コンドロック・ザ・バルチャロイド

登録日:2017/02/01 (水) 23:27:20
更新日:2024/08/02 Fri 19:54:59
所要時間:約 6 分で読めます





俺様は、コンドロック
モデルVに目覚めのキスをする王子様役ってとこだ

ロックマンゼクスアドベントのボス、フォルスロイドの一体。



広域制圧用フォルスロイド。モデルはハゲワシ
ギター型のコントローラーをかき鳴らすことで発生するマイクロウェーブによって停止した人工筋肉を活性化、操作することができる。要約すれば壊れた機械も彼の手に掛かればイレギュラーとして運用できる。
ただしこのギターからは発せられるマイクロウェーブ自体は微弱であるため、活動を停止していない機械そのものの操作はできない。その場合は周波数を変えることにより対象を破壊する音波兵器として用いる。

また滑空能力も獲得している他、壁に張り付くことも可能であらゆる場所で活動できるが歩き自体はそこまで速くはない。

ギターから発せられるマイクロウェーブの影響を受けないようにするため、かなり自我の強い性格に設定されている。そのため破天荒且つナルシスト
ロッカーとして「ライブ」や「ボーカル」などのライブ用語を多用する。


名前の由来は
コンドル(鳥の一種)

ロック(ロックンロール)

コンドロック

バルチャー(ハゲワシの英名)

レプリロイドorフォルスロイド?

バルチャロイド



【ボスとして】


物語の黒幕が明らかになっての中盤、世界各地への攻撃を始めるフォルスロイドの一体として登場。
スクラップ置き場にて自身の能力を用い、スクラップをイレギュラーとして再生・操作することで攻撃を行っている。
因みにこのスクラップ置き場は前作「ZX」におけるエリアF。足場にもなっているブロックが一致していることからそれが分かるが、スクラップが再び活動を始めたことによる熱により雪が解けてしまっている。
またスクラップ置き場は知能を試されるステージとなっており、どの扉がどこに繋がるか、どのブロックがどのように移動するか、トゲの扉を潜り抜けるためにはどうすればいいのかなどプレイヤーの閃きが試される。

イレギュラーやら落ちてくるスクラップやら即死のトゲ付き扉の数々を潜り抜けての最奥部にコンドロックはボスとして待ち受けている。
コンドロックの属性は無で弱点部位も無い。基本は滑空しながらギターをかき鳴らしての音波攻撃が主。
この音波が曲者でかき鳴らしている間、無敵のバリアとして機能する。そのため主力攻撃となるチャージショットなどが通じない。ただし地上版はただのガード判定なので、バリアを貫通することができればコンドロックに攻撃を届けること自体は可能。
バトルの最中、スポットライトをギミックとして使用したりザコを召喚するなどこちらの行動を制限するような攻撃も多く慣れるまでは強敵の部類に入る。

ただし行動パターンそのものは滑空→攻撃→着地してから攻撃とルーティーンが決まっているため慣れればノーダメージ突破も楽な部類ではある。
ステージは中央が台形に盛り上がった横長の形になっており、左右の坂は相手の攻撃が比較的及びにくい。
相手が動きを制限してくるならば、こちらも安全地帯の坂で待ち構えて相手の隙をうかがえば良いだけのこと。
初見では攻撃のほとんどが無敵状態で繰り出されることに辟易させられるが、実は無防備に移動しているだけの時間も長いボスでもある。
相手の攻撃は回避に専念して、攻撃が終わったらありったけの反撃を叩き込む。
こういうメリハリをつけた戦いを意識すれば攻略も楽になるだろう。





【コンディションボーナス】

●金…ギガクラッシュのみで倒す

カイゼミーネの金が一番難しいというなら、こちらは一番面倒と言える。
ギガクラッシュを発動するとライブメタルゲージは空になるためゲージを増やせば増やすほど次が放てるようになるまでかなり時間がかかる。
またステージも端まで移動すれば反対側がフレームアウトしたり、コンドロックが音波による防壁を張っている間はギガクラッシュも通じないため撃つタイミングはしっかり見計らう必要がある。
ただでさえ威力は中途半端なので、空撃ちだけは何としても避けたいところ。


