Outer Wilds

登録日:2021/01/02 (曜日) 19:30:00
更新日:2024/03/02 Sat 17:32:07
所要時間:約 22 分で読めます




Outer Wilds(アウターワイルズ)とは、2019年に発売したSFアクション・アドベンチャーゲーム
対応機種はPC/Switch/PS4/XboxOne
開発元はアメリカの『Mobius Digital』


本作は宇宙の惑星を探索するアクションゲームである。
プレイヤーは架空の太陽系の星の一つである惑星『木の炉辺』に住む種族『Hearthians(ハーシアン)』の新米宇宙飛行士となって宇宙へ飛び立ち、太陽系の古代種族『Nomai(ノマイ)』の遺した遺跡を探索することになる。
システム的には一人称視点の探索アクションで、様々な惑星を探索して情報を集めプレイヤー自ら宇宙の謎を解いていく形になる。

舞台となる太陽系はオープンワールドで表現された広大な空間となっており(ただし実際の太陽系よりも遥かに小さく、デフォルメされた独特の世界観となっている)、上下左右を三次元的に移動しながら各惑星へと移動し調査をおこなう。


慣性や重力と行った力がしっかりと仕事をしており、慣れるまでは非常に姿勢制御が難しい。
無重力の場面が非常に多く登場するため3D酔いには注意。



………さてこのゲームには本作独自の要素が数多く存在するが、その最たるものが…




22分後に太陽が爆発する



もう一度言う、22分後に太陽が超新星爆発を起こして太陽系を滅ぼしてしまうのである。


これはゲーム中で事前には知らされず、プレイヤーが何の気なしに惑星探索をおこなっているうちにだんだん太陽が膨張し赤色化していく…

そしてラスト数分になると何やら終末感あふれるBGMが流れ出し、2コーラスが終わったところで太陽は一気に爆縮、崩壊して超新星爆発を起こすのだ。

爆発に巻き込まれて蒸発したその瞬間、気がつくと時間が22分前に戻り、ゲームのスタート地点である木の炉辺のキャンプに戻される…

こうしてプレイヤーは何度も何度も原因不明のループを繰り返しながら、この謎の終末から逃れることが目的となる。

"なぜ太陽が超新星爆発を起こすのか?"
"なぜ主人公の意識は22分前に戻るのか?"
"古代種族ノマイとは何者なのか?"
"彼らはなぜ滅んでしまったのか?"
"そしてこの悲劇を食い止めるには一体どうすればよいのか?"

多くの謎は徐々に一点に収束していく。

全てが繋がる洗練された世界観とギミック、そしてそれを彩る個性的なキャラクター達、耳に残る効果音やBGM、そして美しく壮大で時に恐ろしい宇宙のビジュアルは多くのゲーマーや評論家を虜にした。


非常に自由度が高く、どこを探索するかの順番も自由、というか最低限クリアに必要な特定のギミックがあるだけで別に探索しなくてもクリアできる。
世界観と星々のギミックがわかってしまえば文字通り22分以内にエンディングへとたどり着けるのだ。
もちろん探索によって得られる知識や情報がなければプレイヤーは初見でそれを見つけることはほぼ不可能だし、探索によって少しずつその道筋が見えてくる。

何がどこにあって何に関係しているかなどはしっかり覚えておいたほうが良いだろう。
一応探索記録的なものもあるが、読んだ文献の全文ログなどは存在しないため、人によっては自分なりのメモや相関図を作りながら進めると良いかも。

基本的に得られる情報一つ一つは断片的なものが多く、翻訳の関係で固有名詞が一部ローマ字表記なのと言い回しもやや独特なため、時系列や関係性の整理などで混乱するが、世界観の成り立ちや物語構造自体は非常にシンプルだったりする。


アクションは無重力や慣性を意識しないとあらぬ方向へとすっ飛んでいったり、謎解きも自分の頭で整理し推測しなくてはいけないので時間制限も相まって難易度は高い。
そのためライトゲーマーにはややおすすめし辛い。

