カナリコブラ

登録日:2020/03/16 Mon 21:12:57
更新日:2023/04/02 Sun 14:42:45
所要時間:約 3 分で読めます





「ヘビに睨まれたカエル」という言葉を知っているか?お前たちがそのカエルだ!

出典:仮面ライダー/東映/第89話「恐怖のペット作戦ライダーを地獄へおとせ!」/1972年12月9日放送

仮面ライダー』の第89話「恐怖のペット作戦ライダーを地獄へおとせ!」に登場した怪人。

所属組織:ゲルショッカー
モチーフ:カナリア+コブラ
身長:175㎝
体重:62㎏
出身地:インド
:辻村真人


【概要】

カナリアとコブラを合体させる事で誕生した合成改造人間で、インド出身。
カナリアの怪人をベースにコブラが全身を這っているような出で立ちかつ、鳴き声は「ヒュウヒュウ」と、あまりカナリアらしくない。どちらかと言えば…というか、かなりコブラ
なかなか珍しいカナリアモチーフの怪人で、体から激しい頭痛をおこし、最後には狂い死にさせる「殺人音波」を出す。
かわいいカナリアに化けて人間を油断させ、人間を殺していく「ペット作戦」が任務で、同作戦の最初の遂行役。

右手は伸縮自在の「コブラハンド」になっており、その牙からは人間を瞬時に絶命させる猛毒を出す。
しかし、このコブラハンドの付け根は折れやすく、弱点になっている。リコール!
実際、ライダーとの最初の戦いで折られてしまい、その後は鋼鉄製の「メカコブラハンド」に改良されてパワーアップした。
強度だけではなく力も大幅に上がっており、ライダーを押さえ付けるほどになった。

殺人音波は死ぬまで時間がかかるので、まず音波で弱らせてコブラハンドでとどめというのが得意な戦法のようだ。

カナリアに変身した時は、姿は完璧だが鳴き声がどこか機械的という特徴があり、注意して聞くと正体に気づかれてしまうという欠点がある。
本郷には初めから不審の目で見られており、特徴をメディアに伝えられてテレビで情報を流されてしまった。

救援に現れたネズコンドルを制して、ライダーと一対一の対決に挑むなど、ガッツのある性格をしている。

ショッカーの怪人コブラ男も、牙を無くすと使用できないという欠点があったが、何故か似たような欠点を抱えてしまっている。

配下の戦闘員は、ナオキとミツルの被っていた少年ライダー隊のヘルメットを取って自分で被るなど、妙なノリがある。

ゲルショッカーの怪人の中でも、黄色い体色が鮮やかでよく目立つ怪人。


【活躍】

まず、多摩川にサイクリングに来ていた若者グループの前にカナリアの姿で近づき、殺人音波とコブラハンドで殺害。
それから、カナリアに変身して少年ライダー隊本部にまんまと侵入する事に成功する。

それと同じくして、戦闘員にナオキとミツルを襲わせるが、鳴き声を不審に思っていた本郷に阻まれる。
殺人音波でたちを苦しめ、正体を現してとどめを刺そうとするが本郷が駆け付け、ライダーとの戦闘に突入。
ライダーの左足を負傷させるが、コブラハンドを切断されてしまい、撤退する。

藤兵衛にカナリアに変身した時の特徴を流され、テレビで情報を報道されてしまうが本郷が負傷している事もあって再び人間を襲う。
しかし、実は本郷の負傷は芝居であり、少年ライダー隊からの連絡でやって来たライダーと再び対決。
パワーアップした「メカコブラハンド」で猛攻をかける。

救援に現れたネズコンドルを制して、コブラハンドを切断された怨みを晴らそうとライダーの腕を折ろうとするが、「ライダー月面キック」で倒された。

たが、「ペット作戦」はネズコンドルに引き継がれ、戦いはさらに続いて行くのだった。


―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ

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最終更新:2023年04月02日 14:42