スクウェア・エニックス

登録日:2011/01/18 Tue 00:35:04
更新日:2022/06/17 Fri 12:37:54
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2003年4月に旧スクウェアと旧エニックスが合併して出来た日本のゲーム開発・販売及び出版会社。存続会社はエニックス。通称スクエニ、SQEX。
本社の所在地は東京都新宿区。元社長は和田洋一(以下WD)。

2008年10月に商号をスクウェア・エニックス・ホールディングスに変更、持株会社になり新社扱いになったスクウェア・エニックスに事業分割する。

合併したのはスクウェアが映画版FFでギネスに載る程コケて経営難になってしまい、仲が良かったエニックスと合併したと言われているが、
FFⅩKHで既に財務状態は回復していた。
そもそもスクウェアはFFⅦから開発費が前作の10倍近くにまで増えており、大ヒットと裏腹に利益が減っていた。


合併の要因は
  • スクウェア側
映画FFの赤字からは立ち直ったがソフト直販・出版の子会社「デジキューブ」*1の累積赤字に体力を削られ続け、
新タイトルやコンテンツが出しにくい状況にあり、また元々スクウェアがメディアミックスに弱かったこともあって
既に地盤のしっかりしたエニックスの出版部門が魅力で、デジキューブの出版機能を移して早期に同社を切り捨てたかった。

  • エニックス側
ゲーム事業がほぼ外注かつ、利益の大半が開発期間が長いドラクエ頼み。かつ出版部門でガンガンの紙面方針を巡った
お家騒動が起き、出版部門立ち上げ以来の多数の編集者と漫画家が独立先に移動する事態になったため、ゲーム事業の
内製が出来て魅力的コンテンツの多いスクウェアは、出版部門立て直しまでの安定した収入源の確保には魅力的だった。

  • その他
ドラクエとFFの発売年を被らせないためだと言われている。

Vジャンプによると社名がスクウェア・エニックスなのは逆だと言いづらいから。



◆ゲーム事業
合併当初は「他の会社とさらに合併するんじゃないか」、「ドラクエとFFがコラボするんじゃないか」とかかなり盛り上がっていた。
が、現在はオワコン気味に叩かれる事が多い。

少ない完全新作、FFの乱発、洋ゲーの糞ローカライズ、万人を納得させられないゲームばっかり、過去の遺産の食い荒らし、WDのセカイセカイ病と失言、
技術力の低下等、年が経つにつれ問題点が増え、悪化している。

特に批判されるのはWDのセカイセカイ病に存分に感染されたFF13、FF14、FME辺り。
FF13は良くも悪くもビッグタイトルだった影響で過度に騒がれたが、悪評程に悪いゲームでも無かった。
が、FF14に至っては紛うことなきクソゲーだった。
その為、「FFの新作は様子見て買う」的な空気になってしまっている。かつては徹夜組も居たのにな…。

また、カウントダウンで人気ゲームの新作発表かと思わせて実はソシャゲだったなどのガッカリティザーサイトが多い。まれにスターオーシャン5とかの本物もあるが。

このようにスクエニの失墜ぶりは顕著であり、今後が非常に心配である。
FF13は続編が発売された。ヴェルサス?そんなもの(ry)
また何かと話題のFF14はあの和田社長自ら「出すべきものでは無かった」として謝罪し、一から作り直し命令を出した。和田ェ…。
露骨に海外を狙った容姿の主人公、見た目だけならNieRも批判されていたが、開発会社のキャビアが頑張ったので評価は高い。
逆にWDの干渉を殆んど受けなかった(世界で売れる要素が無いために見捨てられた)携帯機の作品の評価は基本的に高い。こんなのもあるけど。

最近は洋ゲーのローカライズにも独自レーベル「エクストリーム・エッジ」として携わっているが、あまり評判はよろしくない。命名は魔王。

2005年にタイトーを買収、アーケードにも作品を出すようになる。

2009年にEidosを買収。

最近大幅なリストラが起きたが、し過ぎたのか少しずつ呼び戻しているらしい。
求人もしているが、まともな日本語を話せる人の募集や今さらヴェルサスの開発募集をしていたりと何かがおかしい。

2013年にはWDがとうとう退陣し、彼を嫌っている多くのユーザーが狂喜乱舞したのは言うまでもない。
そしてついにヴェルサス13がFF15にスライドし、当初の公約を破ってXboxとのマルチ化が決定した。
さらにはFF14の大胆なテコ入れ(というか完全な作り直し)とブレイブリーシリーズが成功、長らく待望されていたFF7のフルリメイク、スターオーシャンとニーアの新作、シリーズ初のPS4・3DSマルチ展開のドラクエ11、「世界樹の迷宮」「セブンスドラゴン」「新生FF14」の新納一哉によるドラクエ新作が発表され、ユーザーは歓喜した。

誰得と思われたミリオンアーサーのドラマも、下馬評とは裏腹にカルト的人気を博した。

◆出版事業
エニックス時代からガンガン系列の雑誌を出版している。
ファンタジー要素が強い作品が多いのが特徴。

合併後はスクウェア側の作品も漫画化するようになる。

他社のライトノベルやアニメを積極的に漫画化したり、成功した作品も多く不安定なゲーム事業と比べて評判はいい。

ゲーメストの読者コーナーの常連だった荒川弘やWeb漫画を書いていた筒井哲也、
後に荒川とともにサンデーに移籍する大高忍を発掘したりと新人の発掘能力には定評がある一方でお家騒動が起きたり、
オサレ師匠に心配される氷川へきる等ブラックな編集としても有名。

