岡田茜

登録日:2018/10/10 (水) 06:08:06
更新日:2024/02/11 Sun 15:28:48
所要時間:約 6 分で読めます




しんちゃんは家族でやってるって黒木は言ってたぞ!!






CV:朝井彩加

名前の由来は千葉ロッテマリーンズ岡田幸文選手。

【人物】

前髪の根本をシュシュでまとめて立てた、パイナップルのような髪型が特徴の女の子。
初登場はモブ扱いではあるがかなり早く、第4話。
もこっちとは1年生から三年間同じクラスで、もこっちはその髪型から『凸(デコ)』と呼んでいる。

リア充グループの一員で、ネモとは親友の間柄で『あーちゃん』と呼ばれていて、
3年生になってからは加藤さんとも親しくなり、お互いを名前で呼びあっている。
吉田さんや素のもこっちと同じように、やや男勝りな喋り方をする。

身長はそうでもないが割とスタイルは良く、露出の多い恰好をする。

中学時代はバスケ部だったが、放課後に遊びに行ったり、
体育祭の時の「まだ結構走れたわ」という台詞から、今は特に部活に入ってはいない様子。
それでも、50m走で一着になっていて運動神経は良い。
体育祭では、チアリーディングにも参加している。

吉田さんがもこっちをイジメている(誤解)のを見かけた時には、
これまで2年間全く関わりが無かったにもかかわらず、もこっちを助けに行って毅然として吉田さんを非難するなど、正義感の強い性格をしている。
ちなみに、この時にもこっちに非があるとわかった時には吉田さんに謝罪してもこっちを引き渡した。
その後の打ち上げでは吉田さんと会話を交わしていて、ゴールデンウィークではゆりにも謝罪している。

誰かの悪口を言う人間は嫌いで、3年生になってくっついてくるようになった南さんの事は内心鬱陶しがっていて、
遠足でネモの悪口を言った時には強い言葉で突き放した。

言う事ははっきり言うタイプで、正義感が強く友情にも厚いという、登場人物の中でも数少ない(?)常識人の一人である。
一方、親友のネモが将来の夢を自分ではなくもこっちにだけ話したときは、自分は友達と思われてないのか?と思うなど変に思い込む癖がある。

ちなみに、エロいことは全然ダメ

【作中の動向】

もこっちとは三年間同じクラスだが、2年生の終わりまで全く関わりが無かった。
一応、同じクラスではあるので存在は知っていたが「陽菜の友達」程度の認識しか持っていなかった。
一度、学食で一緒に食事をした事があったが会話はなく、実質初めて関わりを持ったのは2年生の終盤、終業式の前日である118話。

吉田さんに追われるもこっちを見かけた岡田さんは、
吉田さんがもこっちをイジメていると考えて吉田さんと一緒にいたゆりを非難して助け出したが、原因がもこっちの、

階段で吉田さんのスカートの中見えて、
「あっ、前にUFOで取ったぬいぐるみと同じ柄だ」って言ったら ものすごく怒って……。

みんなダサいパンツ履いてるの知ってるのに何で怒ってるの? 生理なの? って聞いたら急にキレて……。

という、ひどすぎる煽りだと知ると吉田さんに一言「ごめん……」と謝罪し、もこっちを引き渡した。
そして、あまりの気恥ずかしさに手で顔を覆いながらネモに「ねぇ 黒木ってどんな奴?」と訪ね、
(二度と話したくないし明日が終わったら二度と話さないだろうけど今さらどんな奴かめちゃくちゃ気になる)と、不覚にも興味を持ってしまった。

その後、無事に(?)3年生でももこっちと同じクラスになったがしばらくはもこっちとの絡みはなかった。

ネモとも同じクラスになれたが、進級した時の自己紹介でネモが話した「声優を目指している」という夢を自分に話してくれていなかったのに、
もこっちには話していた事から友情に疑いを持ってしまい、ケンカしてしまっていた。

遠足が始まっても仲直りできておらず、最初はネモがもこっちグループに行ったために別行動していたが、
一緒に回っていた加藤さんがもこっちグループに合流したので仕方なく岡田さんも渋々合流。

もこっちと隣になって順番待ちをしている時に、もこっちだけがネモの夢を知っていたので声優について聞いてみるがさっぱりわからず、
さらに声優はエロいことをしていてクレ⚫ンし⚫ちゃんとか一家全員でやってるよ」と聞かされた上にエロゲーの画面を見せられて茫然自失となり……、

ひなーーーー!!!

親友がエロい仕事をすると思い込み、我を忘れて絶叫し、
ネモを連れ出して声優なんてやめるように説得するがネモは「……なんでそんなこと茜ちゃんに言われなきゃいけないの?」と返す。
ネモが岡田さんと距離を取ったのは、声優を目指すと言った時に岡田さんに無視されたと思ったからだった。
もちろん、岡田さんにそんなつもりはなく誤解であり、岡田さんはネモに自分の気持ちをぶつける。

はあ?そんなんで無視してると思ったの!?バカじゃないの?

