ローラン(Library Of Ruina)

登録日:2021/07/20 Tue 02:44:11
更新日:2025/04/26 Sat 22:03:41
所要時間:約 23 分で読めます




それはそれで、これはこれだ。


ローランとは、『Library Of Ruina』に登場する人物。英語表記は「Roland」。





概要

何故か招待状もなしに図書館に迷い込み、四肢切断という尋問を経て、監視という名目を含めて総記の階の指定司書に任命された人物。
性格は飄々としており、人付き合いが上手いフランクな性格。
若そうに見えるが実年齢は33。そのためかファンからは「おじさん」「中年おじさん」と呼ばれている

フィクサーとしての階級は、"自称"しがない最底辺の9級フィクサー。
実際プレイヤーが操作する彼のステータスは最低限レベルのモノであり、お世辞にも強いフィクサーとは言えないものである。

ただフィクサーとしての経歴はずいぶん長いようで、最底辺の9級フィクサーという割には都市の情勢やフィクサー事情に詳しい。
しかしあくまで一フィクサーとしての範囲であり、頭や調律者、翼の特異点などの極秘情報に関しては流石に持っていないようである。

仕事は仕事としてきっちりこなし、前作のAいつとは違いしっかりとコミュニケーションも取れる。
特に、都市に疎いアンジェラへ事あるごとに都市のアレコレを説明している。



くたびれました?疲れました。休みたいです?お腹が空きます。出たいです?



切られたいです?骨が溶けます。肉が弾けます?死にはしません。



すみませんでした。もうやめます。



人物

一言で言うなら「くたびれたおじさん」。
飄々とした態度を貫き、人並みに喜んだり悲しんだりはするが激情に駆られて我を忘れたり大慌てしたりはしない、どことなく枯れた雰囲気を漂わせる男。
「(悲劇だらけの)都市で生きるために必要なすべ」として「それはそれ、これはこれ」と割り切って考える習慣を身につけており、
アンジェラに問われた際にはこのポリシーを口にした事もある。
ちなみに、このポリシーは要は「責任は背負える範囲で背負う」というもの。Aが必要以上の責任を抱え込んでしまっていたのと対照的である。

本人曰く情報系フィクサーだったらしい。戦闘は不得手であるとも。
青いキチガイ青い残響に対してはなぜか辛辣な言葉が目立つ。
既婚者だったが、妻を亡くしている。本人はもう過去の事と割り切っており、話題に出てもサラッと言ってサラッと流している。

持ち前のコミュ力を活かし、元セフィラである指定司書達とは悪くない関係を築いている。
マルクトやネツァクとは将来の夢について話したり、イェソドやケセドとは都市との付き合い方についてぶつかりあったりした。
伝説のフィクサーである赤い霧と対面した時はさすがのローランも驚いた。のちに調律者と出会った時の事は言うに及ばないだろう。


ゲームシステム上、指定司書でもキャラクターによる強さの差は存在しない。
しかし後々に開放される歴史の階や技術科学の階は司書が総記の階と同じ3人まで揃うまで少し間がある。
その間は総記の階をメインに据えて接待を行うことになるだろう。
だが他の階の幻想体はどれもこれも総記の階より尖った物が多く、最終的には総記の階が他の階より見劣りし始めてしまう。
加えて言うなら幻想体戦の進みも遅く、当分はメンバー不足にもなるため、シンプルに弱い。
完全開放戦もストーリー終盤になるためE.G.Oページも使えず、出番は他の階に取られていってしまう事になりがち。ちょっと残念。
ただし完全解放後の強さは他の階に劣らない。殴る相手が居ないとか言ってはいけない












※以下はネタバレを多数含みます。






















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最終更新:2025年04月26日 22:03

*1 チヂミの一種。チヂミとの相違点は生地は米の粉であることと、具が豊富なこと。

*2 おそらく四次元ポケットのような仕組みを持っており、そこに武装が格納されている様子。

*3 実際、総記の階の完全開放戦が追加されるまではこちらがその枠として扱われていた。

*4 時系列的に司書補が参加している総記の階の完全開放と同時系列である事、ローランが疲弊してまともに戦える状況にない事が原因と思われる。

*5 図書館の元となるL社の存在自体が、ビナーもといガリオンが旧ロボトミー社の排除に失敗した証であるため。

*6 この接待に限り、バトルページおよびコアページの劣化が解除されたフルパワー状態で使用可能となる。