ヨッシー(マリオシリーズ)

登録日:2016/09/27 Tue 21:45:33
更新日:2025/02/27 Thu 08:09:30
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ペロン!ポン!


ヨッシーとは、任天堂のゲーム『マリオ』シリーズに登場する架空恐竜、あるいはスーパードラゴンである。
マリオルイージを背中に乗せて活躍する姿が極めて印象深いだろう。

はじめは鳴き声にSEが使われており、このSEが「でっていう」に聞こえるというネタから
ネット上ではヨッシーの俗称、および派生したAAキャラとしてよく見かける。
また、一部の作品では鳴き声が「ウィッキー」と表記されている。
ヨッシーストーリー』以降はサウンドコンポーザー・戸高一生の声を加工したものが使われるようになった。
この他一部のTVCMでは山本圭子や杉山佳寿子、OVA『マリオとヨッシーの冒険ランド』では坂本千夏(緑)に大谷育江(赤)が演じていたことも。

名前の由来はネッシー…ではなく、任天堂の社員のあだ名から。
ただし、一部作品では「ヨス湖出身の恐竜だから」ヨッシーという設定のこともある。
最近ではそもそもヨス湖自体が滅多に出てこないため、現在でもこの設定が生きているかは不明。

1993年の米任天堂キャラクターガイドではフルネームが「T. Yoshisaur Munchakoopas(T・ヨシザウルス・ムンチャクッパス)」となっていた。
…が、そもそも 非公開の内部資料に記載されていた設定 であり、この設定自体もゲーム内で使われたことも無く、公式からの音沙汰もない為、既になかったことになっているボツ設定もしくはスタッフの単なるお遊びと考えるのが妥当である。
ゲームに関する都市伝説も参照。

『ヨッシーのクッキー』などヨッシーが主役のゲームも度々発売されており、それらはマリオから独立した「ヨッシーシリーズ」と称される場合もある。

ちなみにメタ的な話だが、マリオの相棒が二足歩行の恐竜にされたのは、実は当時の技術的制約によるもの。
スーパーマリオワールド』では操作キャラの横幅に割り振れるピクセルが限られていた(=グラフィックが横に長いキャラを実装できなかった)ため、縦に長い相棒キャラを模索していった結果今のヨッシーの形へ落ち着いたという。


特徴

ヨッシーとは個体でなく種としての呼称で、基本的に平和を愛する温厚な種族。
二足歩行で靴をはいており、背中には鞍のようなものがついている*1

スマブラXでスネークにも突っ込まれている通りタマゴを産んでいるのでメスに見えるが、性別はないとされており性格はやや男性寄り。一人称は「ボク」。
「喋るのか!?」「喋るみたいだよ!?」

生息域は幅広く、ヨースター島、恐竜ランド、ヨッシーアイランド、ジャンボル島、たまごじまなどに住んでいる。


最大の特徴はカメレオンのように長く伸びる舌とその食欲であり、生物だろうが無機物だろうが構わず食べてしまう。
とくにフルーツが好きらしく、『ヨッシーストーリー』では色によって好みが違う(緑→スイカ、赤とピンク→りんご、青と水色→ぶどう、黄色→バナナ)。尚、メロンはどのヨッシーも大好き。

多くの場合緑色のヨッシーが登場するが他にも様々な色がおり、現在わかっているのは
ピンク水色オレンジなど。ゲーム次第でこれらの色によって性能が違うこともあれば、ただの個体差でしかないこともある。
なお『ヨッシー ウールワールド』に登場するあみぐるみヨッシーたちのなかには、更に複雑な色や模様を持つものも確認されている。
尚、『ヨッシーアイランド』のゲーム内の茶色ヨッシー本当はオレンジヨッシーであり(パッケージでもオレンジヨッシーとして描かれている)、SFC版はドットの都合で配色が綺麗で無かったのでオレンジ色が茶色に見えていただけであり、誤解されやすいが茶色ヨッシーは本当はオレンジヨッシーであり、茶色ヨッシーはリストラされたのではなく、最初からいない。尚、『ヨッシーアイランドDS』ではハードが変わり配色か綺麗になった為、ちゃんとオレンジヨッシーとして表現されている。

