クッパ(マリオシリーズ)

登録日:2011/09/24 Sat 13:59:07
更新日:2023/11/23 Thu 22:48:26
所要時間:約 25 分で読めます


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Bowser かわいい だいたいこいつのせい ほねクッパ カメ ギガクッパ ギネス記録保持項目 クッパ クッパファミリー クッパ城 クッパ様 クッパ軍団 コメント欄ログ化項目 ゴジラの代役 ゴジラ+ガメラ スマブラ スマブラ参戦キャラ ダークヒーロー ティラノサウルス デブ ビデオゲーム史に名を残す悪役No.1 マリオ マリオシリーズキャラクター項目 メタボ ライバル ラスボス リーゼント ワガハイ 三宅健太 世界一かっこいい亀 任天堂 佐藤正治 和田アキ子 大王 大魔王 好敵手 悪のカリスマ 悪役 愛すべきバカ 憎めない悪役 拉致魔 有川博 根はいい奴 渡部猛 父親 理想の上司 穂積隆信 親バカ 郷里大輔 重量級 魔王




この国はワガハイのものだ!!

オマエこそ消えるがいい!!!



任天堂が生み出した大ヒット作、マリオシリーズの登場人物にして、マリオの永遠のライバル。
大魔王クッパ」の異名を持つ。作品によっては「大王」とだけ呼ばれることも。
マリオの初代ライバルといえばドンキーコングだが、今では老いて隠居してしまった初代ドンキーに代わってマリオのライバルキャラとしてのポジションを確立している。
作品によってはルイージと戦うこともある。
ジャンルがアクションの時は大抵ラスボスとして登場。


■人物

容姿としては、ノコノコを巨大化させ凶悪にしたような感じ。
甲羅には10本の鋭いトゲが生えており、頭には立派な鬣と角がある。
身体は細かく硬い鱗に埋め尽くされており、両手には鋭い爪が、口には牙が生え揃っていて、比較的可愛らしいデザインの敵キャラが多いマリオシリーズの中では初代の頃から恐ろしいモンスター(?)の外見をしている。
好きな食べ物は焼肉、激辛のチキン、チーズなど脂っこい物が好きな様子。逆に野菜は好きではない。
またこう見えても食レポは上手で、ゲラコビッツの料理を事細かにレビューしている。下でスタンバイしていたであろうゲラコビッツの心境やいかに。

■能力

戦闘の際は怪力と鋭い爪、甲羅のトゲや口から吐く灼熱の火炎を主な武器にしているが、作品によってはハンマーやボクシンググローブなど、何かしらの武器を用いる事もある。
魔法を使える設定は初期のみの無くなった設定と思われがちだが、『スーパーマリオ64』では瞬間移動し、『マリオパーティ4』ではプレイヤーをチビ状態にし、『スーパーマリオギャラクシー』では手から電撃を放ち、『マリオパーティ9』では黒い球体やサイコロから部下を召喚し、『スーパーマリオオデッセイ』ではダミーの帽子を召喚して飛ばしたりなど魔法のような技は今でも披露することがある。ただ本人が脳筋気質なことに加えて側近にカメックという魔法のエキスパートがいることもあり、積極的にこの手の技を披露することは少ない。

作品によっては、普段の巨体を超える大きさに変身し、さらにパワフルな攻撃を仕掛けることがある。大きさは作品ごとに異なり、通常の数周り大きくなるだけの作品もあれば、クッパ城を凌ぐほど巨大化する場合もある。
各作品によって方法が異なり、『ヨッシーアイランド』シリーズや『New スーパーマリオブラザーズ Wii』、『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』ではカメックの魔法で、『マリオストーリー』ではカメックババが用意した装置の力で、『New スーパーマリオブラザーズ 2』ではクッパ7人衆の乗ったクッパクラウンから発せられる魔法で、『スーパープリンセスピーチ』では「キド・アイラックの杖」で、『スーパーマリオギャラクシー2』では「グランドスター」の力で、『マリオパーティ5』では所持していた薬を飲んで巨大化するなど、基本的に外部からの魔法やアイテムにより巨大化するが、『マリオ&ルイージRPG3!!!』ではクッパは潜在的に巨大化能力を持っており、大質量の物に下敷きにされたりなど、生命に危機が及ぶと復活する反動で巨大化するとされている。
パワフルな反面、カメという種族的特性や巨体による弊害か作品によってはハシゴを登れないなど不器用な一面も見せる。

