上城龍久/ルーク(遊戯王SEVENS)

登録日:2020/10/27 (火) 16:10:36
更新日:2024/04/24 Wed 23:58:33
所要時間:約6分で読めます






ルーク、感激ぃ~!

遊戯王SEVENSの登場人物。
「主人公に匹敵する強力なデュエリスト」という、遊戯王シリーズ伝統のライバル兼親友キャラの1人である。
名字の読み方は「かみじょう」「かみしろ」ではない。なおジョジョでもない。
名前は本来「たつひさ」と読むが、項目名の通り基本的に「ルーク」で通っている。


CV.八代拓

概要

主人公王道遊我と同じゴーハ第7小学校に通う小学5年生。
青い髪と赤い歯車のような模様の黒いシャツがトレードマークで、クールそうな見た目をしている。
悪魔に取り憑かれた男」の異名を持ち、
「デュエルの王を目指す」といういかにも力を求めて暗黒面に堕ちそうな設定を持つ、ゴーハ第7小最強のデュエリスト。
ルークは遊我と馴れ合う事を嫌う、クールだが勝利のために手段を選ばないライバル……視聴者はそう考えていた。

放送が始まるまでは。

経歴

第1話から登場、新しいルールをインストールするために四苦八苦していた遊我の前に「ゴーハNo.1デュエリスト」を自称して現れた。
そしてしれっと遊我の電気自転車を故障させ足止めし、言葉巧みに謎の遺跡へと連れて行く。
そこには謎の男が待ち構えており、第1話以前からこの男と何度もデュエルをし勝利こそしたが
謎の条件を満たすことができず今に至るという経緯を明かすのだった。

「でも…あと1回失敗したらアカウントはBANされちゃう…」 

「その1回……コイツに賭けてみないか?」

尻込みする遊我に可能性を示すルーク。手には既に規約違反回数をオーバーしBANされたディスクがあった。……………ん?

つまり第1話のルークはアカウントをBANされ(=デュエルができなくなる)どうしようもない状況にまで追い込まれてしまったため、良く言えば見込んだ、
悪く言えばたまたま見つけた遊我になんとかしてもらおうと連れてきたのである。
更に1日に2回しか使えない特殊能力(後述)の1回を遊我の電気自転車壊しに使ってしまったため、
1度は防いだゴーハ社からの新ルールインストールの妨害を防ぎきれなくなりピンチに陥る。
まぁ結果的には遊我の勝利によりルークの目論見通り成功はしたが。
そして第1話が終わってから多数の視聴者からはある感想が挙がった。

視聴者「もしかしてこの子結構アレなのでは?」

人物


アホの子。

「いかにも元気印の子供向けアニメ主人公」っぽい外見に反してクレバーな遊我に対し、彼はそのいかにもライバルっぽい外見に反してボケ担当。
2話で早速ソリッドビジョンで映し出された扉に突っ込むというアホっぷりを魅せてくれた。

遊我・学人・ロミンがいずれも小学生離れした人物なのに対し、
ルークは「ゴーハ第7小きってのデュエリスト」と呼ばれてはいるが、あくまで良くも悪くも常識の範疇でデュエルが強い普通の男子小学生である。
ネイルにも頭はあまり良くないと評されていた。
ただし頭以外のスペックはかなり高いようで、ルーク部への勧誘のために野球をやればホームラン、バスケをやればダンク、サッカーをやれば炎を纏ったオーバヘッドシュートを決めるなど、
運動部からは入部をせがまれる活躍っぷりだった。
またルーク部に置かれた(ロミンが気に入ってお持ち帰りしてしまうほどかわいい)
複数のぬいぐるみも本人の手作りであることがルークverEDで描写されており、手先も器用である様子。
しかし、そんな彼も姉(後述)には何一つ勝てなかった。

