リオード(shadowverse)

登録日:2019/07/08 Mon 00:14:40
更新日:2021/09/19 Sun 14:30:19
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「偽りを切り裂く」


本項目ではスマートフォン/PC向けTCG「Shadowverse」に登場するリオードについて説明する。

概要

本名:リオード・ブラック。悍ましい雰囲気を放つ、眼帯をした黒装束の男。


カードとして実装される前からメインストーリーの「ギルド争乱編」に登場している。
凄腕の暗殺者で周囲からは極めて恐れられている。

まずはカードとしてのリオードを解説する。ストーリーでの彼の活躍は後述。

カードとしてのリオード

  • 月の刃・リオード
登場カードパック 次元歪曲
2コスト フォロワー ロイヤル  ゴールド 指揮官
1/3
潜伏
進化時 隠伏天誅を一枚手札に加える。

  • 隠伏天誅
0コスト スペル ロイヤル ゴールド
相手のフォロワー1体か相手リーダーに1ダメージ。
アサシンを1枚手札に加える。

  • アサシン
2コスト フォロワー ロイヤル  シルバー 兵士
2/1
ファンファーレ 自分の指揮官・フォロワー1体は潜伏を持つ。


攻撃力が控えめだが、2コストのフォロワーにしては体力が高いステータス。
スペルもPPを消費せずに使えるため、かなり使い勝手がいいが、それ以上に強力なのはアサシンのファンファーレによる再潜伏。
潜伏状態では相手のカードの能力による選択はできないため、ランダムな要素を含むカードでしかダメージを与えられないが、
彼は高い体力によりそれらを耐えることのできる可能性が高く、もう一度安全な状況から攻撃を仕掛けられる。
当然、アサシンで潜伏させる対象は彼でなくてもいい。他の強力な指揮官フォロワーを潜伏させて盤面の強化や相手の追い詰めを行うのもアリ。

また、次のカードパック「鋼鉄の反逆者」で追加された

  • 白刃の剣舞
登場カードパック 鋼鉄の反逆者
2コスト スペル シルバー
ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。これを「自分のフォロワーの最大攻撃力の値」と同じだけ行う。上限は10回。
エンハンス5 ダメージを与える前に、自分のフォロワー1体を+2/+2する。

との相性も良く、エンハンス5で進化後のリオードに使うと、潜伏持ち5/7という除去が極めて難しいフォロワーになる。
隠伏天誅を含めて計6ダメージを振りまくと4、5ターン目までの大抵の盤面は処理できるのもかなり強力。
さらに上述の通り、アサシンによる再潜伏もが可能なため相手へかけることのできる圧力は極めて大きい。

この組み合わせによりSTRのローテーション環境では「ミッドレンジロイヤル」の要の一枚として猛威を振るっていた。

さらに、「武装強化」などの自フォロワーのスタッツを上げるカードで潜伏状態のフォロワーを強化した上で、
こちらも「鋼鉄の反逆者」で追加された

  • 二刀流
登場カードパック 鋼鉄の反逆者
5コスト スペル ブロンズ
自分のフォロワー1体は突進と「1ターンに2回攻撃できる」を持つ。

によって、早いターンに一気にリーサル及び大ダメージを狙うデッキ「潜伏ロイヤル」においては、
再潜伏できる性能や除去されづらい体力が理由で、最優先でバフをかけ続ける対象にしたいカードになっている。
メインストーリーの影響で、二刀流リオードが皮肉に見える人もいるかもしれないが……。


VEC環境では新軸「自然ロイヤル」において、キーカードであるベイリオンのトークンスペルとして手に入る、

  • 王の一閃
1コスト スペル レジェンド
自分のフォロワー1体を+1/+0する。
自分の場にナテラの大樹があるなら、+1/+0するのではなく、+2/+1する。

の主なバフ対象としてデッキの中核を担った。高スタッツになったリオードの再潜伏が相手に与える圧はかなりのもの。
UCL環境でもロイヤルの強カードの一枚として猛威を奮った。


