ザ☆ルークメン

登録日:2021/09/18(日) 00:30:48
更新日:2024/10/01 Tue 23:14:47
所要時間:約 7 分で読めます




『ザ☆ルークメン』とは遊戯王SEVENSに登場した漫画である。著者は上城龍久

【あらすじ】


ページページが抜けているため正確なあらすじは不明。しかし少なくとも
  • ある少年と謎のドラゴンが中心の物語
  • 魔神タイガーという敵がいる
  • ドラゴンと主人公は融合する
など物語の大筋は分かっており、内容を推察することができる。

【登場人物】


・ルーク

おそらく主人公の少年。
モデルはルークなのだが当時既にルークを自称していたのかは不明。
お姉ちゃんに勝ちたいという願いがありながれ星に祈っていた。
ドラゴンさんと融合して戦う。

・ドラゴンさん

謎のドラゴン。
モデルとしてはどこか連撃竜ドラギアスに似ていなくもないといったところ。
「せいぎのドラゴン」を自称しており宇宙を支配しようとする何かと戦ったせいか酷く傷ついた姿も見られる。
いつかピンチになった時に使えとルークに☆柄のカードを渡しており、それを使うとルークと融合できるらしい。

・魔神タイガー

敵役。完全に人外っぽいデザインだがモデルはルークの姉であるタイガー
支配者でありルークの前に立ちふさがる。ルークが流れ星に願った「お姉ちゃんに勝ちたい」のお姉ちゃんと一致した存在であるかは不明。



・ザ☆ルークメン

ドラゴンさんとルークが融合した姿。☆マークのカードが使用されている。
ヒーローだがドラゴンの頭、インフェルニティデスガンマンのような上半身、いかつい爪とその風貌はどちらかというと怪人
宇宙の平和を守るため悪党と戦っているらしい。









コイツはアイツが幼い頃描いた漫画、ザ☆ルークメン
アイツの思いっきり黒歴史



遊戯王SEVENSにおける扱い

その実態はルークが子ども(今もまだ小5だが)の頃に描いた漫画。
きちんとした本ではなく自由帳に描かれた漫画であり、何か身に覚えのある視聴者なら顔が赤くなるシロモノだろう。
登場した理由もなかなかひどく、大会に優勝して有頂天になっていたルークをこらしめるため
そして学校新聞に掲載されたちまち全校生徒の知れ渡ることとなった。
実際にルークにその話題を出すと見たこともないくらい動揺して話題を嫌がっている。


追記・修正は黒歴史が張り出されてからお願いします。








































そんなルークの意外な過去……それで済むハズだった




誰だと聞かれてももう遅い


誰だと聞かれてももう遅い!


宇宙を支配しようとする悪人め!!


私が絶対に許さん!






CV:八代拓

【ザ☆ルークメン ザ☆ルークメン】

突然いなくなったルークを探しにきた遊我たち。そこに立ちふさがったのは対立したてきであるゴーハ・ユウオウだった。
一触即発かと思われたその瞬間入った横槍。それがザ☆ルークメンである。


性格

全体的に立ち振る舞いと言動がヒーローショーの如く芝居がかっており、「ザ☆ルークメンのターン!」「ザ☆ルークメンのドロー!」「ザ☆ルークメンの〜」など、度々その名前を口にしては繰り返す癖がるため自己主張が暑苦しい上に無駄にデカくてうっとうしい。

イロモノすぎる言動だが性格自体はヒーローチックで紳士的。
正々堂々としたデュエルを好み、悩んだ末に「相手が誰であろうと全力でぶつかる」という結論を見出した好漢と呼ぶに相応しい。
…とはいえ、無駄に自己主張が激しく暑苦しいのは事実なので、対戦相手に対してはある種の煽りスキル的な効果が働いてしまうのが難点。


外見

ドラゴンを模したフルフェイスのヘルメットを装備しており言動も完全にルークなのだがその声は別人の声でどちらかというと不霊夢のようなカッコイイ感じの声になっている。

66話では「ザ☆ルークメンパーフェクトモード」へと変身した。
具体的には漫画で描かれた黒い竜を模したプロテクターとスーツのフルアーマーみたいな姿。この姿は「宇宙戦士ザ☆ルークメン」が正式名称。
なお描写的にゴーハ社の社長室のシステムをハッキングして呼び出している模様。


