ミラージュ・ファリーナ・ジーナス

登録日:2021/11/19 (金) 23:06:40
更新日:2023/06/13 Tue 20:31:38
所要時間:約 6 分で読めます







苦情は広報までお申し付けください!



マクロスΔ』の登場人物。


プロフィール

名前:ミラージュ・ファリーナ・ジーナス (Mirage Farina Jenius)
性別:女性 (地球人とゼントラーディのクォーター)
生年月日:2049年2月11日
年齢:18歳
身長:164.5cm
階級:少尉→中尉



概要

戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の護衛を担うケイオス・ラグナ第三戦闘航空団Δ小隊の紅一点。

ジーナスの姓からわかるようにあのマクシミリアン・ジーナスミリア・ファリーナ・ジーナスの六女ミランダの娘であり、FIRE BOMBERのミレーヌ・フレア・ジーナスの姪にあたる人物である。
母ミランダは幼少期の画像しかないため判別困難だが、どうも髪の色は母譲りではない様子。

そのため実質的なゼントラーディのクォーターであり、彼女の尖った耳はゼントラーディ人の特徴である。
ただ祖母やおばたちと比べると大分長く大きな耳であり、『マクロス ダイナマイト7』にて登場したゾラ人の耳にも近いサイズとなっている。

素の口調は比較的ユニセックスよりだが、他人相手には基本的に敬語を使用している。公の場では家族であっても役職名で呼ぶことも。
性格は真面目で融通が利かないタイプ。色恋沙汰には奥手で、その手の衣装に恥ずかしがったりもする。
また『でるた小劇場』を筆頭に妄想が暴走しがちになることがある。

家事等の技術についてはあまり明言されないものの、
『でるた小劇場』でチャックとハヤテの勧めでカレーを作ることになったの際に「ケイオスに新しい大量破壊兵器が配備された」とされているので……


かつては新統合軍に所属していたが、敵を倒すことになじめず軍のやり方に疑問を持っていたところ、
祖父母よりリン・ミンメイの話を聞き、歌の力を使うワルキューレに興味を抱き、アラドの誘いを受けてケイオスに入隊した。

真面目で融通が利かないものの軍人としては非常に優秀ではあったが、
祖父母やおばたちといったエリート一家出身であるためにその重圧に飲まれる日々が続いていた。
周囲からも「ジーナス家の…あの天才パイロットの孫娘!」「おじいさまとおばあさまの才能を受け継いでいればさぞかし…」などと言われていたらしく、
本人にとっても尊敬と同時に一種のコンプレックスともなっている。


当初は自由奔放なハヤテに苛立っていたが、模擬戦で彼に敗北したことをきっかけとして、
自分に足りないものを持っており自分と違って飛ぶことを楽しむハヤテを徐々に意識するようになる。
以後は度々ハヤテをフォローする場面も見られた。


劇場版

『激情のワルキューレ』
ハヤテがすでにΔ小隊に所属しており、彼とともに「爆弾コンビ」と呼ばれている*1
ちなみにピクチャードラマ「パジャマの女神達」で明確に語られているが、やはりこちらでもハヤテの教官を担当していた。
女子人気が高いとのことで、雑誌でΔ小隊が特集された際に「抱かれてもいい!」とも書かれていたとか。
「な、なにを馬鹿なことを……!! 私は女性とそんなこと…ああ、い、いや違う! 男性だったらいいとかそういう意味ではなく!」

ウィンダミアとの極限の戦いの中で、家系や迷いにとらわれず、自らの大切なもののために飛ぶことを決意する。
自機であるVF-31Cは途中で失うが、最終決戦にて敵から奪いカラーを赤紫に変更したドラケンIIIに搭乗して戦い抜いた。
しかし、この段階ではまだ自分だけの空を見つけることができないでいた。

絶対LIVE!!!!!!
突然、ウィンダミアを強襲してきたヘイムダルとの戦いでピンチに陥った際に、
ケイオスに所属していた祖父マックスの運用するマクロス・ギガシオンに救われる。

ハヤテとちょっとしたすれ違いを起こしたフレイアをフォローする場面も(このとき劇場版で初めて明確にハヤテへの好意を口に出した)。

敵のゴーストであるヴィヴァスヴァットを想定したカイロスプラスの初運転も兼ねた特訓では、
成長を続けエースクラスになったハヤテや新たに入隊してきたデルタ6の実力について行けず歯がゆい思いを抱いている場面もあった。



