メイシア(shadowverse)

登録日:2019/08/01 Thu 16:41:36
更新日:2024/01/09 Tue 15:41:40
所要時間:約 8 分で読めます





「――ようこそ!アリサさん!輝ける雫とギルドの街、イズニア国へっ!勇気の剣を用いて、あなたをお守りしますねっ!」




本項目ではスマートフォン/PC向けTCG「Shadowverse」に登場するメイシアについて説明する。

概要

本名:メイシア・ラフォージ。頭に白いリボンを付け、眼鏡をかけている女性。

CV.米澤円
ブレイドライツ騎士団の副団長。何もないところでよく転び、これといった剣技や魔力はないが芯が強く、心優しい性格。

カードとして実装される前からメインストーリーの「ギルド争乱編」に登場している。



カードとしてのメイシアはネタバレの塊なので、先にストーリーでのメイシアの活躍を記述する。


メインストーリーでのメイシア

ギルド争乱編に登場する、イズニア国を形成する5つのギルドの1つ「ブレイドライツ騎士団」の副団長。
ブレイドライツ騎士団の一員として、魔導生物の駆除や、観光案内、市民の悩み解決を行なっている。

そんな彼女だが生い立ちは不明。
淀んだ瞳に、アンバランスな笑みを浮かべ、一人寂しそうに佇んでいたところをブレイドライツ騎士団に所属するセタス・ロウに拾われ、ブレイドライツ騎士団に加入することになった。
メイシアはブレイドライツ騎士団の団員としてセタスとともに活動していくにつれ本来の笑顔を取り戻していき、そしてセタスの推薦により副団長になる。
特に何も力を持たない彼女が副団長になったことに初めは賛否両論だったようだが、セタスの支えもあり、メイシアは街の人からも部下からも好感を抱かれる人物になっている。


アリサ達一行で彼とよく関わるのがアリサ
アリサはイズニアへ転移して早々に美麗のギルド『マギス高潔会』が生み出した魔導生物に襲われかける。そこにメイシアが現れ、アリサを助けようとするが転んでしまう。


「すみませんっ!その魔導生物、とても危ないので……!あの、離れてもらった方がーーー。」


魔導生物を倒したアリサだが、それを見たメイシアはアリサがイズニアでは珍しい服装をしていることを理由に、他の国から来たイズニアへの観光客と判断する。
ここでメイシアは自分がイズニアを収める最大のギルド、ブレイドライツ騎士団の副団長であることをアリサに自己紹介する。
魔導生物をアリサが倒したことに感謝とお詫びを込めて、メイシアはアリサにイズニアの案内を行うことを提案する。
彼女を悪い人ではないと判断したアリサはその提案を受け入れ、メイシアと同行することにした。

メイシアはアリサにイズニア国の情勢を話すが、先方でセタスとマギス高潔会の長・エレノア・グローリアが話しているのを見かけてアリサの元を離れる。
メイシアが離れている間にアリサは二匹目の魔導生物に襲われるが、それに気付いたセタスにより助けてもらう。
強面なセタスに恐縮するアリサだったが、戻ってきたメイシアとセタスのやり取りをみたアリサは、セタスもいい人だと判断した。
アリサは二人の誘いを受けてブレイドライツ騎士団の拠点へ移動。メイシアは副団長任務を行うために拠点でアリサと別れる。


その後メイシアは均衡のギルド『エスカマリ』の前でセタスと合流し、マーロン・メディアンの元に押しかける。
セタスはいくら話を持ちかけても対応しないマーロンに対し、頭に血が上り、斬りかかる。そしてメイシアも剣を構えるが、イリスによる抑制によりメイシアは諦めてセタスを説得。
セタスとメイシアはエスカマリを去る。

一方でアリサは他の団員たちから、団長が療養中でメイシアがブレイドライツ騎士団を仕切っていること、メイシア本人に力はないものの団員たちや街の人たちから慕われていること、セタスがメイシアに想いを寄せていることを知る。
その後アリサは戻ってきたセタスとメイシアに、黒装束の怪しい男と同行していたエリカを見かけたことについて相談する。
メイシアはエリカと同行していた男を暗殺者のギルド『無暁』の長のリオード・ブラックと断定。彼をイズニアの転覆を企む極めて危険な人物だとアリサに説明する。
そしてブレイドライツ騎士団から原則的に無暁への接触は禁じられているが、「ギルドが被害を被った場合には、相手のギルドへの干渉が許される」という防衛権は認められていることを話す。
そしてメイシアはアリサにこう伝えるのだった。