考えなしに直感で突っ込んでいくタイプなので敵の罠や策略にハマりやすく、
罠はとりあえず全部踏んで壊してみるタイプ。良くも悪くも切り替えが速いので間違えたことに気づくとすぐに正しい方へと便乗する。「そうだろうそうだろう!」
洞察力もレギュラー陣の中で最も悪く、1人だけ彼女の正体にも気づけなかった。
……かと思えば何故かプリ崎ギブ美として学校に潜入していたプリンセスGの正体にはルーク一人だけが勘付いていた。なんなんだコイツ。

また、「悪魔に取り憑かれた男」を自称するなど、小学生のくせに早くも中二病を発症している。
自他共に呼んで呼ばれているルークというあだ名も元は自称であり、ここも中二の気は否めない。
ついでにニューリーダー病も発症しており、レギュラー4人組を勝手にチームルークと呼んだり、
ゴーハ社にラッシュデュエルを売り込んで社長になろうとしたり、
生徒会長の学人を辞任させて自分が生徒会長になろうとしたりと、何かと上に立ちたがるのも特徴。
割と現実的なやり方ではあるが……。

バトルロイヤル編では「ルークキング・ルークキングス」というダサ独特のネーミングのチーム名で参戦した。
ロミン「もう嫌このチーム名〜!!」

なおアホの子である事は割と周知の事実であるようで、生徒会長選挙では再度立候補した学人に惨敗した模様。
しかし副生徒会長であった蘭世の電撃辞任によって(きちんと校則に則った上で)副生徒会長に就任。
調子に乗って校舎を青色に染めあげるなどどっかのホワイトサンダーみたいなマネをしていた。

遊我と異なり敵や裏切りスパイに対してはなかなか辛辣で、チームルーク他のレギュラー陣が和解した相手にも時々蒸し返すような言動もしている。
え?恐竜ゴッシー探しの時にルークもちゃっかり裏切ってたじゃないかって?・・・知ら管
もしくはあの場合は急に計画の中止を提案してきた遊我が裏切り者であるという判断なのかもしれない。 

味方に対しては基本的におおらかで、自分を慕う安立ヨシオには特に面倒見のいい兄貴分として振る舞っている。
まあそのヨシオが世紀末な格好をするに至った原因がコイツのいい加減極まりないアドバイス*1なわけだが。
近所からの評判も良く、差し入れをもらったりもしている。
意外にも目上の人間に対しては非常に礼儀正しく、もしかしなくても良いとこのお坊ちゃんじゃないかと推測されている。
そして作中いくつかの描写にて、少なくとも幼少期は豪邸の前でデュエルしたり、ご令嬢と家族ぐるみの付き合いがあったり、
庭が遭難者がでるレベルで広いような立場だったことが判明した。

かなりの大食いで安立ミミが潜入し遊我達を懐柔しようとした際には1人だけ食べ物を渡されていたり、
商店街の知り合いから何故かドリアンという絶妙な食べ物を渡されてそのまま皮ごと食べたりと食事シーンがおそらく1番多い。
レストランでの食事でも皿を空高く積み上げていた。
ロミンが作った真っ青な食欲減退カレーに周りが怖じ気づく中何の躊躇もせず食べたりと好き嫌いは基本存在しない。
流石に常識を超越した味であるセツリンゴやセツリカンドックには文句を言っていたが。

1日に2回機械を軽く壊すことができるという謎の特殊能力があり、本人は悪魔に取り憑かれているからだと説明している((遊我曰く「パウリエフェクト」と同じと思われている。
がその直後に「パウリエフェクトは偶然だった」と否定している))。イタイ。
初めは触れることで能力が発動していたが、そのうち触れずとも故障されることができると判明した。因みに技名は「ルーク・デ・ビール」。
遊我「そんな名前があったんだ!」
厨二厨二と言われるが、これで洗井さんのチートを打ち破るなど成果を上げているので、作中でちゃんと貢献はしている。

