弓野奈津美

登録日:2012/07/07(土) 02:30:45
更新日:2023/06/13 Tue 01:00:45
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ゆみの なつみ

咲-Saki-』の登場人物。
アニメ一期にのみ登場したオリジナルキャラクター

風越女子高校麻雀部の三年生で、インターハイ団体戦メンバーに入らず個人戦にのみエントリーした選手。

アニメ21話Aパートにて、福路美穂子が県予選個人戦初日の途中経過を申し送りするシーンで右端に立っている茶髪ツインテールが彼女である。


福路「華菜、吉留さんその調子。文堂さん深堀さん弓野さんも今のペースなら大丈夫。大迫さんと浅井さんはギリギリ大丈夫なはずだけど後半もう少し頑張りましょう」


……以上、出番終了。セリフどころか動いている絵すらない。その次のアップでは位置的に文堂の右に立っているはずなのだが見切れてしまっている。

たったこれだけの何しに出てきたのかもわからないようなキャラなのだが、咲-Saki-世界の謎の鍵を握る人物として密かに注目を集めていたことがある。

考えてみてもらいたい。部員80人を抱える風越女子になぜ三年生がキャプテン以外登場しないのか。
龍門渕に敗れた前回予選の後バッシングに耐えかねてみな辞めてしまったのだろうか。
それとも……

その結果弓野さんの存在はもっぱらキャップ腹黒説の引き合いに出され「派閥争いに負けてレギュラーを追われた」「キャプテンをいじめて復讐された」などと言われたり
ふたば、2ch界隈に至ってはキャプテンに許しを乞うて全裸土下座を強要される全裸土下座キャラという謎の属性がついてしまった。

闘牌シーンがないため雀力は不明であるが、劇中の表示から個人戦初日を27位で通過したことがわかる。
近所だと文堂が22位、宮永咲が24位、今宮女子の田中舞(エトペン泥棒のメガネ)が26位。
他校ならばレギュラーを取れるくらいの実力はあるのだろう。

また風越は二年前に夏の全国大会へ出場したが、キャプテンは当時について「一年生はプレッシャーでボロボロだった」と発言している。
これはキャプテン以外にも一年生がインハイ出場メンバーに入っていたと解釈でき、あるいはボロボロになった一年生というのは弓野さんのことかもしれない。


アニメ個人戦の内容は本編の展開に伴って正史に取り込まれたが、今後も彼女が誌面に登場することはないと思われる。

団体戦では控え室からハブられ、四校合同合宿には呼ばれず(やはり引退待ちの鶴賀の加治木・蒲原はいたのに)、同級生のキャプテンの応援にも行かずにひっそりと牌を置いたであろう弓野さん。

全国編の華々しい戦いの陰で、彼女のように人知れず散っていった少女たちに思いを馳せるのも味わい深いものであろう。




追記・修正は全裸土下座で許可をもらってからお願いします

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最終更新:2023年06月13日 01:00