関根"アニマル"勇信

登録日:2020/07/31 Fri 19:58:43
更新日:2025/04/22 Tue 19:22:29
所要時間:約 6 分で読めます





「き…鬼龍の遺産相続人だ」

『関根"アニマル"勇信』とは、日本で893万人に読まれている大人気漫画タフ・シリーズに登場するキャラクター。
初登場は第三部の龍を継ぐ男の7巻。龍を継ぐ男において登場した、宮沢鬼龍の息子の一人である。身長2mはある屈強な巨漢。
全身100箇所以上の傷を持つプロの用心棒。知性・品性の欠片もなく無骨にして野卑だが、好戦的な凶暴性は鬼龍のDNAを受け継いでいると言われる。
見かけ通りにパワーだけはある…パワーだけは…そして老けてみえるがまだ20代である。

「500億よこせ」

本編時間の10年前に荼毘に付された鬼龍の骨壷を抱えながらNEO坊の前に現れる。
トランプの資産14億円を超える500億円円とドルを間違えてないっスかね猿先生をNEO坊から奪うべく戦闘に入るも…
ワンパンで鼻骨骨折させられ秒殺。5年後にまた現れたら腕十字を極められ尺骨骨折と肩の脱臼をさせられ又しても秒殺される。
二度目は前回より数段強くなったと言われてるんスけど、前はどんだけクソザコだったんスかねこいつ

「つ…次は絶対殺してやっからな待ってろよこの野郎」

10年の間に二度も負け、キー坊を殺るためならなんでもやるべく、キー坊の情報を集めるために行動を開始。これまでの10年何やってたんスかねこいつ
弟子であった尻丸…我龍院清丸に重篤な障害を負わされるも、宮沢静虎の施術により10年かけてリハビリに成功した黒田光秀にキー坊の事を聞きに行った所、キー坊の義父である静虎の情報を得るほんと10年何やってたんスかね
そして……

座敷犬(ポメラニアン)のくせに獅子(ライオン)の気持ちなんてわかるわけねーだろっ」

の名言と共にポメラニアン(とついでに清丸)をボコボコにし猿空間に送った。

「宮沢熹一の殺し方を教えてくれよ」

これまでどんな奴とどんな闘い方をしてきたか、どこで何を食べてるかどんな鍛え方をしているか、もうほとんどストーカーだよと語りながらおとんに尋ねるが、
「人にものを尋ねて…ボコボコにしたんですか?」「まあなついでだからね、どれほどの腕前か知りたいじゃん」
礼儀を全く知らない無礼さにキレたおとんからいきなりハイ・キックをお見舞いされるが、頑丈さをアピール。

「俺には効かねえなぁ」

バババババと殴られまくるも意に介さず反撃を行うタフネスを見せつつ、
「みんなあんたのことを人格者と言ってるが、不意打ちしてくるなんてけっこうクズじゃねぇか」と愚弄する。
しかし、
「あなたも黒田さん達に不意打ちやったんでしょ、心陽流はデフェンス技術が高いですからあなた程度の打撃でやられるはずがない」
しゃあっ灘神影流愚弄滑りっと割と真っ当な指摘でマウントを取り返される。自分に勝てないようではキー坊にも勝てないと言われるも、普通に倒せると余裕を見せる。
その直後、ストレート・パンチを避けられた所に蟹ばさみから寝技に持ち込まれ、膝十字固めを極められてしまう。
「さあっ自分から"まいった"と意思表示してください」「やってみろよ!お…俺は絶対タップなどしない!」
膝靭帯がブチ切られる所で技を解かれ、流れるように腕がらみからの横三角絞めが決まり手加減されつつ秒殺されるという醜態を見せた
なにっ 10年も打倒キー坊を目指している割にまるで成長していない…いやほんと10年も何やってたんスかねこいつ

気絶から覚めた後は、静虎より強いという人を紹介され鍛えなおすべく、龍星と一緒に山に入ったのであった。
土竜刃五郎変装好きっスね鷹兄という怪しい男の修行をサボりつつこなしたり、山蛭に足や金玉を噛まれたりする中、夜間修行が始まるが……

