アクア(この素晴らしい世界に祝福を!)

登録日:2016/03/15 (火) 00:08:04
更新日:2020/04/01 Wed 07:59:22
所要時間:約 7 分で読めます






「もっと私を称えてよ! みんなで褒めて褒めて甘やかしてよ!」


「この構ってちゃんが!」



この素晴らしい世界に祝福を!』の登場人物。
CV:福原香織(ドラマCD) /雨宮天(アニメ)


若くして死んだ人間の導きを行担当する水の女神。自称日本担当のエリート。
年齢は不詳。そもそもアクア様が住まう空間では時間の流れが非常に遅く、人間の尺度で表せるようなものではないのである。
非常に長く生きていたとしてもそれはあくまで時間の流れが遅い場所にいたためであり、
決して歳がいっているわけではなく、そもそも女神に年齢を問うこと自体が神罰に値する程の不敬であるからしてetc……、



「なんだ、ババアか……」



「なんですってえええええええ! ふざけんじゃないわよあんた誰がババアよ住んでた場所の時間の流れがゆっくりだからあんたよりも長く生きてるだけよ訂正しなさいよわああああああああーっ!」



そんなアクア様は最近魔王軍の横行で転生を拒否する人間の多い異世界の人口問題を解決するため、
日本で若くして死んだ者をそのまま異世界へと転送するというサービスを行っている。

しかし魔王軍にすぐ殺されては意味がないため、チートアイテムを一つだけ持ち込む事が出来る権利を与えており、強力無比な武器だったり、唯一無二の特殊能力を得る事が出来る。
が、この送り込まれた日本人によって機動要塞デストロイヤーという災害が作られてしまったり、
冬将軍という超強力なモンスターを生み出してしまったり、持ち込まれた美少女フィギュアがある里でご神体として祀られる事になったりと各所に被害をもたらしており、
持ち主が死んだチートアイテムもそのまま放置しているため、異世界担当の後輩女神が回収を行っている始末。
とはいえ別に悪気があるわけではなく、単にどんな奴を送り込んだのか本気で忘れてしまっているだけ。……なんかもっと性質が悪い気がしてきた。

女神として振る舞う時は猫を被っていたが、ある時自分の元にやって来たカズマの死因があまりにも面白すぎたために化けの皮が剥がれてしまい、
スナック菓子を食いながら調子こいていたためカズマの怒りを買い、
異世界に持ち込まれるチートアイテムとして指名されてしまい、カズマと共に異世界に送られる事態になってしまった。

魔王を討伐しない限り帰れないという事態に最初は動揺していたが、速攻で異世界での生活に馴染み、
今では「危険や面倒事には巻き込まれずに崇められて生きていきたい」とか言い出している。


女神と呼ばれるに相応しい美しさだが、その内面が全てを台無しにしており、
お調子者で能天気、ものぐさで空気を読まない、威勢の良い啖呵を切る割には打たれ弱くて泣き虫。酒場で飲み過ぎてゲロったり寝る時ヨダレ垂らしたりとどこかオヤジ臭い。
すぐに調子に乗ってはトラブルを巻き起こし、やらかした事が後々になって大事件に発展する事も多々ある。
かといって何もしなくても、あまりの運の低さにも起因するのか向こうからトラブルが寄ってくる、生粋のトラブルメーカーである。

金使いも荒く、今では生活も安定しているが、異世界に来たばかりの頃は酒場にツケを溜めすぎてバイトに追われたり、当たり屋まがいの事までやっていた。
最近もドラゴンの卵を持ち金全てと引き換えに買ってきた。誰がどう見ても鶏の卵な上に、
生まれてきたのもどう見てもひよこにしか見えないが、本人は極レアなドラゴン種であるシャギードラゴンだと言い張っており、キングスフォード・ゼルトマン、通称ゼル帝と名付けて可愛がっている。
ちなみにこのゼル帝、人気投票9位という謎の人気を誇る。


そんな感じで性格はアレなアクア様だが、女神としての力は紛れもなく本物であり、絶大な魔力の持ち主。
冒険者としての職業は「アークプリースト」。あらゆる回復魔法と支援魔法を使いこなすプリースト系の上級職である。

腐っても女神であるためか、冒険者としての能力は最初からカンストしている。
ただ殆どのステータスはカンストらしく最高峰であるが知力は平均より低く、幸運にいたっては最低レベルと言われるほどに残念。
そして既に完成されたステータスであるが故、今後どれだけレベルを上げてもこれ以上能力が伸びることは無い。
それを知ったカズマは思わず膝から崩れ落ち、哀れみの涙を流したという。

ちなみに有り余るスキルポイントを使ってあらゆる宴会芸スキルを、それから回復・支援・浄化魔法を習得している。
その回復魔法は死者すらも蘇生し、浄化魔法はアンデッドの王であるリッチーや、大悪魔すら容易く浄化する。
他にも女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の拳「ゴッドブロー」、女神の愛と悲しみの鎮魂歌「ゴッドレクイエム」等の技も持っているが、カエルには通じず食われた。
たった1話で3回もマミる奴なんてアクア様くらいだぞ!*1

