SCP-3448-J

登録日:2021/05/16 Sun 00:00:10
更新日:2021/05/27 Thu 16:22:33
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棍棒は誇示するものではない
されど常に携えて交渉に赴け

SCP-3448-Jはシェアード・ワールドSCP Foundationに登場するジョークオブジェクトである。
オブジェクトクラスはEuclid。

概要

SCP-3448-Jとは何かというと

アメリカ合衆国第26代大統領 セオドア・ルーズベルトである。

うん。SCP記事を読み慣れた皆さんならアメリカ大統領と聞いて なにか 頭によぎったかもしれない。

だがテディことセオドア・ルーズベルト(SCP-3448-J)は他の大統領のお歴々ほどアレな異常性は持っていない。
テディは公式記録では1919年1月6日に享年60歳で亡くなったことになっているのだが
そこから 100年以上経っても死んでいないだけ だ。
ね?死なないのはすごいけど他の大統領と比べると平凡でしょ?

テディは 死んだとされる時点から老化の気配すら起きていない
別に機械の体からビームや毒ガスを出したりするわけではない。
テディは あらゆる手段で肉体を破壊しても高速で再生して痛みや疲労への耐性もバカ高い のだが
だからと言って何度も何度も解剖とかされたりはしない。
分裂して増えたりしないし反ミーム性もない。
どんなに頑張っても暗殺されてしまうということもない

ただ財団が ガチで殺す気で実験してたのに160歳を過ぎても60歳時点の肉体でピンピンしてるだけ なのだ。

収容プロトコルも
「本人が収容に協力的なので標準人型SCP収容セルに入れとく」
「ルーズベルト大統領は死亡済みという情報操作を徹底する」の2点のみ。

収容までの経緯

生まれてからずっと精力的に活動していたテディも病気に苦しむようになった1919年1月6日、
我々の世界ではこの日に死んでいるはずだったのだが
突如病気が全快した 大統領が病室から出てきた ので(財団職員も混じっていた)一同は驚き
現代でいう機動部隊に相当する要員を差し向けて拘束して収容した。

大統領の病室には主治医がいたので
本来なら死の瞬間に立ち会っていたであろう主治医に聞き取りをしたのだが…。

恥ずかしながら私は大統領のベットサイドでうたた寝をしていた。
だが私はドアの方から聞こえる奇妙な足音によって目を覚ました。
いや、やはり私は半分くらいは寝ていたのかもしれない。
ともあれ私は見たのだ!死神が大統領の魂を奪いに来たのを!

私はずっと黙っていた。彼女が国家にとって重要な人物の魂を取ろうとしている時に
私は動くことができなかったのだ。

「セオドア」

彼女は告げた。

「あなたの一生は終わりました」

彼女は大統領が被っている毛布を払うと
その下から 丸めた枕や洗濯物の塊がこぼれ落ちた。
そして死神の死角をついてセオドア・ルーズベルト大統領が現れた。

「勝負だ!」 と大統領は 死神の顔をぶん殴りながら宣言した。

ネタの解説

詳しくは検索してもらうとして、セオドア・ルーズベルト大統領は本当に精力的に活動した人で
史上最年少の若さで大統領に就任して軍人としても功績を上げつつノーベル平和賞取ったりしていた。
晩年はマラリアなどの病気を患ったが比較的元気な方だったのに 就寝中に心臓発作を起こし死亡した

訃報を聞いた副大統領トーマス・マーシャルがこんな言葉を残している。
「死神はルーズベルトを連れて行くには寝込みを襲うしかなかったのさ。
なぜなら 彼がその時起きていたら迎撃していただろうから ね」




SCP-3448-J

Should Have Taken Him Sleeping(彼が眠ってくれていれば…)




人間なんかに負けたりしない!(キリッ

SCP-3448-Jの番号のネタ元であるSCP-3448は 死の終焉ハブ に属している記事である。
もしかしてこちらはセオドア・ルーズベルトのせいで死の終焉が始まったりしないだろうな。



追記・修正は死神に勝ってからお願いします。


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最終更新:2021年05月27日 16:22