クロノフォス・ザ・トリデンロイド

登録日:2019/10/10 (木) 18:45:51
更新日:2025/01/30 Thu 22:08:03
所要時間:約 5 分で読めます






シャーッシャッシャッシャッ!
死という永遠の時間を彷徨い続けるがいい!



ロックマンゼクスアドベントのボス、フォルスロイドの一体。
CV:小原雅一


電子戦用のフォルスロイド。性別は雄。何気に一人称が不明。

時計の針のように尻尾を回転させることで、自身の背中に搭載された光学センサーを起動させ、
敵の電子頭脳を暴走させる信号を発信する。
これにより敵は、知覚センサーが敏感または鈍感にされ、時が早く進んだと思えば
逆に遅くなったかのように錯覚し翻弄される。

だがそれらの装置や防護アーマー等をあれよあれよと搭載した結果、当初の想定よりも大型の機体になってしまう。
そのため開き直って水中専用の機体として完成されたという経緯がある。

言動は自身の能力と掛け合わせ、「時」にまつわる言い回しが多い。
さらには乱暴で挑発を欠かさない。
これは相手の神経を逆なでさせることで冷静さを失わせると同時に
自身の能力である知覚誤認を悟られないための策である。

悪役としてはスタンダードな口調なので、セレブロッカーガチホモと比べ、あまりパッとしないとも言える。


名前の由来は
クロノス(ギリシア神話の時間の神)

Force(力)

クロノフォス

タキプレウス トリデンタトゥス(カブトガニの学名)

フォルスロイド

トリデンロイド


【ボスとして】

レギオンズに行くための列車が破壊されたために、油田エリアまで修理パーツを回収する主人公達の前に立ちはだかる。
「新たなロックマン・モデルAが運命のゲームに参加した」とプロメテから話を聞いたアトラスとテティスに主人公が会ったものの
「まぐれのロックマン」と見下され、現れたクロノフォスにモデルAと命を狙われる。


完全無敵の防護アーマーを背中に背負っているので、攻撃をあてるのに少々コツがいる。
クロノフォスの腹部に攻撃をあてればダメージが入るが
バスターで攻撃する場合は高さを誤ると防護アーマーにあえなく弾かれる。

他のボスと比較しても、健著にターン方式の戦い方をしている。
クロノフォスのどの攻撃も、行うと同時に画面の反対側に移動して姿を消し、
すぐに姿を見せる、というサイクルの繰り返しになっている。
姿を見せた時は棒立ちなので攻撃のチャンス。その後はクロノフォスの攻撃を回避し
次の攻撃チャンスを待つという流れになる。

エキスパートモードまでは冷静に対応していれば特に怖いところはないだろう。
だがマニアモードでの強化が他のボスと比較しても一線を画しており、
「所詮は出来損ないよ!そのまま時とともに忘れ去られるがいい!」と言い放たれ葬られたプレイヤーは数知れず。
恐るべき初見殺しぶりを発揮する彼だが、「ロックマンの氷属性ボスは弱い」と言われて久しい昨今を思えば
(初見殺し以上に純粋に実力が高いフェンリー・ルナエッジには流石に敵わないが)十分な快挙ともいえるだろう。
そして本作のもう片方の氷属性ボスはゼロ2の「あの」ポーラー・カムベアスを差し置く程と言われている


【技】

  • タイムボム
「処刑の時間だ」
発動してから一定時間の間、クロノフォスの全ての動作スピードを上昇させる。
エキスパートまではそこまで劇的にスピードが上がるわけでもなく
むしろクロノフォスの動作の途中にタイムボムが切れて、こちらの動作が狂うことの方が厄介である。

ことマニアモードでは初見殺しとされる一番の理由でもある
動作のスピードがエキスパートモードまでよりも加速しており、
なにより戦いの始まりから終わりまで永遠に持続する。
慣れるとマニアモードの方がエキスパートよりも楽になるんだけどね

こちらがクロノフォスのデータを頂いた後ならば、こちらもタイムボムを発動することで相殺できるのだが
それよりもクロノフォスの動きに慣れたほうが早い。


  • アイスニードル
こちらに狙いを定めて氷属性のニードルを発射する。当たると氷漬けになる。
難易度が上がるごとにニードルの本数は一本ずつ増え、さらに発射直後にクロノフォスも突進する。

最後の突進は撃ち終わった時にクロノフォスがいた位置によって決まり、画面半分より上にいたら下に、下にいたら上に突進する。
このため考えて誘導しないとニードルとクロノフォスに阻まれて避け切れなくなる。
撃つ直前に上下照準を合わせるので、小刻みにニードルをジャンプで回避して、クロノフォスを上へ行かせるのが安全。
避け方はいろいろあるので自分に合った方法を試してみると良い。
どうしても無理なら人間形態でプカプカ浮いていればいい


