バキシリーズ

登録日:2012/03/15(木) 03:42:54
更新日:2019/07/19 Fri 21:07:08
所要時間:約 7 分で読めます






スゴイね、人体


本作は週刊少年チャンピオンに君臨する格闘漫画シリーズ。
作者は板垣恵介。板崎恵介ではない。
通称:バキ

  • 第一部「グラップラー刃牙」(全42巻)
  • 第ニ部「バキ」(全31巻)
  • 第三部「範馬刃牙 -SON OF OGRE-」(全37巻)
  • 第四部「刃牙道」(全22巻)
  • 第五部「バキ道」
で構成される。

この他、
  • マウント斗羽とアントニオ猪狩の夢の対決を描いた「外伝」
  • ヒロインとのSEXのみを濃厚に描いた「バキ特別編SAGA」(通称エロバキ)
  • ジュラ紀の地層からティラノサウルスと共に発見された未知の原人ピクルを描いた「範馬刃牙10.5巻外伝ピクル」
があり、他の作者の代筆も含めると
  • 人気キャラクター花山薫を主人公に据えたスピンオフ「バキ外伝 疵面-スカーフェイス-」(既刊8巻)
  • 「疵面」の前日譚である、花山の中学時代を描いた「バキ外伝 創面」(全3巻)
  • 独歩を主人公に据えたスピンオフ「バキ外伝 拳刃」(既刊1巻)
  • 本編とは関係ない公式パロディ漫画「バキどもえ」(全3巻)
が存在する。


「地上最強とは誰か?地上最強とは何か?」をテーマとし、全登場格闘家が地上最強の称号を求めて激しくぶつかり合う格闘漫画。
唯一、主人公である範馬刃牙のみ「父を超えること」が目標で地上最強には執着していない。
その影響か、第二部以降は主人公以外の登場人物の描写に良くも悪くも多く費やされることもあって、主人公が一ヶ月以上に渡って殆ど出番がないこともある。


連載が進むにつれ作者の画力が向上していき、大ゴマとスクリーントーンを駆使した迫力ある作画と筋肉が特徴。
語尾に「ッ」を多用することでも知られるッ。
料理の作画も優れていることで食事描写も有名な漫画であり、特にジャック・ハンマーの食事シーンは刃牙の食事描写の代表例として話題に出やすい。


そのツッコミどころしかない荒唐無稽な設定と描写、人間離れした非常に濃い個性を持つ雄(オス)達、シリアスな笑いなどから
ネット上ではネタとして非常に高い人気を誇る。
(実際、『アメトーーク』で紹介された際にも、MCの蛍原徹が「ギャグ漫画ですか?」とマジレスしていた)
活躍するのは超雄と呼ばれる漢であり、格闘漫画にありがちな強い女性は一切存在しない。

  • 「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」「ほう炭酸抜きコーラですか たいしたものですね」
  • 首にある視神経を切る秘拳・紐切り
  • バランスのいい山本選手
  • 1日に30時間のトレーニングという矛盾
  • マックシング←(・ω・`;)???
  • 結晶化するニトログリセリン
  • 「オリバは道歩いてたら隕石に当たり 烈は大地震に巻き込まれ地割れに飲まれちまった」「ITEッ」「救命阿」
  • が裏返る
  • ボクシングには蹴り技がない、そう考えていた時期が俺にもありました
  • ムエタイの扱い
  • 人間vs幻影カマキリ
  • 直立タキシード
  • ないない、それはない
  • 武を捨てるッ ウオオオオぐるぐるパンチ
  • トリケラトプス拳×ティラノサウルス拳×プテラノドン拳=プトティラ拳
  • イヤミか貴様ッッ
  • 俺が守護らねば
…etc.といった有名ネタの幾つかは誰もが一度は聞いたことがあるだろう。


作中の頂点が確定しているため、バトル漫画でありがちな戦闘力インフレがあまり見られない。
…と思ってた時期が読者にもありました。初期はわりと真面目だったのに、今はもう「北斗の拳」か「リングにかけろ」の領域に達している。
逆に、強キャラが弱キャラだったはずの者にあっさり敗北することがあり、この現象を戦闘力デフレと呼ぶことがある。
まあジャンケンみたいなもんなんだろう。

「グラップラー刃牙」は東映がOVAを制作し、その後別会社がTVアニメ化したことがあるが若干黒歴史気味。

2018年7月より「バキ」としてTVアニメ第二作目が放送中。制作はトムス・エンタテインメント。
「最凶死刑囚編」のアニメ化だが、直接続く「中国大擂大賽編」は第二シーズンで放送予定。
キャストは旧作から全員変更となっている。
OPでは「最大トーナメント編」がダイジェスト映像でアニメ化されている。
OP:BEASTFUL/GRANRODEO
ED:RESOLVE/田所あずさ


