樹海の恐怖(暗黒映像)

登録日:2016/11/22 Tue 02:30:57
更新日:2025/03/13 Thu 13:30:58
所要時間:約 3 分で読めます





「樹海の恐怖」とは、心や社会の闇をテーマにしたオムニバスシリーズ『暗黒映像』に投稿された動画の1つ。
本エピソードは『暗黒映像4』と『暗黒映像DX お色気編』に収録されている。



【概要】

タイトル通りに樹海で撮影されており、そこで自殺しようとする男女の様子が映っている。
なお、動画に映っている男女の顔がモザイク処理されており、音声も加工されている。


あらすじ

自殺サイトで知り合った男女が、樹海の奥深くへ向かう。ふたりは同じ目的で覚悟を決めたはずだったが…



【プロローグ】

差出人不明の郵便が取材班に届いた
“拾ったものです 変わった映像が記録されています”というメモと共にマイクロSDカードが入っていた



【映像の内容】

マイクロSDカードに記録された映像には若い女性が掲示板で知り合った男性と一緒に樹海で自殺をする様子が映し出されていた。
カメラで自撮りしていると思われる女性が口を開いた。

覚悟を決めてこの樹海に来ました

お父さん、お母さん、親不孝をお許しください

私、もう疲れました…

……と、いかにも覚悟を決めた自殺志願者らしくカメラの前で家族への遺言を語っていたが、それに対し男性の方は自殺する気があるとは思えないほど笑みを浮かべており、「最期の思い出を作ろう」などと明るい口調で女性と会話していた。
そして、会話しているうちに樹海の奥へと辿りついた2人はカメラを地面に置いて自殺の準備をした。
近くの木にロープをかけ、カメラの前に遺書を置いた彼女は首を吊ろうとしたのだが、女性が台座に乗った瞬間、なぜか男性がそれを待っていたかのように女性のスカートの中を下から撮影した。

女「あなた、さっき何撮ってました?」

男「記念写真。ニコッとして」

女「あなた、死にに来たのよね?」

男性の突然の行動に女性は思わず困惑したが、男性は慌てた様子ではぐらかした。
女性は気を取り直して首を吊ろうとしたところ、近づいてきた男性が今度は手伝うと言いながら背後から抱きついて来た。
どうやら男性は初めから自殺する気が無かったらしく、自殺のシチュエーションを利用して上記の行動を走っていたのである。

女「ねえ…あなた、スカートの中好き?」

男「好き」

女「そういうの好きなの? 死ぬのとスカートの中、どっちが好き?」

女性は男性に詰め寄って不審な行動を問い詰めたが、男性はあっさりとセクハラを認めたばかりか、言い訳がましく「自殺するための薬を用意してる」とごまかした。
当然、そんな言い訳が通用するはずもなく、スケベ心丸出しでいい加減な男性の態度に対して女性は…

ふざけるなよ!

死にたいんだろ!? スカートの中って何だよお前!

何撮ってたんだよ! ああん! 死ぬのに何が記念だよ!

それまで気弱でおとなしそうだった女性がいきなり態度を急変させ、乱暴な口調で男性に激怒。
女性の豹変ぶりに男性は思わず驚いてしまう。

女「死にたいのよね?……死にたいのよね!? ほら」

男「薬持ってきてるから…」

女「吊れよ、死ねよ」

男「いや、薬にしましょうよ…」

女「死ねってッ!!」

怒り心頭な様子の女性に突き飛ばされ、すっかり彼女に圧倒された男性は首吊り自殺を強要されてしまう。

女「薬じゃねえだろ! 吊れよ!」

男「はい、すいません…」

女「お前の汚ねえ死にづら撮ってやるから死ねよ!…さっとと吊ればいい」

女性の言われるがままに男性は首を吊ろうとしたものの、もちろん死ぬ度胸などなく躊躇してしまう。
すると女性が男性の目の前に近づいてきて……

女「死にたいんだよね?」

男「ちょっと待ちません?」

女「死にに来たのよね?」

男「来たけど、一緒に薬飲みません?」

女「もういい……死ねよな!!

どこまでも煮え切らない男性の態度に業を煮やした女性は男性の足下の台座を蹴り倒した。
足を踏み外して強制的に首吊り状態にされた男性は必死に抵抗するも、時既に遅く一気に体重がかかってほどなく絶命した。
そして、男性の最期を見届けた女性は……

この腐れチンポが

……と、死亡した男性の下劣な人間性に相応しい罵声を吐き捨てたところで映像が終了した。





追記・修正は、自殺を利用して女性にエッチなことをしてからお願いします。

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最終更新:2025年03月13日 13:30