足が速く、かけっこをしていたりスポーツゲームの類でもスピード特化型に設定されている事が多い。

お化けや幽霊が苦手で、『スーパーマリオワールド』など一部のゲームではそれが理由で入れないステージがあったりする。

なお、『ヨッシーストーリー』で好評を博して、所謂「でっていう!」に変わって
現在の愛らしい声が定着したヨッシ―だが、同作でそれまでのシリーズと違って愛らしい声を採用したのは
「残された"赤ちゃん"達が活躍する物語」
だったからである。
つまり今現在は、赤ちゃん言葉が可愛かったからといい年したおっさん恐竜までもが赤ちゃん言葉を強いられている状況でもある。
それを踏まえるとヨッシ―に対する意識が変わるかもしれない。


各作品での主な活躍

アクション系

スーパーマリオワールド

デビュー作。クッパによって卵に閉じ込められており、ハテナブロックを叩くと卵の状態で出てきて解放される。
背中に乗ると長い舌を伸ばして敵やアイテムを食べたり、口に含んだ状態で持ち運べたりする。
また足の裏が頑丈なのか、マリオが普通に踏むとダメージを受ける敵や障害物でも平気で足場にできる。
前述の通り、お化け屋敷や城、砦には入ることができない。

ノコノコの甲羅を食べると、色によって様々な特技を使用できる。
赤は三方向に炎を吐き青は羽が生えて飛行可能になり黄色は着地時に砂煙を起こす。
黄色だけあからさまに弱いような…後年スマブラの最後の切り札でもハブられるし。
ちなみに、虹色に輝く甲羅を食べた場合、3色全部の能力が得られる。

ワールドでは伝説の3色ヨッシーと呼ばれる赤、青、黄の個体がおり、
この3体は甲羅の色を問わず炎、飛行、砂煙を使用できる(例えば青のヨッシーが黄色い甲羅を食べると飛行と砂煙の二つの能力を使える)。
ただし緑のヨッシーと違い、生まれたばかりでは子供のままなので敵を5匹か、アイテムを食べさせて大人にしないといけない。
ただ、青ヨッシーだけは、他の色のヨッシーがパタパタの羽を取る事でも変身でき、しかもそのコースはクリア扱いになる。

青ヨッシーor青い甲羅の飛行能力が非常に有能で「コウラがあるステージは青ヨッシー連れて行けばクリアしたも同然」なんて言われてしまう程。ヨッシーが甲羅を飲み込むまでの間しか飛べないが、一度、甲羅を吐き出した後、再度食べ直せば時間をリセットできるので・・・。

ちなみに空中でヨッシーから降りるとマリオだけが大ジャンプするという現象が起きる。
これが災いして大量のヨッシーがマリオの身代わりに逝くハメになってしまった。4コママンガ劇場でもしょっちゅうネタにされていた。
また、ステージの1つにこの現象(通称:乗り捨て)を利用しないとたどりつけないものがある*2

ちなみに、ヨッシーに乗っているときはBGMにパーカッションが追加されるという仕様があり、後続の作品にも受け継がれている。

スーパーマリオ ヨッシーアイランド

初めてアクション系の主人公に抜擢された作品。
敵を食べてタマゴにしてそれを投げる、ヒップドロップ、ふんばりジャンプといったアクションで赤ちゃんマリオを救う大冒険を繰り広げた。
他にはスイカの種をマシンガン代わりにしたり、様々な乗り物に変身といった活躍もする。
下手したら地面に激突していたところを助けてもらったマリオと、命を救ってもらったルイージ。命の恩人を踏み台に今日も兄弟は高所へ向かう。*3