メインストーリーでのリオード

ギルド争乱編に登場する、イズニア国を形成する5つのギルドの1つ「無暁」の長。
冷静な性格の暗殺者で正義のギルド「ブレイドライツ騎士団」への復讐を誓っており、イズニアを「月と太陽が入れ替わった歪な国」と評している。
神出鬼没で禍々しいオーラと肩書きから凶悪な印象を持たれているが、仲間想いで必要のない争いは好まない。実際、アリサが彼を知らずに近づいた時も

  • 戦闘の構えに入るが、アリサとリオードで先に戦闘の構えに入ったのはアリサであり、リオードはアリサに攻撃をしていない
  • 加えて、アリサと戦闘するエリカ「仲間、なのだろう?」と止めている

というような反応を見せている。
またユリアスに目をつけられた時も、初めは逃げに徹しており、リオード本人はむやみやたらに人を襲うことはないようである。なお部下たち


無暁は暗殺者たちのギルド。イズニアの闇を生き、イズニアに潜む悪を照らし出す月となり、裁きを下している。
暗殺者であるために世間からは忌み嫌われており、イズニアの転覆を目論んでいると噂されているが、実際は民たちを守るために動いている。
元々は、暗躍して悪しきものを討つことで民を守る、「月の部隊」と呼ばれるブレイドライツ騎士団を構成する部隊の一つだった。
しかし、ある時――もう片方の、表立って民を導く役割を持つ「太陽の部隊」からの裏切りに遭い、月の部隊に所属する者は虐殺されてしまう。
そこから生き延びた者たちは、ブレイドライツ騎士団の太陽の部隊を「偽りの太陽」と呼び復讐を誓い、その時が来るまでイズニアの陰に生きるようになった。


アリサ達一行で彼とよく関わるのがエリカ
先に述べておくと、ギルド争乱編におけるエリカは、もう一人の主人公とも呼べる立ち位置。
リオードと関わることでエリカはイズニアの闇、そしてイズニアの真実を、ネクサスを追った8人の中で一番先に知ることになるキャラである。
さらに言えば、彼女は主人公のアリサと考えが真っ向から食い違ってしまったことで、激しく対立することにもなる。


イズニアにたどり着いたエリカは、マギス高潔会が生み出した魔導生物に、路地裏で襲われてしまう。
暗殺術を駆使して戦うエリカだったが、魔導生物は次々と湧き、気が付けば囲まれていた。
そこにリオードが助太刀に入る。


「……半端だな。技ばかりが鋭く、心は鈍い。」


エリカはリオードを不審に思いながらも、同時にどことなく彼に懐かしさを感じていた。
リオードはエリカを助けに入った理由を答えなかったが、エリカに行く宛がないことを知ると、彼は無暁の拠点にエリカを招待した。
リオードはエリカが過去に暗殺者だったことを、彼女の暗殺術に加えて瞳から確信していた。
一方のエリカも、無暁の空気が暗殺者組織の拠点の空気と非常に似ていると感じており、
エリカは過去の仲間と雰囲気の似ているリオードを信じることに決め、自分が異世界から来た存在であることを打ち明けた。
リオードはすんなりと受け入れ、無暁とブレイドライツ騎士団の因縁の話をする。
そしてリオードはエリカに、自身のプライドとなる「真実の剣」を見せる。

「真実の剣」とは、ブレイドライツ騎士団に代々伝わってきた神秘の剣。
正義を掲げながら人の命を平然と奪ったブレイドライツ騎士団に対し、無暁が真実を守り抜いた証―


イズニアの本当の歴史を取り返すべく戦う無暁の想いを聞いたエリカは、自身の暗殺組織も過去に裏切りに遭って全てを失ったことと重ねる。
助けたかったのに助けられなかった仲間たち……感情の昂ぶるエリカに、リオードが寄り添う。


「刃を通さず、誰かに触れたのは……あまりにも……久しぶりだ。」


そしてリオードはエリカを無暁へ勧誘するが、エリカはすぐには答えを出せなかった。その後、エリカはリオードとの同行中にアリサと再会する、がーー


「あの、エリカさん。私と一緒に来ませんか?私、ブレイドライツ騎士団っていう、すっごく優しい人たちに会えて……」


事情を知らないが故に思いっきり地雷を踏むアリサはさらに、エリカと同行するリオードを、放たれている禍々しいオーラから敵と判断する。
そんなアリサに対してエリカは怒り、戦闘となる。ユアンとリオードの抑止によりこの戦闘は中断されるが、これ以降アリサとエリカの間に巨大な溝ができてしまう。


