登録日:2019/12/17 (火) 13:51:20
更新日:2024/08/02 Fri 19:54:38
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ロックマンゼクスアドベントのボス、フォルスロイドの一体。
CV:水間真紀(アーゴイル)/中山依里子(ウーゴイル)
二体一組の高速戦闘用フォルスロイド。
脚部に装備されたダッシュローラーで高速移動が可能。
メインウェポンは球体の
飛び道具「エギーユグローブ」。
これをただ投げるだけでなく、蹴ってパス、さらに投げ返すなど
まるで舞のように操れるのは二体の卓越したコンビネーション能力の為せる業。
主要任務は重要施設の警護、それも特別に重要な施設である。
侵入者の排除はもとより、施設そのものを破壊しては元も子もないので
限られた空間内での少数の敵との戦闘を想定して設計されている。
二機の違いは以下の通り
アーゴイル:口元が空いている、連携の指揮と指示のため言語回路が非常に発達している(古風な喋り方をする)
ウーゴイル:口元は閉じている、角がある、サポート役で最低限の意思確認ができる程度の言語回路を持つ
名前の由来は
阿吽の呼吸
+
ガーゴイル(魔よけの石像)
‖
アーゴイル/ウーゴイル
シーサー
+
フォルスロイド
‖
シーサロイド
【ボスとして】
4人のロックマンを倒していよいよ物語も佳境に入ったところでの登場。
物語の黒幕に行きつく手がかりを求め、コンピューター施設を探していた主人公に
黒幕の命を受けて戦いを挑む。
この時、ステージ開幕直後にボス戦という他にない流れになっている。
二人一組ということで、他のボスと比べて特殊な仕様が多く存在する。
本来、ボスのHPはゲージ2本なのだが、
このコンビについてはそれぞれがHPゲージ1.5本分の体力を持ち、合計で3ゲージ分という扱いになる。
これに加えて弱点属性の存在しない
無属性なので、8ボスの中で一番タフと言える。
弱点部位についてもアーゴイルは手、ウーゴイルは足と両者で異なっている。
小さくて狙いづらい部位で、どちらかというとコンディションボーナスの障害になる。
コンビネーション攻撃もさることながら、スピードに物を言わせた攻撃も多く備えており
戦闘能力は8ボスの中でも上位に位置する。
しかし(所謂「発狂」が無いため)コンビネーション攻撃で追い詰めるという事は、
片方が倒されると途端に弱体化するという意味でもある。
倒すだけであれば、グローブを投げるアーゴイルを集中して攻撃するのが手っ取り早い。
よく観察してみると、一見幕無しで気が抜けない攻撃でも
安置とよべる場所が確保されており、見た目に戸惑わないことが大事なボスとなる。
【技】
コンビでエリア内を縦横無尽に駆け回る。狭い場所での戦闘想定では…?
スピードはとても速い半面、軌道が単純なので
タイミングが分かれば画面中央で垂直ジャンプで難なく回避できる。
台座からジャンプするときも右か左に移動して、ダッシュが始まったらジャンプして中央に待機すればOK。
「それっ!」
お互いに台座をジャンプで飛び移り、エギーユグローブを投げる攻撃。
グローブはアーゴイルから見て斜め下に投げるので、アーゴイル側にいれば回避は可能。
片機が力尽きると、ただジャンプするだけの空しい光景になる。
「それっ!」「うぬ!」「それっ!」「必殺っ!」
連携技。
ダッシュを突然止め、アーゴイルとウーゴイルでエギーユグローブをパスしあう。
最後のウーゴイルのキックでグローブが分裂するので、
それまでにパスをかわしつつ安置に移動することが求められる。
ウーゴイルの場所によってグローブの軌道が変わり、ウーゴイルが台座の上にいたら下に、
逆にウーゴイルが台座の下にいたら上に立てばダメージは受けない。
「決めるっ!」
お互いがオーラを出して、台座から高くジャンプ(オーラの間は無敵状態)。
空中でエギーユグローブをパスしながら、気合の入った投げでグローブを大爆発させる。
エキスパートモードでは、画面中央の縄に重なる場所が安全地帯。
マニアモードでは爆破軌道が異なり、安置も縄に重なる場所→ど真ん中→縄とズレてくる。
実はジャンプ後の落下パスの間はダメージが通るので絶好の攻撃チャンス。
クロノフォスでタイムボムを発動しておけば骸を作るチャンス。
【トランスオン】
元々が特殊な仕様なので、トランスオンしてもかなり原形を留めていない。
まずトランスオンしても通常時はアーゴイル一機だけ。
相方のウーゴイルはチャージ技として「召喚」される扱いになる。
イメージとしてはX4のソウルボディ、X5の双幻夢のように常に自機から一定の位置にいるが、時間経過で消滅する。
当たり判定はないのでダメージは受けないが、アイテムは回収できる。
攻撃技はアーゴイルがエギーユグローブ投げと、ウーゴイルのキック。
アーゴイルが投げたグローブをタイミングよく蹴ると緑色に変色してパワーアップする。
フォルスロイドの中ではクセが少なく、扱いやすい攻撃技になる。
ローラーによる無限ダッシュは確かに便利だが、慣性もついて方向転換が低調ので注意。
また数少ない「梯子を上れるフォルスロイド」でもある。
総じて移動面と攻撃面において実用的な性能を持つ。
それだけにコピーできるのが
ゲーム終盤というのが悔やまれる。
コンディションボーナス
- 金…ディアバーンのダブルトマホークでトドメを刺す
- 銀…テスラットのスパークボールでトドメを刺す
- 銅…モデルAのギガクラッシュでトドメを刺す
どのメダルも共通して、特定の技で同時にとどめを刺すことで獲得できる。
問題になるのは、両者のダメージ調節である。
両者に均一に攻撃をあてるのではダメ、というのは弱点部位が異なるので
アーゴイルには弱点判定ではないがウーゴイルは弱点判定になり、ダメージがズレることが起こるから。
逆もまた然りである。
モデルHの特殊能力として、敵のHPを個別に見れるエネミーアナライジングという
本来ボス戦では使わないであろう能力があり
ダメージ調節はこれを使って行うことになる。
ただしモデルHの技はセイバー技なので、ダメージ微量調整は別のモデルの豆弾で
行う必要があり、一々トランスオンを切り替えるためにめんどくさい。
カイゼミーネや
コンドロックとはまた異なる面倒くささである。
この先へ進める者は
新たな項目を作る者と、新たな項目を追記修正する者のみ!
- 厄介だけど慣れれば楽に倒せる -- 名無しさん (2019-12-17 14:10:14)
- 片方はボクらの太陽のジャンゴの声 -- 名無しさん (2019-12-17 17:27:50)
- 狛犬(阿吽)、シーサー、ガーゴイルを合体させるというネーミングは秀逸だと思う -- 名無しさん (2019-12-17 21:51:13)
最終更新:2024年08月02日 19:54