ギルマーダ(動物戦隊ジュウオウジャー)

登録日:2021/05/08 (土曜日) 22:43:00
更新日:2021/05/12 Wed 20:19:48
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俺は宇宙を又に駆けるヒーロー始末人ギルマーダ!

計画は失敗したが、皆殺しはやり遂げる…!


ギルマーダとは、『劇場版動物戦隊ジュウオウジャーVS手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場した宇宙人。
劇場版におけるメインヴィランを担当した。

声:佐々木望
スーツアクター:矢部敬三


【プロフィール】

身長/225cm
体重/203kg
対応機種/ハナビームガン、ウソツケマスク、ジャミング花粉、闇の使い違法栽培
ジャンル/シミュレーション

【概要】

宇宙を又にかけて活動するフリーの抹殺専門エージェント。
数々の惑星でヒーロー気取りの目障りな生物を滅ぼして来た経歴から「ヒーロー始末人」の異名を持つ。
兼ねてよりジュウオウジャーの存在を危険視していたナリアが、ジュウオウジャー抹殺の為独断で仕事を依頼したことで地球に襲来した。
顔に仮面を付けた、花その物が人型になったかの様な外見が特徴。

【人物】

ジュウオウジャーの敵では珍しい「仕事」目的で行動する宇宙人だが、ギルマーダのヒーローを仕留める手口とは、
善良でか弱い宇宙生物を装ってターゲットとは別のヒーローに接近し、「ターゲットが極悪非道の悪党である」という嘘を吹き込むことでそのヒーローの正義感を刺激してターゲットと戦わせ、同士討ちへ誘導してヒーロー達を共倒れさせるという、ヒーローの正義感や善意につけ込み、ヒーローの行動理念そのものを嘲笑い踏み躙るような最低最悪の手段。

こんな策を平然と使う時点で性格も普通な訳が無く、性格は狡猾極まりない卑劣漢であり策謀家。
自分の策にヒーロー達が嵌りヒーロー同士が互いにいがみ合って潰し合う光景を、安全な場所に隠れて嘲笑いながら見物するド外道である。


【戦闘能力】

ピンク色の銃剣付きライフル「ハナビームガン」を武器として操るが、ギルマーダの本領は己の手を汚さずに敵を仕留める搦め手と言ってもいい。
  • 広範囲の通信を妨害・遮断する「ジャミング花粉」
  • 特殊な蔦を変化させて作る装着させた相手の会話を悪口や残忍な言動に変換する「ウソツケマスク」
など能力はトコトン陰湿にして卑劣である。
擬態能力も有しており、擬態能力でか弱い宇宙生物を装うことができる。

直接戦闘では上記のライフルの他、手から連射するビーム弾で攻撃する。
また自らの体から生やした根のような触手を大地に突き刺す事で再生怪人「闇の使い」と呼ぶ手駒を生み出す能力『闇の使い違法栽培』まで持ち、簡単に戦力を整えられる。

ただし搦め手に長けているとはいえポテンシャル自体は凄まじく、チェーンコンティニューを果たした際は、
強化されたとはいえワイルドトウサイドデカキングとキングシュリケンジンを一度にまとめて相手取り2大ロボットを一度は退けている。
TV本編ではデスガリアンの誰も成し得なかったドデカキングの打倒を単独で成し遂げているなど、ジュウオウジャーの作中では最強クラスの宇宙人と言っても過言ではない。


ルンルン


仕上げにもう少し、正義の怒りを煽ってやれば……クックック


声:福原遥
身長/170cm
体重/153kg

ギルマーダがヒーロー達を潰し合わせる為に擬態した姿。
ピンク色の鳥と花の蕾が混じり合ったゆるキャラみたいな見た目で、緑色の首元とサングラスの様な目元が特徴。
常に語尾に「ルン」と付けて喋り、可愛らしい言動や仕草で周囲を欺きながらジュウオウジャーが悪の妖怪であるとニンニンジャーに吹き込んでいた。
ただしこの姿でも言葉の節々から胡散臭さや内心の悪意が滲み出ている。

この状態でもある程度特殊能力を使う事ができ、蔦を伸ばして相手を拘束したり、ジャミング花粉やウソツケマスクを使用する事ができる。


超巨大ギルマーダ


全てを破壊してやる…!星ごとぶっ潰しちまえば、貴様らも終わりだ!!

ハハハハハ!そのまま黙って見てるがいい!!

