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クッパ城だれもいなくて夏(スーパーマリオ 4コママンガ劇場)

登録日:2022/08/11 Thu 16:20:28
更新日:2026/09/01 Tue 22:00:56
所要時間:約 4 分で読めます





私の名はクッパ城。
この城にも夏が来た。
私は、この青い空が好きだ。
なぜなら、いつもは真っ暗なこの谷を太陽が照らしてくれるから…
城のくせに変だって?まあ、いいじゃないですか。
これは、そんな城にいる、
ある大魔王の夏の物語……


クッパ城だれもいなくて夏」は、エニックス(現:スクウェア・エニックス)出版のアンソロジーコミック『スーパーマリオ 4コママンガ劇場』シリーズ10巻の収録タイトル。
作者は、4コママンガ劇場の常連さんの一人で、ドラクエ4コマではモンスター仮装大会シリーズで知られる栗本和博。

概要

本作は4コマ漫画作品を主流とする4コママンガ劇場では珍しいショートコミック形式となっており、『スーパーマリオワールド』をベースに真夏のクッパ城を舞台にクッパが涼をとるべく城内を進んでいく、というクッパを主役にストーリーが展開されるのが特徴である。

タイトルの由来は恐らくTHE JAYWALKの代表曲「何も言えなくて…夏」からだと思われる。

ストーリー


ジリリリリリリリリッ!!

『起きてー!起きてー、クッパおじさまーっ!朝よーっ!!』

「おはよう、ピーチ姫♥」

大魔王クッパの谷のクッパ城
クッパの部屋の窓に太陽が差し込む中、鳴り響くピーチ姫型目覚まし時計にクッパは起床し、ピーチ時計に口づけする。

だけど起きたはいいものの、今の時期は夏真っ盛り!
クッパは部下たちに冷水を持ってくるよう命令するが、誰からも返事が来ない。
怒号を上げてもやはり返事がしない…。

それもそのはず…、部下たちはクッパから夏休みを貰い、ピーチ姫と一緒に海水浴に出掛けているのである。
現在城にいるのは、クッパただ一人…。
仕方なく一人で冷水を飲みに行くのだが、出たのは冷水ではなく熱湯!
というのも、クッパ城の堀はマグマの海で囲まれているため、その熱気で水が湯立ってしまっているのである。夏場は水も熱湯に早変わりって言ったもんだ…(byクッパ)

それに加えてマグマの熱気により城内もほぼサウナ状態。暑さに堪り兼ねたクッパは避暑地に行って寛ごうと考えたが、城を空けている間にマリオが来たら大変なため、マグマを止めて涼をとろうとスイッチルームへと向かうこととなるが……。

主な登場人物

部下に冷水を持ってこさせようとするが部下たちが夏休みで留守だったことに加え、城周りがマグマに囲まれてるせいで水が熱湯になってしまっていたため、マグマを止めて涼をとろうと単身でスイッチルームへ向かう。

だが城内でスイッチルームの行き方を調べているところを上から降ってきた杭に脳天を直撃したり、マグマ地帯の上に敷かれた金網を伝っていく際マグマの熱気で意識が朦朧として危うく落ちそうになったり*1とクッパ城内のトラップに悪戦苦闘する羽目に…。自分の城なんだから城内のトラップくらい把握しろよ…

回想シーンと終盤の1コマのみに登場。
休暇を貰ったカメックたちと共に海水浴に出掛けていた。

また、栗本先生の描くピーチ姫はクッパのことをクッパおじさまと呼んでいる。

回想シーンのみに登場。
夏季休暇を取ってノコノコをはじめとした部下たちと共にピーチ姫と海水浴に出掛ける。
また、クッパにあるスイッチの実装を依頼し、それを採用してもらえたのだが、これが後にとんでもない事態を招くことに……。

  • クッパ城
本作における狂言回しである人物…つーよりも城物で、城内にいるクッパの物語を語るところで本ストーリーが始まる。
また、城ながら常闇の渓谷を日差しで照らしてくれる夏の青空が好みとなかなか風流。








※以下、ストーリーのネタバレ注意





クッパはトラップだらけの城内を進んでいき、ボロボロになりながらもなんとかスイッチルームに辿り着く。

だが!クッパの目の前には隊列を組むように並んだ夥しい数のスイッチの群れ!!
クッパはその中からマグマバルブスイッチを探すのだが、城門開閉から城内照明など、確認するのに切りがないほどの数のスイッチから見つけるのも一苦労…。
確認が面倒臭くなったクッパは全てのスイッチを押して回り、ようやく冷水が飲めると歓喜するのも束の間、城内に警告サイレンが鳴り響く。

『ただいま、お城の自爆スイッチが作動しました!』

なんとスイッチを全押しした結果、城の自爆スイッチまで押してしまったのだ!!
クッパは、カメック自爆スイッチの実装を採用したことを思いだし、そして後悔した…。


(城の自爆スイッチつけますか?)
(ガハハ、つけろつけろ!)

(ああ、ワシのバカ……!!)

クッパ城が爆発するまでの時間は、わずか3分!
クッパは直ちに城からの脱出を図るが、制限時間は無情にも迫ってくる。

そして…遂に時間は10秒を切った!!

脱出はもはや絶望的!
自身の最期を悟ったクッパは、爆発に備えて甲羅の中に籠った!!


5…

4…

3…

2…

1…

0!!


嗚呼、哀れ…
クッパは、マリオと対決することも、ピーチ姫と結婚することも、冷水にありつけることもないままクッパ城と運命を共にするのだった……。


追記・修正は誤って自爆スイッチを押してしまい3分以内に城から脱出してからお願いします。




















































結末が知りたいって?

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最終更新:2026年09月01日 22:00

*1 その際「なんだってオレはこんなものを作っちまったんだ…?」と内心後悔していた。