登録日:2022/01/06 Thu 20:45:31
更新日:2025/01/02 Thu 18:58:35
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元祖英語禁止ボウリングとは、
テレビ朝日で放送されていた「志村&鶴瓶のあぶない交遊録」の1コーナーである。
【概要】
2001年から開始され、番組は概ね本コーナーとゲストとのトークで構成されていた。
コーナーレギュラーのナインティナインと
志村けん・
笑福亭鶴瓶がチームで対決する。
元々は
フジテレビで放送されていた正月特番『
タモリ・
たけし・
さんま BIG3 世紀のゴルフマッチ』における「英語禁止ホール」のパロディであり、番組終了を惜しんだ岡村の持ち込み企画で始まったもの。
最大の特徴は、ストライクを取った時に登場する美女とモリマンの過激なサービス。
21世紀以降地上波では珍しくなったお色気番組ということもあり、最盛期には視聴率20%を超すなど本家同様正月の人気番組として定着した。
シリーズ途中からこれ自体もパクリなのに「元祖」の副題が付くようになった。
2020年は諸事情で放送休止。
その年の春に志村が急逝した事もあり、2019年正月を最後に終了かと思われたが、2021年正月に
最終回として復活。志村の代役は志村と交流のあった大悟(千鳥)と上島竜兵(
ダチョウ倶楽部)が担当。
大悟は鶴瓶から「
志村が降臨した!」と言わせるほどの大活躍ぶりを見せ、有終の美を飾った。
……と思ったら、2023年からABEMAの配信番組『鶴瓶&ナイナイのちょっとあぶないお正月』という形で完全復活を遂げ、志村のポジションにゲストを立てる形へ変更。これ以降は新レギュラーとして山里亮太(南海キャンディーズ)が進行役で参加している。
なお、最終回以降の番組はテレビ朝日ではダイジェスト版の放送となる。
【ルール】
題名通りボウリング中に英語(外来語)をしゃべってはいけないのが基本規則。
ボウリング自体「ピン」「ストライク」「ガーター」「スペア」と外来語ばかり、
おまけに「ディレクター」「スタッフ」「コスプレ」などの本編ならではの用語も飛び交うため英語禁止は本家よりも至難の業。
判定は持ち場にいる構成作家が担当し、アウトのときはチンの鈴が鳴り、一回につき1000円没収。
後述のピンクピンのように「ピンク」と「ピン」で合計2000円没収となるが、最近は2つの英単語を言っても1000円没収がほとんどである。
没収した金額は美女たちと勝利チームの合コン資金となる。
【コスプレ美女】
対戦者がストライク・スペアを出した際に登場する美女のこと。
ストライクを出すとキスのプレゼントがもらえる。
中盤ではピンクピンなど本数に限らず倒しただけで美女が登場する色付きピンも登場した。
衣装は当初は看護師や
セーラー服など定番が多かったが、回を追う毎に放送コードギリギリのキワどいものが増えて出演者一同大興奮になることも。
これには
空気が読めないテレビ朝日上層部からお叱りがあったらしく、2009年以降の衣装はアニメや前年話題になった人物や事柄をモチーフとしたものに変わり、キスに至るまでちょっとした寸劇やプレイヤーによるミニゲーム(リフティングの回数でキスが可能か決める等)を挟むようになった。
尺の都合から全ての美女が登場できたわけではなく、コーナー終盤でお蔵入りになった美女が申し訳程度に映ることもあった。
美女は主にレースクイーンが起用されているが、ABEMA移管後はAV女優も登場するようになった。
【モリマン】
プレイヤーのうち、
岡村隆史がストライク・スペアを決めたときに登場。
美女同様のコスプレであるが、違った意味での過激さを見せる。毎回終盤では
岡村と熱いディープキスを交わすのがお約束。
ちなみにモリマンと書いたが登場するのはホルスタインモリ夫のみ。
元々は東京吉本で活動していたが、東京の夏の暑さに耐えられず故郷に戻って札幌吉本のローカルタレントとして活躍。
「
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の「山崎VSモリマン」とともに全国ネットに登場する貴重な番組でもあった。
追記・修正はピンクピンを倒してからお願いします。
最終更新:2025年01月02日 18:58