エージェント・カナヘビ(SCP Foundation)

登録日:2020/04/08 Wed 19:42:34
更新日:2020/05/07 Thu 01:29:34
所要時間:約 4 分で読めます






Scipに対する失礼な態度について
私は、█月█日、SCP-014-JP-Jへのインタビューに際し不用意な発言をして、SCP-014-JP-Jに激しい苦痛を与えました。この不始末は、意識を欠いた私の無責任な心得違いによるものです。SCP-014-JP-Jならびに財団に対して、心からお詫び申し上げます。一週間のサイト-8141玄関掃除、及び罰則規定に従い、ご容赦くださいますようお願い申し上げ、本始末書を提出します。 - エージェント・カナヘビ



エージェント・カナヘビはシェアード・ワールドSCP Foundation』に登場する財団職員である。
オブジェクトクラスは……いや、はいすいませんでした。


概要

エージェント・カナヘビは、1945年8月16日に、蒐集院から財団のフィールドエージェントとして雇用された。
つまり結構なおじいちゃんである。
戦後混乱期においては諜報機関のエージェントとして、数多くの超常オブジェクトの収容や要注意団体との対立への対処に、
その多岐にわたる知識と諜報・交渉・統率技術で貢献を果たす。
オブジェクトそれ自体を扱うのはその身体的特徴より難しいものの、
情報をコントロールして煽動や集団指揮することに長けており、長年第一線で活躍していた。
しかし高齢と、ぶっちゃけていえば見た目がまさしくカナヘビそのものであることから、
現在はサイト管理官に収まっており、前線に出ることは少なくなっている。
なおたまにアイスヴァインちゃんを泣かせてサイトの掃除を命じられたりする。おじいちゃんなのに。

エージェントなのだから勿論(?)人間の言葉で喋る事ができるが、マスコット染みた外見に反し、
その内容は「ボーイ・ソプラノ」と形容されるファニーボイスから繰り出される癖の強い京都弁というひどくパンチの効いたもの。
しかも深い知識を持ってはいるが時々嘘をふかしはじめるうえ、広東語や韓国語などをいくらか理解し読み書きできるが話すことはできない。
英語にいたってはひどく下手な発音で「ハロー」「オーケー」「イエス」「ノー」という至極簡単な単語とオノマトペが混じった出鱈目な言葉をしゃべり始める。
ついでにいえばカナヘビそのものな見た目とそのとんでもない知識についてなぜそうなったのか、なぜ知っているのかを聞くと
大概適当なことを言われてはぐらかされてしまう。

かつてはレベル1クリアランスを持つ職員は自由にサイト管理官という偉い立場であるものの触れ合うことができた。
しかし驚くほどの罵倒語のボキャブラリーを持ち、それを遠慮なく得意の京都弁にのせてねちねちぶつけてくる。
これに新人たちは泣いて部屋を出ていくか、キレてサイト管理官様を踏みつけて致命傷を与えるため、
24時間財団の獣医が休まらないということで獣医の働き方改革のためにふれあいは禁じられるようになった。

ちなみに精神性や寿命などはともかく体質的にはほとんど(動物の方の)カナヘビと同じなので、普段は機械が付いた特製の水槽で仕事をしている。
また爬虫類関連のアノマリーの影響もバッチリ受けるらしく、爬虫類にのみ「登らなければならない」という脅迫観念を植え付ける異常性を持つ金網に見事に引っかかっている。

葦舟龍臣

財団は要注意団体の人事ファイルも保管しているが、敵対的要注意団体グループ幹部・Ⅰクラス妖術者に指定されているのが、
蒐集院幹部兼負号部隊出向者である葦舟龍臣である。
葦舟は非常には歴史学、国文学、民俗学、隠秘学、心理学、社会学、そして政治学といった人文的分野、
特に日本の民族史や宗教、呪術や魔術にかかわる分野に対して深い知識を持つ……とこの人事ファイル中にはあり、
非常にどこかのカナヘビ氏と似たような特徴を持つ。
つまり、情報を巧みにコントロールし、発音は京都方言に引っ張られ汚いながらもマルチリンガルで、策謀家であり、詐欺師であり、煽動家であったとされる。
いっぽうで、妖術者であるにも関わらず、実際には儀式に関しては極めて無能だったのではないかとされる。

葦舟が栄達したきっかけが、大日本帝国軍が蒐集院を襲撃し、当時の幹部を多数死傷させた臥龍事件である。
このとき空いたポストに葦舟はその有能さを示してすっぽり収まったのであるが、
葦舟は蒐集院にいながらにして軍とのパイプがあったため、事件の黒幕として疑わしい立場にいる。
ともあれ、この後軍が組織した負号部隊の設立に大きく関わるも、自身は「蒐集院の出向者」としての立場をとった。
また、負号部隊の研究において、彼は不死の兵士の創造を目論み、財団等からアノマリーや資料を強奪した。
しかし兵士そのものに関しては量産体制の構築よりも不死性そのものを重視しており、
敗戦後の行動もあって、「本人が始皇帝みたいに不死になりたかったんじゃないか」と推測されている。

敗戦が濃厚になった時点で葦舟は財団とのコンタクトをとり、自身の財団に対する襲撃を不問とさせるかわりに、
負号部隊における財団のスパイとして行動することになった。
敗戦決定後財団に速やかに所属を移そうとしたものの、負号部隊メンバーに襲撃されて死亡。

……するのだが、エージェント・カナヘビが財団に参加したのもまさにこの時期。
そして、SCP-978(欲望カメラ)の映像ではカナヘビを撮ったはずなのに、まさかの葦舟が写っている。
共通して策謀家であり、言語を扱うレベルこそ異なれど京都弁訛り、そして新人たちに踏まれまくっても死なないなどの不死性。

アイスヴァインちゃんとの関係

こんな謎めいた人で、かつ財団職員からは恐怖の対象にもなっていたりするのだが、
ことアイスヴァインちゃん相手だとたじたじにさせられる。
またアイスヴァインちゃんの応募したダンス動画に写っていたせいで始末書を書かされるなど、
ことアイスヴァインちゃん絡みだと一方的にやられたりする。終いには食べられることも。









追記・修正お願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/