「――アリサさん。――ブレイドライツ騎士団の一員になってみる気は、ございませんか?」


「……えっ。え、ええぇぇっ!?」


アリサは自分が異世界からきた人間で、いずれ別れなければならないことを理由に勧誘を一度断るが、それでも協力し合うことはできるというメイシアとセタスの言葉を聞き、
ブレイドライツ騎士団に魅力を感じていたアリサはブレイドライツ騎士団の一員になることを決める。
しかしここに、ブレイドライツ騎士団へ他殺体が見つかったという話が入る。現場へ急行する三人だったが、メイシアはその間にとある人物に襲われていたために遅れて到着することになる。
暗殺者ギルドの無暁の仕業かと思われたが、その割には死体が新しく、それは隙を見せない無暁にしては珍しいことだった。その時、無暁の暗殺者たちがセタスたちを強襲、戦うことになる。
3人はその場を切り抜け、メイシアは暗殺者たちを拘束しようとするが、暗殺者たちはその場で自刃。セタスはエスカマリにこのことを報告しに向かう。一方でメイシアはアリサに


「……セタスさんは、無暁も均衡を守る一部であると、よく仰っています。私もそう教わってきました。ですが、本音を言えば……私はそうは思えないんです。」


「実は、こんな情報を掴んでいるんです。――無暁が争いを引き起こそうとしている、と。」


と無暁に対する思いを打ち明ける。その上で、


「臆病なだけじゃない。私は弱いんです。……ブレイドライツ騎士団の中で、誰よりも。」


と言い、団長から受け継いだ剣を見せる。この剣は魔力を溜め込み放つことができるブレイドライツ騎士団に長く伝わる神秘の剣――。メイシアはこれを扱える力を持っていない。とはいえども


「でも、放っておけないんです。臆病でも、弱くても……この国に傷ついてほしくないから。」


とアリサに伝えるのだった。そんなメイシアにアリサは自分のできることで協力しようとするのだった。


セタスは上述の通り、メイシアがブレイドライツ騎士団に所属するきっかけになっており、またセタスはメイシアに好意を抱いている。

また、メイシアは強者との闘争を渇望するユリアスと運悪く遭遇しており、急いでいる彼女に対して強者のオーラを感じないとはいえ、それなりの物を感じたユリアスは攻撃を仕掛ける。
メイシアはそれに素早く反応。その動きを見たユリアスは彼女の力を確かめてみるのだった。この時のカードバトルのメイシアの使用クラスはロイヤル。
この戦闘の後、メイシアが抱えている剣を鞘から抜こうとしないことに気付いたユリアスは、彼女にその剣のことを聞くが……


「お、お恥ずかしながら……抜かないのではなく、抜けないのです……。」


さらに団長が療養中であり戦えないことを聞いたユリアスは、ブレイドライツ騎士団の強者についてメイシアに聞く。


「セタスさんは私なんかよりずっと強いですっ!」


これを聞いたユリアスは、彼女が言うセタスについて探ることを決める。

+ 以下、ネタバレ注意
ギルド争乱編の最終章。イズニアを戦禍が襲う。
何者かに操られているような様子のブレイドライツ騎士団団員たちが次々と、無暁の暗殺者やエスカマリの使徒を虐殺していく。

メイシアはセタスと合流、互いに団長からの指示は聞いておらず困惑していたが、メイシアは、

「私はーー止めます!この争乱をっ!」


とセタスに伝え走っていった。
丘の上に着いたメイシアはニコラ・アデルと遭遇。メイシアに嫌悪感を抱き、戦う構えを見せるニコラへ、彼女は


「貴方を止めに来ました。貴方こそが元凶。いえ、正確に言えばーー 貴方とマーロンさんこそが全ての元凶なのですから」


ニコラとマーロンの繋がりを指摘し、ニコラを後ろ盾にエスカマリを暗躍させていたーーこう言うのだったが、


「――そう言う筋書きで行きたいわけだ。」


「えぇ、そうなんです。」


「どこかに居るのは分かってたんだよ。オレと同じ、別世界からの遺物が。そいつが裏でコソコソやってることも」


「ふふっ。」


「―――お前だったのか。メイシア・ラフォージ」





「終幕が上がります。始めましょうか。私はここで英雄になるーー。」


この争乱の黒幕はメイシアだった
過去に粛清の管理者ネルヴァから捨てられたメイシアは、 イズニアにたどり着いてから、今度こそネルヴァの器にふさわしい「英雄」になるために、ずっと好機をうかがっていた。
セタスと出会いたくさんの部下を得た彼女は彼らを操り、国を崩壊させられる状況を作ろうとしていた。