トゲとツノが生えているためマリオの得意技ジャンプが無効の作品もあるが、頭がでかすぎるせいか普通に踏める作品の方が多い。

■性格

小さい頃から甘やかされて育った為か尊大な口調で喋り、一人称は主に「ワガハイ」*1、語尾に「~なのだ」とつける事も多い。
初登場の頃からクッパ軍団を率いてキノコ王国のピーチ姫を拉致監禁し、それを助けに来るマリオと戦っている。
ピーチを誘拐する理由として「自分のかけた呪いを解く力をピーチが持っているから」という設定があったが、最近ではこの設定は鳴りを潜め、ピーチ姫に好意を抱いているために攫っているという設定になっている。まださらってないのにマリオが「誘拐したのお前だろ」と攻めてきた時は驚いた様子を見せたり、他人がピーチ姫をさらった時は第三勢力、もしくはマリオと共闘という形でピーチ姫奪還を目論んでいる。
またある時はいつもとは逆にマリオを不意打ちして拉致することも。
初めての戦いで負けた時にマグマの中に落ちて行ったが、それ以後も何度も蘇り、相変わらずピーチを誘拐したり他の国を侵略したりして、その度にマリオに邪魔されている。
大概は自分で仕掛けた罠や仕掛けを逆に利用されて負けている。

マリオとは幾度も戦っている間柄であるが、マリオとクッパがお互いを心底嫌いあったり憎みあったりしているという事はなく、
一緒にスポーツやレースに興じたり、利害が一致すればマリオと仲間関係になる事もある。
マリオパーティシリーズではキノピオとは対照的にビリに優しかったり「みんな平等に」と言ってコインを平等にしたりとマリオ側に得をさせることもしばしば。
また、一種の皮肉も込められているのであろうが、『スーパーマリオ64』では自分の元へ向かうマリオに対して「友達からの忠告だ。足元には気をつけな」と発言している。

まあ上記の性格を見ればわかると思うが、悪人一辺倒でワガママなだけというわけでもなく間の抜けた部分があるキャラクターである。
任天堂作品で言えば「リドリーガノンドロフのようなダーク枠ではなく、キングクルールデデデ大王のようなコミカル枠よりはシリアスもしてる」くらいのポジションに収まっている。
そもそもクッパが民間人に被害を出すのは自分の目的を達成するためであり、殊更に他人を苦しめてやろうという意図も無い。

上記の目的も近年では可愛げのあるもので収まることが多い。またテンプレのようにピーチ姫をさらうばかりではなく「ピーチ姫そっちのけで何かしらを強奪したり支配し、マリオと対立する」ケースも徐々に目立っている。
……とはいえ、たまに『マリオストーリー』『スーパーマリオギャラクシー』など、マリオを本気で殺しにかかる作品もある。
また、息子がマリオたちにやられた時は本気で怒り、ピーチ姫がいるピーチ城に砲弾をぶっ放すことも。

■軍団の指導者

息子や部下の数々から慕われているなど人望もあり、基本的にクッパ軍団はアットホームで仲良し
それはクッパの「主君としての器の大きさ」に起因する。
主にRPGシリーズで見ることができ、
  • 戦いに怖気づいて逃亡してしまった部下に旅先で出くわしても、恥晒しと責めたりはせず「お前はお前の幸せを考えるのだ!」とあっさり容認する。
  • 裏切った部下に対しても、戻る意思のある者に対しては、怒りを見せつつも決して追い出したり処刑したりはしない
  • 部下がマリオに敗北して戻ってきても、役立たず呼ばわりして消したりはせず「お前たちはよくやった」と労いの言葉をかけて頑張りを評価する。
  • 部下がマリオに倒されたという報告を聞くと、部下を捨て駒として扱うことなく「何もしないわけにはいかん!」の言葉と共に、打倒マリオのための一手を考えようとする。
  • 洗脳されて囚われた部下達を見捨てようとはせず、助け出すためにマリオと組んで自ら敵陣に赴く。
そんな調子であるため、ユーザーの中には彼を「理想の上司」と称賛するものもいる。

