黒川あかね

登録日:2021/07/06 Tue 00:15:09
更新日:2025/02/22 Sat 09:03:27
所要時間:約 4 分で読めます




私は何があってもアクアくんの味方だよ。

辛い事は一緒に抱えてあげるからね。

『黒川あかね』とは『【推しの子】』のヒロインの1人。

CV:石見舞菜香
演:茅島みずき

●目次

概要

青髪の美少女。本名は黒川茜といい『黒川あかね』は芸名。イメージカラーは黒。
赤髪でイメージカラーが『白』の有馬かなと対称になっている。
本編開始当初はクールでショートカットの中性的な美少女であったが、再登場した際には髪を伸ばし笑顔が眩しい美少女になっていた。

一流の役者しかいない『劇団ララライ』に所属する女優で若きエース。高校2年。17歳。
ちなみにギャラの取り分は事務所が8、あかねは2である。(エースでこれなら一般劇団員の取り分は……)
この配分にはあかねも不満を覚えており、5:5のMEMちょを羨ましがっていた。

劇団に所属していることから分かるように彼女の主な活躍の場は舞台。
そのため、アクア含めテレビ・映画といったカメラ演技にしか興味ない人たちにはまったく知られていないが、
舞台界隈では天才役者として評判である。
そのため同年代の女優にとっては目の上のタンコブ的存在。


人物

奥手で積極的に自己主張しない。ハッキリ言えばバラエティー映えしないタイプ。
焼肉に行った際には片時もトングを手放さず、自分が食べることよりもみんなが快適に焼肉を食べられるようにしていた。
努力家であり責任感も人一倍強い。
なので『今からガチ恋♡始めます』という恋愛リアリティショーに出演した際には、
自分が番組映えしないということが分かっていたため、出演者やスタッフから意見を聞きメモを取っていた。
劇中では自身のバラエティー受けの悪さをどうにかしようと四苦八苦した末、とんでもない炎上事件を引き起こしてしまう……。

恋愛リアリティショーで距離の縮まったアクアとは仕事上の『恋人関係』になっている。
(アクアにしてみればアイの好みを完璧に把握できるあかねの特技を利用し、復讐相手の父親を探そうと考えたため。)
あかねはアクアの目的を知らず、あくまで恋人同士も“表向きのこと”となってはいるが、あかねの方はアクアに助けられたこともあり、純粋に好意を寄せているようである。

後にその洞察力でアクアの目的を察するが、あかねは自身の役割を理解してなお彼の復讐計画に加担。
アクアから冗談半分で「俺の目的が人を殺すことだったらどうする?」と問われた際には、一瞬の迷いもなく「一緒に殺してあげる」とまで言い放っている。

幼い頃から子役として活動していたため、当時自分のやりたい役を片っ端から取っていった元天才子役の有馬かなをライバル視している。
かなが目の前だと普段の控えめな性格がどっかにいき、好戦的になる。
かなの方も自分は落ちぶれたのに現在頭角を現してきたあかねのことを強く意識している。(恋敵的な意味でも)

なお、あかねが役者を目指したきっかけはアクアと出会う前の有馬かなである。つまりは隠れ大ファン。
そのためある種傲慢で太陽のような演技をしていた昔のかなのことを絶対視しており、他人を支える月のような演技をしている今のかなのことは嫌っている。
根っこの部分でかな大好きなので、嫌いというよりオタクの解釈違いなだけである。


演技


愛情の抱き方に何かしらのバイアス有り。視力は良い。

秘密主義と暴露欲求。破天荒な言動に反し完璧主義者。無頓着さと過度な執着。

ファッションはやや無頓着。金銭感覚が節制傾向。 

思春期の段階で性交渉があった子特有のバランスの悪さ。

歩き方が大股。箸の持ち方が少しいびつ。

発達障害の傾向。教育レベルは低め。聴覚と嗅覚が過敏。

15歳あたりから破滅的行動に改善が見られる。良い出会いがあったのかな?



俗にいう『憑依型』の役者。
演じる役の事を徹底的に調べ上げ、卓越した観察力から足りない情報を考察で補い、長年磨いて来た演技力でそれを再現する。
子役の時にパッとしなかったのは知識と演技力が足りず憑依しきれなかったためだろう。

本編で星野アイを演じる事になった際には徹底的に調べ上げ、上記の長台詞の内容を考察。アイの実の子供であるアクアでさえアイの面影を見るほど再現する。
しかもアイの行動パターンと雰囲気を完全再現しているためアイの天性のカリスマ性さえ模倣出来たほど。

一方で彼女の作り上げた人物像と異なる演技を求められると応えきれない面も。作中ではマンガの舞台化を演じる際に、劇団の脚本担当と解釈違いを起こし悪戦苦闘していた。


本編

  • 恋愛リアリティショー編
高校生たちの恋愛劇をショー仕立てにしている番組。
MEMちょ「ん?」
積極的に異性に絡む人ほど目立つが、あかねは前述の性格なので目立てなかった。
そんなとき劇団の社長がマネージャーに「爪痕を残せ」と怒っているのを目撃する。
真面目で責任感の強いあかねは爪痕を残そうとし、番組スタッフがノブ×ゆきというカップリングの間に入る悪女を求めている事を教えてもらう。

そしてとにかく目立とうとゆきの前に立ち「悪女ムーブ」しながら手を振り払ったら、
それが偶然ゆきの顔に当たり怪我をさせてしまう(ゆきはモデルなので商売道具を傷付けた事になり問題となった)。
ちなみにこうなったのは直前ゆきがあかねの爪にゴテゴテのネイルをしていたため。まったく不幸な偶然である。
このエピソードで分かる様にあかねとゆきは仲良しであり、この怪我事件でもゆきは怒らずすぐに仲直りした……のだが。

番組の盛り上がり的に悪女を求めていたスタッフはあかねとゆきが仲直りする部分だけカットして放送。結果大炎上した。あかねが。

ネット上での誹謗中傷の嵐。クラスメイトの陰口。中学の卒アルの流出……。
真面目なあかねにはとても耐えられず、台風の中橋の上から身を投げようとするが……。

  • 2.5次元舞台編
再登場。
前述の一件でアクアに助けられ、番組最後ではアクアと恋人になる。
大人気漫画『東京ブレイド』の舞台化にあたりアクア演じる『刀鬼』の許嫁役『鞘姫』に抜擢される。
しかし原作と舞台でキャラが露骨に違うため、困惑する姿を見せた。

また、かなと作中で初めて対面。過去に一度出会っていたこととかなへのヘヴィーな思いが明かされた。




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最終更新:2025年02月22日 09:03