子どもの時今も子どもだがザ☆ルークメン」という漫画を密かに描いていた。
詳しい内容は不明だが*2本人的にはバレたら赤っ恥レベルのものらしい。

はデュエルのになること。作中初めてデュエルの王への決意を見せた人物である。しかし具体的に王になってしたいことなどはないノービジョンな夢であり、
またラッシュデュエルの開発者の遊我が王となり自分に王の座は譲ってくれないのではないかという不安にしばらくの間悩まされていた。そもそも王の座を譲って貰おうという発想が駄目なのでは
そして対シュレディンガー猫山戦の途中、ロミンに促されその悩みを堂々と打ち明け・・・

「もし…お前がデュエルの王になったら……俺に王の座を譲ってくれるか!!」

そして遊我はこう答えた。

「ルークは大切な友達だ。そのルークに譲ってくれと頼まれたら勿論…………やだよ!」

当然である。しかし遊我は同時に王になる可能性は誰にだってあるものだと諭す。それを聞いたルークは改めて自分が目指すべき道路(ドーロ)を見据えたのだった…。まぁ王の座を譲って貰うのはプランBと有効だが。

そしてその本質は「かなりの気弱」
若干傲慢ともとれる態度、また何かと権力思想である言動からは本人の自信のなさがよく表れている。
タイガーいわく昔は「自分の殻に閉じこもる」ような性格だったらしい。
いつもの4人の中でも唯一第1話以前から付き合いのある人物がいなかったり、
ロミンの裏切りを唯一長く根に持っていたり*3意外とコミュ障な部分もあるのかもしれない。

このような性格になってしまったのはの存在が大きかったこと。
また彼の実家との価値観の不一致による微妙なギクシャク関係が原因だろう。

己の進むべき道が定まらず暴走気味なルークと己のロードを突き進む遊我。
このような点でも二人は相反関係にある。

作中の活躍

ラッシュデュエル誕生に伴い「(ゴーハ社に消される恐れがあるため)ラッシュデュエルは秘匿すべきだ」と主張。しかしそれは遊我のロードと相反しているため拒否され対立した。
そしてデュエルにての決着後、ルークは遊我はデュエルを通して「俺が進むべき道を正してくれた」と勝手に自己解釈。
遊我は自信が見込んだ通りの男だと納得して仲間入りした。

学校新聞によりラッシュデュエルがけなされたことに憤っており、デュエルへの思い入れが感じられる。
その後勝利しラッシュデュエルの名誉を守った…のはいいのだが調子に乗ってルーク新聞へと改名しようとしたり
部長に自分がデュエルの王となっているクソコラを作らせたりしていた。
また自コーナー「ルークのなんでも人生相談」を開設。そしてこれが後々面倒なことになる。

安立ミミが転校してきた際には始めから超絶無限に怪しいと疑っていたが
ミミのお忘れ物作戦、もといお菓子の詰め合わせセットのプレゼントによって懐柔されていた。

VSヨシオでは「俺がデュエルの王になれないのならその世界がおかしい」
とはっきり断言しており、我の強さが協調されている。また「変わるならば己の力で」というのも暗に示している。

ロアロミン戦では一番槍を担当し勝利。
そしてロミンの裏切り発覚&アンポンタン呼ばわりに腹を立てていた。正論では?
ロア戦ではオーティスが遺跡とともに突如出現。王候補の一人として必死に主張したが完全にスルーされている。

そしてロアロミンとも和解しひと段落・・・と思いきやロミンとルークが和解していなかったことが判明。
遊我の料理などを振る舞っては?というアドバイスの結果とんでもないものが生まれたが結果的に仲直りへとつながった。*4

デュエルの実力と使用デッキ

普段のアホの子っぷりとは裏腹に、デュエリストとしてはかなりの実力者。
強さの秘密は生まれついての才能………ではなくたびたび変装しては大人向けの店で成人相手にデュエルを挑み、小学生離れした場数を踏んだ結果によるもの。