ただし一部の部下からは陰口も叩かれている様子*2良くも悪くも『悪のカリスマ』である。

このことは『マリオ&ルイージRPG3 DX』の「クッパJr.RPG」で、部下達の事をあまりに軽んじる振る舞いをしていたクッパJr.を見兼ねたカメックが、「クッパ軍団が強いのはクッパ様に固い忠誠を誓っているからで、クッパ様の為なら喜んで火の中、水の底へ飛び込むでしょう。そんなクッパ軍団や7人衆を引き連れているからこそ、クッパ様は強いのです。強い軍団を引き連れるには、仲間を大切にする心と仲間を引き付ける強い力が無くてはならないのです」と、クッパの主君としての器の大きさとカリスマ性について語っている。

なお側近にカメックを従えている作品もある。ベビィクッパの頃からお世話になっている。
スーパーマリオ ヨッシーアイランド』でのカメックの発言からクッパ軍団には先代のボスも存在していたことが伺える。
『スーパーマリオRPG』ではカメザードというボスキャラとして出ているほか、マリオ&ルイージRPGシリーズでも側近にカメックを据えていたりする。


■血脈

嫁については一切描写がないが、『スーパーマリオブラザーズ3』及び『スーパーマリオワールド』では七人の子供*3が登場する他、別作品でも実の一人息子であるクッパJr.なるキャラも存在し、度々ゲームにも登場する。
新ハードであるNintendoSwitchの公式動画では、ゲームをやりすぎる息子に頭を悩ませたりする父親らしい部分が描かれている。

■派生キャラ

■ベビィクッパ

クッパの赤ちゃん時代の姿。「ベビークッパ」とも表記される。
初出は『ヨッシーアイランド』で、「ヨッシーシリーズ」に度々登場。
外見はクッパJr.に酷似している*4
一人称は「オレちゃま」もしくは「ボク」で、「…でちゅ」や、「な」を「にゃ」と言う話し方をする*5
ベビィマリオとほぼ同じ頃に誕生したと思われるが、作中でマリオは単語や泣き声での意思表示程度なのに対し、クッパはちゃんとした文が成り立っている。
そのためマリオよりも年上の可能性がある。現在のマリオが26歳前後なので、クッパはおよそ30歳ほどか。

■ミニクッパ

クッパの創り出した分身*6。子供のような姿をしている。
初出は『マリオパーティ』で、「マリオパーティシリーズ」では初代~7まで皆勤賞で登場していたが、他のマリオシリーズには登場しておらず、DSや9以降はクッパJr.に役目を譲っており、ミニクッパ自身はリメイク作の「マリオパーティ100 ミニゲームコレクション」で存在を完全に抹消された。(同じことは巨大キノコに役割を取られたパワーキノコにも言える)
同じ姿の者が何人かおり、クッパの手伝いをしたりマリオ達の邪魔をしたりなど、クッパの子分や親衛隊のような立場であり、クッパの姿へと変身・変装することもある。
分身とは言えどそれぞれ個々の意思を持っているようで、時にはクッパを気遣う姿を見せることもある。

■ネコクッパ

クッパがスーパーベルを使って変身した姿。
巨大なトラネコのような姿になっている。
戦闘後半ではダブルチェリーを併用した「ダブルネコクッパ」にパワーアップする。
初出は『スーパーマリオ3Dワールド』。

■ほねクッパ

ノコノコがカロンになるのと同様にしてクッパが白骨化した姿。カロンと同様にファイアボールへの耐性を持つ。
赤い炎を吐くクッパに対して、こちらは人魂のような青い炎を吐く他、骨を投げつける攻撃も使う。
初出は『Newスーパーマリオブラザーズ』。
この時はW1の城で溶岩に落とされ、断末魔と共に溶岩からほねクッパが顔を出すというショッキングな描写であった。
その後、クッパJr.によって緑色をした謎の液体に入れられて元の姿に戻ってマリオと再び戦うもまたもや負けて穴の下に落とされることになった。
その後もマリオカートのプレイアブルキャラクターとして登場したり、裏ボスとして登場するなど活躍の機会を増やしている。
中には薬を大量に飲みすぎて副作用としてほねクッパになることも…。
現在では青クッパ同様クッパとは別キャラとして活躍することも多い。

■青クッパ

文字通り体の色が青色のクッパ。
初出は『スーパーマリオブラザーズ2』。
本物のクッパの前座として立ちはだかるが、体の色が違うだけで、炎を吐かない以外は一緒。
ちなみに元々は初代「スーパーマリオブラザーズ」で画面スクロールによりクッパの色が変化するバグがあり、その姿を元に作られたキャラとのことらしい。
『スーパーマリオコレクション』版では通常と同じ体色というかグラフィックになってしまった。

■クッパ???