スーパーマリオ64

ある条件を満たすと出会うことが出来、話しかけると…?
メタなことを言うと、開発段階ではヨッシーに乗るシステムも考えられていたのだが、システムが一定のクオリティに達することができず中止となり、ポリゴンモデルだけ完成していたため勿体ないのでこういう登場となった。

リメイク版の『64DS』では緑の弟黄色の貴公子と共にプレイヤーキャラの1人に。
開始時点で唯一クッパに捕まっていなかったため、彼を最初に操作することになる。
ふんばりジャンプや卵産み、卵投げが可能。上述のお化け苦手設定が取り入れられているのかテレサ等その手の敵は倒せない。

ヨッシーストーリー

本作に出てくるのは「ちびヨッシー」だが、それまでのカエルみたいな姿ではなく大人のヨッシーをそのまま小さくした感じになっている。
声や見た目など愛くるしさが強調され、以降のベースとなっているところがある。

スーパーマリオサンシャイン

本作においては口からジュースを吐いたり、水が苦手で触れると消えてしまうなどかなり異質。
それもそのはず、今作のヨッシーはラクガキから生まれた存在である。なので厳密にはヨッシーとは似て非なるものといって良い。

New スーパーマリオブラザーズ Wii

食べたものによって異なるリアクションを行えるなど『ワールド』のヨッシーを強化したような性能となっているが、色による性能差はない。
ふんばりジャンプが1回だけ可能になっているほか、『アイランド』のようなヒップドロップやアイス攻撃*4も可能になっている。
ファイアパックンを食べると一発だけ火を吐けたり、ノコノコを食べると甲羅を吐き出したりと、補食アクションが強化されている。
マルチプレイだと他プレイヤーを飲み込んで運んで崖に吐き出してあげたり出来る。

騎乗中にダメージを受けると強制的に降りて本体のマリオ達は無傷で、ヨッシーだけ高速で逃げ回るようになる。
なお、今作では乗っていられるのがその出現ステージ限りであり、クリアすると自動で降りてバイバイしてしまう。

システムを引き継いだNEWスーパマリオブラザーズUでもヨッシーの扱いは同様。
だが、そちらにはちびヨッシーが追加された。ヨッシー以上の悪食でテレサでも食べる。風船のように膨らむふうせんちびヨッシー、泡を吐いて攻撃するアワちびヨッシー、光で周囲を照らすヒカリちびヨッシーがいる。ただし、ワールドと異なり大人にならない。

スーパーマリオギャラクシー2

ヨースターギャラクシーにてタマゴに閉じ込められている。
従来の飲み込み、吐き出しといった他に仕掛けを解くことも可能。さらに本作のヨッシーはアイテムで変身できる。
高速で走る「ダッシュヨッシー」、空高く上昇できる「バルーンヨッシー」、見えない足場を照らして浮かび上がらせる「ライトヨッシー」の3つ。
ちなみに本作のヨッシーはこれまでの個体と違い目の色が青く、マリオに対する言葉遣いも丁寧。

『スーパーマリオメーカー』

自分でコースを作って遊ぶ事ができる本作ではパーツとして使用できる。
ワールドとUスキンでのみ使用できるが性能が少し異なる。
舌はワールドスキンでは壁を貫通するがUスキンでは貫通しない。
また、Uスキンのみ『アイランド』のようにふんばりジャンプができる。
ゲームの仕様上、『ワールド』では入れなかったお化けやしきと城スキンでも問題なく使用できる(しかもBGMまでヨッシーに乗っている仕様に変わる)。
『ワールド』では甲羅など口に含んだものは時間が経つと飲み込むが詰み防止からか本作では飲み込まない。
画面上2体までヨッシーが出現するが2体以上いる状態でタマゴが割れるとアイテムが出現してマリオの状態によって中身が変わる。続編の2では中身が出なくなった。
小技だが、ちびマリオはブロックを壊せないがヨッシーに乗った状態では壊す事ができる。
続編の2では炎を吐く赤ヨッシーも登場。
卵を巨大化させると出現する。
敵やアイテムを食べる事はできないが何度も炎を吐ける上、ファイアマリオ状態で乗ると炎が3方向に分裂できる。

