登録日:2020/06/15 (月曜日) 22:00:19
更新日:2024/12/10 Tue 18:40:01
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宇宙物体さ。もしコロリンだとすると、早く宇宙に捨てないと大変な事になるよ!
『快獣ブースカ』の第42話「物体Xコロリン」に登場した宇宙物体。
出典:快獣ブースカ/円谷プロ/第42話「物体Xコロリン」/1967年8月23日放送
身長:15㎝~3m
体重:1.5~800kg
出身地:宇宙
別名:怪宇宙物体
【概要】
ある日突然、
栃木県は日光の鬼怒川に落下してきた謎の宇宙物体で、空中を自在に飛行して移動する。
大きなバケツに顔と
触手がくっついたような姿をしており、頭頂部には花弁のようなものがあって、
カッパの頭のようにも見える。
そのとぼけた顔や間の抜けた名前から油断しがちだが、その実態は非常に危険極まりない宇宙物体で、ありとあらゆる水分を無限に吸収してしまう。
吸収は体下部にある吸収口から行い、一晩で五十里湖の水を吸い付くし、湯滝を逆流させるほどの勢いで吸い込んで行く。
最初は手のひらに乗るくらいの大きさしかないが、水を大量に吸収して
巨大化し、3mの大きさに成長する。
こうなると、水だけではなく人間を襲って補食するようになる。
体の側面には二本の大きな触手があり、巨大化した時にはこれを振り回して攻撃したり、人間を捕まえて頭の口に放り込んで食べてしまう。
触手の先からは、高圧スプレーのように吸い込んだ水を発射する事もできる。
元々宇宙怪獣であるチャメゴンはその存在と危険性を認識しており、どれほどかはわからないが地球でも知られていて鬼怒川で出会ったSFクラブの会員「宇中人」も、名前だけは知っていた。
「物体」と呼ばれているものの、水を大量に吸収したり、人間を食べようとした事から生命体だと思われるが、その正体は不明。
メチャ太郎は、
宇宙人が地球侵略のために送り込んだと推測していた。
【活躍】
ある日、宇宙から鬼怒川の五十里湖に落下し、一晩で五十里湖の水を全て吸い尽くしてしまう。
それが新聞に乗った事で、クラスの学級新聞のネタにしようとやって来た大ちゃん達と、干上がった五十里湖を調査していたSFクラブの会員宇中人に拾われる。
そのまま鬼怒川温泉ホテルに侵入すると、宿泊客のドリンクや風呂の水などを吸収してしまい、大ちゃん達に見つかると日光方面に逃亡する。
さらに、湯滝の水を大量に吸い上げて一気に3mの大きさに成長すると、茂みに姿を隠してメチャ太郎を捕まえると頭の口に放り込んで食べようとする。
助けようとしたゾロ目も捕まえると、ブースカ達に触手を激しく振り回したり、水を噴射して抵抗。
しかし、駆け付けたチャメゴンが発射した光線を受けると小さくなり、ブースカに
太陽に投げ込まれて
消滅した。
【その他】
SFクラブ会員・宇中人を演じた加藤春哉氏は、多くのドラマや映画に出演した名バイプレーヤー。
特撮では、主に東宝のドラマや映画に出演している。
追記・修正お願いします。
- 物体Xって名前は遊星よりの物体Xから由来してるんじゃね? て思った時がある。 -- 名無しさん (2020-06-15 22:23:43)
- 十中八九ロリコンって読むよね -- 名無しさん (2020-06-16 17:58:59)
最終更新:2024年12月10日 18:40