クッパの姿を模して作り上げた巨大なハリボテ。
初出は『マリオストーリー』。
体力も低く、攻撃もただ殴るだけ。ぶっちゃけ大して強くない。
ちなみに、壊れた時に判明するが甲羅部分のパーツの裏側にはピーチ姫の絵が描かれている。

■ゲラクッパ

マリオ達に敗れ肉体を失ったゲラゲモーナがクッパの身体を乗っ取った姿。
上空に浮かぶクッパ城からマメーリア王国を襲撃した。
初出は『マリオ&ルイージRPG』。
クッパの意識は存在しない。
リメイク版収録の「クッパ軍団RPG」では意識はゲラゲモーナのまま顔を普通のクッパに変化させクリボー隊長達を欺いた。

■ゲドクッパ

マリオ達に敗北してキノコの姿になったゲドンコ姫(姉)がクッパの身体に入り込み憑依した姿。
初出は『マリオ&ルイージRPG2』。
半ば操られている状態だが、前作と違ってクッパとしての自我はしっかり存在している*7

■ダーククッパ

ゲラコビッツによって封印が解かれたダークスターがクッパの身体をコピーした姿。
初出は『マリオ&ルイージRPG3!!!』。
戦闘能力もクッパと同等のものになっている。

■ドリームクッパ

クッパが最期の手段としてドリームストーンの欠片を吸収してパワーアップした姿。
初出は『マリオ&ルイージRPG4ドリームアドベンチャー』。
体が数倍大きくなっており、虹色になっている他、額と腹の部分にドリームストーンのような模様が付いている。

■アーマークッパ

クッパがペーパークッパと合体し、紙の鎧「クッパアーマー」をまとった姿。
初出は『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』。
ポリゴンで描写されており、鎧の腕を砲台や翼に変形させたり、自らを戦車に変形させたりなど、多彩な攻撃で攻めて立ててくる。

■フューリークッパ

全身が真っ黒なインクらしき泥に包まれ、かつてない程に凶暴化及び巨大化したクッパ。
歴代でも異彩なまでの威容を放っており、より巨大怪獣感が強まっている。
初出は『スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド』。
見境なく暴れ回る怪物と化した父を止めるため、クッパJr.がマリオに助力を要請する*8
こうなったのはJr.の悪戯が原因であることが真エンディングで発覚する


■スマブラでのクッパ

初代スマブラ拳のランキングで続編で参戦してほしいキャラクターぶっちぎりの第1位であり、満を持して2作目のスマブラDXから参戦。
外見通りの重量級で、全ファイター中最大のサイズと最高の重量を備え、パワーも遅さもトップクラスと、両極端なファイター。

しかし初参戦のDXでは、公式最弱ファイターを差し置いて当時カービィと並び全キャラでワーストクラスの性能という残念な結果に。
弱攻撃の発生が7Fと下手な強攻撃よりも遅く、シリーズ全作品を通せばスマブラXのピットの6Fにも劣る。スマッシュより発生の遅い弱って…
それでもDXにおける彼の技としてはマシなレベルの技であり、まさしく「弱いが使わざるを得ない技」というポジションである。
同列のカービィは復帰力がある分ちょっとだけ上かもしれない…と思われたが、
唯一地上の上必殺ワザだけは弱攻撃より速い発生5F+入力直後から発生まで無敵で発生保障と、ガードキャンセル技として超強力だったおかげ*9で実際の評価はカービィをなんとか上回っており、大会でも一部キャラには相性勝ちしている場面がまれに見られる…と思いきや、最近ついにランクでカービィを下回って、最下位になってしまった。

