登録日:2011/08/29(月) 03:13:45
更新日:2021/07/08 Thu 14:23:17
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「わたし、腹いせされなくっちゃ」
押水 菜子は『
花咲くいろは』の登場人物。
喜翆荘のアルバイト。17歳。身長は165cm。あだ名は「なこち」。
松前緒花がやって来る前から喜翆荘で仲居として働いており、
新たに仲居として働くことになった緒花の教育係に任命されたことで緒花と関わり合っていくこととなる。
真面目でしっかりものだが引っ込み思案で人見知りが激しい性格が災いして当初は緒花の大きな声と人の目を見て話す癖を恐がり避けていたが、
緒花にミスを庇われたことと、業を煮やした緒花の腹いせ作戦を切っ掛けに少しだけ軟化し、次郎丸太郎の
自殺未遂騒動で打ち解け、以後は緒花の親友となる。
仲居仲間だからか、同じく緒花と友人になった
鶴来民子と比べると緒花と一緒に行動している描写が多い。
仲居のバイトを始めたのは別に金が必要だったからではなく、自己主張できない自分を変えたいという思いから。
それ故にか給料の使い道に困っており、何に使うかを訪ねられた際は貯金と答えた。
特技は水泳。女将曰く幼い頃は「かっぱっぱ」と呼ばれていたそうな。本人が聞いたら嫌がりそうである。
最近は水泳バカ的な面が多く描かれており、ますます
河童である。
慌て者のテンパり屋で、サバゲーマーたちの尾行訓練の標的にされては悲鳴を上げて逃げ惑い、
クラスメートに抽象画のタイトルを決めてほしいとお願いされては困りに困り果てた結果「どろどろオムライス」と命名するなど、予期せぬ展開には非常に弱い。
普段の姿からは想像もできないが、家族の中では教師の仕事で忙しい両親に代わって家事や幼い弟妹たちの世話を担う母親役で、
時には教育論を戦わせて喧嘩を始める両親を叱りつける様子はまさに肝っ玉母ちゃん。
家の中でははっきり物を言うことも簡単にできるのに一歩外に出ると途端にできなくなってしまうことを思い悩んでいるが、
女将からは細かい面まで行き届く気配りを高く評価されている。
わりと毒舌家であり、仲良くなってからは緒花に対して良い意味でヘコみそうなこともズバズバ言ってのけている。
民子に「みんち」というあだ名をつけた張本人。
かねてから友達をあだ名で呼びたいと思っていた彼女は、民子のことをあだ名で呼ぼうと色々考えた末、無難に「みんちゃん」というあだ名に決めたが、
いざ呼んでみようとしたところで噛んで「みんち」と呼んでしまい、そんな挽き肉っぽい名前で呼んでしまうなんて、と恐れ慄いたが、
民子が特に気にした風でもなかった為そのまま定着した。
彼女の「なこち」というニックネームは緒花の「民子がみんちなら菜子はなこち」という発想によって名付けられた。
民子からは普通に名前で呼ばれているので実際は緒花とテレビの前のお兄さんたち以外そう呼ぶ者はいないのだが、
友達とあだ名で呼び合うことに憧れていた彼女は初めてそう呼ばれた時は感動を露わにしていた。
お洒落に無頓着な民子と違って可愛い服やアクセサリー類にはそれなりに興味を抱いてはいるものの、肌の露出が多い服を着るのには難色を示している。
競泳水着は例外のようだが。
しかし豊満なおっぱ……ごほん、スタイルが抜群に良いため、緒花と同じ服を着てもアダルティーな感じになる。
本人は派手なものより可愛い感じの服を好んでいるようだ。
誉められなれていないからか、女将に自身の魅力を認められた時は舞い上がり、緒花に「背が高くて格好良い」と誉められた際は逆にヘコんだ。
民子曰く、テンションが高い菜子はキモイらしく、緒花にはきな粉餅の話題とかけて「きもなこち」と命名されてしまった。なんでだよ!可愛いだろ!?
姫と持て囃されている民子や
和倉結名の陰に隠れがちで、地味なのも相俟って人気があるような描写は見受けられないが、
彼女らの学校の男子は全くもって見る目がないと言いたい。
緒花・民子・結名といった学生組のうち唯一クラスが違うため、学校生活の描写は少な目。
ただ、前述のクラスメイト・水野さんとは学園祭準備を通して友達になった様子。
ちなみに初恋はまだであるそうだ。
はい、喜翆荘です。……追記・修正のご予約ですね? はい、承ります。
それでは、押水菜子が承りました。ご来館、お待ちしております。これからも、喜翆荘と、わたしも頑張っている花咲くいろはをよろしくお願いいたします。
ふふっ、わたしでもちゃんと予約受けられちゃった。
フフーンフーフフフフフーンフーン♪
最終更新:2021年07月08日 14:23