  • サンドウォーカー
「来ぉい!行くぞぉ!」
後退した後に地面の砂利に身体を埋め、ミニクロノフォスと共に突進する。
水中にいるのでジャンプの持続時間が長いため、タイミングに合わせて大ジャンプすれば回避できる。
なおこの際は弱点の腹部を完全に隠してしまうためダメージを与えられない。


  • ウォーターダッシュ
「シャッシャッシャーーッ!」
その通り、高速で突進し画面反対まで突っ切る。
こちらの高さに合わせて突っ込むが、画面中央を突き進む場合がある。これは後述のアイスカーニバルの予備動作になる。


  • アイスニードルカルテット
「シャシャ…」
画面上まで浮いた後に、アイスニードルを4発発射する。
各ニードルの隙間に立つ方法もあるが、クロノフォスと同じ方の画面端に立つ方が簡単に避けられる。

マニアモードでは最初に4発放ち、間髪入れず更に4発発射する。
でもやはり画面端にいれば当たらない。
ただしクロノフォスの真下に潜るのが早すぎると無駄に長い尻尾にぶつかるのでそこは注意。


  • アイスカーニバル
「踊れ踊れぇ! 逃げろ逃げろぉ!」
体力が50%を切ったときに使用する大技(マニアモードでは25%を切った時にも発動)。
画面奥に移動し、四方八方からアイスニードルを乱射する。

非常に厄介な攻撃であり、マニアモードの彼が初見殺しとされる一番の理由でもある
ニードルのスピードは速く、更にプレイヤーとニードルが近づくとX字に炸裂するため回避が困難。
エキスパート以降では、「時計を巻き戻し」ニードルを逆行させる。
つまり前半部分でニードルを炸裂してしまうと、後半で「炸裂から元に戻る」部分が入るため
あっさりと四方八方からニードルを食らい、穴だらけのチーズの一丁上がりである。

基本的な回避方法として、技が始まったら中央で待機。
右上からニードルが発射したら中央から少し右に移動し、その後は左に歩く。
ニードルに近づきすぎないように歩けば炸裂させることなく前半パートをやり過ごせる。
後半パートは中央で棒立ちしていればなんてことはなくなる。


【トランスオン】

水中専用機体なので、当然水中では機敏に動き回ることができる。
攻撃技はアイスニードルしかないが、LMゲージを使わない割に威力は高いので不都合はない。
勿論水中専用なので地上では攻撃も移動もできない。アッシュでトランスオンすると地上で悶えるアッシュが見れるよ!他のトランスオンの例に違わず使いどころは細い……

なんてことはなく、むしろ8ボスのトランスオンの中では無類の強さを誇る。

一つ目は「タイムボム」
トランスオンで使う場合は、敵や物の動きを遅くするのだが
その効果たるや、アーゴイル&ウーゴイルの突進がモデルAの歩きよりも遅くなるほどである。
戦闘中に「ちょっと」隙を見せただけであっても、タイムボムの状況下にあっては「多大な」隙を晒したことになる。
更にクロノフォスは地上では攻撃も移動もできないが、タイムボムだけは滞りなく発動でき他のキャラに変身しても持続する
後はモデルZXのように瞬発火力の高いデータにバトンタッチするだけで、全ての敵がスクラップと化し骸を晒す。
ちなみにラスボスはこれを無効化する技を持っている。

もう一つは「背中の防護アーマー」
移動できないと言ったが、地上ではうつ伏せの状態になっている。
つまり背中のアーマーがボディを守る格好になるので、これだけで高い防御効果が期待できてしまう。アクションもへったくれもない。
タイムボム発動までの隙を軽減するのもそうだが、ボスの攻撃においてもアーマーを見せるだけで回避できる場合がある。
極端なことを言えばクロノフォスとモデルH(ヘリオス)のデータがあれば躱せない攻撃が無くなるほどである。


【コンディションボーナス】

クロノフォスの真下で地面にファイアショットを放つ以外にダメージを与える方法が実質ない。
クロノフォスの数々の攻撃は他形態でやり過ごせばいいので難しくはないが面倒くさい。

狙うタイミングは攻撃を終えて、画面端から姿を見せた時。

  • モデルZXのチャージセイバーでとどめを刺す
狙うタイミングは以下同文



シャーッシャッシャッシャッ!
さあ、始めるか 至福のひと時を!
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最終更新:2025年01月30日 22:08