ジュディス・ランスター

登録日:2022/05/13 Thu 00:50:56
更新日:2024/03/20 Wed 18:55:01
所要時間:約 10 分で読めます






ハァイ、皆さん! 作品は楽しんでいただけましたか?

ゾーイ役の、ジュディス・ランスターです!




ジュディス・ランスターとは『英雄伝説 黎の軌跡』の登場人物である。




【概要】


カルバード共和国にて絶賛スターダムを駆け上がっている映画女優。年齢は22歳。
艶やかなオレンジ色の髪をサイドテールに纏めた、グラマラスな女性。
抜群のプロポーションと卓越した身体能力、そしてどんな役も彼女なりに演じて見せる演技力で映画界においてその名を知らぬ者はいない。
冷静沈着、演技は完璧、私生活においても隙など一切見当たらない。
押しも押されもしない映画女優で、どこを見ても非の打ち所がない、パーフェクトなクールビューティーである!
そう、首都を騒がせるどこぞの女怪盗とは一切関係ないんだからね!


























  *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *





えーと、分かってると思いますが一応ネタバレ注意です。どーぞ。






















だから怪盗グリムキャッツとして、映画女優ジュディスとして予告する……

空っぽのアンタの“心”――華麗に盗んで叩きのめしてあげるってね!








登録日:2022/05/13 Thu 00:50:56
更新日:2024/03/20 Wed 18:55:01
所要時間:約 10 分で読めます







今をときめく映画女優、その正体は首都を騒がせる義賊「怪盗グリムキャッツ」だったのだ!
……え? 公式ホームページの時点でバレバレだったって? まぁ、ねぇ……。


【本当の概要】


表では現在の映画界におけるトップ女優、その裏では悪人の不正を暴き証拠を盗み出して罪を公にする女怪盗という二足の草鞋を履いている。
人前で魅せるその姿は上記の通り、人当たりもよくサバサバとした印象のクールビューティー。
……なのだが、その実ドジっ子気質の持ち主で事あるごとにドジを踏んで失敗したり裏稼業関連の情報をついつい口に出してしまうなど接してみれば残念な面が目立ってしまう女性。
景気づけにビール飲みたいと言い出すなど何処かオッサンっぽい一面も持ち合わせており、本人は「アクティブさが足りなくなってきた」と気にしている様子である。まだ21歳なのに。
そんな残念な面を目の当たりにしてしまったアーロン曰く「黙っていればいい女」、フェリ曰く「ロマンが壊れたような気がします」と評価は散々である。

だが一方で表と裏、それぞれの稼業に誇りを持ち、悪は絶対に許さない熱い正義感と同時に表と裏、それぞれの顔においても確かな実力、そして信頼した人間のためならばとことん尽くしてくれる熱い情の持ち主でもある。



【怪盗グリムキャッツとして】


現在ではカルバード共和国の首都イーディスを中心に悪徳政治家や企業など、法で裁けぬ悪党をターゲットに盗みを繰り返す女怪盗。
怪盗モノのお約束として予告状は欠かさず送っており、その上で厳重な警備体制下でも不正の証拠を華麗に盗んでしまう潜入スキルを持っている。
グリムキャッツとして活動する際には猫を思わせるようなボディスーツこと「キャットスーツ」を着用する。*1
このキャットスーツを着込むことにより、自身の元々の身体能力の高さが更に向上、なんと壁走りや壁蹴りして次の壁へ移ると言った超人的なアクションも熟すことが可能になる。
当然戦闘力も向上しており、またRAMDAやシャードとは違う方式の光学迷彩も纏っており、潜入活動に一役買っている。
この身体能力と戦闘技術、潜入スキルを用いてどんな獲物も華麗に盗み出すことから現在のイーディスでも話題の存在としてあらゆるメディアから取り上げられている。
義賊と言うこともあって市民からの人気も高い一方、予告状を送られた上で警備を突破されている警察としては面目丸潰れなこともあって目の敵にされている。

……なのだが、このキャットスーツと言うのが超エロい。
露出こそ控えめであるがぴっちりなスーツと言うこともあって元々抜群だったボディラインが否応なく表れており、非常に目のやり場に困る格好である。
ヴァン曰く「子供の教育に悪い」とのこと。そのため付けられたあだ名が「痴女」。あんまりである。