鈍重なのは重量級の宿命としても、攻撃面では「リーチが異常に短い」「前後隙が大きすぎる」「飛び道具がない」と非常に貧弱、
防御面では「巨体のため敵の攻撃を食らいやすい」「ジャンプにすら大きな前後隙が生じる」「飛び道具には手の打ちようなし」とサンドバッグ並のスペック。
最強といわれたシークやフォックスには触れられたら負けレベル。特にシークにはクッパ限定の即死投げコンボがあったせいで、ダイアグラム1:9という詰みに等しい相性となっていた。
ギガクッパについては項目参照。

続くスマブラXでも引き続き登場。今回は最後の切りふだで一時的にだが、ギガクッパの状態でも操作できるようになった。
性能はDXに比べてさまざまな面で改善され、まだまだ初心者向きとは言い難いが最弱キャラとの汚名を見事返上したと言えるだろう。
地味に横必殺ワザがコマ投げ技「ダイビングプレス」に変更されている。

そしてスマブラforでも発表してすぐに続投が確定。
昨今のイメージに合わせて従来と比べて立った姿勢になり、ダッシュや横スマッシュなど動作が全体的にアグレッシブに。ダッシュ速度も重量級らしからぬ速さになっている。
また、彼の特性として「ひるみにくい体*10」が追加され、本当の意味でのタフさを使ったゴリ押しができるようになった。

桜井氏曰く手強いキャラになったとのことで、実際に性能はXからさらに改善され、長年シリーズで弱キャラの地位に甘んじてた頃を感じさせないほどに扱いやすくなった。
後のアプデで横必殺ワザで相手を道連れした時は自分が先にミスする判定に調整された。

スマブラSPでも引き続き参戦。
下スマッシュがスピンではなくひっかき攻撃に変更されたほか、最後の切りふだが「ギガクッパパンチ」に。
ギガクッパに変身したあとステージ奥に移動、照準を定めて殴り飛ばすというヨッシーアイランドスーパーマリオギャラクシー2を彷彿とさせるシチュエーションに。
決まった際に蓄積ダメージが100%以上なら画面手前までふっ飛ばし即撃墜、という効果も。
また「勝ちあがり乱闘」の一部ルートや「灯火の星」ではギガクッパがボスとして登場する。従来のものとは異なり体力制でほぼ全くひるまない代わりに、動きがX以前の旧仕様準拠でかなり重い。
そして、その他の性能の変化点として、落下速度や空中速度が増加して高機動に。
さらに横必殺技の発生速度が6Fと最速クラスの掴み技に変貌、通常必殺技のダメージ効率にも大幅な強化が入りパワーとスピードの両方に更に磨きがかかった。
現在では(オンラインでは特に)1on1でも強キャラという評価で概ね固定されており、スマブラでは当たり前だった「重量級ファイターはタイマンでは不遇」という風潮に一石を投じる性能となっている。

上記のようにクッパ自身の評価は世代を経るたびに底上げされてきているどころかforから別物になったが、ほぼ全シリーズで共通して攻撃の出が全部早いマリオとの相性は最悪。この辺はリンク・ガノンドロフやカービィ・デデデなどにも通じるものがある。
ただし、for以降は攻防ともにバランスよく改善され、少ない手数の重い一撃で勝つ側面がちゃんと出たことで、良くも悪くも手数重視型で機敏な操作を要求するマリオよりも初心者向けに仕上がっている面がある。

●必殺ワザ
  • 通常必殺ワザ:クッパブレス
前方に向かって長射程の火炎放射を放つ。
上下方向にシフト可能でジワジワとダメージを与えられるが、長く吐き続けると射程がだんだん短くなる欠点がある。
崖外に追い出した相手に浴びせるのが最も有効な使い方であり、SPではクリーンヒットできれば30%ものダメージを叩き出せる。

  • 横必殺ワザ:かみつき(DX)/ダイビングプレス(X以降)
DXでは引っ掻き→密着なら掴んで噛み付く(前投げor後投げに派生可能)という技。発生が極めて遅く、リーチが短いが、空中で使える掴み攻撃で後投げの撃墜力が高い。
Xからは相手を掴んだ後大ジャンプして地面に押し潰すダイビングプレスに変更された。
掴み技の中ではトップクラスの撃墜力となっており、押し潰し攻撃で周りのファイターを巻き込むことができる。またダメージの高いほうが優先的にジャンプの軌道を左右にずらせるので道連れの選択肢としても機能する。
forの空中版は着地キャンセル可能というとんでもない仕様となっていた。
SPでは地上・空中共に発生速度が6Fと高速化したが、着地キャンセルは削除された。

