支配者スキル(蜘蛛ですが、なにか?)

登録日:2022/09/04 Sun 23:53:25
更新日:2025/07/21 Mon 23:35:25NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



ライトノベル『蜘蛛ですが、なにか?』に登場するスキル。
七つの大罪と七美徳が元になっているスキルで構成される14のスキルの総称であり、作品世界で根幹を占める重要な存在。
のちに主人公「私」の願いを管理者Dが聞き届ける形で叡智が追加されたが、これ自体は員数外の扱いとされている。
各スキルを持っている者は同時期に一名のみであり、他に保有者がいる場合は誰かが取得条件を満たしていても会得できない。
また、全ての支配者スキルはスキル禁忌をLv10にするかなんらかの方法で支配者特権を手にすることができる。これにより鑑定を妨害したりできる。また支配者特権を確立することで支配者スキルに付属する強力スキルではない、謎のスキルを使用できる。
しかし、支配者特権を使うごとに魂が削れていくというデメリットがある。スキル禁忌の熟練度が手に入る

【七つの大罪】


・暴食

所有者 アリエル
すべてのものを食することができ、保有者のエネルギーに変換する
生物のみならず、魔法、結界などのエネルギー、岩などの無機物でも可能である。

・傲慢

所有者 私
取得できる経験値と熟練度を大幅に上昇する
デメリットとして、保有者の戦闘意欲を結果的に増大させてしまい、キャパシティを超えた経験値を溜め込むことになる。
作品世界観においてこれは魂に負荷をかける行為であるため、待ち受ける先は破滅である。

・怠惰

所有者 私
発動者を除く周辺の生物のエネルギー消費を大幅に増加させる

・憤怒

所有者 ラース
全ステータスを飛躍的に上昇させる
その倍率は非常に高く、素の状態では圧倒的格上にも拮抗状態に持ち込めるほどである。
但し発動時は理性が失われた狂戦士と化す。
スキルのオンオフが出来ず死ぬまで狂戦士になってしまう可能性が高い。しかも、この理性が奪われる効果は絶対に消せず、衝動的になると発動する可能性もあるなど、危険性では支配者スキルの中でも屈指である。

付属スキル
閻魔 炎を纏いステータスをさらに上昇させる

・嫉妬

所有者 ソフィア
スキルを封印する
但し効果の発動に時間がかかる。またヤンデレ化す
支配者スキルには初代所有者の精神に引っ張られるという、デメリットがあるが、こんなにもヤバいことになるということは相当な初代がヤンデレだったと分かってしまう。

・強欲

所有者 ユーゴー
殺した相手のステータスやスキルを奪う
ただし手に入るものはランダムでなにが手に入るかはわからない。

付属スキル
征服 自身の持つステータスやスキルを周りの人物に上乗せさせる

・色欲

所有者 ユーゴー。
「催眠」「洗脳」「魅了」などの状態異常を付与する
MP消費は高い上、重ね掛けしないとすぐに解けてしまうのが難点である。


【七美徳】


・節制

所有者 ダスティン
転生後も記憶を保持する  

・謙譲

所有者 アリエル。
魂を削り、一時的に神と同等の力を得る

・勤勉

所有者 ポティマス
魂を理解し、操作する

・慈悲

所有者
死者復活
このスキルは七美徳で珍しくデメリットがあり、慈悲はMP消費が激しく、遺体の状態や時間経過などで使えなくなってしまう。また使うたびに禁忌のレベルが1上がり、魂を削る。

・忍耐

所有者 私→メラ
HPの代わりにMPを消費し、敵の攻撃に耐える
要は食いしばり効果の変種、付属スキルの外道無効は魂に干渉する外道属性を無効にする。
システム内に積まれた断罪ポイントに合わせた、それ相応の罰を与えるスキル。詳しくは発動していないので不明。

・救恤

所有者 私→フィリメス
仲間だと認識したものにHP超速回復を付与する

付属スキル
奇跡魔法 回復魔法系で最上級の魔法
献上 他者のスキルやステータスの剥奪する
自分にかかる反動も大きく、作中ではユーゴーによるシュン暗殺計画を阻止したのちに彼の力を奪うために発動したが、使用した反動により3日間ほど寝たきりになってしまった。

・純潔

所有者 カティア
システム内最強の結界を張る


【その他】


叡智

所有者 私
システム内の情報を一部特別に見る
管理者Dのお遊びで生まれた。
会得条件 探知Lv10、鑑定Lv10と作者は発表している。

魔導の極み

魔法関係の数値を最大にする
(例 MP回復最大、MP消費緩和最大)

星魔

魔法関係のステータスに+補正を大幅にかける
謎のスキル(?)


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最終更新:2025年07月21日 23:35