後藤洋央紀

登録日:2011/09/17(土) 22:12:48
更新日:2023/07/19 Wed 04:11:58
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後藤(ごとう)洋央紀(ひろおき)は新日本プロレス所属のプロレスラー。

生年月日/1979年6月25日
身長/182cm
体重/103kg
血液型/O型
出身地/三重県桑名市
入場曲/覇道


  • 経歴
国士舘大学卒業後2002年に新日本プロレスに入団(ただし二度目である)、当初はジュニア戦線で活躍する。

2005年にCTU(Control Terror Unit)に加入し(半ば無理矢理)リーダーとして活躍するもIWGPジュニア王座など大一番では勝てず終いだった。

2006年から海外武者修行に繰り出し、特にメキシコマットではヒール(悪役)レスラーとして得る物が多かった。

2007年に帰国。かつての線の細い姿から肉厚な肉体を武器とするスタイルで人気を博す。
特に天山広吉戦ではそのパワーを遺憾無く発揮し、天山を長期欠場に追いやる程(だが天山は以前から首を故障しており、とどめを刺された格好)の試合を見せ付けた。
11月には棚橋弘至と好勝負を見せ付け次世代ヒーロー誕生を予感させた。

2008年は「夏の祭典」G1 CLIMAXに初出場し初優勝を取る。初出場で優勝を取るレスラーは第一回の蝶野を除けばこの時点では後藤が初めてであった。

その勢いそのままに2009年はNEW JAPAN CUPも制覇し、春・夏、両制覇(こちらも史上初)の偉業を達成した。

しかし肝心のIWGPヘビー級王座争いでは完全に空回りし、中邑真輔真壁刀義らが先に王者を獲得し後藤は出遅れた格好となる。

2009年から2010年はNOAHの杉浦貴やZERO1の田中将人らと抗争を繰り広げ、どちらかと言えば外敵要員となっていた。
スランプ期に入ったのか、他団体の選手はともかく、新日本の選手(内藤哲也などの若手)にも肉薄されるなど精神的にもナーバスになっており、
タッグマッチで棚橋と衝突し試合を放棄した事もあった。

そんな中2011年からは再びメキシコへ遠征。再び自分を見つめ直す旅に出てレスリングスタイルやパフォーマンス等に磨きをかけて再度帰国。
入場曲やコスチュームも変更し、これからの巻き返しに期待がかかる。

2020年には映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』にブガ/仮面ライダーアバドン役でゲスト出演した。


  • 得意技
○昇天・改
ブレーンバスターの形で相手を持ち上げ振り子の原理でたたき付ける技。ちなみに改良点はたたき付ける際にエルボーを見舞う所。

○牛殺し
相手をファイヤーマンズキャリーで(頭から股下を抱える)抱え上げてから、自身の片膝を立ててそこに首を打ち付ける技。天山はこれで長期欠場に追いやられた。

ラリアット
後藤のラリアットはスタンダードな型だが相手を追いかけて使ったり、フェイントを仕掛けたりとトリッキーな使い方をする。

○村正
後藤の使用するニールキック。名の如く展開を逆転する際に良く使用する切れ味が鋭い技。

○裏昇天
アトミックドロップの形で抱え上げ、旋回しながら正面に落とす技。大一番でのみ使用する奥の手的な技である。


  • 天然エピソード
一見すると硬派で男気溢れる風貌の後藤だが、実は超がつくほどの天然であり笑いの神に愛されているタイプで、敵味方問わずそのことをネタにされている。

‣若手時代に先輩である真壁と食事していた時、真壁の分の牡蠣を食べ尽くしてしまう。
‣誕生日のお祝いで貰ったバースデーケーキを道場に忘れる。
‣鴨を食べるとツイートしながら豚肉の写真を載せる。
‣ニックネームの一つである『殿』は当初中邑が後藤を煽る際に使用していた悪口だったはずが、いつの間にかファンの間で愛称として定着した。
‣柴田と温泉に行った写真に自分のジュニアが写ったままツイート。
‣博多華丸大吉がごきげんように出演した時の一般観覧席に座っていた。ガチプロレスマニアである大吉はすぐ気付いたそうな。
‣怪奇系ヒールとして凱旋したEVILに対し「俺が戻してやります」と除霊マッチを要求。無事勝利したがEVILに大した変化はなかった。
‣当時は敵であり絶対王者だったオカダに背水の陣で挑戦するも、何故か全身白塗りと文字で埋め尽くされた鬼神ペイントで登場。解説に「そうじゃないんだよ」とマジレスされる。
‣髪切りデスマッチの前に散髪をする。
‣買い物中に自分の娘を見失い「娘がいない!」と大騒ぎするが実は自分が抱っこしているのを忘れていた。
‣マスクをしたままシャンプーをする。
‣柴田が女性スキャンダルを起こした際、その相手とされた女性のツイートにいいねをした。
‣ダルトン・キャッスルが試合後のバクステコメントで「だって後藤は強い相手だからな」と英語で発言したが、何故か「後藤はまるで愚鈍な餅のようだな」と頓珍漢な翻訳をされた上、ファンの間では「妙にしっくりくる」と言われてしまう。
‣基本的にどんなことでも怒らず許す性格であるため、そこをYOSHI-HASHIに利用されている。
‣鷹木信悟と『和の心』を賭けたシングルマッチに勝利するも、何故か高級ワインで勝利の余韻に浸る。
‣DVDの企画で寝起きドッキリを仕掛けられるも、早起きしてすぐ朝風呂に行ったため不発に終わる。
‣子供の服や水筒が入っていた袋をゴミ袋と勘違いし捨ててきてしまい、奥さんにめちゃくちゃ怒られる。
‣入場時パフォーマンスの一環として持ち込んでいる錫杖をKENTAに利用され敗北したことについて「よくも俺の肉棒をっ!我が物顔で振り回しやがって…」と直球の下ネタ発言。しかも本人はこれが下ネタとは全く気付いてなかった。

  • 余談
○その天然っぷりはCTUに加入した時や同期の田口、現所属ユニットであるCHAOSの面々からも弄られている。

○G1初出場初優勝者であり、ニュージャパンカップも3回優勝しており、リーグ戦との相性がいい。

○一方で団体の至宝であるIWGPヘビー級ベルトとは縁がなく、幾度となく挑戦するも未だに戴冠した経験がない。このため盟友の柴田勝頼や彼より後輩のベルト戴冠経験者の内藤哲也やジェイ・ホワイトからかなり辛口の意見を浴びせられたことがある。



追記・修正のGは後藤のG!

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最終更新:2023年07月19日 04:11