また前述した通り怪盗としての手腕は確かな一方でジュディス自身がドジっ子気質なこともあり、行く先々でポカをやらかすことが多い。

  • 逃走先でヴァン達と遭遇し、彼らを追手と勘違いした上で戦闘を仕掛ける。
  • ヴァンの挑発に乗って冷静さを欠いてしまい、戦闘に時間をかけすぎた挙句スケジュールに遅れそうになってしまう。
  • ポーカーフェイズが存外苦手なのか図星を突かれると表情が崩れやすい。(それが良いのかトップ女優……)
  • 女の子を泣かせていると勘違いしたまた戦闘を仕掛ける。
  • 単身敵陣に突っ込み、挙句取り押さえられる。
……etc.

これだけのポカをやらかしておきながら尚捕まらない辺り、さすがの実力と言うべきかラック値も高いと言うべきか……。

当然、自身がグリムキャッツであることは身内や一部の裏の人間以外には秘密にしている。
……のだが、売れっ子映画女優でアクションシーンも多く撮っていることが災いし、観察力のある人間が怪盗としての彼女と映画を見比べた場合、すぐにバレてしまいがち。
実際ヴァンやフェリも怪盗としての彼女に遭遇した後、彼女出演の映画を鑑賞したことで彼女の正体に辿り着き、その後の舞台挨拶で視線を合わせた際の反応を見て確信に至ってしまった。
ちなみにグリムキャッツの正体を暴いた者には謝礼が出るのだが「関わったらめんどくさそうだからほっとけ」というちょっとひどい理由でヴァンはスルーしている。
他にもCIDやマルドゥック社、アルマータに身喰らう蛇《ウロボロス》、遂には秩序を重んじるギルドにまでバレてしまっている。
ギルドに正体バレはさすがにマズイのでは……とジュディスも戦々恐々としていたが、ギルドの面々からは忙しいことに加え「(ターゲットは悪人オンリーなので)民間人からの被害届が出ていない」ことを理由にお目こぼしを貰っている。やっぱりラック値が高いジュディスさんであった。

こんな彼女ではあるが、グリムキャッツとしての活動も自身が果たすべき使命として確かな誇りと正義感、信念と覚悟を以て行っている。
このため、万が一自身の正体が表沙汰になりかけている場合は口止め料を払ってでも情報隠ぺいを試みたり、最悪表沙汰になってしまった場合は潔く表から身を引く覚悟も固めている。
当然、イーディスを騒がせる最悪のマフィアことアルマータの存在は許せず、彼らが凶行を仕掛けた場合は正義の義賊として率先して戦っている。
ドジを踏むことも多い彼女だが、決してそれは道楽などではなく、自身の掲げる正義のためとして今日もイーディスの夜を華麗に舞う。




【映画女優として】


とまぁ、怪盗としては何かとドジが目立つジュディスであるが映画女優として活動している時は一転、マジで非の打ちどころがない頼れる女性として振る舞っている。
どんな役も彼女なりに演じ切って見せる「万能型」の天才として名を馳せており、確かな演技力と先述した身体能力、そして情熱を以て撮影に臨んでいる。
スケベ親父と名高いサルバトーレ・ゴッチからよく指名を受けているため際どいシーンの撮影も多く、本人はそれ自体には辟易としているのだが、彼女自身はそんなシーンも「映画の完成度を上げるためには大切」と割り切っていてNGを出しておらず、逆に止めようとする事務所を説き伏せているのだとか。

時間さえあれば映画館に足を運び、自身が出演している映画を鑑賞している観客の反応をチェックしている。
これは単なるエゴサーチではなく、観客の反応を観察することで自分の演技を分析し、次回作のクオリティ向上に活かすための研究。
他にも女優としてオペラなどの舞台芸術も一通り研究しており、映画撮影においては飽くなき向上心と情熱を抱いている。

