ノンビリゴン

登録日:2020/05/19 (火曜日) 20:48:47
更新日:2020/07/02 Thu 13:32:13
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地球人よ…!お前達の星は今、気ちがいじみた活気に満ち溢れているな……!

そう…!まさに気ちがい星だ!


ジャンボーグA』の第26話「-グロース第2号作戦-気ちがい星とノンビリゴン」に登場した怪獣。

出典:ジャンボーグA/円谷プロ/第26話「-グロース第2号作戦-気ちがい星とノンビリゴン」/1973年7月11日放送

身長:43m
体重:5万1000t
出身地:宇宙
別名:ノンビリ怪獣


【概要】

毎日忙しく働く地球人*1の過剰な経済活動をそのままにしておいては、グロース星の侵略活動が不可能になると考えたマッドゴーネが送り込んだ宇宙怪獣。

何とも眠たそうな目付きをした、名前の通り非常にノンビリした性格の怪獣でPATから鼻にフックを撃ち込まれても怒りもしない。デベソがチャームポイント。
普段は鼻から蒸気をあげて寝てばかりいるが、起き上がると力自慢で四股を踏むような動きから相撲のような攻撃を繰り出し、張り手はジャンボーグAをふっ飛ばすほどの威力がある。

目から発射するリング状の催眠光線には、地球人から勤労意欲を失わせてノンビリ屋にしてしまう力があるが、子どもには効果がない。
胸に付けられたエンブレムのようなゲートを通じて体内にグロース星人が隠れ潜んでいる。
大人がノンビリ屋になった所で、密かに「強力リモコン爆弾」を仕掛けて回るのが「グロース第2号作戦」である。

頭には強力リモコン爆弾を起爆させる電波を出すアンテナが取り付けられており、体内からグロース星人が操作して爆発させる。
また、この電波は威力を増幅させれば破壊光線としても使用できる。

ノンビリゴン本人に悪意は無く、ただ作戦に利用するために送り込まれた怪獣で『帰ってきたウルトラマン』のヤメタランスと同じような存在である。

うるさい大人がいなくなっておおっぴらに遊べるようになったため、子ども達からは大人気である。
ちなみに、「ノンビリゴン」という名前は子ども達がその場でつけた名前なのだが、何故かマッドゴーネもそう呼んでいた。


【活躍】

ある日、マッドゴーネによって空から球のような形で飛来。
ところが、怪獣は何をするでもなくいきなり寝転がり、大いびきをかいて寝始めてしまった。
ナオキやPATが駆けつけるが怪獣は相変わらず寝たままで、様子を伺っていたが住民から苦情が出たためにPATは怪獣にフックを撃ち込んで持ち上げようとしたが、怪獣が重すぎて失敗してしまう。

すると、怪獣の目から奇妙な光線が放たれ、それに当たった大人達は突然無気力になり、ノンビリ屋になってしまった。
工場も止まり、車も走らなくなったために子ども達はおおっぴらに遊べるようになって大喜び。
怪獣は自分達の味方だと考えて「ノンビリゴン」と名付ける。

一方、マッドゴーネは大人がノンビリ屋になった事で、ついに本格的に作戦を開始。
ノンビリゴンの体内に隠れていたグロース星人が人間に乗り移り、街に強力リモコン爆弾を仕掛け始めたのだ。

PATが攻撃を始めるが、子ども達がノンビリゴンがやられたら、母親がまたうるさい教育ママに戻ったり、工場や車のせいで空気も汚れると言ってそばを離れず、やむなくPATは攻撃を中止。
今度はジャンボーグAが登場するが、リモコン爆弾が爆発を始めてしまい戦闘に突入。
子ども達の非難の声の中戦うジャンボーグAだったが、やはり放置するわけにはいかず、まず「ハンティングフラッシャー」で頭のアンテナを破壊し、続けて「サンフラッシャー」を放つとノンビリゴンは倒れた。

すると、たちまち工場や車が走り出して街は元に戻ってしまい、子ども達は落胆。
ノンビリゴンの死を悲しんでいると、何とノンビリゴンは寝息をたて始めた。
ノンビリゴンは死んでいなかったのだ。

ジャンボーグAは宇宙へ送り返す事にし、ノンビリゴンを抱えて飛び上がった。
子ども達の手を振る声の中、ノンビリゴンは帰って行くのだった。


【その他】

この当時の特撮作品で度々取り上げられる、教育ママに代表される教育問題や、経済活動による公害問題などが表現された作品の一つである。
このような「大人の理屈」はいくら「子どものため」と言ってもやはり子ども達にとっては迷惑で、そこから解放してくれたノンビリゴンは子ども達の味方であり、友達だったのだろう。

タイトルにはモロに放送禁止用語が含まれているため、現在は「謎!ノンビリゴンの正体」に改題されている。


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最終更新:2020年07月02日 13:32