身長/315.0m
体重/2842.0t

起死回生とばかりにナリアから受け取っていた複数のコンティニューメダルを捕食し、チェーンコンティニューを発動させて超巨大化した姿。
下半身が茎や樹木の様に変化し伸びた超巨大な花の姿へと変貌している。
目からの破壊光線と伸縮自在の蔦や根のような緑の触手。
破壊光線で地上を焼き払い、無数の触手を地面に張り巡らせて地球を破壊することで地球諸共2大戦隊を抹殺しようと暴れ回った。
チェーンコンティニューにより強化されたパワーは伊達ではなく、ワイルドトウサイドデカキング、キングシュリケンジンを一度に相手取り、2機を合体解除に追い込む程の圧倒的戦闘力を発揮した。


【劇中での活躍】

劇中では、ジャミング花粉をばら撒いて両戦隊の通信連絡を断った上で、ルンルンに擬態してニンニンジャーに保護される形で伊賀崎家に潜入。
ニンニンジャーに「ジュウオウジャーはスーパー戦隊を装って自分の一族を皆殺しにした極悪非道の妖怪である」という嘘を吹き込み、両戦隊を対立に追い込んだ。*1
この嘘をより信じ込ませるため、ニンニンジャーに捕獲された操の動きを蔦で封じて更に「ウソツケマスク」を操に無理矢理付けさせて、更なるジュウオウジャーのイメージダウンを謀り、ジュウオウジャー側にも操を捕えた写真付きの手紙を送ることでニンニンジャーに対する好感度をダウンさせることで両者の怒りを煽って同士討ちの下地を着実に作っていった。
その結果、敵愾心の高まった両戦隊は決闘場所で全力を出し合って同士討ちする事態にまで発展。
自身は隠れてその光景を高みから見物しつつ嘲笑い、両戦隊が全滅した直後抹殺任務の成功を確信して遂に本性と姿を見せた。
……が、実はルンルンとして活動していた時点で八雲と霞の方に正体を怪しまれており、紆余曲折あって密かに和解・共闘した両戦隊の策に自らが嵌り、逆に騙される因果応報の結末を迎える。
そもそもルンルンのデザイン自体が怪しさの塊みたいな姿と言ってはいけない。

こうして一杯食わされたギルマーダは真の姿を現した後、一旦撤退するも、遂に2大戦隊と対峙。
2大戦隊に対抗し牙鬼幻月、蛾眉雷蔵、晦正影、ジャグド、バングレイを『闇の使い』として復活再生させ差し向けることで遂に両陣営は対決する。
しかし仲間の助けを借りて闇の使い達を掻い潜ったジュウオウゴリラと直接交戦。
当初はほぼ一方的に圧倒していたが、大和がジュウオウホエールにチェンジした事で形勢逆転。
イーグライザーを巻き付けられて引き寄せられた上で零距離ジュウオウファイナルを喰らい吹き飛ばされ、ダメージでまともに動けなくなった隙に『闇の使い』を倒し合流した両戦隊計12人の力を合わせた合体技『ジュウオウニンニンファイナル爆裂砲』を喰らって敗北するのだが……


借りるぜ!ナリアさんよォ!

しかしコンティニューコインを食らう事でギルマーダは超強化。
2大戦隊が誇る最大の戦力も破れ、あわや最大の危機が訪れる。
その時現れギルマーダの攻撃を防いだのは快晴のアカニンジャー変化忍シュリケンを介して現れた『歴代スーパー戦隊の“繋がり”の力』
歴代戦隊の先輩達の力添えにより生まれたジュウオウ合体忍シュリケンにより完成した奇跡の合体「ワイルドトウサイシュリケンキング」の前に形勢は逆転。
追い詰められた末に『ジュウオウニンニンスーパー戦隊バースト』が直撃。


スーパー戦隊…恐るべしィィッ!!


と断末魔の叫びを上げて消滅した。
霞に「私達をバラバラに襲っていたら倒せていたかもしれない」と告げられるなど、ジュウオウジャーにおける最強クラスの実力者であったギルマーダだったが、
自身の任務遂行の為の常套手段であった卑劣極まりない謀略が逆に2大戦隊の繋がりを生み、それが自らの致命的な敗因になるという因果応報の最後を迎えたのであった。


【余談】

デザインは篠原保。
当初は「動物を狩るハンター」という設定のみであったためイメージが二転三転したといい、最終的にデスガリアンとの差別化から植物がモチーフとなったとのこと。



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最終更新:2021年05月12日 20:19

*1 回想シーンでもやはりジュウオウザワールドは体育座りしている。