共演者や仕事仲間への気配りも細やかで、同じ事務所の後輩であるニナ・フェンリィを始め彼女を心から慕っている人間は多い。
急遽代役を務めることになった出演者に対しても夜通しで稽古に付き合ってあげるなど面倒見の良さも慕われる理由の一つ。
何より、後輩のニナが自分を押さえて最優秀女優賞を獲得した際には落胆しつつも嫉妬など一切見せることなく、寧ろ彼女を尊敬すべきライバルとして認める潔さと向上心も持っている。
まさにトップ女優を張るに相応しい能力と人格の持ち主と言えるだろう。

尚、女優も怪盗もデビューは14歳の頃とのこと。
彼女が映画女優に憧れたきっかけはクレイユ村を舞台としたとあるちょっとおかしなラブコメ映画。
カルバード共和国の映画黎明期に撮影されたもので舞台や衣装に金をタイプではなく、モノクロだったが映画の雰囲気に惹かれ役者を志したという。
そのためこの映画の撮影地となったクレイユ村には思い入れが深く、役者となった後もロケ地として何度か訪れたためクレイユ村への思いは人一倍強かったのだが……。



【裏解決屋として】


そして映画女優と怪盗という二足の草鞋を履く中、物語終盤では諸々の事情からアークライド解決事務所の一員として協力することになった。
あくまでアルバイトではない協力者という扱いだが、業務を手伝ってもらう関係上(リゼットの判断かつ所長であるヴァンには無断で)手当ても支給されることに。
当然、「映画女優ジュディス・ランスター」として行動するわけにはいかないので、怪盗の変装道具を用いて髪型と髪の色を瞬時に変えて変装することで誤魔化している。(が、やっぱり一部の人間にはバレバレである)
事務所への参加も終盤になるので裏解決屋としての活躍の場面こそ少ないものの、怪盗として磨き上げた技術と映画女優として培った対人スキルを用いて依頼人の助けになっている。
また、一本気通った性格にして熱い正義感の持ち主である彼女は裏解決屋においては貴重な存在であり、アニエスと並んでどんな悪党相手でも真正面から立ち向かっていける存在でもある。
その気迫たるや、最悪の暗殺者や剣聖ですら怯むことも。

因みに裏解決屋に本格的に協力して以降は他のアルバイト達同様に事務所三階の空き部屋を賃貸契約している。
本人は三区の高級マンションに住んでいるがパパラッチ対策+裏稼業用のセカンドハウスとして重宝しているらしい。



【戦闘能力】


何度も記述しているように身体能力の高さや怪盗として幾つもの修羅場を潜り抜けているため、戦闘力も高い。
戦闘にはおいては流星鞭(ステラビュート)という刃が付いた鞭を使用。使用感としては寧ろ蛇腹剣が近いだろうか。
グリムキャッツ変身中は鋭くなった爪による斬撃や強化された脚力による蹴り技も織り交ぜた戦い方で敵を魅せる。




【性能】


戦闘中においてはCPを消費することでキャットスーツを装着し、グリムキャッツに変身することも可能。当然、各能力値も高まる。
トワイライトキスでバフを解除できるのが便利であり、HP回復とセピスの入手もできるワイルドスナッチなど怪盗らしいクラフトも持つ。
メンバーにおいては物理とアーツの二刀流が可能なステータスをしているので、貴重なアーツ方面のアタッカーとして運用するといいだろう。アークフェザーを組み込んでおけば更に活躍すること間違いなし。
敵のATボーナスを奪えるギフトスティールや行動時にSTRをアップさせるオートフォルテなども組みやすい。

【Xipha】

QUARTZ LINE
WEAPON    
SHIELD
DRIVE
EXTRA












【人間関係】


裏解決屋であるヴァンとは後述の経緯から折り合いが悪かったが、様々なトラブルの中で同行、或いは共同戦線を張ることで次第に信頼関係が芽生えていった。
また、軌跡シリーズにおけるお約束の一つであるラッキースケベの被害者でもある。本人はこの件を恥ずかしがりながらも、後々に起こった大事件の数々からそれどころでなくなったのか、蒸し返す様子はない。
またヴァンの映画に対する造詣が深いこともあって映画談義で盛り上がることも。
ジュディス自身、彼に何度も助けられたこともあって「多少助けたくらいで簡単に貸し借りを清算できると思うな」と言われるほどにまでの関係になっている。
ちなみにヴァンと同じタイミングで出会ったアニエスとフェリについては「悪い子じゃなさそう」と最初から好意的。
アニエスとは“受け継いだもの”に拘りたいという同じ気持ちを抱いている。