  • 上必殺ワザ:スピニングシェル
甲羅に籠って高速回転する。
復帰技としては上昇力にやや欠けるが横への移動量は優秀な部類。
DXでは上述の通り地上版は発生5F+発生保障付きという切り返しとしては最高峰の性能をしており、攻撃の移動量も多いため相手からの反撃も避けられる、マリオを100%程度から撃墜可能、空中版はクリーンヒットで30%弱のダメージ等々、どこを取っても「凶悪」としか形容できない性能となっており、クッパの立ち回りの要であった。
流石に後のシリーズでは撃墜力、ダメージの下方、発生保障の削除など様々な弱体化を受けたが、それでもガーキャン択としては非常に優秀。

  • 下必殺ワザ:クッパドロップ
角で真上に突き上げてからヒップドロップで攻撃する。
空中で使うとそのままヒップドロップに移行。
ダメージは非常に大きいが、着地隙が劣悪すぎるので乱発は危険。
地上版の突き上げ→ヒップドロップは全段ヒットで相手のシールドを確定でブレイクする。


■シムシティでのクッパ

SFC版のシムシティでは原作のゴジラに代わって東京に出現。街を破壊する。
また、一般マップでも公害が酷いと出現する。


■スーパーマリオメーカーでのクッパ

自分でコースを作って遊べる本作ではパーツとして登場。
パーツを振るとクッパJr.に変更する事ができるが、メインエリア及びサブエリアで最大3体までしか設置できない。
また画面外でも一定距離にいると炎が飛んでくるので設置する場所には注意。

本作はグラフィックや操作などが変化する4つのシリーズからスキンを選べるが彼はスキン毎にそれぞれ性能が異なっている。

初代スキンでは炎を吐くだけだが原作より炎を吐くペースが早い。
3スキンでは炎の他に大ジャンプして地響きを起こし足場のブロックを破壊する。原作より大ジャンプするペースが遅いので原作のように足場を崩させて倒すコースを作る際はなるべくブロックは少なめに。
ワールドスキンでは原作ではクラウンに乗っていたため本作用に新たにグラフィックが用意され、たまに大ジャンプしたり上空に炎を吐いて降らせてくる。これは原作で一定ダメージ与えた後に一旦退散してから攻撃するあれの再現でもある。ちなみに原作のクッパクラウンのパーツに乗せる事もでき、この場合は炎の他にボム兵を投げる攻撃をする。
後述のUスキンもだがぶつかると弾かれるのでゴリ押しが難しくなったりできなくなったりする。

Uスキンでは一定のタイミングで炎を扇状に吐いてくる。他のスキンと異なり炎は一直線に飛ばないので高低差ある場所でも油断は禁物。また、巨大化させると炎や自身でブロックを破壊する事ができる。
耐久力は通常サイズはファイアボール20発分、巨大化させると40発分になるので正統派コースで最後のボスとして活用すると長期戦になりがちなので職人の工夫が問われる。
ちなみにスターで無敵になって接触する、POWブロックの地響きか直接ぶつける、ドッスンに潰される、レールに付けたブロックなどに挟まれると一撃で倒せる。

続編のマリオメーカー2では新たに追加されたEXスキンのスーパーマリオ3Dワールドに登場するネコクッパが使用できる。
他4つのスキンよりもアクロバティックに動き画面の手前や奥からも攻撃してくる。
羽を付けると画面奥から炎を吐き地形によってはなかなか戻らず長期戦になる事も。
他4つのスキンと異なり穴や溶岩に落ちても復帰して倒さない限りどこまでも追いかけてくる。
幸いワールドやUスキンと異なりぶつかっても弾かれずにすり抜け可能なのでコースによってはゴリ押しもできる。
倒すと原作と同じく花火が打ち上げられる。

また、2のストーリーモードでは「匿名希望の父」としてコース提供をする他、最後にはキノピコを誘拐してラストステージのボスも担当する。


■ベヨネッタでのクッパ

契約獣の一体として登場。
ピーチ、もしくはデイジーの衣装を着ると使役が可能になるが、契約した理由が「ピーチの服を着たベヨネッタをクッパが間違えた」というなんとも情けない理由。
性能自体は通常版と変わらない。