そのためにはギルド間の固い均衡を崩す必要があったのだが、それについて異世界から来たアリサやエリカをはじめとする8人の動きを利用することで、自然な流れで行うことに成功。
そして彼女にとって邪魔になるマーロンとニコラを先に始末し、残る強者のリオードとエレノアも始末すれば、 イズニアで彼女を止める力を持つものはいなくなり、
国を一つ「粛清」した彼女は改めてネルヴァの器として大成する……というプランだった。

団長から受け継いだ剣も鞘から抜くことができており、力のない素振りはすべて偽りのものだった。
団長は療養中、と言う話も嘘であり、すでに団長は死んでいた。団長の部屋に立ち入っていたのはメイシアのみであったため、ユアンが扉を壊して侵入するまで彼の死に誰も気づくことができなかった。
また無暁を焚きつけたのも彼女から無暁への憎しみがあったわけではなく、ただイズニアの粛清計画の一部に過ぎなかった。
セタスと初めて出会った時の「何をすればいいかは分かっているけれども、どうすればいいかが分からない」とは、
「再び管理者の力を手に入れるために国を粛清したいけれども、そのためにはどうすればいいか分からない」という意味だった。


メイシアはニコラと交戦する一方で操ったブレイドライツ騎士団団員を扱いマーロンを追い詰め、彼を撃破する。


「どの道、私は死にますから。魔力を暴走させて、爆発するかーーー生命力を使い果たして、枯れ果てるかーーー。」


ニコラは彼の死を知りメイシアに殴りかかるが、


「本気出すの、遅過ぎませんか。」


「―――く。くそ……終わりゃいいって、思ってたけど……今、かよ。」


「私が壊れてしまうと思って、加減してましたね。貴方の優しさ、本当に助かります。」


相手が壊れてしまうことを恐れたニコラは本気を出すことができず、返り討ちに遭い敗れてしまう。
そこにリオードが現れる。姿を現した宿敵を相手に、ブレイドライツ騎士団に伝わる本物の神秘の剣、真実の剣を取り出すリオードは、そこに到着したエリカとともにメイシアと戦うが……


「その紋様はっ……!」


「あの方が何を求めていらっしゃるのか。私には分かりません。ですから、せめて彼の方に近づこうと思ったんです。」


メイシアはついに管理者の力を解放、そして――


「――」


「……っ!?」


「一人の貴方は強かった。その剣も素晴らしいものです。でも、慣れないことをするから――。」


「ふ、かく……。」


リオードはエリカを庇う形で彼も敗れ死亡した。そこにアリサたちが到着。セタスはメイシアに襲い掛かるが、


「セタスさん、お世話になりました。そしてどうぞ、さようなら。」


結局メイシアを前に歯が立たず負ける。メイシアはリオードから真実の剣を奪い取り、最後に残ったギルドの長、エレノアを始末するために移動した。
メイシアに斬られたセタスは死んでおらず、メイシアをアリサたちと共に追いかける。

アリサたちにはメイシアの行き先が分からなかったが、その後合流したイザベルの言葉からメイシアの行き先が分かり、アリサたちはエレノアの助太刀に入ることに成功する。そこにメイシアが現れる。


「じゃ、じゃあ……メイシアさんは、『管理者』を……ネルヴァを呼ぶためだけに、この争いを……!?」


「だけって。アリサさん、いけませんよ。私にとってはそれが全てなんですから。」


「計画なんて、もういいですよ。好機は今。時は来ました。あとは叩き潰すだけです。」


アリサたちは膨大な力を持つメイシア、そして数が多すぎるブレイドライツの団員に歯が立たず、追い詰められる。
唯一余裕を見せるユリアスも、意思のない有象無象となっている団員たちに囲まれておりイライラしていた。メイシアはこの場を団員たちに任せて一人移動した。
数が多すぎる団員たちに追い詰められるアリサたちだったが、そこにルナが奇跡的に生きていたニコラを連れてきたことで形勢が変わる。
団員たちの相手をニコラとエレノアが受け持ち、アリサたち一行はメイシアを追う。