エリカはリオードと共に次なる拠点へ向かうが、エリカは近くにいるであろうユアンを警戒し、リオードと一時的に別れる。
ユアンと対峙したエリカはその後、リオードの元に戻ろうとする。無暁の拠点に着いたが、そこにリオードの姿はないようで、暗殺者の一人と話になる。


リオードには一人、娘がいた。リオードはその娘を非常に愛しており、共に偽り太陽を落とす日を夢に見ていた。
彼女が闇を照らす光であり希望、だからリオードはどんな苦境でも戦っていける……そう思っていた。
――しかし、彼女はブレイドライツ騎士団によって殺された。
リオードは目の前に転がった娘の遺体を目にして、ブレイドライツ騎士団に追われる以上はいずれこの時が来る……そう分かっていたとしても、静かに怒りを覚えた。
そしてブレイドライツ騎士団により強く、復讐を誓うようになった。
ちなみに、殺されたリオードの娘はエリカとかなり似ており、リオードがエリカを魔導生物から助けに入ったのも、
感情を昂ぶらせるエリカを落ち着かせるために寄り添ったのも、エリカに亡き娘の姿を重ねていたからだと思われる。


リオードの過去を聞き、一人で行動を再会したエリカはなぜか無暁の方に足を運んでしまう自分に気づく。
その時、ブレイドライツ騎士団の団員の前に倒れている無暁の暗殺者を見てしまう。さらに、拠点の近くで、ブレイドライツ騎士団団員により無暁の暗殺者が殺されるのを目撃。
エリカはこれを見て、本来は自分には無関係とはいえど無暁には自分が目を背けた過去があり、今度こそ逃げずに彼らを助けたいと決意する。


その後リオードと再会したエリカは、無暁とともに戦うとリオードに伝える。
リオードは「ブレイドライツ騎士団の団長の首を取り、副団長の嘘の剣をへし折る」ことを目標に動くが、
想定よりも早いブレイドライツ騎士団の動きに一刻の猶予も残されていないと判断し、
エリカに「できる限り多くの仲間を救って、俺の下に召集してほしい」と頼み、エリカとは再度別行動をする。
エリカはそこに現れたアリサと再度、激しく戦闘する。


ユアンもリオードと関わる。
エリカと別行動中、リオードは『管理者』ネルヴァの手がかりを掴むために調査をしているユアンに目をつけられていた。
と言ってもユアンから無暁に敵意はなく、リオードも「イズニアの民よりも、異世界から来た者の方が信用できる」と発言している。
二人は戦闘になるものの、きっかけはあくまで、ユアンの力を信用していいかどうかをリオードが試すという名目。

戦闘後、リオードは真実をユアンに話そうとするが、そのタイミングで操られたブレイドライツ騎士団の団員が襲ってくる。
ネルヴァがブレイドライツ騎士団に干渉していると確信したユアンはその場をリオードとともに凌ぐ。
リオードはユアンの力と、ブレイドライツ騎士団団員の力の根源が同じであることに気付き、ユアンを問う。
ユアンはここで自分の過去――民を守るために、力のある王になろうとした結果、ネルヴァを呼んでしまい、世界が粛清されてしまうという過ちを犯したことを話す。
リオードは「お前が寝返らんと、確証はできない」と言った上で、情報提供を行い、月と太陽のどちらにつくか考えてほしい、とユアンの元を去った。

また、強者との闘争を求めるユリアスは、リオードからも強者の気配を察知しており、姿を現したリオードを追う。
リオードはユリアスから逃げていたものの、足を止め迎え撃つ態勢に切り替えたことで追いつかれる。
ユリアスと戦うことに意味はないと言うリオードに対し、ユリアスはもちろん「私にとっては意味のあることだ」と譲らず戦闘となる。
ユリアスは優れた技と速さを持つリオードを評価しながらも、彼が全力でないことを一向に使おうとしない「真実の剣」を見て気付く。
リオードは、