ずっと一緒にいたのに陽菜が本当のこと言ってくれないから怒ってるって。
なんでわからないんだよ。

結局さ……。
今こうして声優やめろって言ってるけどそれでも……、
最初に相談してほしかった。

…………。

ごめんね あーちゃん。
ずっと黙ってて。

本当のこと言うよ。
声優はやめないし黒木さんの言ってるような仕事もあるよ。

でも別に強制じゃないし嫌な人は断れると思うよ 多分ね……。

それだったら応援してくれる?

…………夢なんだよね。

うん。

……じゃあするよ。

ありがと。
※この漫画は『わたモテ』です。


ネモもその気持ちに答え、無事に仲直りすることができた。


その後は、ただ単にエロゲーの画面を見せられただけにもかかわらず、
「この前色々迷惑かけて」という事で学食でお昼をおごってくれたり、ネモを含めた三人で大学見学に行くなど、普通にもこっちと仲良くなってしまった。

一人だけ別作品のような青春ドラマを展開している岡田さんだが、もう一つ別な面を持っていて、実は岡田さんは「イジられキャラ」なのである。

遠足で取り乱した様子があまりにも面白かったため、大学見学の帰りに寄った秋葉原で、
ネモから「どっちがあーちゃんを引かせるか勝負しない?」とひどすぎる企画が提案されてしまうことに。

最初にもこっちが連れていったBLショップは恥ずかしそうにするだけで済んだが、
次にネモが連れていった「大人のデパート ドエムズ」では立ち並ぶアダルトグッズと、
もこっちが持ち出した「ウネウネ動くグッズ」を見せつけられて言葉を失うほどのショックを受けてしまった。

そして、最後にもこっちが案内したエロゲショップで本物のガチエロゲーを目の当たりにして岡田さんより面白い顔になったネモと、
「ひなはこういうのやらないんだよな?」「え!? う……うん……」「じゃあ大丈夫だ……」と、
思考がマヒしたかのような意味不明の会話をし、トドメにもこっちに煽られたネモがガチエロゲーを買ってしまい、再びネモの名前を絶叫してしまうのだった。


【その他】

もこっちが遠足で隣になった時、「嫌だな……」と考えたように、
本来はもこっちが苦手とするタイプで*1、そんな岡田さんと仲良くなった辺りにもこっちの成長がうかがえる。
また、138話でもこっちが「一年の時もこんな感じで待ってたな……」と回想しているのは、
数ある『わたモテ』の話の中でもトップクラスのトラウマエピソードとして知られるクリスマス『特別編2』の事。
この時はどうしても二人の輪の中に入る事ができなかったもこっちが、今はその二人に迎えられていて、何とも感慨深い。

ネモの夢を応援すると決めた事で、オタク文化にも歩み寄りをしようとしているようだが、
大学見学の帰りに寄った秋葉原で「オタクは秋葉原好きなんだろ」「二人とも秋葉原好きなんだろ」と発言するなど、まだまだ理解には至っていない模様。
ちなみに、ネモは岡田さんに悪気が無いのがわかっているので「気を遣って私達に合わせてくれたんだろうけど……」と、
思うにとどまったがもこっちは「バカにしてんのか!?」とキレていた。
3年生1学期の終業式の日にネモ・もこっち・ゆりと共に海で勉強会をした際には、ゆりの言動を見てその度に「田村って凄いしゃべる奴なんだな」「田村笑ってる」と
これまた一切の悪気なく陰キャがナチュラルに嫌がる言葉を発してしまっている。
なお、声優に関する(偏った)知識を最初に吹き込まれたのがもこっちであるせいか、声優という職業を「普段からエロくて下品なこと考えてないとつとまらない」と、
変態か汚れ芸人のようなイメージを持ってしまっている悲しいかなだいたいあってるけど

実は普段からもこっちとつるむ主要人物の中でももこっちと明確な絡みがない珍しい人物である*2
彼女はネモ、明日香と仲が良いため、もこっちとは友達の友達のような関係で、二人きりになることがなく、会話に接点がないのが原因である。


アニメでCVを担当した朝井彩加氏は、レギュラーとしての出演は岡田さんが初である。

さすがにし●ちゃんの部分はまずかったのか単行本では「あの有名アニメ」に修正されている

声優ってエロいこと追記・修正するんだろ! そんなのダメだ!!
しんちゃんは家族でやってるって黒木は言ってたぞ!!


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 岡田茜
  • 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
  • パイナップル
  • リア充
  • 高校生
  • 女子高生
  • 岡田幸文
  • 朝井彩加

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月11日 15:28

*1 体育でもこっちが足を引っ張った際に「何やってんの!」と非難するなどモロに体育会系だったため、ソリが合わないのは当然と言える

*2 二木さんや伊藤さんなどもこっちと絡みの無い人物は多くいるが、彼女たちは普段からもこっちとつるんでいない