メディクルス(牙狼-GARO-)

登録日:2022/06/06 Mon 10:25:30
更新日:2025/05/24 Sat 13:23:56
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私は天才だ!天才医師だ!


メディクルスとは『牙狼-GARO- 炎の刻印』第16話『医術ーCUREー』に登場したホラー。
放浪医者・ファビアンの持っていた医術書をゲートにして出現し、ファビアンに成り代わるため彼を絞殺した青年・ミケル(CV:関智一)の陰我に反応して憑依した。

シリーズ第1期に登場した医者のホラー・パズズと同じく、自らが治療した患者を捕食する。しかし嗜好は異なっており、パズズが「完治して生の希望に満ちた人間」を好んでいたのに対し、メディクルスは「病気が治りかけている人間」を好んでいる。*1また「暴飲暴食は体に悪い」という医者らしい理由で一日に一人の人間しか捕食しない。*2


【能力】

人間態では正体を隠すためにペスト医師のような格好*3をしており、この姿でも両腕を伸ばして獲物を捕らえたり、手を触れずに物を動かすなどの能力を使うことが可能。捕食の際にはマスクの嘴部分が開いてホラーとしての顔が露わとなる。

ホラーとしての本性は、両足が蛇の胴体のような形状になったペスト医師の怪物といったようなもの。胸部には様々な医療用具が入った薬棚がついており、そこに入っている秘薬を使って傷を治したり、自身の肉体を強化することができる。その他に指先からメスを生成して発射する能力を持つ。


【活躍】

ファビアンのふりをしてヴァリアンテ王国に入り込み、昼間は住民たちの病気や怪我を無償で治療し、夜になると目をつけた患者を捕食していた。助手として雇っていたヒメナが伝染病*4に倒れたため、彼女を治療して食べようとするが、彼女の見舞いに来たヘルマンによって正体を見破られる。
絶影騎士ゾロの鎧を身に纏ったヘルマンとの戦いでは、傷を秘薬によって瞬時に治し、肉体を強化した一撃で彼に重症を負わせたものの……


ああ〜っ!治したい!


怪我人を前にしたことで医者としての本能に逆らえなくなったメディクルスは治療を開始。その結果、復活したヘルマンによって胸部の薬棚をもぎ取られ、回復できなくなったところを首を切断されて討滅された。


【余談】

名前の由来は英語で医療従事者を意味するmedic、もしくはラテン語で外科医を意味するmedicusであると思われる。

声を担当する関氏は牙狼のアニメシリーズ3作全てに出演している。


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最終更新:2025年05月24日 13:23

*1 メディクルス曰く「人間が病を治すために体内で生成する物資が最高に美味」であるため。

*2 同じホラーであるザルバたち魔導輪が一ヶ月に一日分の魂しか喰らっていないことを考えると、一日一人という数は十分食べ過ぎである。

*3 元々はファビアンが着用していたもの。

*4 ファビアンも同じ伝染病を発症していた。