SCP-094-JP

登録日:2019/12/03 (火) 16:11:08
更新日:2019/12/08 Sun 20:45:09
所要時間:約 3 分で読めます




SCP-094-JPは怪奇創作コミュニティーサイト、
SCP Foundationに登場するオブジェクト(SCiP)のひとつである。
オブジェクトクラスはEuclid。

項目名は『海洋人間』である。

特別収容プロトコル

SCP-094-JP(以下オブジェクト)はセクター27にある人型収容エリアに勾留されている。
その他、規定によりオブジェクトは収容所に設置された全ての物品へのアクセスが許可されている。
さらに室内は軟性のゴムで覆われ、置かれる家具なども危険のないように十分配慮される必要がある。
オブジェクトには定期的に健康状態の確認が行われ、専門の医療スタッフを24時間体勢で待機させ、食事は栄養面に配慮された低カロリーかつ鉄分の多いものが推奨される。

ここまで読んでみて皆思っただろう。
そう、明らかにプロトコルが厳重すぎるのだ。
財団がここまでご機嫌を取るということは
それはもう恐ろしい 凶暴なオブジェクト に違いない…
と、ここで概要を見てみよう。


概要

SCP-094-JPは20代の平均的な日本人男性である。作者のTaleでは収容時にアニメキャラのTシャツを着ていた。要は一般的な俺ら。健康診断では特に異常が確認されることはなかった。
実は異常性はこいつの血液内にあり、血液サンプルを顕微鏡で観察すると、その中に様々な種類の小型の魚介類に見える生物が観察されるのだ。これらがSCP-094-JPの健康状態に影響を与えることはない。
この謎の魚達ははまとめてSCP-094-JP-1に指定されている。

また、動脈部分にはマグロやカツオなどの回遊魚、内臓部分にはチョウチンアンコウなどの深海魚、口内の唾液にはボラやハゼなどの汽水域で生息可能な魚類に似たSCP-094-JP-1が見つかった。
ちなみに彼の異常が先天的なものなのか後天的なものなのかは分かっていない。

実験記録

手順 結果
頭部皮下の血液サンプルを採取し、検査。 北極、及び南極圏に生息する魚類を確認。
両肺部を鏡視下手術にて血液サンプルを採取し、検査。 右肺には大西洋、左肺には太平洋に生息する魚類を確認
肝臓、脾臓、膵臓などの各臓器の血液サンプルを採取し、検査。 各臓器には深海性の魚類の姿を確認。海洋学者の解説では胃付近はインド洋、肝臓はメキシコ沖と思われる。


体の中にお魚が住んでるオブジェクトかあ!
ちょっと不思議な癒し系オブジェクトかな?
たまにはこういうのもいいよね!

そうはならないのがSCPである。
オブジェクトクラスを見返してほしい。
Euclid。ただ小さいお魚を体内で飼っているだけで付けられるクラスではないのだ。
もちろん異常性はこれだけではない。

21世紀の某日、SCP-094-JPの体調に変化が生じた。病名は急性胃腸炎。オブジェクトは激しく嘔吐し、吐瀉物の中からはエソ、アンコウ、サメ類などの深海性の生物に似たSCP-094-JP-1が確認された。
この事件後、インドのとある港付近の海岸に
大量の深海生物が打ち上げられる事象が発生した。
つまりオブジェクトの血液環境と現実の海洋環境が
リンクしている可能性があるのだ。

いくらSCPオブジェクトと言えども生物。
生きている以上死からは逃れられない。
では現実の海とリンクしているかもしれないSCP-094-JPが死んだら?

ーーー地球の明日は、どっちだ。


ちょっとした余談



SCP記事としては大人しめまあ地球の危機を大人しいとか言ってる時点でだいぶマヒしてると言えなくもないがの部類に入るこのオブジェクトだが、

何を隠そうこのオブジェクト、2013年9月、日本支部において最初期に創作された、日本支部wikiに初の日本産オブジェクトとして投稿されたもの。

SCP財団日本支部は、このオブジェクトから始まったのである。


オゾンホールが、彼の頭頂部とリンクしているのではないかという仮説がある。





追記・修正は全身で海を感じてからお願いします。



CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-094-JP - 海洋人間
by mary0228
http://ja.scp-wiki.net/scp-094-jp

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