なおその神気が凄まじすぎるため、アンデッドや悪魔には常にピカピカ光っているように見えるらしい。
眠っていたアンデッドを呼び起こしてしまったり、ゾンビなどに(死者が神に救いを求める為か)大量にたかられたりもする。

水の女神として水を操る力も持っており、その気になれば洪水レベルの水を呼び出すことも出来る。
更に触れただけで水を浄化する体質であり、瘴気に汚染された湖や毒に侵された温泉を浄化することも出来る。
ただし、酒や紅茶をただの水に変えてしまう事にもなるため、バイト時代は酒を水に変えて店長に怒られたりしていた。
ちなみにこの特性もあってトイレ掃除も得意。屋敷の中でアクアが掃除するトイレが一番綺麗とも言われており、「トイレの神様」とも呼ばれる。

宴会芸には謎のこだわりを持っており、「自分は芸に生きる者だが芸人ではない。なので芸でお金を貰う気はない」として自分の気が向いた時しか芸を行わない。
その宴会芸はカズマにも「これだけで食っていける」と言わしめるものであり、「宴会の女神」とも呼ばれる。


冒険者として登録した時にはその高すぎるステータスと美貌によって一躍話題となり、
「水色髪の女神様」ともてはやされていたが、その評判がすぐに消えていった事は言うまでもない。
ちなみにカズマとアクアが異世界にやって来た頃、ちょうどめぐみんもアクセルの街にやって来たため、
ウォルバクを追って上級悪魔・ホースト様が現れており、冒険者が総出で噂のアークプリーストとして捜索されていたのだが、誰もアクアの事だとは気付かなかった。
「水色の髪の美人アークプリースト様なんてどこにもいねえよ!いたのは酔っ払い芸人だけだ!」とは捜索に参加していた冒険者の談である。
ただ、ホースト様が街に襲撃をかけようとした際、たまたま居合わせて破魔魔法で撃退しており、人知れず街を救っていたりもする。



異世界においてはアクシズ教団の御神体として崇められているが、そのアクシズ教団の評判はすこぶる悪い。
教義とされるアクア様の御言葉『汝、何かの事で悩むなら、今を楽しくいきなさい。楽な方へと流されなさい。自分を抑えず、本能のおもむくままに進みなさい』
「『汝、巨乳を愛しなさい。汝、貧乳を愛しなさい。同性愛者でも、人外獣耳愛好者でも、ロリコンでも、ニートでも、そこに愛があり犯罪でない限り全てが赦される』に従いフリーダムすぎる信徒達が集まり、日々エリス教へのセクハラと嫌がらせを繰り返し、その悪名を世界に轟かせる宗教、それがアクシズ教である。
「アクシズ教徒は頭がおかしいから関わるな」。これは最早世間一般の常識である。
ただし、「『悪魔殺すべし』「『魔王しばくべし』という教えの通り、アクア様が魔族を毛嫌いしているため、悪魔っ娘だけは戒律で許されていない。

しかし厄介な事にアクシズ教のアクア様への信仰心自体は本物であり、
日々教団の勢力拡大に余念がなく、総本山であるアルカンレティアでは詐欺まがいの勧誘が横行している。
そもそも総本山と言えば聞こえはいいが、街の財源である温泉の水質管理を取り仕切っているのを良い事に幅を利かせているだけであり、
多くのエリス教徒がセクハラに耐えかねて街を出て行ってしまい、結果的にアクシズ教徒が街の大半を占める事になっただけだったりする。

ちなみにアクアがアルカンレティアを訪れた際、誰にも女神だと信じてもらえず、
女神の名を騙る不届き者として罵声を浴びせられたが、アクアは命がけで信徒たちを魔王軍の幹部から救ってみせた。
しかし毒に汚染された温泉を全力で浄化したため、温泉がお湯に変わってしまい、賠償を背負わされるはめになった。
が、その後のアクシズ教団上層部による水質調査の結果、それがただのお湯ではなく、
超強力な聖水に変わっている事が発見され、その事が全信徒達に伝えられた事でアクシズ教徒のアクア様への信仰心は更なる上昇を見せている。

これ以降アクシズ教団は祭り上げる事はせずに静かに見守りつつアクア様そっくりのアークプリーストとして全力でちやほやするという姿勢を取っており、
アクアがエリス祭に対抗してアクア祭をやりたいとかアホな事を言い出した時にも全力で協力し、アクアを調子に乗らせていた。



余談だが、アニメ化記念人気投票では4位。4位である。メインヒロインなのに4位である。エリス様は2位である。
この結果に対しアクア様はエリス教徒による不正の可能性を訴え、少数精鋭のアクシズ教徒はやればできる子だから一票を十倍にして投票をやり直すべきと主張しているという。




追記・修正はアクシズ教に入信してからお願いします。

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