◆ストーリー


第一部

  • 地下闘技場編
  • 幼年編
  • 最大トーナメント編

第二部

  • 最凶死刑囚編
  • 中国大擂大賽編
  • 神の子激突編

第三部

  • 実戦シャドーファイティング編
  • 超絶!!監獄バトル編
  • ピクル編
  • 烈海王ボクシング編(途中停滞)
  • 親子喧嘩編

第四部

  • 宮本武蔵編

第五部

  • 二代目野見宿禰編


◆主な登場人物


範馬刃牙
主人公。東京ドーム地下闘技場最年少チャンピオン。
地上最強の高校生。主人公補正の塊。

範馬勇次郎
刃牙の父。地上最強の生物。鬼(オーガ)。親バカでツンデレ。
突然変異かと思ったらそんなことはなかった。

○松本梢江
ヒロイン。通称蛸江。
勇次郎に太鼓判を押されるいい女だが、梢江ちゃん本人も認めているほど可愛くない。どのくらいか簡単に言うとバキSAGAが抜けるどころか萎える程。
(でもアニメ1期では割とかわいかったよね)

○徳川光成
水戸黄門の末裔。徳川財閥の十三代目当主で、東京ドーム地下闘技場主催者。
この世界最高の金持ち。格闘技を愛し、ファイターたちの闘いを見ることを何よりも楽しみにしている。

愚地独歩
神心会空手総元締。武神。虎殺し。私のスーパー独歩ちゃん。
片手を切り落とされても、切り落とされた方の腕で殴る人。
初期に勇次郎と戦い片目を奪われ隻眼となる。この戦いはシリーズでもベストバウトとして名高いが、現在となっては考えられない戦いでもある。

花山薫
藤木組系花山組二代目組長。日本一の喧嘩師。
凄まじい強面で巨漢だが19歳。2回言うが19歳
独自の美学として、「非鍛練・非武装」を掲げる。
作中でもトップクラスの握力を持ち、その強大な力を以って人体をパンクさせる「握撃」を得意とする。
握力×体重×スピード=破壊力!!!

烈海王
中国武術を極めた海王。天才中の天才。魔拳。
作中随一のツンデレ。読者ならば誰しもその手料理を食べたいと思うはず。
得意料理は14kgの砂糖水。

愚地克巳
独歩の養子。神心会空手総帥。空手界の最終兵器。
登場からしばらく「空手家じゃなくていい」など迷走・暴虐の限りを尽くし『空手界の最終兵器(笑)』という状態であったが、
ピクル編で最終兵器っぷりを発揮。
必殺技「マッハ突き」を強化した「真マッハ突き」を編み出し、最終的に“当てない打撃”「俺だけが掴んだ俺だけのマッハ」を編み出す。
魔法が解けた…
最近後付け設定で生き別れの兄が出来た。

鎬昂昇
鎬流空手を駆使する空手家。紐切り鎬。
斬撃にまで昇華させた手刀・足刀・貫き手で神経を切断することができる。上記の視神経切断も彼の技。
第2部で死刑囚のドイルにブレストファイヤーされて以降出番が少なくなる。

鎬紅葉
医者兼格闘家。スーパードクター。
ヘヴィ級ボクサーの瞬発性、スプリンターの機動性、アマチュアレスラーの柔軟性、マラソンランナーの持久力を全て備えた究極の身体能力を持つ。
医者としての腕も凄まじいが、その裏には多くの人体実験を行ってきたという過去がある。
必殺技は人体の水を揺らす打震。試合中に手術をして自分の視神経を繋げた事も。
現在では医者としての出番のみ。
バキシリーズでは登場人物がやたらズタボロになるシーンがあるが、「紅葉がいるから」の一言でだいたいどうにかなる。

本部以蔵
みんな大好き公園最強の生物。解説役。
柔道家ならぬ柔術家で、戦国時代のそれに近い、武器術をも含めた武術を修めている。

加藤清澄
神心会のデンジャラス・ライオン。
まっとうな格闘技としての空手に飽き足らず、ヤクザになって拳銃日本刀相手のストリートファイトに明け暮れていた。
何をトチ狂ったか克巳が一時師事していた。
死刑囚のドリアンにフルボッコにされ、ズタズタに切り刻まれた上にサンドバッグに詰め込まれる。
加藤ォォォ!!

