金剛パンチ(艦これ)

登録日:2017/06/08 Thu 22:27:22
更新日:2025/08/02 Sat 10:04:30
所要時間:約 3 分で読めます




※この項目にはネタバレを含みます。
未視聴の方はお手数ですが、ブラウザバックすることを強くお勧めします。
















金剛パンチとは、『艦隊これくしょん -艦これ-』アニメ版第4話「私たちの出番ネ!Follow me!」にて披露された、文字通り金剛のパンチである。
素手の裏拳で、吹雪に目掛けて放たれてきた戦艦ル級の砲弾を防ぎ、そのまま他所へと弾き飛ばして爆破するという、ある意味物理的な「バアアアアニングゥ!ラアアアアブ!!」をやってのけたその姿に、数々の提督(という名の視聴者)が少なからず惚れた事は間違いないだろう。


【経緯】


前回、W島攻略作戦に成功したものの、戦闘終了後に誰も知らないところで、潮風で髪が痛むのを気にしていた如月が、その隙を突かれて軽母ヌ級の放った艦載機の生き残りの死角からの特攻により轟沈してしまう。
睦月はもう帰ってこない如月の帰りを未だに待ち続けていたうえ、周囲に心配されても空元気を出してばかりであり、そんな姿に主人公・吹雪は胸を痛めていた。

そんな中吹雪は、島風や金剛型4姉妹との臨時編成「南西方面艦隊」として南方の資源の確保に向かうことになる。
任務を忘れてサボっていた島風を探すべく金剛4姉妹が開いたライブを聞いたり、彼女たちのティータイムに釣られてきた島風も加えてお茶を楽しんだりした後、スコールが発生する海域にて、戦艦ル級らと戦闘。

金剛4姉妹がル級を、島風が駆逐艦を追撃する中、吹雪は敵を一体撃破したことで気を良くするが、先日も上手くいったこともあってすっかり慢心していた彼女はうっかり前に出過ぎてしまい…


「吹雪ちゃん!前、出過ぎっ!」


比叡が叫ぶも時すでに遅く、吹雪は攻撃を受けて中破してしまう。
そしてふと足元を見ると、足が沈み始めており、更に前を見ると、不気味に笑うル級の姿が目の前に見えた。

そう、吹雪は格上の相手に目を付けられてしまったのだ。
ル級に追い詰められた事で、睦月が轟沈した如月の帰りを待ち続けたり、自分たちの前では気丈に振る舞い続ける姿が脳裏に浮かんだ吹雪は…


「嫌だ…嫌だよ……!」


轟沈への恐怖に怯えて完全に戦意を失い、絶望的な表情でそう呟きつつ、その場に跪いてしまった。
しかし、そうしている内にもル級は攻めて来る。そして一つの砲弾が吹雪目掛けて飛んできた。
もはや避ける事も出来ず、万事休すか…と思われたその時。





金剛の裏拳が砲弾を防ぎ、そのまま他所へと弾き飛ばした。
弾かれた砲弾はそのまま爆発した。

比叡達は吹雪を金剛に任せ、ル級の追撃に向かう。
そして金剛は、まだ怯えている吹雪を抱き留めて言った。

「大丈夫、ちゃんと解りますヨ…」

金剛のその優しさで、吹雪の目からは涙が零れ落ちた。
やがて、金剛が合流した4姉妹らの連携プレーによってル級は無事倒され、島風も駆逐艦を撃退して合流するのだった。

そしてこれらの一件が終わり、帰還した吹雪は波止場でなおも如月を待ち続けていた睦月の前に現れると、金剛にしてもらったように、睦月を強く抱き留め、彼女の心を救ったのだった。


後に劇場版において、如月は驚くべき形で帰ってきたのだが…それはまた別の話。

【余談】

  • 砲弾を防いだ一瞬、金剛の手にバリアらしきものが見える描写がある。
    この事から、戦艦娘は深海棲艦同様にバリアが張れるものだと考えられる。

  • AGP金剛改二は艤装がシールドに変形するギミックがあるので、AGPが独自解釈ではあるもののこの金剛パンチですら金剛の本気の防御ではない可能性も考えられる。

  • この後実装された金剛改二丙は、当初は改二から無茶苦茶装甲下がっていたのは秘密



追記・修正は、裏拳で敵の砲弾を防ぎ、そのまま他所へと弾き飛ばしてからお願いします。

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最終更新:2025年08月02日 10:04
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