メイシアを追いかけるアリサたち一行に対し、メイシアはイズニアのシンボルである噴水の前で迎え撃つ構えを見せる。そして嘘の剣と真実の剣の二刀流になる。


「――道理でしょう?だって、あるものは使わないと。真実と嘘。太陽と月。どちらも手にした私は――まさしく英雄。」


圧倒的な力を前に一方的に追い詰められるアリサたちだが、彼女らの諦めない力により隙が生まれ、バトルとなる。


  • ストーリーのボスとしてのメイシア
HPの最大値は30と、通常のリーダーより10高い。数章前に最大HP40の相手がいるため、初見でもあまり驚かないかもしれないが、そちらの試合とは違い、壊れ性能のお助けカードが存在しない真っ当なカードバトルとなる。
デッキクラスはネメシスのため共鳴があり、デッキもネメシスとニュートラルで構成されている。災いの樹編のラスボス、ネクサスは多種族混成デッキだったのに対しこちらは正統派な印象を受ける。
デッキは彼女のストーリーでの凶行を象徴するかのように、操り人形軸(ブレイドライツ騎士団団員を操る)で月と太陽(無暁とブレイドライツ騎士団、双方の剣を持つ)が入っているのが特徴。そしてメイシア専用のスペルカード、

  • 嘘の剣
4コスト スペル レジェンド ネメシス
相手のフォロワー全てに4ダメージ。


  • 真実の剣
5コスト スペル レジェンド ネメシス
相手のリーダーに5ダメージ。このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン開始時、このターンが自分の10ターン目かそれ以降で、自分の手札に真実の剣がないなら、真実の剣1枚を手札に加える」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。


の2枚、どちらも破格の性能でユーザーを苦しめてくる。また真実の剣は10ターン目以降、ほぼ毎ターン撃たれるために、10ターン目以降にもつれこませた場合、一気に敗色濃厚になる。この「10ターン目以降にもつれこませてはいけない」という特徴は彼女のカードの性能にも現れることになる


……なのだが、実は1クラスでもまともにデッキを作成していればすんなり勝てる相手でもある。
確かに嘘の剣、真実の剣は破格の性能を持つスペルである。だがそれらのスペルについて、4ターン目に嘘の剣、5ターン目に真実の剣をその場の状況を問わずに必ず使う、という特性がある。
そのため、何もフォロワーがいないのに嘘の剣を振るったり、強力なフォロワーが展開されている状況や、ヴィーラなどによるダメージカットで無効化される状況でも構わず真実の剣を振るったり……とその特性によりこちらに大きな隙を与えてくれる。
さらに、操り人形軸のデッキといえどフィニッシャーとなる『復讐の人形遣い・ノア』『人形の少女・オーキス』は不在であり、デッキの爆発力に欠けている……と実は致命的な弱点を持つ、そのためラスボス(笑)扱いされることも。



アリサたちに敗れ、管理者の力に固執する様子からユリアスに「管理者の力に使われている」と評されたメイシアは、


「願い続けて……真実も、嘘も、全て手に入れて……それでも私は悪で……英雄にはなれない……。……認められますか?ふふ、まさか……どうしたって有り得ませんよ!」


足掻こうとするもののニコラとエレノアがアリサたちと再度合流したことでそうもいかなくなる。そしてニコラがメイシアにとどめを刺そうとするが、その攻撃からメイシアを庇う者がいた。
それはセタスだった。しかし、セタスが彼女をかばった理由はメイシアに操られているからではなく、イズニアの未来のために大きな手柄が必要だったためであり、
彼は自分がブレイドライツ騎士団の新団長として名を挙げた上で、メイシアにトドメを刺した。


とはいえセタスのメイシアを想う気持ちは本物であり、彼はその後、倒れたメイシアに寄り添い、涙ながらに本音と決意を打ち明けた。そしてメイシアは彼に抱きかかえられながら永遠の眠りについた。