現在でも家族間の仲は良く、母親クロエは元舞台女優、祖母ドミニクは元シャンソン歌手と三代揃って芸能一家。
そしてそれぞれが先代と先々代のグリムキャッツである。
二足の草鞋を履くことや最近の失態についてはお小言を言われている様子だが、ジュディス自身は今も存命中の二人の事を尊敬している。
一方で祖父や父親のことはまったく話題に上がらず、現時点では詳細は不明。
しかしながら母親は成人した娘を持つとは思えないほど美しいながらも気の強そうな女性であり、祖母は豪胆な印象の女性であることが窺える。
因みに母親からは自身の色気を映画撮影に活かすことにも苦言を呈されているらしく、「婿探しに使え」と言われている模様。
果たしてジュディスにいいお相手は見つかるのだろうか。


ニナ・フェンリィは同じ事務所の後輩。
ジュディスが「万能型」と呼ばれることに対し、ニナは「憑依型」の天才として対比されることが度々ある。
同じ事務所でありながら出演作が分かれることもあり、遂には作中でニナに最優秀女優賞を取られて以降は超えるべきライバルとして認識している。
プライベートでも非常に仲は良く、最早先輩後輩を超えて親友と言った関係。
……と言うよりもニナの方が明らかにしっかりしているため時々彼女が保護者的な目線になることもしばしば。先輩の威厳とは一体。
だが、その一方でニナはジュディスこそ「本物」であるとしている一方で自分の事を「偽物」だと自嘲しているような雰囲気を醸し出しており……?


そのプロポーションの良さにより映画界のスケベ親父ことサルバトーレ・ゴッチ監督からよく指名を受けている。
上記の通り彼のスケベぶりには辟易とはしているが、彼の撮影に関する技術と情熱は信頼しているため仲は良い方。スケベさえ絡まなければ。


そしてジュディスを語る上で欠かせない存在が当代の<<銀>>ことリーシャ・マオ。
実は二人とも、それぞれ表と裏の顔を併せ持つ者同士のライバルにして大親友である。
デビューしたのも同時期らしく、時には競い合い、時には力を合わせながら切磋琢磨し合った仲。
このため、ほとんどの相手に敬語を使うリーシャもジュディス相手には一切敬語を使わず、気さくに接する存在である。
尚、リーシャとはゲームの進め方次第では敵として戦ったり、或いは共闘関係にもなる。*2



【活躍】


登場は第二章から。
盗みを終えて地下水道に逃亡している最中、偶然そこにいたヴァン達と遭遇。
彼らを追手と勘違いした上で戦闘を仕掛けてしまったが押し切ることが出来ず、映画館での舞台挨拶が控えていたので戦闘を打ち切って逃亡した。*3
その後、打ち上げとしてヴァン達が自身が主演を務める映画「ゴールデン・ブラッド」を鑑賞してしまった上にその後の舞台挨拶でリアクションを取ってしまったことでヴァンとフェリに正体がバレてしまう。(因みにこの時点でアニエスだけは気付いていなかったが……)
ジュディスも彼らが自身の正体を悟ったことに加え、後に黒月幹部であるツァオと行動を共にしている場面を目撃したことでヴァン達への警戒を強めることになった。