『ヨッシーウールワールド』

久々となる主演作。
あみぐるみの姿になったヨッシーが仲間を救うために毛糸の世界を冒険する。
後にニンテンドー3DS向けの移植作品『ポチと! ヨッシー ウールワールド』も発売された。

『ヨッシークラフトワールド』

『ウールワールド』の続編。
今度はペーパークラフトで構成された工作の世界を冒険していく。

スーパーマリオ オデッセイ

クリア後に行くことができるキノコ王国で登場。『64』でいたピーチ城の屋根とほぼ同じ場所にいる。
キャプチャーすることができ、舌を伸ばしたり、ふんばりジャンプができるなどいつものヨッシーのような操作ができる。
ボルボーノからワープできる地点にはヨッシーの家も存在し、こちらは『ワールド』の様子が再現されている。

スーパーマリオブラザーズ ワンダー

SMBシリーズでは初めて単体で使用可能なキャラとなった。
なお、協力プレイ時はいつも通り他のキャラ(プレイヤー)を乗せることも可能で、今作ではヨッシーがヨッシーに乗るという絵面も拝める。
敵にぶつかってもミスにならない*5特徴があり、初心者救済キャラのような立ち位置に近い。
舌を伸ばして敵を食べるあるいは吐き出したり、ふんばりジャンプなど『ヨッシー』シリーズでもおなじみのアクションが使えるが、舌は横方向にしか伸ばせず、ふんばりジャンプも連続では行えない。
また、変身アイテムを取っても効果は得られない。よってゾウとヨッシーが混ざったキメラの誕生は回避された
ちなみに緑以外にも赤、黄色、水色の3色が登場。性能はどれも同じだが、声や表情の変化が異なる。

RPG系

スーパーマリオRPG

ヨースター島に生息。どういうわけか緑のヨッシーだけマリオと普通に会話でき、他の色は緑のヨッシーに乗った状態でないと会話できない。
マリオだけで話しかけても例の「でっていう」(SEそのものは本作オリジナル。後述のワッシーとチビヨッシーはさらに独自にアレンジされたもの)が返ってくるだけである。
パーティには参加しないが、戦闘中にアイテム「ヨッシーのクッキー」を使うと駆けつけてきて、敵を食べてアイテムに変えてくれる。
失敗しても回復量が多く高値で売れる「ヨッシーのキャンディー」が取得でき、むしろこっちを狙っていた人も少なくないのでは?
本作オリジナルのキャラでグラサンをした不良のような出で立ちの「ワッシー」とかけっこで対決するイベントがある他、
ある程度シナリオが進むと巣ではチビヨッシーが生まれており、クッキーを欲しがっている。一定以上与えると…。

ここまで読んで気づくと思われるが、本作では話の本筋に一切関わっていない。
そのくせパッケージではメインキャラと並んでおり、よくそのことを突っ込まれる。*6

このほか、ラッキーフラワー取得で挑戦できることがある戦闘後のボーナスチャレンジにもちょこっと登場。
また終盤では、ナンジャロが召喚してくる敵として「ドッシー」が登場。ヨッシーに似ているが身体は赤く鋭い爪やキバを持ち、背中には竜のような翼がある。
「出番すくないんだよおれ。 もっと見て。」

マリオストーリー

ステージ5の舞台となるジャンボル島に棲息するヨッシー達がNPCとして登場。
ちびヨッシーのほか、太った体格で羽飾りをつけた村長も存在する。

ペーパーマリオRPG

ステージ3のウーロン街のスターストーンを探すため、闘技場でファイター「グレート・ゴンザレス」として参戦することになったマリオたち。
ランキングマッチで勝利し続けて15位に上がると「ホットドッグ屋が南の島から取り寄せたタマゴを使った新メニューを考えている」という話を聞くことができる。
そしてホットドッグ屋へ向かうと店長のミスター・チン(リメイク版ではチンミ)が動き回るタマゴに翻弄されており、最終的にタマゴは店の屋根の上に登ったかと思うとそのまま眠ってしまう。
ジャンプ台とヒコーキモードを駆使して屋根に乗りタマゴに話しかけるとマリオについていきたがる様子を見せ、了承すると仲間と共に後ろをついてくる。
ランキングで11位に上がると1部リーグ入りを賭けて10位の「こうてつウォリアーズ」と戦うことになるのだが、どうやってもダメージを与えられず負けるか逃げるしかない。
そうして控室に戻ってきた後、あのタマゴが忽然と消えていた。その時…