ただし日本語の攻略サイトは極力ネタバレに配慮した上質なものが多いため詰まったら少しずつ攻略を見ると良いだろう。
本Wikiでもある程度基本情報を記載するので世界観や設定の理解に役立てて欲しい。

もちろん、しっかりと作品に全力で向き合って全力で考察をすれば、きっと独力でのクリアも不可能ではないはずだ。


2021年9月にシナリオを追加するDLC『Echoes of the Eye』が公開された。
追加シナリオは本編の内容や設定を織り込んだ上での内容となっており、
追加シナリオをクリアすることで本編をより深く楽しめるようになっている。
サイエンスフィクション系の本編よりもややコズミックホラー寄りの作風になっているが、
恐怖演出を抑える設定なども完備している。
ただしこちらは本編を一度クリアしてから購入することを強くオススメする


種族


Hearthians(ハーシアン)
主人公も属する4つ目の人型生物。
魚類や両生類から進化したのか、ゾーラ族のような見た目をした半魚人ぽい見た目の種族である。
しかし半魚人みたいな見た目の割に別に水は得意ではなく、普通に深い水辺では溺れてしまう。
皆平和的で穏やかな性格なようだ。
キャンプを囲む文化があるようで、マシュマロを焼いて食べるのが好き。
知的好奇心が強く、古代種族ノマイの文明を発掘、解読、時に彼らの技術力を流用して宇宙にまで進出している。
ただし宇宙船の材質は木。なんで飛べるのかとか気密性は大丈夫なのかとかは謎。なお本ゲームでは大気圏突入時に摩擦熱などが発生しない物理法則らしい。

nomai(ノマイ)
かつてこの太陽系に住んでいたとされる三つ目の古代種族。
非常に高度なテクノロジーを持っており、恒星間航行やワープシステム、重力制御に始まりブラックホールとホワイトホールの生成もおこなっていた。
主人公の冒険の目的は彼らの遺した遺跡を探索し、その道筋を辿ることにある。
彼らの残した文章は一見青白い光の線のようにしか見えないが、翻訳機を通して読み解くことが出来る。
どいつもこいつも知的で好奇心旺盛かつフランク、とても気の良い種族だった事が各地の文章からうかがえ、
そういう点ではハーシアンに似ていると言える。
どうやらはるか昔、太陽系外から宇宙船で飛来したらしい。
持ち前のバイタリティで各惑星で活動し、数世代に渡って栄えたようだが、何かしらの理由で滅亡してしまった。


主な登場人物


主人公
ハーシアンの新米宇宙飛行士。
基本的に彼の人間性は特に明確にされておらず、
印象も会話時の受け答えの際プレイヤーの選択肢によって変わるだろう。
(メタ的には)情報の整理が非常に得意で、口語体かつノマイアンジョークと誤訳が混ざったりするノマイの会話記録から、要点や目的を正確に読み取れる。
彼によって記述された航行記録に助けられたプレイヤーは多いはず。
幾度も幾度も破滅と崩壊のループを経験し、ハーシアンとノマイ、やがてはこの宇宙に関わる更なる謎の核心に迫っていく。

Hal(ハル)
主人公の幼馴染で、主人公と共にノマイ語の翻訳機を開発した若手エンジニア
宇宙へ旅立つ主人公よりも緊張しながら、宇宙への旅路を祝福してくれる。

Esker(エスカー)
木の炉辺の月『アトルロック』で口笛を吹きながら一人で寂しく過ごす年老いたハーシアン

Gabbro(ガブロ)
巨人の大海へと冒険にでた先輩宇宙飛行士
点在する島でハンモックに揺られて、笛を吹きながらくつろいでいる。

Riebeck(リーベック)
脆い空洞を探索する先輩宇宙飛行士
ノマイ達の文明を研究しているが、物凄く反射神経が悪く臆病。
空洞の内部でバンジョーを演奏している。