【活躍】

そのままユウオウの相手役を買って出た。
しかしユウオウは遊我をも苦しめた種族メタ戦法と未知の魔法フュージョンを持つ。
しかも、デッキもごっそり変化しており、「ザ☆ドラゴン」といった風に共通して「ザ☆」をカード名に持つものばかりとなっている。
LP100の鉄壁大ピンチに追い込まれたザ☆ルークメン。そんな彼が出した切り札とは


クライマックスは相手が強ければ強いほど盛り上がる

強敵には強敵を

フュージョンにはフュージョンを!!!


まさかのその場の誰も予想だにできなかった二枚目のフュージョンが出現。
ユウオウのフュージョンモンスターはドラゴン族メタの効果を持っていたが、ハイドラゴン族であったためにその効果は不発に終わり、そのまま勝利を決めた。

その後はいつのまにかいつものルークに戻っておりデュエルのことは何も覚えていなかった。
黒歴史扱いしてるので本人がノリノリで演技していたという訳ではなさそうだが果たして……
その後方の茂みに浮遊移動しているヘルメットが……

戦いが一段落したかと思うとなんとユウオウがルークをゴーハ社にスカウト*1
元々おだてと権力に弱かったルークは気をよくしたそれに乗ってしまう。
しかしユウオウの目的はあくまでフュージョンであり、ルークがザ☆ルークメンに変身するのを待ちわびていた。

ところが後に普段の状態だとフュージョンが消えていることが判明。一方で、ザ☆モンスターはそのままデッキに入っていた。
そのことに気付かない状態で迎えたVSタイガーにて、ありもしないフュージョンに依存して追い詰められたルークが攻撃を受けた際の砂ぼこりの中から出てきた時、ザ☆ルークメンへと変身を果たす。


そう!

ザ☆ルークメンは負けない!ザ☆ルークメンは挫けない!!ザ☆ルークメンは滅びない!!!

フォーエバー……!

そしていつのまにかデッキに入っていたフュージョンを使い、そのままタイガーに勝利するも変身も解けぬままユウオウによってゴーハのアジトへと連れ去られた。

その後、アサナVSネイルのデュエル後にそのまま遊我との最後のデュエルを挑むことに。
だが遊我は普段と様子がおかしく妙に悪役ぶった口調と行動で周囲を困惑させる。
そしてそこへ社長兄弟たちとミミが現れてザ☆ルークメンの正体と目的が明らかに―――


【デュエリストとして】

基本的にルーク同様ドラゴン族モンスター主体のデッキだが、光属性・ドラゴン族で統一されたカテゴリー「ザ☆」も使用する。
「ザ☆○○」という名前になっているのが特徴。
ルークのデュエルタクティクスもそのまま引き継いでおり、切り札のフュージョンカードと合わせてその技量は姉のタイガーすら退けるなど非常に高い。

ルークとは別人格になるのでルークの唯一の欠点だった精神的なムラも大幅に減っているなど、精神力的にはルークをも上回る。

《ザ☆スタードラゴン》


それはスターなモンスター!それはモンスターのスター!

輝く!ザ☆スタードラゴン!!

効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで500ダウンする。
その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んでその攻撃力をターン終了時まで1000ダウンできる。

ザ☆ルークメンのエースその1。
デッキの1番上を墓地へ送る事で、自身の攻撃力を500、相手モンスター1体の攻撃力を1000弱体化する効果を持つ。
これにより攻撃力3000のモンスターまでなら撃破可能。
攻撃名は「ザ☆メテオコメット」、効果名は「ザ☆重力落とし」。


連撃竜ドラギアス


今!ザ☆ルークメンの銀河に、7つの超新星がガンマ線バースト!

「やめろ」っと言われてもザ☆遅い!「やめろ」っと言われてもザ☆遅い!

2回言ったのは意味がある。出て来るがいい!連撃竜ドラギアス!!

ルークお馴染みのエースモンスター。
ザ☆ルークメンのデッキはルークのデッキをベースにしているのでルークメンも普通に使ってくる。
技名はルークの時と同じもの。


《フュージョン》


炎と燃えよ、ザ☆ドラゴン!星と流れよ、ドラギアス!