よう!ゴンザレス!

あんたの おかげで こうして 無事に

タマゴから 生まれることが できたよ

サンクスだぜ!

マリオたちに声をかけてきたのは、タマゴから孵ったチビヨッシー
助けてもらった礼として、マリオたちへの協力を申し出て新たな仲間となるのだった。

生まれたばかりながらやんちゃで生意気な性格で、水玉模様のパンツとモヒカンのような髪の毛が特徴。
仲間キャラとしては珍しく、好きな名前をつけることができる(
また、タマゴがついてきてから孵化するまでの時間で身体の色やモヒカンが全7パターンのどれかに変化するというギミックが用意されている。
周期は20分だが、色ごとに時間の範囲が決まっており、レアカラーという位置づけの黒と白は範囲が最も短くなっている。
リメイク版ではタイトル画面に出てくるチビヨッシーにも色が反映されるようになった。
ちなみに彼が生まれたタマゴはピンク水色黄色の斑点という珍しい色をしていた。

フィールド上ではマリオを乗せて通常より早く移動出来たり、ふんばりジャンプでマリオでは飛び越せない距離の崖を渡ったりできる。
戦闘では連続で敵に「ヒップドロップ」を繰り出したり、飲み込んだ敵を吐き出して別の敵にぶつける防御力無視の「のみこみ」
当たった敵を攻撃力が下がるミニミニ状態にする「ミニミニタマゴ」、ヨッシーの群れを呼び寄せ敵全体を攻撃する「たいぐんヨッシー」などのワザが使える。
連続でダメージを与えるワザが多いため、攻撃力を上げるワザやアイテム、バッジなどとの相性が良い。

その他

『ヨッシーのたまご』

タイトルにヨッシーの名が冠されたパズルゲームだが、プレイヤーが操作するのは下で土台を持っているマリオのほう。
落ちてくる卵の殻と敵を上手く重ねるとヨッシーが生まれる。
敵の数が多ければ多いほどチビ→通常→はねヨッシー→スターヨッシー と生まれるヨッシーがグレードアップする。

『ヨッシーのクッキー』

こちらもパズルゲームで、ヨッシーの顔を模ったクッキーが登場。ゲームモードにより異なるが、他の形のクッキーにはない特殊効果を持つ。
SFC及びGCの『NINTENDOパズルコレクション』内のリメイク版においては使用可能なキャラとして登場。

マリオカートシリーズ

スーパーマリオカート』『マリオカート64ピーチ姫互換性能。どの辺に互換性があるのかさっぱりで、SFCマリカー説明書にも「共通点はありませんが」と明記された。加速に優れているがグリップやハンドル性能はイマイチでカーブが苦手。最高速度も低め。

『ヨッシーのパネポン』

ヨッシーアイランドに住む緑ヨッシーが主人公。以前のパズル系作品ではマリオとコンビを組んでいたが、本作では単独で主人公を務める。
ゲーム説明やVSコンピュータのストーリーで話す際の一人称は「ボク」で、語尾は「~だよ」「~なんだ」など、少年っぽいフランクな口調が特徴。
しかしSFC版のVSデモでは「ハッハッハッハッ」と、どこかの王子様みたいに笑う場面も。さすがにキャラ崩壊が甚だしいのかGB版では変えられている。
お供に連れている黄色のちびヨッシーは、VSモードのエンディングでおいしいところを掻っ攫うおとぼけキャラ。それまでは出番がなくて空気なのに……。
このほかSFC版のタイトル画面には4匹の色違いちびヨッシーも登場する。

本作は妖精の夢の世界ポップルスを舞台にした『パネルでポン』のキャラ変えバージョンなのだが、ファンシーかつ乙女チックな世界観をそのまま流用しながらも
「ヤッホー! ここは ヨッシーアイランド!」
と言い切った。もしかしてヨッシーアイランドとポップルスって、瓜二つの逆世界なの?