「この剣を振るう場所ではない。この剣を振るう相手ではない。十年前より、この剣が斬る相手は決まっている。」


と返し、立ち去っていく。4人の強者と戦ったユリアスは、始まるであろう争乱やまだ見ぬ5人目の強者に期待する。


アリサは無暁が凶悪なギルドとしてセタスたちから伝えられていること、またリオードのオーラから、彼を敵と判断している。


+ 以下、ネタバレ注意
ギルド争乱編の最終章。イズニアを戦禍が襲う。
エリカはアリサとの戦いの手を止め、無暁の暗殺者たちを助けるために行動する。


一方のリオードは、ニコラ・アデルを撃破した黒幕の元に姿を現す。


「――お前だったのか。」


「その言葉を口にした人、そこで転がってますよ?」


この争乱の黒幕はブレイドライツ騎士団のメイシア・ラフォージだった。
彼女は部下の団員を操り、無暁やエスカマリの団員を殺戮していた。
しかし、リオードの想定とは異なり、彼女のその真の目的はイズニア全体を粛清し、管理者ネルヴァの器として大成すること。
無暁への攻撃はあくまで彼女が動き出すためのきっかけ作りの一つに過ぎなかった。


「貴方にとっては、この戦いはまさに決戦。ですが――私にとっては違います。幕間で死んでください。リオードさん。」


――と剣を向けるメイシアだが……


「吼えるな、贋作。」


リオードはついに真実の剣を装備。


「貴様の剣は真実と似て非なるもの。年月をかけて、魔力を貯め込もうとも――放てば尽きる」
「これは違う。込めた魔力は幾度振るえども失われない。秘めた輝きはいくら隠せども失われない。これこそが真実の剣」


「英雄になるつもりはない。偽りの太陽を落とし、真実の月に栄光を。貴様を討ち、真実でこの国を照らす」
そうすれば――闇の底に沈んでいった者たちも、報われるだろう」



そしてリオードとメイシアの交戦が始まる。激しい攻防が続くが、そこにエリカが到着し、リオードの助太刀に入ったことから戦況が変わる。


メイシアはついに、ネルヴァの器としての力を解放。顔に紋様が現れる。メイシアに斬りかかるエリカとリオードだったが、メイシアはリオードに突然こう言い出す。


「絆とか。情とかあるじゃないですか。どうしてあるんでしょう。必要ないと思うんですよ。間違えるじゃないですか、そういうのに流されると。自分一人だったら絶対に間違えないのに。ねぇ、リオードさん。」


ずっと一人で戦ってきたにも関わらず、この期に及んでエリカと共闘するリオードを挑発するメイシアは次の瞬間、


「――ふふ。」


「……っ!?」


エリカの背後に瞬間移動、エリカは不意を突かれてしまう。
その時――


「――」


「……っ!?」


「一人の貴方は強かった。その剣も素晴らしいものです。でも、慣れないことをするから――」


「ふ、かく……。」(ドサッ


リオードはエリカを庇い、その場に倒れてしまう。


「ふふ。この剣、ありがたく頂きますね。」


彼にとって、無暁にとってプライドであった真実の剣を奪い、勝ち誇るメイシアにエリカは激情をぶつける。


「貴方は!貴方はなぜ!人を殺めるのですかっ!なぜ、人を踏みにじるのですかっ……!」


しかし、一人では敵うはずもない相手。虫の息のリオードはエリカに逃げるよう指示を出す。
そして彼は最期に、自分の娘と似ているエリカにこう伝えるーー。


「奴の……言う通り……なぜか……俺は……お前と共にと……願って……しまった……。お前は……似ている……お前と、あの子を……重ねて……。俺は……。」


ここでメイシアはリオードにトドメの一撃を喰らわせ、彼は散っていった――。


「し、ぬな―――エリカ―――お前、は―――。」


エリカは涙ながらに剣を向けるも、メイシアの前には敵わない……その時、アリサたちが丘に到着してエリカに加勢する。そしてメイシアはエレノア・グローリアを始末するために移動した。