月刊少年ガンガンは鋼の錬金術師が極端に売れていたために連載終了した今はそれに匹敵する作品が無く、ピンチ気味。
一応、ソウルイーターとある魔術の禁書目録のコミカライズなどヒット作がないわけではないが、それでも全盛期から部数は大幅に減っている。


◆関係人物
  • 和田洋一
旧スクウェア最後の代表取締役社長にして、発足したスクエニの初代代表取締役社長。通称「WD」。
元は野村證券に勤務していた*2。といってもゲームを知らない訳でもない。
世界を狙い過ぎているために周囲が見えてない。
オリヴィエに萌えている。

スクエニの実力ある中堅層を早期退社させる等して非難を買ったほか、作品そのものの質を落としてしまったことから、スクエニ凋落の原因を作ったとよく言われる。
KHRe:codedに対し、「キングダムハーツ Re:coded は実はノーマークでした。開発君達、本当に申し訳なかった。知らない間にこれだけ完成度が上がったのは初めて。ご苦労様。ホンっとすまんm(__)m」とツイッターで仰った。何様のつもりだ。
旧FF14という映画版FFの再来といえる物を生み出し赤字を出してしまった影響か、2013年に社長を退陣する事となった。


コンテンツクリエイターとしての能力に問題があったことから批判されることの多い彼だが、経営管理者としては大金星を挙げた人物。
特に旧スクウェアの最大のやらかしにして大問題だった任天堂出禁状態の解決に当たったことは有名で、その他にも財務責任者として非常にヤバい状態だった*3当時のスクウェアの経営陣をうまく制御するなど、企業人としては優秀だったことが伺える。
また、そもそもFFの乱発や中堅層の離脱は和田氏就任以前のスクウェア経営陣の施策*4とその反発の結果で、社長就任時には「FF12」等のプロジェクトが既に進行しており、手をつけることも出来なかったらしい。

開発側の人間からは結構好評だったらしいという意外な一面も。

最終的には前述の通り赤字で退任する羽目にこそなったが、スクウェア側の後の未来に対する功績という意味では非常に大きく、良くも悪くも今のスクエニを築いた人物である。
スマブラにクラウドが出たりしているのは結構すごいことなのである。(彼が修復できていなければ任天堂のハードに永久出禁になっていた可能性も高い。それぐらい旧スクウェアがやらかしたのはマズイ内容なのである)

旧スクウェアのイラストレーター。詳しくは項目を参照。
キングダムハーツやDISSIDIAなど近年のヒット作を手がけており、調子に乗ったスタッフの暴走を諫める役でもある。
このラインナップの中だと1、2を争う苦労人。

旧スクウェアのゲームクリエイター。サガの産みの親。詳しくは項目を参照。

  • 堀井雄二
旧エニックスのゲームクリエイター。ドラクエの産みの親。
嗜好をゲームに入れすぎている。
河津の事が嫌い。

  • 北瀬佳範
旧スクウェアのエグゼクティブプロデューサー。
野村とばっかり絡んでいる。が、野村の胃を痛める原因でもある。
野村無しで作ったのがシグマハーモニクス。

旧スクウェアのシナリオライター。誰が求めてるのか分からない。

  • 柴貴正
妖刀貴正。うまい棒の開発を担当する。あとLord ofシリーズも。
ドラッグオンドラグーンのシナリオはこいつの中学生時代の妄想から生まれたらしい。どんな中学生だったんだ……

  • 星野小夜子
パンツァー発言で一躍注目を集めた女性グラフィッカー。
勝手にパンツを描き足す、パンツが見えるようアングルを改善する、0組女子一人一人のパンツについて熱弁を振るうなどもはや変態紳士ならぬ淑女である。

  • 吉田直樹
ご存知FF14総合プロデューサー兼スクウェア・エニックス取締役執行役員。
FF14の旧版の後始末を和田社長(当時)より命ぜられ現在に至る、FF14の顔とも言うべき人物。
FF14出演声優達からはイジられまくっているが実はとても偉い人。


◆代表作


◆現在刊行雑誌
  • 月刊少年ガンガン
  • ヤングガンガン
  • ビッグガンガン
  • 月刊Gファンタジー
  • ガンガンJOKER
  • ガンガンIXA




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最終更新:2022年06月17日 12:37

*1 任天堂のスクウェア出禁の元凶でもある

*2 野村證券時代は法人向け営業を担当。

*3 出禁を甘く見ていて、任天堂がすり寄ってくると思っていただの、経営者として読めなければならない書類が読めなかっただの

*4 FF乱発の主因は和田氏の先代でスクウェア生え抜きの社長の「FF集中戦略」と言う政策。またそれ以前から「FF8」が社内の人的リソースを吸い上げて「ゼノギアス」の後半がノベルゲー化した事案等もあり、それに不信感を懐き同作監督の高橋哲哉氏を始めとしたスタッフはスクウェアを離脱し、モノリスソフトを立ち上げることとなった。