またエースモンスター連撃竜ドラギアスも非常に強力なカードであり、
デッキに合ったレジェンドカード強欲な壺(遊戯王)も採用している。

運に関しても特記できるほどに良く
  • デッキに戻したエース(恐らくピン差し)を次のターンに引く
  • 二択のセットカードを当てる
  • デッキトップ3枚がレベル7モンスターという高すぎる条件を満たす
などといくつか例が挙げられる。

つまり総括すると実力&運&デッキ構成力を見事に兼ね備えたデュエリスト。
ただメンタルが歴代トップレベルで弱い。ひどい時には特に精神攻撃を意図せずとも勝手に崩れる。
まあそれは他の能力でカバーしているが。

強さは折り紙付きで今のところは負け知らず。
第2話において主人公である遊我にも堂々たる勝利をおさめている上、大会編ラストの決勝で当たった際にも容赦なく勝利しており、現状ラッシュデュエルにおいては全戦全勝1敗(後述)をキープしているツワモノである。
ピンチに陥り慌てることはあれど逆転の一手を必ず導き出す城之内タイプのデュエリスト。毎日ドローの特訓もかかさない。

デッキは連撃竜ドラギアスをエースとしたドラゴンデッキ。
よく序盤からドラギアスを召喚するが、やられても《フェニックス・ドラゴン》等のサルベージ手段を有しているため「エースの無駄遣い」になる事は少ない。
隣に《ドラゴニック・スレイヤー》の様な「状況を打開する最上級ドラゴン」を並べ、ダメージ源として優れたドラギアスの2回攻撃でフィニッシュというのが理想の流れの様だ。

主な使用カード

  • 連撃竜ドラギアス
  • 幻撃竜ミラギアス
  • 鋼撃竜メタギアス
  • 穿撃竜バンカー・ストライク
  • 恐攻竜ストックバスター
  • ドラゴニック・スレイヤー
  • ビックリード・ドラゴン
  • エンシェント・アライズ・ドラゴン

チートデュエリスト洗井戦では洗井のチート行為によるデッキ破壊工作で残り9枚というかなり危機的な状況にまで追い込まれたこともある。

一方でアホの子ゆえか肝心な部分でドジることもあり、相手の効果によりデッキトップのカードを宣言しようとしたところ、直前に自ら仕込んだカードを忘れてピンチに陥ったことも。*5
だが記憶力が悪いわけではない、思い出すのに時間がかかるだけでむしろ良い方とまであり、ほぼ数秒しか見ていなかった鳩の顔も覚えていた。流石に思い出すのに時間が掛かったが、
これのおかげで遊我は妙案を思いつくこととなる。
尤も本人はその思い出したことをまた忘れていたが。勢いだけで生きてるなこいつ…。
作中では無敗だが第一話前にまでにはそこそこ敗北を重ねている。彼の実力は努力と研鑽によるものなのだ。相手が大人であったり第7小最強デュエリストだったりと、どちらかというと相手が悪いというところもあるが。

ちなみに悪魔に取り憑かれているという割に悪魔族は使用しない。
海馬瀬人サンダージャック・アトラスなど悪魔族を使用する主要ライバルキャラは多かったが、位置的に城之内くんならばおかしい事ではないかも知れない。
あるいは、ロアがそういった敵対ライバル枠かつメインで悪魔族使いなので、被りを考慮されたのかも知れない。

そんなルークだが、実はチームルークの中でもっとも謎が多い。

まず「ルーク・デ・ビール」と呼ばれる機械を壊す能力だが、マキシマム編でその秘密に言及されている。
ルークがいつもつけている腕時計は曾祖父からもらったものらしいが、洗井との二戦目に臨んだ際、この腕時計を遊我に貸していた間は力が使えなかった。

これを見た遊我たちは腕時計がルークの能力のカラクリだと考え、実際それは正しかったが、なぜかルーク以外では能力が発動できないことも同時に判明。
つまるところ、ルークがこの腕時計をつけていることが「ルーク・デ・ビール」の使用条件であるようなのだが、この時計、デザインがどうみてもゴーハ絡みである。