○末堂厚
神心会門下生。バキがシリーズで最初に戦った相手。
加藤、本部と共に実況を大いに盛り上げたが、ドリアンとの勝負でジェットコースターから転落して以降消息不明に。
ピクル編でようやく健在が確認された。

○ゲリー・ストライダム
アメリカ海軍大佐。キャプテン・ストライダム。
「年に一度、本気で殺しにかかる」を条件に勇次郎の付き人をしている。勇次郎が公然と無茶できるのもストライダムのおかげ。
『キャプテン・ストライダム』というバンドが実在する。(バンド名のモチーフは勿論この人)

○ガイア
環境利用闘法を駆使する傭兵。ミスター戦争。
多重人格で普段は弱気な衛生兵「ノムラ」だが、一度目覚めると神を名乗る超人「ガイア」となる。
戦場では勇次郎と同等に恐れられているが、実際には圧倒的な差がある。

ジャック・ハンマー
刃牙の異母兄。範馬の血を引く者。
刃牙と同じく勇次郎打倒を目的とし、意図的なオーバーワーク・限界を超えた薬物投与・第二部以降は骨延長手術まで行い力を手に入れた。
最大トーナメント決勝で刃牙と闘い敗北、負傷を圧して勇次郎に挑むが瞬殺される。勇次郎曰く、「血が薄い」らしく、背に鬼の貌が浮かばない。
『日に二度の敗北』を2回味わっている。

渋川剛気
実戦合気柔術の達人。最大トーナメントベスト4。
怪力無双のオリバの攻撃すら無力化する実力者。
普段は飄々とした好々爺だが根は戦闘狂で、わざと相手を怒らせて喧嘩を売らせ戦い撃破、2分で現場からエスケープすることは日常茶飯事。

ビスケット・オリバ
バキから登場。合衆国アリゾナ州立刑務所(ブラックペンタゴン)囚人序列No.1のインテリマッチョ。
地上最自由の男。繋がれざる者(アンチェイン)。
刑務所内で受刑者VIP待遇を受け豪勢な暮らしをしている。
例外を除けば作中最強の腕力を誇る怪力無双。が、主人公補正全開の刃牙に正面から殴り合いを挑まれ敗北。

純・ゲバル
範馬刃牙で登場した、ブラックペンタゴン序列ミスター2(セカン)。
日系3世で海賊の船長。
人口2万人にも満たない小さな国の大統領でもある。
刑務所では、ベッドではなく清掃箱で就寝している。
苦手な食べ物はポーク
\ヤイサホー/

ピクル
範馬刃牙から登場した塩漬け。史上最強の生物。
ティラノサウルスと共にジュラ紀の岩塩層から発見され、現代の技術で蘇生された謎の原人。いつの間にか白亜紀出身ということになった。
単純な力比べなら鬼を使っていない勇次郎を凌駕する。
烈、克巳、ジャックをほぼノーダメージで撃破。
さらに烈の足を食し、克巳の骨剥き出しの腕を噛み砕き、ジャックを至高の獲物として保存しようとした。
あと、全国生中継の場で女子アナを公開レイプした(一応未遂)。

宮本武蔵
刃牙道で登場。クローンの器に本物の魂が宿った、最強の剣豪。圧倒的な実力を持ち、素手でも十分強い。
刀を使わずとも、相手を「斬る」ことができる。
無論剣術は凄まじいレベルに達しており、羽毛すら切り裂く。
果てには、刀を用いながら相手を「斬らない」という芸当も可能(峰打ちではなく、刀身を相手の顔面に当てた状態で)。
劇中では刃牙、独歩を全く寄せ付けず圧倒し、その実力を見せつけた。

○二代目野見宿禰
バキ道で登場。相撲の祖と呼ばれている「野見宿禰」の名を襲名した古代相撲の使い手で、石炭をダイヤモンドに変えてしまうほどの100トンの握力の持ち主。
元貴乃花金龍山親方の指令により、現在の相撲界に宣戦布告を行う。

野生動物
「先生!お願いします!」要因。

○ムエタイ使い
バキシリーズにおける作者公認のかませ犬。
まともに台詞も貰えずある者は勇次郎のデコピンで沈み、ある者は背骨を折られ、またある者はズボンを下ろされ金玉に対するタマピンで散った。
その扱いの悪さは作者がインタビューで「何でムエタイの扱いが悪いんですか?何か個人的な恨みが有るんですか?」と聞かれるほど。
なお、かませ犬にされるのは、現実のムエタイが「立ち技最強」とされ、強いイメージがついているからとのこと。
そういえばブラジリアン柔術って今の所セルジオが一回出たきりでは。

○警察官、軍隊、ヤクザ構成員
バキシリーズにおける雑魚キャラ。
スーパー戦隊シリーズの「主人公達に一方的にやられる悪の組織の下級構成員」のイメージが近いだろう。
任務などで一人のグラップラーに集団で立ち向かうも、その一人に一方的にやられるだけの存在。
彼らの運命はボコられるだけなら運がいい方で、
場面やグラップラーの性格によっては一方的な殺戮の嵐が吹き荒れる。

時々特別な装備をしていたり、熟練者・エリート的な者が対峙することもあるが、
効果はそのグラップラーの強さを強調することである。


追記・修正をお願いしますッ!!!!
一から書き直しますッ!!!!
一からッ!!!!

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