Chert(チャート)
燃え盛る双子星へ向かった先輩宇宙飛行士。
隆起した崖の上で外宇宙の星図を修正しながら太鼓を叩いている。
曰く他の星系の太陽達が次々寿命を迎えて超新星爆発を起こしているとのこと。

Feldspar(フェルドスパー)
宇宙開発の為に設立されたティンバーハースベンチャーズの創設者の内の一人であり、
すべての宇宙飛行士たちの先駆者となった伝説の凄腕パイロット。
ある日宇宙へ旅立って以降、現在行方不明になっている…が、エスカー曰くどういうわけかある場所から彼のハーモニカの音がするらしい…


天体


木の炉辺
緑と水に囲まれた、そこら中から間欠泉が吹き出す自然豊かで快適な星。
主人公の種族『ハーシアン』が暮らしている、のどかで平和な村がある。
アトルロックという衛星を持つ。

アトルロック
木の炉辺の衛星。
重力が小さく危険は一切ない星。
ノマイのちょっとした遺跡もあるので、まずは練習がてらここを目指してみると良いかも。

太陽
ゲームの舞台となる太陽系の中心に位置する恒星。
しかし時間経過とともに膨張し最後には爆発してしまう。ある意味このゲームのラスボス。
重力も強いので近づき過ぎるとそのまま飲み込まれて死亡してしまう。
自動航法で向かい側の惑星に行こうとしてそのままダイブするのはOuter Wildsあるある。
よくよく見ると太陽の周囲には謎の構造物が凄い速さで回っているようだが…?

巨人の大海
巨大な海洋惑星。ループから目覚める際に毎回見ることになる惑星はこれ。
先輩宇宙飛行士のガブロが探索している。
でかいだけあって重力も強い
大半は嵐が吹き荒れる海なのだがところどころ探索できる島も点在している。
そこらじゅうに竜巻が存在し、巻き込まれると宇宙まで放り出されてしまう
おそらく多くのプレイヤーが最初に訪れるだけあって(比較的)安全で、ある程度は探索もしやすい。
深海は海流によって阻まれており、普通の手段では星の中心部へ行くことはできないようだ。
ちなみに主人公が目覚めるシーン、何やらこの星の近くで、何かが青白い光を放っているようだが…?

砂時計の双子星
灰の双子星と燃え盛る双子星からなる、太陽の最も近くに位置する二連星。どうやら2つで1つの星として換算されているらしい。
砂時計のようにお互いの砂が行ったり来たりを繰り返しているらしいが、ゲーム中の22分では灰の双子星から燃え盛る双子星への一方通行。
灰の双子星の地表は前半は砂に覆われているが、最終的にすべて燃え盛る双子星に流れていく。
燃え盛るという名前の割にはゲーム中では火は無く、単に太陽が近くて暑いという意味である。
灰の双子星から燃え盛る双子星へどんどん砂が流れ込むため、双方の星共に特定の時間にしか行けない場所がある。
作中で度々出てくる『灰の双子星プロジェクト』なるものがどこかで進行していたようだが…?
崖の上でチャートが星図作成をしている。

脆い空洞
内部は空洞になっており数々の構造物が存在し、その中心にはブラックホールが鎮座している。
すでに寿命を迎えつつあるのか、灼熱の衛生からの火山弾を食らうたびにどんどん崩れていく。
地底にもノマイ達の史跡が点在しているが、無論火山弾によって時間経過で行けなくなってしまったりもするので、
探索するなら早い時間から行くのが良いだろう

闇のイバラ
惑星というにはあまりにも禍々しい天体。
まるでイバラが氷の惑星を内側から食い破ったかのような不気味なビジュアルとなっていて、
中心には謎の穴が空いておりその内部には…
おそらく太陽を除けば最も危険な天体。

侵入者
闇のイバラと並んで、もはや星と言って良いのかかなり微妙な彗星…のような何か。
太陽系外周と内惑星系の太陽スレスレを楕円状に公転しており、その正面は常に太陽を向いている。
表面は凍っていて内部へは入れないが…?