次なる登場は第三章。サルバッド映画祭の警備をニナと共に依頼することになった。
……のだが、肝心の依頼先の任命をニナに任せっきりだったことが災いし、サルバッド現地での顔合わせでようやく依頼先がよりにもよって自身の正体を知るアークライド解決事務所だったことを知ることになる。
裏解決屋という肩書の胡散臭さや自身の正体を知る者であることからジュディスは露骨に怪訝そうな雰囲気を出すものの、ニナの説得もあってその場は折れることに。
それでもまだ彼らを信用しきれていなかったため、その夜にナイトクラブへ出掛けるヴァンとアーロンを尾行する。
その際に彼らの目の前でパレード出演者でもあるサァラが泣いているのを目撃、彼らが女性を泣かせた不埒な輩であると解釈し、またグリムキャッツとなって戦闘を仕掛けた。
当然これは誤解であり、ただヴァンが励ましたのを嬉しく思って泣いてしまっただけというのが真相。
それを知って気まずくなり、赤っ恥を搔きながら撤退した。(この際、アーロンにも正体がバレた)
その後はこの夜の一件をからかわれつつも、次々と事件を解決していくヴァン達の姿を見てようやく信頼するようになる。
そして遂に迎えたサルバッド映画祭。
自身はこれまで総なめしてきた最優秀女優賞をニナに奪われるも彼女の健闘を称えると同時に追い越すべきライバルとして宣戦布告し、後腐れなくフォクシーパレードに臨む。
ところがアルマータの襲撃によって映画祭は大混乱、会場となっているアルジュメイラホテルが占拠されてしまう。
人々を救うべくグリムキャッツとしてホテルを駆け巡るが操られたスタッフによって取り押さえられてしまった。
そこをヴァン達に救われ、ここでようやく共同戦線を張ることに。(ここでリゼットは勿論、遂にアニエスにも正体がバレた
尚、この際にメッセージウィンドが表記されるのだが……。



ジュディ――怪盗グリムキャッツが

ゲストとして加入しました。


とうとうメッセージウィンドまでボケ出すのだった(笑)

その後、激闘の末にアルマータを追い払うことに成功。
滅茶苦茶にこそされたものの映画祭も最後までやり遂げることにも成功した。

だがこれまで数々の早とちりやドジを踏んだことに加えて最優秀女優賞を逃したことでスランプが舞い込んできたらしく、夜遊びが激しいマクシム・ルーガンをアルマータの関係者だと疑った上で近づいたことが原因でパパラッチに遭遇してしまい、熱愛関係の誤報がゴシップとして世に流出してしまう。*4
ここにきて最大の失態を犯してしまった彼女は弛んだ自分に喝を入れるため龍來へ赴き、クソ寒い中で滝行を始めるという奇行に出てしまう。
途中幻獣に襲われるというハプニングに見舞われるが、偶然慰安旅行に来ていたアークライド解決事務所の面々に助けられる形で共に幻獣を討伐、その最中変身も解けてしまったことで改めてグリムキャッツの正体が明らかになるのだった。
加えて滝行のため白装束に加えて下着をつけていなかったことが災いして装束が解けてしまい、ヴァンに真正面から裸を覗かれるというラッキースケベの被害に遭ってしまった。
ケジメのビンタを一発入れることでとりあえずその場は流し、逃げるように旅館に戻っていった。
しかし、肝心の宿泊先もヴァン達と一緒だったためにまたもや鉢合わせになってしまい、挙句共に旅行に来ていたユメに懐かれてしまったことで改めて共に食事を取ったり、自身の経歴を(自爆交じりに)語ってしまうことに。(選択肢によってタイミングはズレるものの、最終的にカトルにも正体がバレた)
この一件でヴァン達とは改めて信頼関係を結ぶことが出来、その後の騒動も共に解決したことの礼も含めてヴァンの車に乗せられる形で共に首都へ帰ることとなった。

しかし事務所に帰宅直後にアルマータが仕掛けた反応兵器によってクレイユ村が滅ぼされたと知ることになる。
上述の通り元々正義感が強かったことに加えてクレイユ村そのものに強い思い入れを持っていたこともあり、その弔いも兼ねてジュディスは裏解決屋に参加。
共にアルマータとの戦いに身を投じることになる。

そして始まるオラシオンでの決戦最中、自身に興味を持っていたアリオッチに引導を渡したがその際に彼が自分が出演した「ゴールデンブラッド」を鑑賞していたことを知り、詳細を聞こうとするも彼はその場で語ることなく消滅。
自分のファンになってくれるかもしれなかった男の末路に寂しさを覚えつつも、ヴァン達と共に戦い抜いた果てに首領のジェラールを討伐。最悪のデスゲームを終わらせた。

