ウィルバー・ボルト(バキシリーズ)

登録日:2015/11/15 (日曜日) 16:20:24
更新日:2025/06/15 Sun 16:55:53
所要時間:約 ? 分で読めます





今さら………どこに行こうというんだい?

逃ィ~~がさ~ない ♥(はぁと)



ウィルバー・ボルトとはバキシリーズ第三部『範馬刃牙』の烈海王ボクシング編のラスボス

モデルは人類史上最速のスプリンターウサイン・ボルト

世界タイトルに最も近いと言われていたスモーキン・ジョーを倒した烈海王の前に突如現れた男。

彼こそが現ボクシング・ヘビー級世界チャンピオン、ウィルバー・ボルトだった。

烈海王の腕を掴み高々と挙げ、試合の勝者を祝福しながら「逃がさない」とつぶやくボルト。

その時のボルトの握力に烈海王は驚きの表情を見せる。

拳雄・烈海王が引き戻せないほどのボルトの握力。

烈はこの一瞬だけでボルトの驚異的な強さを認識した。

人物


ウィルバー・ボルト神話の住人。

20歳のとき陸上短距離走パゴタ代表五輪に出場しスターターが変形するほどの破壊的ロケットスタートのまま人類初となる9秒前半でゴール。

オリンピック・ゴールドメダリストとなる。

彼がゴール直後に放ったビクトリーポーズは、当時世界中が模倣することとなった。

大会後、耳を疑うニュースが世界を駆け抜ける。

世界最速の男のボクシングへの転身。

世の反応は冷ややかだった。

世界一の脚がリングシューズに履き替えることなど誰も望まなかった。拳の威力など誰も知りたくなかった。

しかし――3度目の衝撃は一年後のデビュー戦で世界を走り抜ける。

最速と最強が同一人物―――という奇跡!!!

世界は再びあのポーズを模倣ることとなる。

その後も破竹の勢いで勝利を続けたウィルバー・ボルトは、最終的にWBC・WBA・IBF・WBOのボクシング4大団体のヘビー級統一王者となる。

身体能力

人類最速と言われる脚力の一方で、上述の通り握力の強さで烈を驚かせている。*1

また、身長も2メートル5センチと世界的トップアスリートとしてもかなりの長身だが、烈をして「データより遙かにデカく見える」程の存在感を覚えている。

経歴からも単なる俊足のアスリートでない事は明らかだが、烈の評価を考えると「世界最速」の脚力こそ実は、彼の総合力の中では控え目な方に入る可能性さえあるのかもしれない。*2

まさに烈海王ボクシング編のラスボスに相応しい男であり、全世界一億人のバキファンがウィルバー・ボルトと烈海王の死闘を待ち望んだ。





……が、残念ながら対決が実現する前に刃牙勇次郎の対決が始まり、そのままバキシリーズは完結してしまったため、ウィルバー・ボルトvs烈海王の対戦は幻の試合となってしまった。

追記・修正お願いします。









































続編の『刃牙道 (バキ道) 』41話にてウィルバー・ボルトvs烈海王の死闘はわずか1ページで回収されていました。

一応フォローしておくと、試合の回想シーンでは烈が圧勝していたかのようにも見えるが、勝利時の烈は体の各所に傷を負っていることが見て取れる。

そのため、ボルトは烈に対してそこそこダメージを負わせるほど善戦はしたんだろう。多分。


追記・修正お願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2025年06月15日 16:55

*1 烈は『バキ』大擂台賽編で同じ海王の称号を持つ孫海王をその自慢の握力も含め酷評している。彼も常人を凌駕する力を持っている事は間違いないが、それだけでは烈の驚嘆には値しないのだろう。

*2 余談だが『北斗の拳』の主人公・ケンシロウも数々の超人的身体能力を持ちながら脚力が100メートル9秒台(現実世界の人類最高クラス)というデータがある。