量子の月
気がつくとどこかの惑星の周りを公転している謎の月。
一瞬でも目を離すと即消え失せ、別の惑星の月になっている。
着陸しようとしても、月の周囲のガスに突入した瞬間消滅してしまう。
名前通り存在があやふやで、量子的な振る舞いをする妙な星。
様々な星の衛星であると同時に、実はとある重要な星の月でもあったりするようだ。


その他/用語


探査艇
主人公が操縦することになる宇宙船。
どういうわけか木材で作られているがちゃんと飛ぶ。が設定だとどうも開発中には頻繁に爆発炎上事故が起きてるらしい。
操縦するだけでなくこれまでのループ含めた冒険の記録を確認したり、宇宙服の酸素やブースター燃料を回復したり怪我を治療したりできる。
ちなみに墜落したり強くぶつかると破損するため修理が必要になる。

偵察機
正式には偵察機"ランチャー"
偵察用の小型の端末を射出して命中した箇所に吸着させることができる。
飛ばすとなんか良い音がする。
これを遠く離れたところや入れない狭いエリアに射出することで偵察が可能。
また危険なものも触れると探知してくれるので哨戒には欠かせない。
ちなみに結構明るく輝くのでライト代わりにも良い。
「ランチャー」のため発射の際に反動でプレイヤーが若干後ろに移動する。
宇宙空間などの低重力下ではジェット燃料を使用せずに自在に空中を移動できる手段となるが、
ただでさえこのゲームは移動にクセがあるうえその性質上進行方向が完全に見えないため
極めて制動難易度は高いが、RTAでは必須のテクニック。

シグナルスコープ
特定の周波数や音を拾ってプレイヤーに聞かせてくれる高性能な集音機能付きアンテナ。
量子物質の波動なども感知できるため最後までお世話になるだろう。

フラッシュライト
ごく普通の懐中電灯。
あくまで近距離しか照らせない弱いシロモノだが無いよりは良い。
本作は太陽光が届かないエリアはとても暗いので必須の装備となっている。

翻訳機
ハーシアンが新開発した翻訳装置。
ノマイが石版や様々な場所に遺した古代語を翻訳することが可能。

宇宙の眼
ノマイの文書に度々登場する謎の文言。
どうやら彼らはこの宇宙の眼とやらを探し求めていたようだ。

アンコウ
本作唯一の敵キャラクターにしてトラウマメーカー。
醜悪で巨大な宇宙チョウチンアンコウ。
凶暴でなんでも食べようとするためこちらを認識するとすごいスピードで迫ってきて宇宙船ごと噛み砕かれる。
しかも場所によっては出待ちしてるなど心臓にもよろしくない。

とある特徴がありそれを利用した対処法を行えば比較的簡単に突破できるだろう。

幽霊物質
生物にとって極めて有毒な不可視のダークマター的エネルギー
長い年月をかけ徐々に蒸発しその量を減らしている。まるで放射性物質のようなシロモノである。
細かいクリスタルのようなものが生えているエリアには幽霊物質が存在し、宇宙服が警告してくれる。
偵察機ランチャーで写真を取れば存在を確認できるので、その場所は避けて通ろう。


攻略のポイント

兎に角詰まりやすいゲームなので、ネタバレを考慮しつつ攻略のポイントを用意したので活用して欲しい。

ヒント① ※ネタバレ無し

●星に激突したり通り過ぎたりして上手く着陸できないという人は自動航法と着陸モードを使おう。
自動航法は指定した星の近くまでコンピュータが自動で移動してくれる。
ただし間にある天体を考慮してくれないので、双子星の片割れや太陽に突っ込むこともしばしばあるので要注意。
またごく一部の移動速度の速い天体は、自動航行セットしたタイミングと到着時の位置がずれて届かなかったり衝突したりするのでそちらも注意。

