宇治田(狂四郎2030)

登録日:2021/01/17 (日曜日) 21:58:00
更新日:2021/02/20 Sat 13:10:27
所要時間:約 3 分で読めます





【概要】


宇治田とは漫画狂四郎2030」の登場人物。

左側頭部にじゃりっぱげがある少々太めの少年。

劇中では既に故人であり、出番も主人公廻狂四郎の回想に1話だけ出るモブキャラなのだが、
そのあまりにも衝撃的な最期が多くの読者にトラウマを植え付けたことで有名。

誰だか知らない人は「おかわりもいいぞ!」の元ネタだと言えば伝わりやすいか。

【出番】

狂四郎とその親友白鳥みつるがかつていた「関東厚生病院」。そこは表向きは児童福祉や障害者福祉を謳いつつ、裏では少年達を戦闘兵士にするために過酷な訓練を課していた
そこで狂四郎と白鳥がトップクラスの成績を収める中、一番の落ちこぼれが宇治田であった。他の少年達よりも体力が劣る上に途中入院という立場が災いし、全ての項目で最下位だったのである。

施設内では成績優秀な者は優遇され、劣る者はあからさまなほどに冷遇されていた。他の少年達は多段ベッドで寝起きしていたのに対し、宇治田は薄い毛布1枚のみを与えられて床で寝かされていた
だが一番過酷な差別は食事だった。ある日の食事は狂四郎と白鳥が「シチューとサラダ、コッペパン二個に山盛りのご飯、牛乳付き」なのに対して、宇治田は「小さなビスケットのような物が一枚だけ」という有様。周りの少年達からも「あれでは死ねと言われているようなもの」と言われていた。
そんな宇治田を見かねて、狂四郎と白鳥は自分達の食事を教官の目を盗んで分け与え、さらに自分達のベッドスペースに迎え入れてやる。礼などいらないという2人の優しさに対して宇治田は……

「女の子のお○んこどうなってるかおせーてやろうか?」

お礼代わりにどこからか入手してきた(主にエロ方面の)知識を提供する。生まれ持ってのスケベ心か、あるいはそれまでその手の物に触れることなく育った反動故か、狂四郎も白鳥もこれを二つ返事で了承。
以降三人はギブアンドテイクの関係を築きつつ、過酷な日々の中で友情を育むようになる。どちらかというと狂四郎と白鳥が宇治田に貢いでいたように見えなくもないが

ちなみにギャグにしか見えないこの場面だが
「知力も体力も優れている狂四郎や白鳥に対して、エロ知識という下らない“武器”で宇治田が優位に立つことがある」
「強者である狂四郎たちが弱者の宇治田を一方的に守るだけでなく、宇治田がエロ知識で狂四郎たちを従えている」
という描写であり、 本編のテーマとして重要なことをサラッと描いている


「えっ今日は全員カレーライス食っていいのか!!」
「ああ…しっかり食え」

そんなある日、訓練の成績に関係なく全員に平等にカレーライスが振る舞われた。それは普段成績の悪い宇治田も例外でなはく、初めて沢山食べられる喜びを噛みしめる宇治田。
だがそんな彼にさらなる衝撃が与えられる。

「おかわりもいいぞ!」

なんとおかわりまで自由。信じられないという表情をしながらも、宇治田はおずおずと皿を差し出す。

「遠慮するな今までの分食え…」

だが教官は一切咎めることなく、快くおかわりに応じてくれた。嬉し涙を流しながらカレーを頬張る宇治田を見て、狂四郎と白鳥も思わず笑顔になるのであった。




【余談】

ネット上で見かけるパロディ絵はほとんどが「何かしら食べ物を美味そうに食べ、嬉しそうにおかわりする」シーンばかりで、
初見では何が面白いのか、何かまずいのか分からない人も多かったと思われる。そして元ネタを調べて心底後悔した人も



追記、修正はカレーライスを腹一杯食べてからお願いします。



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最終更新:2021年02月20日 13:10