愛している』と設定を変更した。


【ステータス】


総合レベル100

内訳
種族レベル30
インプ Lv10
etc

職業レベル70
ガーディアンLv10
ブラックガードLv5
アンホーリーナイトLv10
シールド・ロードLv5

カルマ -500 極悪

能力的には防御に特化したタンクポジション。物理・魔法防御、各種耐性まで高い数値を誇る。
何気に物理攻撃力もかなり高め。つまり剛腕。
NPCにもかかわらず、いつの間にやら世界級アイテムまで持たされていた。


【所持スキル】


パリィ
攻撃を反射。

ミサイルパリィ
飛び道具を反射。

カウンターアロー
飛び道具を相手目掛けて打ち返す。

ウォールズ・オブ・ジェリコ、イージス
コキュートスの本気の攻撃を腕一本の犠牲で止めた。
(おそらく、ウォールズ・オブ・ジェリコ、ウォールズ・オブ・イージスの重ね掛けと思われる)

(名称不明)
受けたダメージを鎧に移すスキル。1日3回まで使用可能。

【所持アイテム】


ヘルメス・トリスメギストス
悪魔の如き全身鎧。
三層構造になっており、スキルとの併用で即死レベルの攻撃すら3度まで防ぐ。

真なる無-ギンヌンガガブ-
アルべドの持つ世界級アイテム。いつ持たされたのかギルド長であるモモンガすら知らない。



追記・修正お願いします































やっべぇ、アインズ様かっけえ。くふふふふふ


異世界への転移によりナザリックのNPC達が自我を手に入れた事で、当然彼女も自意識を獲得する。
その結果、モモンガに対して偏執狂めいた愛情を抱くヒドインが爆誕した。
モモンガに胸を揉まれれば初めてを迎えるのかと大興奮し、「(ナザリックのしもべ達全員を)愛している」と言われれば大はしゃぎして天井までジャンプする有様。

モモンガがアインズと名を変え、後に冒険者モモンとして出掛けるようになるとナザリックの留守を任されるが、
それを利用してアインズのベッドに自分の匂いを付けておくなどの奇行に走っている。
更に自分とアインズの子供の服を既に制作していたりする。しかも男女両方分。
(骸骨=モノがなくなっているアインズとどうやって作る気なのだろうか……)

同じくアインズを愛しているシャルティアとは恋敵の関係で、アインズがいる場で顔を合わせると何かと衝突しては喧嘩を繰り広げるが、
基本的には女性守護者同士仲は良く、守護者だけの場では普通に話している。

なお、悪気はなかったとはいえ、悪戯心で設定を変更したことが原因でアルベドが自分を愛するようになったことについて、
アインズ自身は「かつての仲間の子供を汚してしまった」として激しく後悔しているが、アルベド本人はまったく気にしていない。


ナザリック組の例に漏れず敵対者に対しては冷徹で残忍だが、特にアインズと直接戦闘した者に対しては

しょぼい攻撃
→「下賤な攻撃をするな」とキレる

まともな攻撃でダメージを与える
→「アインズ様に痛みを与えたなァァァァ!!」と発狂

どないせーと…


模範解答
→頭を下げ、命を奪われる時を感謝しながら待つ

あらやだ理不尽



配置されていた場所が墳墓の玉座だった関係上、何気に自室を持っていない状態*1だったが、後に9階層の使われていなかった部屋を宛がわれている。

処女。淫魔なのに処女である。というのも、基本的に玉座の間に詰めっぱなしな上にアインズ以外とは寝たくないから。
強力な騎獣「戦用双角獣王(ウォーバイコーンロード)」を召喚できるが、処女なので乗ることができない*2。戦力のためと称して貫かれに行こうとし、周囲から全力で止められたことも。
ちなみに他の女性守護者たちは「淫魔だし経験済みだろう」と思っていたらしく、双角獣の一件でその事実が判明した際にはかなり驚かれていた。

あだ名は「大口ゴリラ」。(アルベド自身はこう言ったシャルティアに「ヤツメウナギ」と言い返した)
8巻収録のお風呂回では直接の描写こそなかったものの、 下の毛が濃い だの、飛び込んで湯船に浸かると やたら大きな水音がした だのと記されていることもあり、
読み込んだ読者の間では、異形種としての正体は「ガグ」ではないかと予想されている。

特典ドラマCDではトリップ中の彼女を正気に戻そうとデミウルゴスが腹パンを加える
――が、呼びとめるために肩を叩かれた程度のダメージにしかならなかったようである。
デミえもん「なんて硬いんだこの腹筋―――なんて思ってませんよ、ええ」


アニメ版では原氏の熱演と顔芸作画によりヒドインっぷりに拍車がかかっている。
EDテーマ『L.L.L.』は彼女の心情を歌った曲であり、その狂気じみたアインズへの愛を存分に体感できる。
(そして書籍版挿絵so-bin氏渾身のED絵に、「この美人は誰ですか?/登場はまだですか?」と弄るのはお約束)
余談だが、この『L.L.L.』という曲、ハード調で且つ英語交じりの歌詞ということで空耳ネタの格好の餌食となったのだが、実際の歌詞が公開されるとその狂いっぷりに空耳が一掃されるという珍事が発生している。

書籍化するにあたって彼女が追加された理由の一つは、主人公・アインズの影がやや薄くなってしまったから。
(軍勢の首魁という立場上、ほいほいナザリック外に出せなかったために活躍の機会が減ってしまった)
アインズ不在時に彼に代わってナザリックを率いるリーダー、それが追加キャラクターのアルベドだったわけである。




最大のネタバレ








ああ、アインズ様。いえ、モモンガ様

貴方様だけが私どもの本当の主人でございます

必ずや貴方様だけをナザリックの真なる支配者に

不快な者どもなど必要はありません

ただ、貴方様のみが永遠の支配を――


実はアインズ以外のギルメン達を『自分達とアインズを見捨てた者達』として激しく憎悪している。
その忠誠心はあくまでアインズ一人に向けられたものであり、アインズ・ウール・ゴウンというギルドそのものにも大した感情を抱いていない。
前述の通り設定が「モモンガを愛している」であることもあり、モモンガが名を変えた事も心中では嫌がっている様子。
Blu-ray1巻特典の小説には、一人になった際に私室のギルド旗を落として踏みつけ、代わりにモモンガの旗を掲げるといった一幕も描かれている。



追記・修正はビッチを『自分の事を愛している』と洗脳してからお願いします

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最終更新:2024年12月15日 16:19

*1 設定厨と揶揄されるタブラだが、これはキャラ愛の不足ではなく、「設定は机上のもの」と一線を引いた常識人でもあったから。むしろキャラの部屋まで作った他プレイヤーたちの方が変。

*2 双角獣バイコーンはユニコーンとは反対に、清純な乙女(=処女)を拒む性質を持ち非処女でなくては乗ることができない。