■余談

  • 彼の名前の由来は当時のスタッフの一言で付けられたという。
    「焼肉屋でクッパ食いてぇ~」
    「それだ!」
    ……ただし、宮本茂氏はこの発言を聞いた時、クッパを焼き肉の一種だと勘違いし、「肉なら強そうだ」と思って決めたらしい*11
    スタッフの発言によっては、名前はビビンバだったかも知れないし、キムチだったかもしれない。
    『2』のワールド8にいる青いクッパ*12が、媒体によっては「クッパの弟」「クッパ・アオ」「ビビンバ」等とされていたこともあったが、『コレクション』版ではクッパと同じく緑になっていたり、現在ではW1~7の砦にいるのと同様に偽者(影武者)ということになっている模様*13
    後に青いクッパは一部作品のクッパのカラーバリエーションとして登場していたりする。

  • アメリカではクッパ(Koopa)という呼称はクッパ大魔王様の個人名ではなくカメ一族全般の種族名になっており、特に普遍的なカメ族であるノコノコ(Koopa Troopa)のことを指すことが多い。
    アメリカでのクッパ大魔王の名前はBowser(バウザー)
    この名前は元々は英語圏の名前のひとつ(ただし苗字扱いであることが多い)であり、他にも飛行機用の大型給油機や給水タンク(同名のメーカーが由来)、アメリカ俗語で番犬(こちらは同名の番犬が出てくる昔のディズニー映画が由来)の意味があったりする。
    なお、海外でもフルネーム表記では「(King) Bowser Koopa」とクッパの名前自体はちゃんと入っており、クッパ7人衆やクッパJr.のフルネームにも「Koopa」の名前は入っていて一種のファミリーネームのような扱いになっている。
    日本でもマリオカートのクッパを模したバイクやバギーに「バウザー」とつけられている。
    ちなみに2019年4月15日、米任天堂社長にダグ・バウザー氏が就任。
    米国内外問わずクッパ社長就任と話題になった。
    名前被りネタは米任天堂TwitterやE3Nintendo Directなど公式でも使用された。

  • ファンの間では「9月8日はクッパの日」としているらしい。
    ちなみに翌日は『マリオブラザーズ』FC版発売日ということでルイージの日となっている。

  • マリオという作品のメジャー度を差し引いてもその悪としてのカリスマ性や、どこか抜けた一面などから人気は高く、2013年にギネス・ワールド・レコードから発表された「ビデオゲーム史に名を残す悪役トップ50」では見事一位の座を獲得した。
    しかも投票者全体の20%以上の得票率だったという。

  • ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』に「悪役お悩み相談会」の参加者としてカメオ出演している。この会議には他にも『ソニックシリーズ』のDr.エッグマン等、日本のゲームの悪役キャラがカメオ出演している。


ワガハイの、グレイトな追記・修正を見せるときが、来たようだな!

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最終更新:2023年11月23日 22:48

*1 一部のゲームや漫画では「おれさま」「ワシ」「クッパ様」など。

*2 特に『マリオ&ルイージRPG3』においては、ゲラコビッツに操られていたとはいえ「ケチンボ大魔王」「ワガママ」「口が悪い」「ブクブクに太っている方がお似合い」など、散々な言われようである。

*3 コクッパ…現在はクッパが我が子のように重用している部下という設定に変更

*4 『ヨッシーアイランドDS』以降では逆にこちらのデザインがJr.と合わせられている。

*5 一人称は作品によって異なる。

*6 この「分身」についての詳細は不明だが、「クッパの魔力の塊そのもの」と解釈されることが多い。

*7 当のクッパ本人は「謎のパワーアップを遂げた」と思い込んでいる。

*8 『ペーパーマリオオリガミキング』以来の共闘となる。

*9 言い換えるとこの上必殺技は、全キャラ中ワーストクラスの性能のクッパだからこそ搭載を許されたようなヤバい性能ということである。

*10 ダメージが低い間や弱攻撃の百裂部分など、ごく弱いふっとびには一切ひるまずワザなどを邪魔されない

*11 実際のクッパはお粥。しかし真相が判明した後もそのままクッパで押し切ったようだ。

*12 元々は『1』で画面スクロールを利用してクッパを青く変色させる裏技が由来。

*13 ただしファイアーボールで倒してもクッパの姿のままである。