フューーージョン!!

通常魔法
【条件】なし
【効果】自分フィールドの表側表示モンスターを素材として墓地へ送り、フュージョン召喚する。

当初ゴーハ・ユウオウが発見し独占していた出所不明の魔法カード。
実際はザ☆ルークメンが西園寺ネイルの遊びによって宇宙を漂う羽目になったゴーハ社製人工衛星に組み込まれていた記憶媒体のカードを書き換えたことで完成した。
ネイルによれば「カード1枚1枚がラッシュデュエルのプログラムに介入できるだけのデータが書き込まれている」とのこと。
現行人類のテクノロジーを超越した存在であるルークメンが生み出しただけあって、カードそのものが一種のオーバーテクノロジーとして分類されている。


《超撃龍ドラギアスター(エフ)


今、ザ☆ルークメンの銀河に!2つの太陽が、超新星激突(げきとォーつ)

刮目せよ、新たな命の誕生を!刮目せよ、新たな命の誕生を!

2回言うのは勝利の証。フュージョン召喚、フュージョン召喚!

超撃龍ドラギアスター(エフ)!!

フュージョン・効果モンスター
星9/光属性/ハイドラゴン族/攻3000/守2000
連撃竜ドラギアス」+「ザ☆ドラゴン」
【条件】自分の墓地のモンスターがハイドラゴン族・ドラゴン族のみの場合、
デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【選択効果】
●このターン、このカードの攻撃力は900アップし、モンスターに2回攻撃できる。
●このターン、このカードは2回攻撃でき、その攻撃は貫通する。

ザ☆ルークメンの真の切り札。
連撃竜ドラギアスとザ☆ドラゴンを素材としてフュージョン召喚されるハイドラゴン族。
選択効果はドラギアスの連続攻撃に攻撃力アップか貫通を与えるかのどちらかとなっている。
攻撃名は、
  • 1つ目の自己強化を適用した場合の1回目が「ザ☆猛烈覇道新星撃」、同2回目が「ザ☆超重覇道暗黒斬」
  • 2つ目の貫通付与を適用した場合の1回目が「ザ☆激烈覇道超星弾」、同2回目が「ザ☆絶滅覇道竜煌撃」
とパターンが無駄に多い。
効果名は、1つ目の自己強化が「ザ☆グラビトンチャージ」、2つ目の貫通付与が「ザ☆アクシオンチャージ」。

口上に「新たな命」と付いていたのは自分の由来にも掛かっているという分かりづらい伏線が敷かれていた。
なおルークメンの発生原因などから「名前のFの由来はFAXではないか」という説が浮上した。

《月輪龍アンブランサー(エフ)


今、ザ☆ルークメンの夜に!君を呼ぶ声が木霊する!

目を閉じて、心の声を聞け!目を閉じて、心の声を聞け!

2回聞こえたなら、もう心配はいらない!フュージョン召喚、フュージョン召喚!

月輪龍アンブランサー(エフ)!!

フュージョン・効果モンスター
星7/闇属性/ハイドラゴン族/攻2300/守1600
「暗黒の竜騎士」+「ドラゴン・バット」
【条件】「フュージョン」以外の手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【選択効果】
●自分の墓地のモンスター(ハイドラゴン族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
●自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで手札に加える。

フュージョンモンスターその2。
ハイドラゴン族orフュージョンカードのサルベージという堅実な効果を持つ。
アニメでは「超撃龍ドラギアスターF」のサルベージを選択することで2大フュージョンモンスターの並び立ちをいとも簡単に実現した。
攻撃名は「アンブラ・スピアー」、効果名は「超龍輪廻」。

【余談】

彼のフュージョンはよく見るとユウオウの持つものとは若干色合いが異なっている。彼のものは青と白の渦、ユウオウのものはそれに紫の渦が加わっている。
おそらく、ユウオウが異なる種族、ザ☆ルークメンがドラゴン族同士で融合していることに由来すると思われる。


追記・修正よろしくお願いします。

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  • なんなの…このAI…
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最終更新:2024年10月01日 23:14

*1 体裁上は行方不明だった6人目の代わり

*2 ユウジーン曰く「衛星の装備の中で最も頑丈に出来てる」