「――ここで私は、未来と過去を失った!私のせいで……リオードさんが……もう……私、どうすればいいか……。」


エリカは、自分のせいでリオードが死に、今回もまた誰も救えなかったことを悔やむが、


「……エリカさん。前に進みましょう。私、間違えましたけど……それでも。それでも、負けたくないんですっ!」


「……前に進むのです。それ以外に……ありません。どれほど悲しくとも……前に……。」


敵対していたアリサや、再会した時に冷たい言葉を浴びせた相手であるイリスに励まされ、エリカは再びアリサたちと共闘することを決めるのだった。
アリサたちと和解したエリカは、リオードの思いを胸に戦い続ける。


メイシアは最初から持っていた嘘の剣と、リオードから奪い取った真実の剣で二刀流になり、アリサたちを追い詰めるものの、アリサたちの諦めない気持ちの前に逆転され、セタスがメイシアにトドメを刺す形で戦争は終結した。

期間限定ストーリー「ギルド復興編」では登場こそしないものの、無暁の残党たちは未だに彼のことを慕い続けており、
無暁が再度「ブレイトライツ騎士団 月の部隊」として扱われることになってもあくまで無暁として、リオードの意志を継いで行動している。


余談

第21弾「リナセント・クロニクル」でリメイクされた。
声を担当した石塚運昇氏は21弾リリース時点で既に鬼籍に入られているが、生前に音声を収録していたらしく、担当声優は変わっていない。


「偽りが沈み 真実が昇る」

  • 月光の執行者・リオード
登場カードパック リナセント・クロニクル
3コスト フォロワー ロイヤル  レジェンド
1/4
潜伏
自分のターン開始時、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。
ファンファーレ このバトル中に破壊された自分のフォロワーが10体以上なら、進化する。

進化後
3/6
潜伏
自分のターン開始時、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに3ダメージ。

体力の高い潜伏持ちフォロワーなのは相変わらずだが、ターン開始時に相手の盤面と相手リーダーにダメージを与える。ただし再潜伏効果はなくなっている。
進化置きすると次の自ターン開始時にリーダー含む相手の盤面に3点AoEを飛ばせる効果と潜伏持ちの組み合わせは、特に潜伏を処理しづらいクラスのデッキには脅威であり、
ファンファーレでランダム5点を敵のフォロワー一体に与える「光耀の標・ミストリナ&ベイリオン」と組み合わせて全体3点+単体5点のバーンを飛ばせる。
最速でロイヤル側が「ミストリナ&ベイリオン」がプレイできる6ターン目までの5(6)PPでそのバーンダメージに耐えられる盤面構築はほぼ不可能と言ってよく、
特に「ミストリナ&ベイリオン」プレイ時に「ナテラの大樹」を捨てて追加効果(スタッツに+2/+2、3PP回復)を発動した場合、
進化込みで14点(3点AoE+リオード直接攻撃+ミスベイ進化疾走8点)をお見舞いできる上、3PPの使い道と相手の体力によってはそのままリーサルも十分狙える。
よしんば削り切れずとも、盤面には守護持ちの中型フォロワー(ミスベイ)と放っておくとまた次のターンに3点AoEを飛ばしてくるリオード+αが残るため、
逆リーサル手段がないなら相手は盤面処理に回らなければならないと、非常に強力な組み合わせとなる。

この強力な2フォロワーの追加により、不遇シーズンの続いたクラス:ロイヤルを一気に第一線に押し上げたが、
アディショナルカード追加後は、イザベルウィッチや共鳴マグナゼロネメシスの台頭によってより早いターンでのリーサルが求められ、
それに合致した、「ミストリナ&ベイリオン」と「劇的な撤退」を組み合わせて一気に相手の体力を削りきる「撤退ロイヤル」がロイヤルデッキの主軸となり、
このデッキにはリオードは相性が悪いわけではないが優先して入れるほどではないと不採用にする構築が流行したことで、若干影は薄くなった。

しかし、ロイヤルのアディショナルレジェンド「忠義の剣士・エリカ」に注目した「自然連携ロイヤル」では、
リオードの「破壊されたフォロワーが10体を超えると進化する」効果が、とにかく場にフォロワーを出して連携数を稼ぐこのデッキと相性が良いこと、
(進化置きして処理されなければ)全体3点AoE予約効果が疾走主体のこのデッキの爆発力をさらに押し上げてくれることなどから、ミスベイと共に採用されている。



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最終更新:2021年09月19日 14:30