操縦中の視界は機体の正面で、着陸装置は機体の下部にあるので天体に着地する際はそこを意識する必要がある。
着陸モードは下部についたカメラでよりピンポイントな着陸が可能になる。慣れれば不要だが視界の違いを把握できない時は活用しよう。

●宇宙船の修理や無重力下でのノマイ語の翻訳をおこないたいのであれば速度同調を使おう。
これは探査艇でも可能な重要なテクニックで、選択している対象に対して静止することができるのだ。
速度同調を活用すれば宇宙空間でも自分の行きたい場所にスイスイ移動できるだろう。

●謎解きに詰まったらまずは自分の装備を確認しよう。
翻訳機、シグナルスコープ、偵察機ランチャーを最大限活用するべし。
特にシグナルスコープはあらゆるチャンネルを試してみることで様々な発見がある筈。

●幽霊物質は危険なので絶対に触れてはいけない。
妙なクリスタルがびっしり生えているエリアは幽霊物質があるかもしれないので必ず偵察機で安全確認をしよう。

●焚き火はマシュマロを焼くことができる他、ウトウトすることで時間を経過させることも可能。探索時間を調整したい時に活用しよう。


+ ヒント② ※若干のネタバレ注意
●闇のイバラに巣食う恐るべき敵キャラクター『アンコウ』だが、上述の通り一つだけ致命的な弱点を抱えている。
その弱点は燃え盛る双子星のアンコウの化石に記されている。是非行ってみよう。

●量子の石のような量子的な振る舞いをするオブジェクトは総じて視界に入れて観測しているかぎりは動くことはない。
つまり石をその場所に固定しておきたいなら観測し続ければ良い。
観測は自分の目だけでおこなうものではない。主人公の持つ道具を思い出そう。
逆に量子オブジェクトを動かしたい時は視界に映らなくしてしまえば良い。

●巨人の大海の深海に行くには普通の方法では駄目。
この星を象徴する竜巻郡をよく観察してみよう。何かおかしなものがある筈だ。
ところで、大海に浮かぶ遺跡や島は隅々まで回っただろうか?ノマイの記録に何かヒントがあるかもしれない。

●脆い空洞の別の遺跡に行きたいが行き方が分からない時。
施設を行き来するための通路はある程度伸びてはいるが、道が崩れていたり重力水晶が壊れていたりエレベーターがずれていたりと、経年劣化で途切れている場所も多い。
大抵は宇宙服のブースターでカバーできるし、どこもそこまで燃料を大量消費するほどではない。
どんなに工夫しても無理と思える場所は別の経路を探すか、或いはもっと早い時間に来れば…。

●世界観やノマイのやろうとしていたことがよくわからなくて混乱してきた?
燃え盛る双子星の高エネルギー研究所へは行っただろうか?この奇妙な現象の理由の一端が見えてくるだろう。
ノマイ達がわざわざ都市のエネルギーを回してまで再現実験したかった現象とは…?

●毎回目覚めるたびに発射され砲身が破損する巨人の大海上空の軌道探査砲だが、よく見ると毎回別の方向に発射されている。
普通に考えればループするたびに違う挙動をみせるのはおかしい話である。
というかなぜはるか昔に滅んだノマイの機械が今更ループが始まる時間に丁度起動しているのか…そして一体何を探査しているのか?
とりあえず探検してみよう。

●上にも書いた通り実は情報さえ出揃ってプレイヤーが理解しさえすれば簡単にクリアができる。
実はエンディングにたどり着くために行く必要があるのはほんの一部の惑星だけだったりする。
当然情報をしっかり集めないとその詳細すらわからないのですべての惑星をちゃんと探索するべし。
とにかく必要なのは情報とその整理。世界観をしっかりと把握するよう頑張ろう。