「うああああああああ」(PC書き文字)

の声を残し瞬殺される。何度目っスか。
「昼間ならこんなジジイに絶対に負けるわけがねえ」と息巻いて昼間に戦っても瞬殺されたんやけどなブヘヘヘ。ううっ天丼芸。
そしてその後は米軍の特殊部隊に強襲されたり、無人偵察機のミサイル攻撃をされたりして、何となく修行もお開きになった

「やっぱりお前もこの大会に出てきたか」

次の出番はステーキ食ってる最中に木場活一郎により拉致され*1”血の謝肉祭”(ブラッド・カーニバル)に強制的に出場、異母兄弟である龍星との戦闘である。
「小賢しい技術なんて圧倒的なパワーの前では通用しない」閉所というアドバ・ンテージを得て、タッ・クルからマウ・ントを取り頭突きの連打を叩き込む。

「自分で言うのもなんだが…俺は心から暴力を楽しめるタイプなんだ。恐怖におののいている顔を見るのが何より大好物なんだ」
「"全身極悪人"これこそ"龍の遺伝子"を受け継ぐ証だ」

などとドヤ顔するも束の間、瞬時にマウントを返され膝十字固めを極められる。
「そう何度も同じ技でやられてたまるかっ!」蹴りの連打で引き剥がして、ストレー・トパンチをするも…(蟹挟みからの…ヒールホールド)を完全に極められてしまう。

「な…舐めんなよ、アドレナリンの分泌量はハンパじゃねぇんだよ、膝が壊れてもお前なんてボコボコにしてやんよっ!」
「過剰に痛めすぎたり残虐な事をする奴ってだいたい弱い奴なんですよ。臆病で怖いから反撃されないよう、完膚なきまでに叩きのめす」
「な…何を言ってんだお前」
「すみません、俺はまだまだ弱いんです、余裕がないんです。強くなったら品性のある闘いをしたいと思います」
強くなってから品性のある闘いはできましたか?(小声)

龍星は膝靭帯を完全破壊「本当に俺の膝靭帯を破壊したあっ」うがあああああ(PC書き文字)の悲鳴と涙を零し戦闘不能となった。




そしてNEO坊から語られる衝撃の事実





「アニマルは鬼龍の子供でもなんでもない…」
「遺産欲しさに鬼龍の息子をかたったクズ野郎なんだ」
「こいつもまた才能もないくせに、努力もせずタナボタ的一攫千金を夢見とるアホや、人間としても格闘家としてもド底辺なんや」

鬼龍の息子じゃなかった
鬼龍の息子→やられ役→驚き役→ただのクズ というキャラの変遷が続き、アニマルの全盛期はポメラニアンと尻丸を不意打ちでボコった所だと考えられる。龍星も血の謝肉祭から落ちてく一方なのでアニマルの呪いをくらったと考えられる
鬼龍が実は生きていた展開もあるのを合わせて考えると、骨壷とか中身誰のなんスかねアレ。

そしてこれを最後にアニマルは猿空間に消えた(フェードアウト)。ここからの出番復活は黒田光秀が再登場する可能性ぐらいには残っていると考えられる。


元ネタは関根“シュレック”秀樹+岡見“サンダー”勇信+アニマル安西orアニマル浜口のミックスと考えられる。
ちなみに本誌初登場時に本物の関根選手は「鬼龍の血縁なんて嬉しすぎるだろ」とのツイートを残しているが、その後の展開は御覧の通り。
許せなかった…!元ネタ本人の純粋な喜びの声を台無しにするなんて…!


Wiki篭り(ポメラニアン)のくせに追記・修正(ライオン)の気持ちなんてわかるわけねーだろっ

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最終更新:2025年04月22日 19:22

*1 おそらくステーキに睡眠薬かなにかを仕込まれて眠らされたところで運び込まれた、と本人は推測している