曾祖父はゴーハの関係者だったと考えられたが、当の本人・ギャバンは「ゴーハなどというポッと出とは違う」と豪語している。

また、マキシマム編完結後の第27話ではラッシュデュエルの部活を作ろうとして遊我達含め誰も部員が来ず、結果一人で二つのデッキを回してのエアデュエルというあまりに虚しい遊びを行った際、どういうわけかもう一人のルークが出現。
この話の「ルークVS幻影ルーク」は非常に謎が多く、*6

  1. いきなり別の空間に引きずり込まれたような状態になる
  2. 直前の一人回し中にルークがホワイトボードに書いていたライフの推移が決着までちゃんと書かれていた*7
  3. 一人回しなのでプレイマットを使っていたが、幻影ルークの出現後からデュエルディスクが使用されている
  4. ルークのデッキにいつの間にか投入されていた、名前からして幻影ルーク絡みとしか思えない「幻撃竜ミラギアス」(ただし幻影ルーク側もミラギアスの存在を知らなかった
  5. 明らかに精霊と思しき挙動を見せるミラギアス
  6. 部室にはルーク作のモンスターフィギュアが並んでいるのだが、ラストシーンでいつの間にかミラギアスのフィギュアが追加されている*8

と、シリーズ恒例とも言うべきオカルト要素が一気に出てきている。作中唯一負けた方が消えるといういつもの遊戯王闇のゲームみたいなことを行ったデュエルでもある。というかSEVENSはシリーズには珍しく、闇の力や精霊などの「遊戯王的なオカルト」が存在しないある意味リアルな世界観であり、その中にあって「消滅を賭けたゲーム」「デッキ内に出現する未知の切り札」「モンスターとの対話」など、過去作(特に初代)の面影を見せたこの対戦は異彩を放っている。*9

なおドラギアスが消えたわけではなくその後もちゃんと登場している。ちなみにこの件が原因で全戦全勝で黒星一つという意味不明な対戦成績を持っている。(勝ったのも負けたのもルークであるため)

最近はザ・ルークメンなる変身形態まで出てきた。

家族・関係者

ルークの姉。小学6年生。「はるか」と読む。
あらゆる戦いという戦いを極めた少女でありデュエルも(幼少時であるが)ルークに勝つほどの腕前の持ち主。
ルークには「お姉ちゃん」と呼ばれているが、その度に「タイガーと呼べ!」とファゴットを鳴らして訂正している。
と同時にルークにはかなり怖がられており、彼女を前にしたルークはいつもの威勢はどこへやら、すっかり弱気な存在と成り果てていた。
ルークは彼女の何1つ、それこそ得意としているデュエルですら勝てず、また大華も「アホの弟」呼ばわりしてはいるが、なんだかんだで気にはかけている。
行方不明となったと見るやすぐさま遊我たちを頼り協力をお願いしたほか、
そもそもアサナと仲違いした発端はルーク捜索(とハト)のゴタゴタであり、厳しいいっぽうでよく弟を心配する姉でもある。
性格はルークと同じく豪快で威勢は良いが、優しさと姉御肌な面倒見の良さも感じられる。

ゴーハ第六小の六葉アサナとは幼なじみのような関係であり、「はるっち」「あさっち」と呼び合う程の仲の良さである。

ちなみに彼女が遊我をバカにした(と勘違いした)時はルークは怖がりながらも食って掛かってはいた。
なんだかんだで遊我を認めている証拠であろう。

  • 上城暁範/ギャバン
CV:大塚明夫
曾祖父。「あきのり」と読む。
世界的な歯車生産会社「上城ギヤカンパニー(KGC)」の総帥であり、モノクルにステッキを携えた紳士のイメージまんまの風貌をした老爺。
しかしその実態は玄孫のルークと全く同じノリの持ち主で、本名をもじったニックネームを自らつける、大事なことは3回繰り返すなど。
ルークを歯車職人にしようと育ててきたが、かえって反発を招いてしまった結果、絵もダメなレベルの歯車アレルギーに育ってしまっている。
ちなみにKGCは何と1000年もの歴史を持つ超老舗であり、ギャバン本人も「ゴーハなどというぽっと出とは違う」と自負している。