●侵入者を調べてみたいのであれば、まずは入り口を探そう。
入れそうな裂け目は凍ってしまって入れないが、氷であれば熱を加えれば良い。
そういえばコイツの軌道は…


+ ヒント③ ※中程度のネタバレ注意
●量子の月への着陸方法及び探索方法は、他の惑星で学んだ量子物質への対処法が役に立つだろう。
要はこいつは巨大な巨大な量子の石なのだ。
地表では多くのオブジェクトが量子敵振る舞いをする。これまで覚えたことを思い出そう。
量子の塔を内部から移動させたいのであれば…

●巨人の大海の深海から中心へ更に潜るためには電磁バリアを突破する必要がある。
そのヒントは闇のイバラで得ることができる。
…そういえばなんか変なクラゲが周囲を漂っているようだが…?

●『灰の双子星プロジェクト』は文字通り灰の双子星を中心に行われていたノマイ最大の計画である。
どうやら莫大なエネルギーを利用した"何らかの方法"を用いて『宇宙の眼』と呼ばれる謎の存在の場所を探査、特定し見つけ出そうとしていたようだ。
その過程と方法こそが本作最大の謎となる。是非突き止めよう。

●アンコウにどうしても見つかってしまうのであればアンコウから離れた位置で充分に加速して慣性航法で突破しよう。
出待ちアンコウも下手に逃げると食われるか空間が戻って最初からやり直しになるので、気づかれない距離でしっかりと速度を稼ぐべし。
空間出入口両方にアンコウがいて加速しづらい時は別の経路を探してみよう。
アンコウに接触したり近くでジェットを噴射するとほぼゲームオーバー。
方向転換のジェットは吹かしても大丈夫なので周囲を見渡しながら進んでも良い。
あとはアンコウが入れない入り組んだイバラに逃げ込んで逃れるのも効果的。
やつらの呼吸音や唸りが聞こえてきたら要注意だ。

●太陽を回る人工衛星に行ってみたいのであれば下手に宇宙船で向かうべきではない。
ノマイも当時は移動にワープシステムを使っており、それ専用の塔がちゃんと存在している。ただ若干タイミングがシビア。
ポイントは砂の量とサボテンの回避。


+ ヒント④ ※大規模なネタバレ注意
●『ループを起こしているモノ』『宇宙の眼はどこにあるのかという座標情報』『その座標へ行くためのノマイの母船』『船の動力炉にもなるワープコアの在処』
この4つの重要な情報がすべて出揃った時、この22分でプレイヤーのやるべきことは自ずとわかってくるだろう。
ここまで来たらもうエンディングはあと一歩だ。さぁ、宇宙の眼を見つけよう。

●実は本作はマルチエンディングとなっている。
ただし正規END以外は邪道だったり実質ゲームオーバーだったりするものがほとんど。スタッフロールは流れるが…
"時空連続体の破壊"や"ループの破綻"が主な条件である。せっかくなので時間軸が矛盾しそうなポイントを見つけたらやってみよう。
簡単に分かるものもあるが、中には条件を知らないと無理ゲーなものもある。

●闇のイバラには、シナリオには関わらない大きな秘密が隠されており、隅々まで探索するとイバラの中枢とも言える場所が存在する。
中枢部分にある種の中に探査機を射出するとそこには…
ストーリーとは関係無く立ち寄る必要もない(というかあんな化け物がいるところに好き好んで行きたくない…)最果てなので知ってる人は少ないと考えられる。
…これが一体何を意味するのかは不明で、ゲーム中特に説明もなされない。永遠の謎。一体なんなんだろうか…


余談

同時期に発売されたThe Outer Worldsとは関係ないが、名前が紛らわしく混同されることが多かった。(でも本作のシナリオライターがあっちにも関わってるのは内緒だ)



追記修正はマシュマロを焼いてからお願いします。



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最終更新:2024年03月02日 17:32