幾花にいろ

登録日:2019/02/21 (木) 22:43:59
更新日:2021/12/09 Thu 11:14:31
所要時間:約 3 分で読めます




幾花(いくはな)にいろとは主にCOMIC快楽天等の18禁雑誌を中心として活動する漫画家・イラストレーター。
昔のPNは元樹朱鷺、今は幾花にいろとして活動する傍ら、別名義でbobとしても活動中である。



【概要】

圧倒的リアル男女生態を描くことを得意としており、エッジの効いた独特の絵柄と瞳の鋭さ、現実にいそうなビジュアルが特徴。
ストーリー構成も、街のどこかですれ違ったことのあるような「現実感」のあるシチュエーション、それでいてキャラクターとしての「魅せ方」を余すことなく描かれている。
そういった要素が読者にウケにウケたのか、成年向けとしては初の単行本である『幾日』が完売、重版が決まったという逸話もあった(後述)。

ペンネームの由来は氏の誕生日が2/16であることから216で「にいろ」である。

遊戯王プレイヤー

氏はニコニコ動画で有名になった「遊戯王で闇のゲームをしてみた」のメンバーである。
その頃のプレイヤー名は「ボブ」、後に「玉置」を経て「田中」に改名。
闇のゲームのメンバーとしてはデッキ内容がおとなしく堅実な方。
「闇のゲームをしてみた」の初期メンバーは東方の同人作家仲間であり、他のメンバーも創作活動をしていた。
ちなみにメンバーの中で突飛した画力を誇っており、それが後にプロの漫画家になったというのだから驚きである。


【単行本(成人向け)】

幾日

初の単行本。2018年4月28日発売*1
オッサンだと思ったネット仲間が美女だった「咬合」、白ギャルがバイト仲間であるオタクの部屋に乗り込んで趣味にハマる「寄辺」などが掲載されている。
ちなみにあとがきではキャラクターの設定資料とおまけ4コマまでもついているので、読者にとってありがたい部分もある。
前述の通り、その人気から2018年5月初旬にとらのあなやメロンブックスで発売された単行本売り切れたらしく、重版が決定されたという逸話が出た。
その勢いは留まらず、とらのあな秋葉原店Aで発表された『2018年上半期 成年コミックランキング』*2並びに『2018年成年コミック年間ランキング』*3ではどちらも1位を掴み取るという快挙を成し遂げた
繰り返すが、これが氏にとって初の単行本で、2018年度での上半期と年間ランキング1位なのである*4ええい! この単行本は化け物か!!
『2019年上半期 成年コミックランキング』*5でも26位にランクインするなど、如何に人気であるのかがうかがい知れる。

(収録内容)

【単行本(一般向け)】

机ノ上神話 幾花にいろ初期作品集

2013年の第6回新人4コマまんが大賞・努力賞作と、2013年、2015年~2016年、2019年にまんがタイム・まんがタイムスペシャルに掲載された作品が収録されている。
カバー下の後書き漫画によると、「初期作品、今見返すと恥ずかしい作品ばかりですが、初期だけあって「初」「初」「初」のオンパレード」との事である。


(収録内容)
  • 通り抜けできます
  • 同姓同盟
  • 捨てられないひと
  • 机ノ上神話

【エンドカードイラスト】

  • 世話やきキツネの仙狐さん

追記・修正は幾花にいろの作品に惹かれた人たちにお願いします。


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最終更新:2021年12月09日 11:14

*1 電子書籍版では5月20日に発売。

*2 集計期間1月1日~6月30日

*3 集計期間1月1日~12月31日

*4 ただし、幾花にいろ氏に限らず、初単行本で『上半期と年間ランキング1位』を取った作家も存在しており、2012年度ではらんち氏の「コイナカ-恋膣-」、2015年度ではsaitomの「いっしょにしよ」が該当する。

*5 集計期間1月1日~6月30日