●銀…ヘリオスのソニックブームでトドメを刺す。

ヒュンヒュンパッで放てるソニックブームでトドメを刺すだけでOK。
狙い目は地上でサウンドバイブレーションを放っている最中。ヘリオスのソニックブームなら音波も貫通するためコンドロックに攻撃を当てられる。逆に言えばこの攻撃中くらいしかソニックブームを当てられない。


●銅…120秒以上時間をかけて倒す。

その名の通り。
ぶっちゃけ金を狙っていれば嫌でも時間が取られるので金のついでに狙うのが一番楽。



【トランスオン】

全トランスオンの中で唯一壁に張り付いて固定することが可能。当然壁蹴りも出来る。
このため壁蹴りをミスして落下、という悲劇を回避することができる。またライブメタルゲージを消費するものの、滑空を行うことも可能であるため探索やステージ攻略に適した変身である。
一方で全方位を攻撃できるもののリーチは短く威力も低いサウンドバイブレーション、同じく威力はそこそこだがリーチが短いチャージ攻撃のギターハンマーと攻撃面は貧弱。
バイフロスト・ザ・クロコロイドと同様に、コンドロックでボス戦を撃破する遊びもあるらしい。


【技】

  • サウンドバイブレーション
「シビれな!」
ギターをかき鳴らして自身の周りに音波を張る。
リーチそのものは短いが、ボスのものは割と範囲が広い。また前述のようにバリアとしての役割もある。
空中版は音波を出しながら滑空する。技中は完全に無敵なので下をくぐり抜けるしかない。
地上版はその場で音波を貼り続ける。かき鳴らしている最中に攻撃を仕掛けると「ロックンロール!」というセリフと共に攻撃時間が追加される。
ただし空中版と違って無敵判定でなくガード判定でしかないので、上記のヘリオスのソニックブームのような音波を貫通する技は通る。


  • ジャンクマリオネット
「キューンッ!」
滑空時、中央部に到達すると地面に向けて刃状の音波を三つ発射する。
音波そのもの弾速は速くないが地面に突き刺さるとその箇所から雑魚敵が出現する。
この雑魚敵は耐久力が高い上に、一定量のダメージを受けると体が崩れ、一定時間後また復活するという面倒な敵。しかもマニアモードでは復活回数が回から3回に増える。
またスピーカーが曝け出されている状態でサウンドバイブレーションが行われると雑魚敵の動きも早くなる。
下手に避けると空中のボスやスポットライト等に当たりやすいので、基本的に破壊して対処する。
全滅させると再度繰り出してくるが、逆に全滅させなければ新しく召喚してくることはない。近くにいる2体だけ倒して1体は放置するのも手。


  • ギターハンマー
「ウオリャッ!」
地上でいる時のみ使用。
愛用のギターで殴り掛かるというロッカーにあるまじき攻撃。
当たると吹っ飛ばされ、マニアモードでは攻撃の際に少し前進するが十分距離を取れば当たらない。


  • ラストギグ
「クライマックスゥッ!!」
ステージのそれぞれの上空端に到達し、ギターをかき鳴らしてスピーカーに纏わりついているガレキを一気に放出する。
やはり技中は無敵状態で阻止することはできない。
クロノフォスの甲羅でガレキは回避できるが
ガレキを放出すると同時に三つのスポットライトがこちらの動きを阻害するギミックとして降りてくる(技前に破壊していた場合は全て復活させた上で起動させる)。
この攻撃を行うとガレキを飛ばした側のスピーカーが露になり、以後サウンドバイブレーションを行うたびにプレイヤーを束縛する音波を放つ。難易度を上げると更に一定時間行動が反転する追加効果も発生するなどとにかく面倒のオンパレード。
しかも「これのどこがラストギグじゃ!」と突っ込みたくなるほど序盤からガンガン使用してくる。

対策としては「クライマックスゥッ!」というセリフが出たらコンドロックの反対側に退避すれば、ガレキもスポットライトも回避できる。ただしスピーカーから繰り出される拘束音波と雑魚敵には注意。
ガレキは破壊できること、拘束音波の判定は見た目より狭いことを留意すれば、あまり動かず対処できるはず。

  • ブラックルーラー
「ついてこいよォ!」
ギターをかき鳴らすと同時にワープする。攻撃判定はないが、やたらカッコイイ。



追記・修正はコンドロックとライブをしてからお願いします。



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最終更新:2024年08月02日 19:54