「――せた、すさん。おや――すみ――なさい――。」


「おやすみ、メイシア。どうか、安らかな夢を――。」


この場面についての詳細はセタスの項目で。









では彼女のカードの性能の解説に入ろう。




「私はここで英雄になる」


カードとしてのメイシア

  • 粛清の英雄 メイシア
登場カードパック 次元歪曲
3コスト フォロワー ネメシス  ゴールド
2/3
このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。
ファンファーレ カードを1枚引く。
進化後 相手のリーダーを攻撃可能。
4/5
進化時 粛清の一刀1枚を手札に加える。

  • 粛清の一刀
7コスト スペル ネメシス ゴールド
自分のネメシス・フォロワー1体を選択して、+4/+0する。そのフォロワーは疾走を持つ。
選択したフォロワーが粛清の英雄・メイシアなら、+4/+0するのではなく、+X/+0する。Xは「このバトル中に破壊された自分のフォロワーの数」である。

進化前の時点では相手リーダーを殴れないただの1枚引けるフォロワーだが、進化時に手に入る『粛清の一刀』を使った瞬間、凄まじい攻撃力を持つ疾走フォロワーに大化けする。
凄まじい攻撃力を得るためには破壊されたカードの枚数が必要だが、彼女でリーサルを狙えるまでの盤面の処理をアーティファクトや操り人形で行い続ければ、十分に枚数を稼ぐことができる。
つまり簡単に言うと、10ターン目以降、EPが残ってさえいれば強制的に相手のリーダーに膨大なダメージを与えられるとんでもない性能。
さらに、『破壊の使徒』で場にいるメイシアを破壊して0コスのメイシアを手札に加えたり、『加速装置』や『機構の解放』などでメイシアを出した後にPPを回復するなどすれば、
10ターン目を迎える前に『粛清の一刀』を抜いたメイシアで勝負を決めることも可能。ネメシスを使う側から見ればまさに英雄たる切り札である。

一方で使われる側からしてみればもはや粛清のネルヴァそのもの。ネメシスのデッキにはほぼ確実に採用されるので対策を練る必要がある。
特に使われやすい対策方法は、守護で攻撃を防いだり、ダメージカットで受けるダメージを大幅カットしたりすること。
メイシア実装当時のALT環境においてはこれを行いづらいクラスもあったが、STR環境以降の追加カードでその問題は解消傾向にある。

使う側の弱点としては、EPの管理が求められることと、複雑な仕様故にプレイングミスを誘発する可能性が高めなことか。
特にファンファーレのワンドローを忘れてうっかり手札を9枚にしてしまい、粛清の一刀が手に入らなくなる事故は割と頻発する。
また、「進化しないと相手リーダーを殴れない」「進化すると一刀が手に入る」「一刀を使うと疾走を持つ」のそれぞれの仕様を忘れてしまい、
進化前メイシアに他のメイシア進化で手に入れた一刀を使ってしまう*1などと言うプレイングミスも。
なお、まずないが一刀自体はメイシア以外にも使えることは一応覚えておくとネメシスを使う時も相手にする時も役立つ……かもしれない。
疾走付与と攻撃力4アップ自体は然るべきフォロワーに使えばビックリリーサルを決められる効果ではある。

因みに、相手の場にセタスがいる時に発生する専用ボイスがある。
「さようなら、セタスさん」


余談

第21弾「リナセント・クロニクル」でリメイクされた。

「始めましょう?英雄の物語を!」

  • 粛清の器・メイシア
登場カードパック リナセント・クロニクル
2コスト フォロワー ネメシス  レジェンド
1/1
ファンファーレ 相手のフォロワー1体にXダメージ。Xは「このバトル中に破壊された自分のフォロワーの数」である。

進化後
疾走
進化時 自分の残りPPが8以上なら、+X/+0する。

リメイク前と同じく、PPが10の時にEPが残っていたならばフィニッシャーとして運用できるカード。
9ターン目にEP回復ができる「再燃の憤怒・メガイラ」(極致の創造主・ベルフォメットのトークン)や、PP回復のできる「ディメンションドミネーター」、ファンファーレで相手フォロワーに大ダメージを与えてコストダウンに大きく貢献できるため「アブソリュート・トレランス」などと相性がいい。


「好機は今。時は来ました。あとは追記・修正するだけです。」

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最終更新:2024年01月09日 15:41

*1 疾走効果を持とうと進化前は「リーダーを攻撃できない」ので事実上突進効果になる。