外部出演

『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ

初代からの皆勤賞。出典がマリオシリーズではなくヨッシーシリーズ扱いとなっており、シンボルマークはタマゴ。
「最後の切りふだ」は『X』から『for』までがデビュー作における伝説の3色ヨッシーたちの能力を借りた「スーパードラゴン」で、
『SP』では大群で押し寄せてくる「あつまれヨッシー」。
性能など詳しくはこちらを参照。

『ゼルダの伝説 夢をみる島』

イベントアイテムとしてヨッシーのぬいぐるみが登場する。

『メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス』『メタルギアソリッド スネークイーター 3D』

いずれも人形としての登場。後者はヨッシー人形が置いてある場所でパラメディックと通信すると…。

『ソニック ロストワールド』

WiiU版のDLCステージとして「ヨッシーアイランド」が登場。入手できる卵を持った状態でゴールすると一斉に孵化する。




余談

  • 初登場時はマリオルイージ)が乗ることもあってか身体が長かった。しかし年を経て短くなり、『ヨッシーストーリー』以降は2~3頭身くらいになった。さらに姿勢も前傾気味だったのが現在では直立しており、実際の恐竜が研究を経て直立→水平になったのとは真逆である。この違いはスマブラでも垣間見ることができる。
  • T・ヨシザウルス・ムンチャクッパスという設定や背中の鞍は実は甲羅というウワサから「ヨッシーは亀」と主張する層が一定数存在している。また、古い物ではあるが一部書籍に「ヨッシーはカメ族」と記されているものもある。
  • 2016年時点だと、amiiboの種類が6種とマリオ(こちらは5種)を差し置いてもっとも多いキャラだった(スマブラシリーズ、マリオシリーズ、あみぐるみの緑・ピンク・水色・ビッグ)。
  • 同じ恐竜キャラ同士ということで『キャサリン』というキャラとコンビを組むことが多い。ゲーム作品『夢工場ドキドキパニック』及び『スーパーマリオUSA』の敵キャラとして初登場し、『マリオテニス64』にてプレイヤー参戦を果たした。その後はレースやパーティなどバラエティ系のゲームに多く出演しているが本編への出演は少ない。ちなみにピンクの体にリボン、口調から雌に見えるが実は雄。つまりオカマである。



イラッシャイ! ぼくは アニヲタwikiを

ついき・しゅうせいする たびにでます。

ごようのかたは ざんねんでした。

    スーパードラゴン ヨッシー



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最終更新:2025年02月27日 08:09
添付ファイル

*1 宮本茂氏は「元々は亀のつもりでデザインしていて、鞍にあたる赤い部分は甲羅になる(意訳)」とコメントしている。この宮本氏の見解自体は一度きりの冗談ではなく、スマホアプリ『マリオカートツアー』の「甲羅のついたキャラクターで○○しよう」系チャレンジではヨッシーも対象に含まれていることから、種族はともかく任天堂的にはヨッシーの赤い部分は甲羅ということらしい

*2 マントマリオをうまく利用すればヨッシーを捨てずにたどり着くことができるが、やや難しい

*3 ヨッシーアイランドの緑色ヨッシーとスーパーマリオワールドの緑色ヨッシーが同一個体という公式設定はない。念のため。これに限らず様々な作品に出演している緑色ヨッシーがすべて同一個体という設定もない。

*4 アイスボールを食べると行える

*5 怯みはするので少しの間行動不能になってしまう。

*6 リメイク版パッケージからは削除されている