その後は何だかんだで裏解決業務を手伝い、迎えた革命記念日に復活したアルマータとの最終決戦に赴く。
復活したアリオッチとも再び戦い、今度は感想を聞くことに成功する。
そんな彼の感想は「単純だが最高にエロく、熱く、楽しませてもらった」という最大の賞賛であった。
空っぽだった彼の心に人としての興奮を覚えさせたことに、ジュディスは女優として満足しながら一人のファンとしての彼の最期を看取った。

アルマータとの決着をつけた後は実家に帰るため、そして新作の撮影のため一旦裏解決事務所を離れた。
エンディングの一枚絵では今も存命の母や祖母に手料理を振る舞われている、仲睦まじい姿を見ることが出来る。が、Ⅱで判明したがこの帰省中に祖母ドミニクにスキャンダル騒動の件を含めてこってりと叱られた。しかも、母クロエは上記の婿捜しについてはなんとオラシオンから帰った後に「手近なところで固めろ」とまで言われて、しかもスキャンダル騒動でもドミニクほどではないが殆どフォローに回ってくれず、散々な目に遭っていた。

【黎の軌跡Ⅱ】

メッセルダムで『ゴールデン・ブラッド』と『狼たちの鎮魂歌』のコラボ作品撮影を行っており、その関係もあってヴァン、カトルと合流。演出面の監修に来ていたドミニクの助力にセリスとリオンも加わって暗躍するゼクトアームズを成敗するも、庭園の暗殺者の一人に遭遇して、しかも罪を償おうとしたアルマータの古株ロビン・グラスゴーを目の前で殺されるという後味の悪い結果に終わってしまう。

ネメス島から戻った後、三日間の繰り返しの最中にドミニクも協力してくれるが、驚きの事実が発覚。なんとセカンドハウスにしているモンマルトのオーナーのビクトルはドミニクが現役時代からの付き合いで、モンマルト開店にも協力してくれたということ。更には、クロエまでが面識を持つという『世間は狭い』を実感。果ては、前大統領のロックスミスに星杯騎士としてのベルガルドとも顔見知りというとんでもない人脈を有し、ヴァン共々圧倒された。

ちなみに、ビクトルがクロエをモンマルトに招待したい旨を口にした際には只でさえ頭が上がらない祖母まで首都に来ている上に、この上は母まで来てしまうという恐ろしい未来を予想し、文字通り青ざめてしまった。

しかも、コネクトイベントではまたしても大失敗をして、なんと変身が解けずに動けなくなってヴァンに助けを求める始末。ドミニクの助けもあって何とか事なきを得たが、その理由はジュディスが変身道具のメンテナンスをサボっていたということ。つまり、ジュディスの自業自得であった。当然、ドミニクを怒らせることとなってキツい折檻(おしりペンペン)を喰らう羽目になり、こればかりはヴァンもドミニクの迫力が怖かったこともあり、逃げてしまう。重ねるが、自業自得。



【余談】


実は彼女がグリムキャッツとしてヴァンの前に姿を現す前後、アニエスの持つゲネシスが光ることがある。
このためゲネシスの所有者なのでは? とプレイヤーに疑われることもあるが本人がゲネシス自体に見覚えはなく所有はしていない模様。
また彼女がグリムキャッツに変身するための仕組みはカトルでも解析不能らしいが……真相や如何に?




追記・修正は華麗に予告状を出してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ジュディス・ランスター
  • 女優
  • 映画女優
  • 怪盗
  • グリムキャッツ
  • 日笠陽子
  • 痴女
  • 残念美女
  • 軌跡シリーズ
  • 黎の軌跡
  • アークライド解決事務所
  • 裏解決屋
  • ラッキースケベ被害者
  • スタイリッシュ痴女
  • R-17
  • ポンコツ
  • カルバード共和国

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月20日 18:55

*1 服装は勿論、目元もマスクで覆われ、髪型もツインテ―ルに変化する。

*2 敵対すると言ってもアルマータが仕掛けたデスゲームのルール上の対戦であり、謝肉祭終了後は普通の親友同士に戻っている

*3 この際ヴァンに文句を言っているが彼女を追跡していた警察をヴァンに押し付けてしまった構図になっているのでどっちもどっちである。

*4 本人はこの件に関してマクシムに迷惑をかけたことに罪悪感を感じており、彼が抱えるとある問題に関しては陰ながら応援する姿勢を取っている