パイロットとして

操縦センスはあり、劇場版では急遽搭乗したドラケンⅢを乗りこなすなどバルキリー乗りとしては優秀。

しかし軍人としては非常に優秀ではあるものの、パイロットとしては少なくともエースの才能はほぼない。
『マクロス30』等の描写も含めればエースとしての才能であれば、おそらく叔母のミレーヌの方が上である可能性も……。

少なくとも作中のメッサーの扱い的にはチャックよりも下*2
「操縦は正確だが、動きは教科書通りのため、次の動きがすぐ読める」「急降下する時だけ機体の角度が浅くなる」とも言われており、
良くも悪くも生真面目すぎて動きが素直過ぎる様子。

また「右後方の警戒が甘い」ところがあり、TVシリーズではメッサー、劇場版ではマックスにツッコまれている。相変わらずらしい。
メッサー曰く、「ミスもあえて言えばという程度」レベルではあるようだが。
『絶対LIVE!!!!!!』での覚醒後は右後方にあるとある存在に気付く描写が見受けられる。


搭乗機であるVF-31Cはバランス型で僚機のサポートに適しており、S型に次ぐ指揮管理能力を持つ。
この機体を託されていたこと自体がある意味でミラージュにアラドたちが期待していたこと、ともとれる。


関連人物

マクシミリアン・ジーナス
母方の祖父。
恋愛面以外での憧れの存在と同時にその名声へのプレッシャーを抱えている。
『絶対LIVE!!!!!!』で共演した際には、先達のパイロットとして厳しく対応されつつも、祖父としては心配されていた。

ちなみにおじい様と呼んでいることから『でるた小劇場』で語られている「お祖父ちゃん」が父方の方ではないか?という説もあったりしたが、
『でるた小劇場』の『みらーじゅ日記』では他では「おば様」と呼んでいるミレーヌを「おばさん」と呼称しているため、日記ではこう書いている可能性もある。

ハヤテ・インメルマン
ゲロをかけてきた相手。

Δ小隊に採用された彼の担当教官となるものの、飛行実技以外のほとんどサボってる彼の人格や素質を問題視。
模擬戦でそれを実証しようとするが、フレイアの歌もあって土壇場で才能を開花させたハヤテの実力を認め、やがて背中を預け合う仲になる。
以後は何かと気にかけており、戦場でも良くフォローに回っていた。恋愛でもフレイアとハヤテのフォローに回ることが多かった

フレイア・ヴィオン
TV版ではアル・シャハルの街で誤ってハヤテにフレイアを押し倒されていたのを目撃したのが初めての出会い。
ワルキューレのファンであるフレイアは当然Δ小隊も知っていたためテンションが上がっていた*3

ハヤテをめぐる恋敵ではあるが、ミラージュ本人の気質もあり同性の友人かつルームメイトとして仲良くなっていった。
なお、当初は「フレイアさん」と呼んでいるが、TV版では途中から「フレイア」と呼び捨てにするようになっている。

・美雲・ギンヌメール
任務でよくコンビを組まされている。
だが「ミラージュと一緒じゃ潜入捜査なんてできない(意訳)」とか「お子様」とかわりと散々なことも言われていたりする。美雲さん3歳じゃん!
生真面目なミラージュは美雲にとって揶揄いがいがあるとのことで、定期的にいじられている(特に『でるた小劇場』)。


余談

担当声優である瀬戸麻沙美氏は中学生の頃に『マクロスF』からマクロスシリーズを知り、バルキリーのパイロットに憧れていたとのこと。
また特技が「歌」であるため、一部ファンからは「歌わないの!?」とツッコまれたことも。


ワガママな追記……どんな追記だろう……?
いけません、こんなところで!?
構うものか、僕はワガママなんだ!
で、光より速い修正……





こうこうこうこうこうこうこうこうこうこうこうこう
(´ε`*)三三三三三三三三三(*´3`)





今日は美雲さんが、私にとても微笑んでくれた……!

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最終更新:2023年06月13日 20:31

*1 原因はハヤテが無茶して危険な飛び込んで、それをミラージュが追いかけて、ハヤテに煽られてミラージュも無茶をし…というやり取りをするため。これは市民やワルキューレを守るためでもあるため、アラドやメッサーも処分が減俸だけで済むように処理しているとのこと。

*2 操られた新統合軍を相手にした際の対応でチャックが翼を狙うのはその技術があるが、ハヤテとミラージュは違うと忠告しているため。

*3 テレビ版では「ファンなんだとアンタたちの」とハヤテに言われた際に「ファン…?」と困惑していたが、『銀河を導く歌姫』ではちょっと喜んでおり、ハヤテに「ワルキューレのな」とツッコまれている。