  • 上城慧方子/エポック
CV:上城沙恵子
「ゴーラッシュ!」に登場する先祖と思しき少女。
江戸時代から続く歯車作りの名門「上城ギヤカンパニー」の令嬢で、常にダンボールを被っている文字通りの箱入り娘。
おまけに我が強い天邪鬼というくせ者過ぎる性格の持ち主で、何に対しても「~なワケがない!」と否定形で返答するという面倒くさすぎる人物である。
そんな性格であるため交友関係はゼロであり、訪問者に悪戯を仕掛けて孤独感を紛らわしていたが、ユウディアスとの交流でラッシュデュエルを学んでから徐々に外に出るようになった。
ちなみにルーク同様のパウリエフェクトが使用可能だが威力はルークより大きく、人体にまで影響を及ぼすほど。

  • 幻影ルーク
27話においてラッシュデュエル部の設立直後、一人回しをしていたルークが遭遇したもう一人のルーク。
あまりの虚しさに流した涙が「グラビティ・プレス・ドラゴン」のカードに落ちた直後、そのカードが光ると共に展開された異空間に現れた。*10
直前の一人回しにおける先攻側のデッキを担当しており、戦術もルーク自身と同じだが、ドラギアスの攻撃名が違う(一撃目が「爆裂ドラギア・ストリーム」、二撃目が「滅殺デビルーク・バースト」)。
なぜか本物のルークのデッキに投入されていた「幻撃竜ミラギアス」に敗れ去り消滅した。
上述したがこの対戦は非常に謎が多く、SEVENS本編では結局この対戦の詳細およびミラギアスの出自については一切明かされないまま物語が終了している。
Twitter公式アカウントでは紹介されたがいまだに公式HPのキャラ紹介に取り上げられておらず、正体は不明のまま。*11

ちなみに一人回しから通しての対戦経過を見ると、
  1. 先攻側1ターン目:3体召喚、ドラゴニック・スレイヤーをアドバンス召喚+カードセット
  2. 後攻側1ターン目:2体召喚、グラビティ・プレス・ドラゴン&火竜の番人アドバンス召喚→グラビティ・プレスの効果でドラゴニック・スレイヤーを弱体化、戦闘破壊で先攻側モンスター全滅
  3. 先攻側2ターン目:幻影ルークが先攻側に出現。3体召喚、ドラギアス&暗黒の竜騎士アドバンス召喚→戦闘破壊で後攻側モンスター全滅
  4. 後攻側2ターン目:2体召喚、ミラギアスをアドバンス召喚→効果で弱体化させ連続攻撃で先攻側モンスター全滅、幻影ルーク敗北
となる。


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最終更新:2024年04月24日 23:58

*1 一応良いアドバイスを贈って「も」いる

*2 うっすらとドラギアスらしきキャラが確認できるくらい

*3 遊我、ガクトが寛容であるのもある

*4 あくまでつながったのであり完全に和解したのは後

*5 幸いこの時は無事的中させている。

*6 外で聞いていた3人のリアクションからすると、ルークが一人で騒いでいるように聞こえた模様。

*7 ルークしかいなかったので、書いたのは彼でしかあり得ないはず。

*8 ルークはミラギアスの存在をこの対戦まで全く知らなかったため、作る時間も理由もない。

*9 過去を描いた「ゴーラッシュ!」でも基本的に科学の及ばないオカルト面はアースダマーや異星人という明確な原因が判明しており、世界観自体がそうなっている模様。

*10 白一色の空間で「俺のターンだ!」と宣言した後、ルークのアップから異空間に移動しており、精神世界に出現したかのような描写になっている。

*11 ゲーム版には登場している。